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8・28~29全日本学生選手権・展望(女子)…入江ゆき(九州共立大)が4連覇へ挑む

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 2014年の文部科学大臣杯全日本学生選手権は、8月26日(火)~29日(金)、岐阜・岐阜市の岐阜メモリアルセンターで行われる。今年1月に階級区分が変更されたことに伴い、シードなしで抽選が行われ、初戦から強豪が激突したり、同じブロックに強豪が集まった階級も出てきた。

 各スタイルの見どころを探った。《男子フリースタイル》《男子グレコローマン》

 (注)選手の実績のうち、全日本選手権は昨年の大会。ジュニアクイーンズズカップ、東日本学生女子選手権は今年の大会

 


《大会要項》《インターネット生中継サイト》


 《大会日程》
8月26日(火) 開会式、男子フリースタイル
   27日(水) 男子フリースタイル、表彰式
   28日(木) 男子グレコローマン
   29日(金) 男子グレコローマン、女子、表彰式・閉会式

 女子組み合わせ  48kg 53kg 55kg 58kg 60kg 63kg 69kg

※女子75kg級は「阿部利乃(日大)」のみの出場のため、省略


 ◎女子

 【48kg級】

 昨年51kg級優勝でこの階級の全日本チャンピオンの登坂絵莉(至学館大)は、世界選手権へ向けての調整で不参加。昨年48kg級優勝の入江ゆき(九州共立大)が4連覇を目指す。

 同じブロックには、2016年リオデジャネイロ・オリンピックへ向けてのライバルでもある宮原優(東洋大)がいる。入江は7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)3位、宮原は今月の世界ジュニア選手権(クロアチア)で優勝。世界トップクラスの闘いが見られるか。全日本選抜選手権での両者の対戦は宮原が接戦の末にフォール勝ち。入江は連敗を避けたいところ。

 宮原は初戦で世界ジュニア選手権44kg級優勝の内城陽夏(至学館大)と闘う。ジュニア世界チャンピオン同士の対決に勝つことが、入江と闘うための必要条件。

 反対のブロックでは、世界学生選手権(ハンガリー)2位の伊藤史織(至学館大)、昨年のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)優勝の矢後佑華(日大)といった国際舞台で実力を発揮している選手のほか、昨年3位の青野ひかる(日大)藤沢志穂(九州共立大)、東日本学生女子選手権優勝の木村早耶架(日体大)らが決勝進出を争う。


 【53kg級】

 昨年51kg級2位で全日本選抜選手権も2位の入江ななみ(九州共立大)と、昨年3位で世界学生選手権(ハンガリー)3位の田中亜里沙(早大)の争い。全日本選手権51kg級の対戦では入江が勝っているほか、入江は3月にワールドカップ(東京)出場を経験し、7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)と今月の世界ジュニア選手権(クロアチア)でともに3位に入り実績を積み上げている。勢いを見せられるか。

 ジュニアクイーンズカップ51kg級優勝の金子和(早大)、同2位の坂上楓舞希(至学館大)が上位へ食い込めるか。


 【55kg級】

 昨年優勝の浜田千穂(日体大)は世界選手権へ向けての挑戦のため不参加。全日本選抜選手権決勝で浜田に惜敗した菅原ひかり(至学館大)が頭ひとつリードしている。昨年のユニバーシアード(ロシア)で優勝し、今年はアジア選手権(カザフスタン)3位。世界へ飛躍している力を見せられるか。

 ジュニアクイーンズカップとJOC杯ジュニアともに2位の廣瀬瑠実(青山学院大)、全日本選抜選手権3位の木村安里(群馬大)らが菅原の勢いを止めることができるか。


 【58kg級】

 昨年優勝の村田夏南子(日大)は負傷で不参加。世界ジュニア選手権(クロアチア)59kg級で優勝した川井梨紗子(至学館大)の独壇場になるか。川井はワールドカップで4戦4勝、アジア選手権で優勝と、シニアの世界でもトップ級の実力をつけている。

 世界学生選手権(ハンガリー)58kg級3位の樋口美賀子(環太平洋大)、昨年2位の早見なつみ(九州共立大)らがどこまで粘れるか。


 【60kg級】

 全日本選抜選手権優勝の坂上嘉津季(至学館大)は世界選手権への調整のため不出場。同3位の伊藤彩香(至学館大)と4位の坂野結衣(日大)との争い。ともに負傷のため戦列を離れ、今年復帰した。この大会で勝って完全復活を目指したい。

 東日本学生女子選手権58kg級優勝の香山芳美(早大)が両者の間に食い込めるか。


 【63kg級】

 昨年優勝の渡利璃穏(至学館大)は世界選手権へ向けての調整のため不出場。東日本学生選手権69kg級優勝で階級を下げた橋本千紘(日大)が一歩リードか。世界ジュニア選手権(クロアチア)3位の栄希和(至学館大)と初戦を闘う。昨年2位の上原榛奈(法大)も同ブロック。

 反対のブロックでは、東日本学生女子選手権63kg級2位の鈴木紅夏(東洋大)が有利か。


 【69kg級】

 昨年優勝で全日本選抜選手権優勝の土性沙羅(至学館大)は世界選手権へ向けての調整のため不出場。昨年72kg級優勝の吉井瑞江(至学館大)が階級を落として連覇を目指す。

※75kg級は阿部梨乃(日大)のみの出場


 


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