2013年9月11日
レスリングのオリンピック復帰を支えていただいた皆様へ
レスリングをオリンピック競技に復帰させる会 代表・樋口郁夫
レスリングのオリンピック競技復帰にご協力くださり、誠にありがとうございます。
すでにご承知のことと思いますが、9月8日の国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、レスリングの2020年東京オリンピックでの存続が決まりました。
国際レスリング連盟(FILA)を中心とした世界のレスリング界が一丸となって動いたことのほか、多くの皆さまが署名という形で支え、熱き思いをIOCへ届けてくださった結果だと思っています。
FILAのネナド・ラロビッチ会長は、共同通信のインタビューに答え、インターネットでの署名を含めて日本で集まった約94万人の署名を「大変心強かった」と話しておりました。皆さまの熱意は、IOC委員だけでなく、FILAの役員をも支えました。本当にありがとうございます。
本来なら、署名していただいた方の一人ひとりに、あるいはひとつひとつの団体・クラブに書面等にて御礼すべきところですが、経費等の問題により、略儀ながら本ホームページにて御礼とさせていただきます。
IOC理事会によって五輪競技から一度は除外される事態となったのは、FILAの旧態依然とした体制に大きな問題がありました。FILAはそれを反省し、多くの人たちの意見が反映される民主的な組織に生まれ変わろうとしています。
これからは、サポーターの意見がしっかり反映される組織となっていくと思います。レスリングを愛するがゆえの期待や要望があれば、また、署名という形でファンの気持ちをFILAに訴えていこうと思います。
その時は、またよろしくお願いします。ありがとうございました。