（文＝布施鋼治、撮影＝矢吹建夫）

以前の教え子を破って日本一に輝いた井上智裕（三恵海運）

　それはそうだろう。大会初日（21日）に行なわれた同級は１回戦から波乱の連続だった。今年の世界選手権代表で第１シードの泉武志が、１回戦で下山田培（日体大）のそり投げを受けて負傷し、テクニカルフォール負けという波乱のスタート。

　優勝争いに加わる実力は十分と期待されていた昨年の世界選手権８位の音泉秀幸（ＡＬＳＯＫ）や2012年ロンドン・オリンピック代表の藤村義（自衛隊）も２回戦で姿を消した。

　泉を破った下山田や藤村の行く手を阻んだのは髙橋で、結局、決勝は髙橋と井上の師弟対決になった。日体大の先輩後輩になるが、さかのぼれば、井上が兵庫・育英高で教師をやっていた時の教え子。「お互い手の内を知り尽くした」というより、まだ「井上の手のひらの上での一戦」と言えたのではないか。

　井上は髙橋のパワーをいなしながらローリングなどでポイントを重ね、２分７秒、10－０のテクニカルフォール勝ちをおさめた。

決勝で闘う井上（青）

　試合後、髙橋は「井上先生は自分のスタイルや不器用なところを一番知っている」と、潔く完敗を認めた。「泉先輩には練習試合で勝てたが、井上先生の壁は大きかった。冷静に見られて、僕がガツガツいくところを、さっと流されてしまった。さすがです」。世界８位やオリンピアンを破るだけの成長を見せた高橋も、まだ井上のが城を超えるには至っていなかった。

　もっとも優勝した井上は、これで喜んでしまっては、ぬか喜びになる可能性がある。これからが本当のスタート。来年３月18～20日、カザフスタン・アスタナで開催されるオリンピック・アジア予選での出場枠獲得を目指す。

　「オリンピック出場は自分の小さい頃からの夢。やっとチャンスが巡ってきたので、必ず枠をとって自分が出場したい」

　井上は現在、三恵海運からのサポートを受けながら、母校・日体大で学生とともに１日２回汗を流している。あと３ヶ月、残された時間は少ないが、それまでに何をやるべきか。

　井上は「体力強化も必要だけど」と前置きしたうえで、対外国人対策を語り始めた。「外国人選手は瞬発力があって、技の決定力もある。技ひとつひとつに対して、ちゃんと対策を練って自分の技でポイントをとっていきたい」。

　カウンター攻撃を活かしたスタイルで、井上はリオデジャネイロ行きのキップをつかみ取るか。

毎年恒例の全国高校女子エリート合宿が12月24日から東京・味の素トレーニングセンターでスタートした。27日まで約60人の輪若手選手がマット練習、体力トレーニングのみならず、ドーピング講習、栄養講義などが行われ、レスリング漬けの３泊４日を送る。

栄和人・強化本部長の激励
約60人が６面マットで汗を流した	笹山秀雄コーチ（自衛隊）と齋藤将士コーチ（警視庁）による技術指導

　男女の全日本チームが12月31日深夜（１月１日未明）と１月１日午前、東京・味の素トレーニングセンターで合宿します。

　下記の通り練習を公開します。取材ご希望の社は、申請書にて12月30日（水）必着でお申し込みください。

《練習公開のご案内》　／　《取材申請書》

TOKYO (December 22) – Sydney 2000 silver medalist Katsuhiko NAGATA laced up the shoes for the first time in more than a decade and won the 71kg greco-roman crown on the second day of the All-Japan wrestling championships.

The 42-year-old Nagata became the oldest wrestler to win a title at the All-Japan nationals, eclipsing “Iron Man” Yasutoshi MORIYAMA who was 38 when he won his 14th national title at 90kg in 1995.

The victory was Nagata’s seventh All-Japan crown overall and his first since 2002. Prior to this year, the Sydney silver medalist at 69kg last wrestled in the national championships in 2004.

Meanwhile, in the women’s events, three-time Olympic Games gold medalist Kaori ICHO (58kg) won her 12th All-Japan title while world bronze medalist Sara DOSHO (69kg) was victorious at Yoyogi National Gymnasium for the fifth year in a row.

The victories virtually assured Icho and Dosho a berth on the Japanese squad for the Rio 2016 Olympic Games, pending approval of the Japanese Olympic Committee.

In greco-roman, London 2012 Olympian Norikatsu SAIKAWA won his fifth straight title at 98kg and seventh overall All-Japan crown. Saikawa, however, will have to qualify for Rio 2016 at the Asian qualification meet in Kazakhstan in March.

Also in the classic style, 2013 junior world bronze medalist Shohei YABIKU hammered out a 3-0 win over Asian Games silver medalist Tsukasa TSURUMAKI at 75kg for his first All-Japan crown while Asian bronze medal winner Taichi OKA repeated as champion at 85kg.

In freestyle, junior national champ Taiki YAMAMOTO edged defending champ Nobuyoshi ARAKIDA, 10-10 on higher-valued techniques, in the semifinals at 125 and went on to win his first All-Japan title.

Yamamoto of Takushoku University became the second university freshman to win in this year’s meet. Keisuke OTOGURO, a first-year student at Yamanashi Gakuin University, won the 61kg crown in freestyle on the opening day.

Takeshi YAMAGUCHI (97kg) won his fourth straight title at 97kg while collegiate national champ Nobuyoshi TAKOJIMA notched his first All-Japan triumph at 70kg.

Freestyle

70kg (12 entries)

F1 – Nobuyoshi TAKOJIMA df. Kazuki MORIKAWA by default, 0:00

        (Takojima wins 1st All-Japan title)

F3 – Momojiro NAKAMURA df. Yusuke MATSUO, 7-6

97kg (17 entries)

F1 – Takeshi YAMAGUCHI df. Koki YAMAMOTO, 6-0

        (Yamaguchi wins 4th straight, 4th overall All-Japan title)

F3 – Seiji SUZUKI df. Taira SONODA, 7-6

125kg (12 entries)

F1 – Taiki YAMAMOTO df. Tetsuya TANAKA, 10-3

        (Yamamoto wins 1st All-Japan title)

F3 – Nobuyoshi ARAKIDA df. Katsutoshi KANAZAWA, 4-1

Greco-Roman

71kg (10 entries)

F1 – Katsuhiko NAGATA df. Shinosuke KURANO, 7-0

        (Nagata wins 7th All-Japan title, 1st in 13 years)

F3 – Takahiro YAMAMOTO df. Toshiki MORI by default, 0:00

75kg (16 entries)

F1 – Shohei YABIKU df. Tsukasa TSURUMAKI, 3-0

        (Yabiku wins 1st All-Japan title)

F3 – Takehiro KANAKUBO df. Hiroyuki SHIMIZU by TF, 8-0, 2:49

85kg (14 entries)

F1 – Taichi OKA df. Masato SUMI, 4-2

        (Oka wins 2nd straight, 4th overall All-Japan title)

F3 – Masayuji AMANO df. Yuya OKAJIMA, 10-4

98kg (17 entries)

F1 – Norikatsu SAIKAWA df. Yasuhiro YONEHIRA by fall, 2:03 (3-0)

        (Saikawa wins 5th straight, 7th overall All-Japan title)

F3 – Yuta NARA df. Yusuke YAMAMOTO by fall, 1:38 (6-0)

Women’s wrestling

58kg (5 entries)

F1 – Kaori ICHO df. Nachi MASUDA by fall, 1:13 (4-0)

        (Icho wins 3rd straight, 12th overall All-Japan title)

F3 – Mikako HIGUCHI df. Yuumi KON by TF, 12-1, 5:15

69kg (6 entries)

F1 – Sara DOSHO df. Kasumi UTADA by TF, 11-0, 4:33

        (Dosho wins 5th straight, 5th overall All-Japan title)

F3 – Miwa MORI df. Tamae YOSHII, 4-0

==End Item

《日本協会フェイスブック》

「年齢もレスリング選手の中でもだいぶ上の方になっていましたが、４年前のこの大会で２回戦（初戦）負けを味わい、この大会に懸ける強い気持ちをもって挑みました。（決勝の対戦相手である松坂誠應選手は）頭からガンガン攻めて若い力で挑んでくると思っていたので、私のスタイルにどう引き込んでいこうかと考えていました。この順位を取れてうれしく思います。簡単なことではないとは思いますが、オリンピック出場枠を取る強い気持ちをもって（予選に）挑んでいきたいと思います」

（12月23日、東京・代々木競技場第２体育館 ／ 撮影＝矢吹建夫）

ジュニアクラブチーム表彰の各クラブ代表

【富山・高岡ジュニアクラブ】 角地山豊代表	【栃木・みぶチビッコ教室】 川村昌司代表	【長野・佐久市教室クラブ】 吉澤剛代表

【岐阜・マイスポーツハウス】 洞口善幸代表	【栃木・さくら市少年クラブ】 安齋雅康代表

　2015年全日本選手権を終了し、全日本選手権の出場回数上位選手は下記の通り。吉田沙保里選手が単独３位となった。

　《全日本選手権の出場回数上位選手》

22回＝柴田　 寛（男子フリースタイル74・76・84・86kg級）
19回＝浜口京子（女子70・75・72kg級）
18回＝吉田沙保里（女子51・56・55・53kg級）
17回＝ 朝倉利夫（男子フリースタイル52・57kg級）
16回＝ 笹本　 睦（男子グレコローマン58・60・66kg級）
    　  ＝ 村田知也（男子グレコローマン48・54・55kg級）
15回＝ 長内清一（男子グレコローマン57kg級）
　　　　　森山泰年（男子グレコローマン82・90kg級）
　　　　　栄　 和人（男子フリースタイル62kg級）
　　　　　菊地　 隆（男子フリースタイル68・74・82・90kg級）
　　　　　太田　 章（男子フリースタイル82・90kg級）

　2015年の全日本選手権を終了し、優勝回数の上位選手は下記の通り。

　《全日本選手権の優勝回数上位選手》

16度＝ 浜口京子（1996～2007・09・10年、女子70kg級・75kg級・72kg級）
14度＝ 森山泰年（1982～95年、男子グレコローマン82kg級・90kg級）
13度＝ 吉田沙保里（2002～11・13・14年、女子55kg級）
12度＝ 伊調　  馨（2002～07・09～11・13・14年、女子59・63kg級）
10度＝ 風間栄一（1934～38、46～50年、男子フリースタイル・ライト級・ウエルター級）
　　　＝ 高田裕司（1973～80、84、90年、男子フリースタイル52kg級）
　　　＝ 小幡弘之（1988・89・91・93～99年、男子フリースタイル130kg級）
　　　＝ 松本慎吾（1999～2008年、男子グレコローマン84kg級・男子フリースタイル96kg級）
 ９度＝ 宮原厚次（1979・81～88年、男子グレコローマン48kg級・52kg級）
　　　＝ 赤石光生（1984・86～93年、男子フリースタイル62kg級・68kg級・74kg級）

（文＝増渕由気子、撮影＝矢吹建夫）

優勝を決め、セコンドの湯元健一・日体大コーチに抱きついた前田翔吾（クリナップ）。右はクリナップの今村浩之監督。

　試合直後はセコンドについてくれた湯元健一・日体大コーチと涙の抱擁。前田は「夢じゃないですよね…」と、万感の思いで首にかけられた金メダルを見つめた。

　クリナップ所属の前田だが、セコンドには今村浩之監督とともに2012年ロンドン・オリンピック代表の湯元健一コーチの姿があった。前田と湯元は60kg級時代、し烈なライバル関係にあり、ロンドン・オリンピック選考会ではプレーオフまで闘った間柄。当時は同門なのに、練習もしなければ、言葉もほとんど交わさない関係だった。

　「４年前の悔しさを忘れたくなかった。湯元コーチが目に入れば、悔しさを思い出して、粘れるかなと思った」と、湯元コーチにセコンドを打診し、４年前、オリンピックをあと一歩で逃した轍（てつ）は踏むまいという気持ちで臨んだ。

　前田の初優勝は60kg級で闘っていた2008年。大学４年生となった翌2009年は世界選手権（デンマーク）に初出場して５位入賞。国内外で着実に実力をつけ、2012年ロンドン・オリンピックの最有力候補と言われた。

■60kg級王者のプライドが邪魔をしていた！

　だが、同年秋に部員の不祥事が発覚し、全部員が活動停止へ。このブランクは大きく、ロンドン・オリンピックの選考会で後れをとることになってしまった。2013年に世界選手権（ハンガリー）代表に復帰したが、その舞台で大けがを負い、10ヶ月ほど戦線離脱。復帰後には、階級区分変更によって60kg級が廃止されてしまい、新しくできた61kg級は非オリンピック階級へ。

決勝で闘う前田（青）

　不運のヒーローのような過去を一蹴したのは、自分自身だった。決勝の第１ピリオド、前田は「投げ技とかするタイプじゃないのに、たまたま出た」という投げ技が狙い撃ちしたかのように決まり、藤波から４点を先制した。

　３年８か月前のロンドン・オリンピック代表をかけた湯元とのプレーオフでも、前田は一本背負いから崩す“奇襲攻撃”でポイントを挙げている。それがフラッシュバックするかのような鮮やかな攻撃だった。その後４－４と追いつかれるも、終盤にダメ押しの２点で藤波を突き放した。

　「けがからの復活優勝というより、弱い自分から脱却できた。いつの間にか年齢も重ねていた。過去にはチャンピオンだった自分がいて、65kg級なのに（60kg級の）プライドが邪魔をしていた」。

　「自分はチャンピオンじゃない。65kg級になってから１度も決勝に進んだことがなかったので、挑戦者の気持ちで最後まであきらめずにできた」。この言葉通りに、平常心でマットに上がって全力を出し切れた結果が涙の復活優勝だった。

　「今日の気持ちでアジア予選に臨めば勝ち抜けるか？」という質問に、前田は力強くうなずいた。

《日本協会フェイスブック》

世界選手権代表の荒木田を倒す金星を挙げ、その勢いで優勝。19歳で全日本王者に「優勝できてうれしい。（決勝は）自分のタックルなどを前半から出すのが目標だった。自分の思うようなレスリングができなかったが、第２ピリオドのタックルは入れたのでよかった。準決勝で荒木田さんに勝ててうれしい。先に得点できて焦らずに済んだことが勝因だと思う。表彰式の後、荒木田さんから『世界は強いぞ』と言われ、もっと頑張らなきゃと思った。オリンピックが夢ではなくなったので、自分からもっとタックルに入れるように練習して、メンタルを強くして世界で勝てるようにしていきたい」

《日本協会フェイスブック》

　けがや階級変更の苦難を乗り越えて復活優勝「ここに戻ってこられないことも想像した。周りの人たちが応援してくれたおかげで戻ってこられた。挑戦者の気持ちだったので最後まで諦めずに闘うことができた。４年前は目の前でオリンピックを逃したので、ここからが大変ということは分かっている。厳しくなるとは思うが、必ず勝ち抜いてオリンピックで金メダルを取れるよう頑張る。同じ轍（てつ）は二度踏まない。金メダルしか狙っていない。（課題は）最初から攻めていく体力。弱い自分に勝てるように頑張ります」

　全日本選手権の歴代優勝選手は下記の通り。

《男子フリースタイル》 ／ 《男子グレコローマン》 ／ 《女子》

（文＝渋谷淳、撮影＝矢吹建夫）

優勝を決め、笑顔の山本泰輝（拓大）

　山本は昨年、静岡・飛龍高のエースとして全国高校選抜大会、ＪＯＣ杯ジュニア、インターハイ、全国高校グレコローマン選手権、国体の５冠を制し、拓大に進学した今年のＪＯＣ杯ジュニア120kg級で連覇を達成した最重量級のホープ。

　将来を嘱望される19歳が、９月の世界選手権（米国・ラスベガス）で８位に入賞した荒木田に挑んだ。全日本合宿で荒木田の強さを熟知している山本は「ぶっちゃけ、かなわないと思っていた」と試合後に明かしたが、だからこそ「自分の持っているものをすべて出そう。最初からどんどん攻めよう」と心に決めてマットに上がった。

　決意通り、山本は臆することなく積極的なレスリングを展開する。開始ほどなくして得意のタックルを立て続けに２本決めるなどして６－０とリード。しかし、「勝てるかもしれない。下手に攻めると取られる」と思い始めると、攻撃的だった姿勢が影をひそめ、徐々に荒木田にポイントを詰められていく。

準決勝で荒木田進謙（警視庁）と闘う山本

■大学で壁、全日本大学選手権は８位入賞も逃した

　高校で５冠を獲得した逸材も、大学入学当初はちょっとした壁にぶつかった。「高校時代は組み手を意識しないでも、タックルに入れて、そこからローリングで勝つことができた」というが、対戦相手のレベルが上がると必勝パターンが簡単に通用しなくなる。全日本大学選手権では８位にも入賞できなかった。

　大学では組み手対策に本格的に取り組み、以前に増してタックルの練習にも力を入れ、シニアで勝てる技術を身に着けた。

　今年の世界選手権は、現地で合宿した2020ターゲット選手の一員として生で観戦。生で見た経験から「世界で勝つ人はみんな自分から攻めている」とあらためて認識し、高い意識で練習に重ねたことも今回の結果につながったと言えるだろう。

　この優勝で、目標としていた東京オリンピックよりも１大会早く、リオデジャネイロの大舞台を狙う立場となった。表彰式のあと、海外の強豪相手に奮闘してきた荒木田から「世界は強いぞ」と声をかけられた。「自分からもっとタックルに入れるように練習して、メンタルを強くして世界で勝てるようにしていきたい」。

　これから厳しいオリンピック予選が待っているが、19歳の新鋭は重量級の新たな歴史を作る覚悟だ。

日本協会の機関誌「オリンピック・レスリング」No.53が発刊されました。６月中旬～10月中旬までの国内外の大会記録（１～８位順位等）のほか、下記の大会をカラー・ダイジェストで掲載。

■世界選手権　（９月７～12日、米国・ラスベガス）

■全日本学生選手権　（８月18～21日、東京・駒沢体育館）

対談・特集は下記の通り。

■福田富昭会長の協賛企業訪問（４）
　東京スポーツ新聞格技振興財団　太刀川恒夫理事長
　東京スポーツ新聞社　酒井修社長

■日本男子の伝統を蘇らせた米満達弘（自衛隊）
 　　　不撓不屈のレスリング人生を振り返る（下）

　レスリング観戦のお供に、記録保存のために、ぜひ買い求めください。

　《オリンピックレスリング購読案内》

 【発行回数】年３回　《第49号／2014年８月発行》　／ 《第50号／2014年11月発行》　／  《第51号／2015年３月発行》 ／

　　　　　　　　　　　　　《第52号／2015年８月発行》

 【購読料】無料。ただし、年３回分の郵送料として、1000円の負担をお願いします。

 【申込方法】　
 　　・郵便振替にて、1000円を払込取扱票でお申込みください
　　　《加入者名》公益財団法人日本レスリング協会　《口座番号》００１００－５－６５４５７

 　　・現金書留に1000円を同封し、「オリンピック・レスリング希望」と明記のうえ、下記住所までお申込みください。
 　　　　〒150-8050　東京都渋谷区神南１－１－１岸記念体育会館内
 　　　　公益財団法人　日本レスリング協会　TEL 03-3481-2354　

【大会レポート／カラー】
世界選手権兼リオデジャネイロ・オリンピック第１次予選（９月７～12日、米国・ラスベガス）                                                    
全日本学生選手権（８月18～21日、東京・駒沢体育館）                                                    

【特集】  
福田富昭会長の協賛企業訪問（４）
　東京スポーツ新聞格技振興財団　太刀川恒夫理事長
　東京スポーツ新聞社　酒井修社長                                                    

2015年世界選手権　戦いの跡                            

16 歳から始めても金メダルは獲れる！                            
日本男子の伝統を蘇らせた米満達弘（自衛隊）　不撓不屈のレスリング人生を振り返る（下）

【国際大会記録】                        
ジュニア・アジア選手権（７月９～12日、ミャンマー・ネピドー）                        
スペイン・グランプリ（７月11日、スペイン・マドリッド）                        
ジオルコウスキ国際大会（７月24日、ポーランド・ワルシャワ）                        
ピトラシンスキ国際大会（７月25～26日、ポーランド・ワルシャワ）                        
ジュニア世界選手権（８月11～16日、ブラジル・サルバドル）                        
カデット世界選手権（８月25～30日、ボスニアヘルツェゴビナ・サラエボ）                        

 【国内大会記録】 
東日本学生春季新人選手権（６月24～26日、東京・駒沢体育館）
東日本学生女子選手権（６月25日、東京・駒沢体育館）                        
全日本社会人選手権（７月11～12日、埼玉・和光市総合体育館）                        
西日本学生新人戦（７月４～５日、大阪・堺市金岡公園体育館）                        
全国少年少女選手権（７月24～26日、東京・代々木競技場第２体育館）                        
インターハイ男子（８月２～５日、京都・舞鶴市文化公園体育館）                        
インターハイ女子（８月３～４日、京都・舞鶴市文化公園体育館）                        
ドン．キホーテ杯全国ビーチ選手権（８月９日、茨城・サンビーチ大洗）
全国高校生グレコローマン選手権（８月16～18日、大阪・堺市金岡公園体育館）
全日本学生選手権（８月18～21日、東京・駒沢体育館）                        
国民体育大会（９月27～30日、和歌山・那智勝浦町文化体育会館）                        
全日本女子オープン選手権（９月27～30日、和歌山・那智勝浦町文化体育会館）                        

【その他】
《レスリング・マンガ紹介》弾丸タックル    
レスリング・ニュース
2016年大会日程

《日本協会フェイスブック》

　全日本選抜選手権の計量失格の挫折を乗り越えて全日本初制覇「去年は先輩たちに負け、春の選抜も悪い形で終わってしまった。今回はしっかりと調整してコンディションも上がった状態で挑めたのでよかった。ただ、10月の終わりごろに右手（甲付近）が折れてしまい、精神的にも本調子で挑めるか分からなかった。うまく右手を使えず練習で泣いてしまうこともあったが、サポートしてくださる方々がいたので力を十分に出すことができた。準々決勝で対戦した森下（史崇）先輩はずっと目標にしていた選手だった。目標を一つ越えられたと思う。その次の目標としてオリンピックがあるので、アジア予選は間違いなく優勝して日本の代表として枠を取り、オリンピックでの金メダルをたぐり寄せていきたい」

（文＝布施鋼治、撮影＝矢吹建夫）
　プロレスへ進んで23年が経つが、古巣への思いを忘れていない永田裕志（日体大～新日本プロレス）がらみの２選手が、そろって全日本王者へ輝いた。一人は、ブシロード・クラブの監督として育てている男子フリースタイル97㎏級の山口剛（ブシロード＝新日本プロレスの親会社）。もう一人は、11年ぶりに復帰参戦し、42歳の最年長王者に輝いた男子グレコローマン71kg級の永田克彦（レッスルウィン＝元新日本プロレス職員）。

　山口には「絶対にリオデジャネイロへ行ってもらう」と語気を強め、５歳下の弟の優勝には「総合格闘技をやったりしてレスリングからは10年くらい離れていたのに、グレコローマンの差し手は落ちていなかった。すごいものを見せてもらったなという気がします」と、驚きの声をあげた。
■６月に続いてロンドン代表を撃破…山口剛

４連覇達成の山口剛（ブシロード）

　それでも山口は、９月の世界選手権（米国・ラスベガス）で、ラスト10秒で逆転したにもかかわらずポイントを奪い返されて逆転負けを喫した反省をいかすいい機会と前向きに受け止めた。

　「世界選手権まではパワーが大事と捉えていたけど、自分の長所を伸ばそうと思い、組み手とタックルの速さに磨きをかけました」

　今大会に向けて、あえて重量級の選手が苦手とするような練習にも取り組んだ。「足を細かく動かすラダートレーニング。その練習の成果は今回タックルの速さにつなげることができたんじゃないかと思います」

　こうした練習と気持ちが実って、初戦は３－０で山口に凱歌。試合後、磯川から「あとは頼む」と言われ、バトンを渡された気持ちになったという。決勝で当たった学生二冠王者の山本康稀（日大）も、心身ともに充実した山口の敵ではなく、６－０で快勝した。

　山口は、来年３月のオリンピック・アジア予選（カザフスタン）は、実力は紙一重だと予測。「これからはラスト１分、ラスト30秒で取りにいける練習をしていかないといけない」と気を引き締める。

13年ぶり７度目の優勝の永田克彦（レッスルウィン）

　重量級のリーダーとしての自覚を芽生えさせた優勝がある一方、永田は最年長王者の記録を更新し、強さと年齢とは無関係であることを証明した。11月の全国社会人オープン優勝の実績を持って11年ぶりに全日本選手権に臨んだ永田だったが、終わってみれば失点は２回戦の近藤雅貴（専大）戦のみ。

　決勝で０－７で敗れた倉野真之介（横浜市消防局）は「圧力のかけ方や、こちらがいこうとした時のいなし方がうまいなと思いました」と、年齢を感じさせないシドニー・オリンピック銀メダリストの実力に脱帽した。

　「グレコローマンも以前とはルールが違う」と水を向けると、永田は「正直、今のルールの方がやりやすい」と打ち明けた。「（2005年に変わったルールの）おかしいと思っていた部分もなくなっているし、持ち味である差し手をいかすこともできるので、自分のためのルールという気もしますね」と言う。

　今後については？　「体が続く限り、こういった国内の大会で試合をやるのもいいかなと思い始めています」。永田はレスリング界の鉄人になるのか。

　年末恒例のＮＴＳブロック研修会が、12月24日から全国６ブロック（北海道•東北、関東、東海•北信越、近畿、中国•四国、九州）でスタート。各ブロック約　250人、計1500人の高校生・中学生選手を対象に強化練習が始まった。

 　各ブロックの研修会開催地と派遣コーチ・選手は下記の通り。（写真は中国四国地区からの提供）

　【北海道・東北】

 《場所》岩手・八幡平市「いこいの村」

 《参加数》合計233人（指導者＝32人、高校生＝182人、中学生＝８人、女子＝11人、試合参加＝172人）

 《派遣コーチ・選手》
 　■フリースタイル＝小平清貴（警視庁）、荒木田進謙（警視庁）、高橋侑希（山梨学院大）、        
 　■グレコローマン＝笹本睦（日本協会アシスタントコーチ）、前田祐也（拓大）、澤田夢有人（日体大）        

 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【関東】

 《場所》山梨・南都留郡「富士緑の休暇村」

 《参加数》合計237人（指導者＝41人、高校生＝174人、中学生＝21人、女子＝１人、試合参加＝155人）

 《派遣コーチ・選手》
 　■フリースタイル＝鈴木豊（自衛隊）、森下史崇（ぼてぢゅう＆Bum's）、保坂健（自衛隊）        
 　■グレコローマン＝松本慎吾（日体大教）、文田健一郎（日体大）、奈良勇太（日体大）        

 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【東海・北信越】

 《場所》静岡・焼津市総合体育館

 《参加数》合計361人（指導者＝65人、高校生＝265人、中学生＝21人、女子＝10人、試合参加＝250人）

 《派遣コーチ・選手》
 　■フリースタイル＝松永共広（日本協会専任コーチ）、石田智嗣（警視庁）、松坂誠應（日体大）        
 　■グレコローマン＝馬渕賢司（中京学院大監督）、長谷川恒平（青山学院大職）、金久保武大（ＡＬＳＯＫ）        

 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【近畿】

 《場所》和歌山・那智勝浦町体育文化会館

 《参加数》合計327人（指導者＝48人、高校生＝222人、中学生＝31人、女子＝26人、試合参加＝204人）

 《派遣コーチ・選手》
 　■フリースタイル＝湯元健一（日体大教）、湯元進一（自衛隊）、松本真也（警視庁）        
 　■グレコローマン＝飯室雅規（自衛隊）、清水早伸（自衛隊）、阪部創（神奈川大）        

 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【中国・四国】

 《場所》広島・広島県立総合体育館武道場

 《参加数》合計269人（指導者＝38人、高校生＝201人、中学生＝21人、女子＝９人、試合参加＝187人）

 《派遣コーチ・選手》
 　■フリースタイル＝井上謙二（自衛隊）、小幡邦彦（山梨学院大職）、鴨居正和（自衛隊）    
 　■グレコローマン＝元木康年（自衛隊）、岡太一（自衛隊）、河名真寿斗（専大）        

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【九州】

 《場所》宮崎・宮崎市「青島少年自然の家」

 《参加数》合計299人（指導者＝38人、高校生＝240人、中学生＝７人、女子＝14人、試合参加＝218人）

 《派遣コーチ・選手》
 　■フリースタイル＝和田貴広（国士舘大教）、田南部力（警視庁）、渡口彦春（自衛隊）、稲葉泰弘（警視庁）、赤熊猶弥（自衛隊）　    
 　■グレコローマン＝城戸義貴（自衛隊）、角雅人（自衛隊）          

（12月25～26日、各地）

《ｐｄｆファイル》

※校名あとの洋数字は学年。九州のみ、従来の大会のほか、フリースタイル、グレコローマン、女子を実施。

　◎カデット

　【北海道・東北】

　▼46Kg級 ［1］大槌輝（岩手・宮古商１）、［2］鈴木康太（青森・八戸学院光星１）、［3］横山英樹（福島・喜多方桐桜１）

　▼50Kg級 ［1］山谷洸芽（秋田・秋田商１）、［2］磯谷錬（岩手・種市２）、［3］菊地颯斗（宮城・仙台城南１）、庄司奈央（山形・山形商１）、［5］舘松直也（青森・八戸学院光星１）、蛇子諒雅（山形・山形南１）

　▼54Kg級 ［1］大澤拓也（青森・青森東１）、［2］林崎龍生（青森・八戸学院光星１）、［3］上野裕輔（岩手・種市１）、大崎純（青森・八戸工一２）、［5］中村圭吾（岩手・盛岡工１）、宍戸悠真（福島・田島２）

　▼58Kg級 ［1］小川航大（青森・八戸工一１）、［2］土屋出（山形・山形商１）、［3］伊藤郁弥（宮城・仙台育英２）、河合省太ロバート（青森・八戸学院光星１）、［5］大澤葵（岩手・種市１）、髙橋斗威（山形・米沢工１）

　▼63Kg級 ［1］米澤凌（秋田・秋田商１）、［2］佐藤旭（秋田・秋田商１）、［3］片桐龍樹（山形・山本学園１）、徳島・池田龍斗（山形・山形商１）、［5］近野雄一郎（福島・ふたば未来学園１）、佐藤亮太（宮城・仙台育英１）

　▼69Kg級 ［1］鈴木勇斗（秋田・秋田商１）、［2］箱石慎之輔（岩手・種市２）、［3］小関雄大（山形・山形商２）、佐藤克海（山形・山形商１）、［5］徳島・池田利恩（青森・野辺地西１）、青田潤（岩手・種市１）

　▼76Kg級 ［1］山田修太郎（秋田・秋田商１）、［2］田村一紘（山形・米沢工２）、［3］林公平（青森・八戸工一１）、増川和也（山形・山形商２）、［5］古川隼彬（青森・八戸学院光星１）、徳島・池田貫太郎（山形・山形商１）

　▼85Kg級 ［1］今野港斗（山形・山形商１）、［2］星寛斗（福島・田島１）、［3］藤澤考駿（岩手・盛岡工１）、森龍汰（青森・八戸学院光星１）、［5］大久保航汰（岩手・種市１）、小池公春（福島・大沼１）

　▼100Kg級 ［1］後藤南斗（山形・山形商２）、［2］小西拳（岩手・盛岡工１）、［3］遠藤学（福島・田島１）、谷内渓祐（青森・八戸工一１）、［5］高橋壮槙（秋田・五城目２）、秋場勇星（山形・山形商１）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【関東】
                                                                                                                                
　▼46Kg級 ［1］木村智洋（群馬・館林１）、［2］天野友佑（千葉・柏日体１）、［3］日高啓吾（神奈川・横浜修悠館１）

　▼50Kg級 ［1］服部大虎（千葉・柏日体１）、［2］谷口龍我（千葉・柏日体１）、［3］稲葉海人（山梨・韮崎工１）、日比野圭汰（群馬・館林２）、［5］橋本拓実（埼玉・花咲徳栄１）、松本秀介（栃木・足利工大学附属１）

　▼54Kg級 ［1］山口海輝（千葉・柏日体１）、［2］谷口日向（千葉・柏日体１）、［3］松本温巳（栃木・馬頭１）、佐藤直登（千葉・四街道１）、［5］久保雅裕（千葉・京葉工２）、清野雄太（群馬・館林商工２）

　▼58Kg級 ［1］伊藤謙心（千葉・柏日体１）、［2］矢部和希（山梨・韮崎工２）、［3］田下竜葵（茨城・鹿島学園１）、和久巧凌（神奈川・横浜修悠館１）、［5］藤澤俊治（神奈川・横浜修悠館２）、清水翔斗（山梨・韮崎工１）

　▼63Kg級 ［1］安楽龍馬（山梨・韮崎工１）、［2］田口学容（山梨・農林２）、［3］群馬・太田真暉（埼玉・埼玉栄２）、杉田周平（栃木・足利工大学付属２）、［5］平野宏一（東京・高輪学園２）、磯次郎（栃木・足利工大付１）

　▼69Kg級 ［1］井筒勇人（千葉・柏日体１）、［2］下山田周（山梨・韮崎工２）、［3］塩澤拓馬（群馬・太田２）、藤田悠（埼玉・花咲徳栄１）、［5］功刀卓臣（山梨・農林２）、岩井和之（群馬・前橋西２）

　▼76Kg級 ［1］大渕大聖（埼玉・花咲徳栄１）、［2］田代英才（栃木・足利工大付１）、［3］嶺井大和（東京・大森学園１）、本田竜輝（東京・自由ケ丘学園１）、［5］髙橋弘人（群馬・大泉１）、大川卓也（群馬・西邑楽１）

　▼85Kg級 ［1］石黒隼士（埼玉・花咲徳栄１）、［2］佐々木雄大（千葉・野田中央２）、［3］横田裕大（埼玉・埼玉栄２）、松井大樹（千葉・八千代松陰２）、［5］大野健太（山梨・農林１）、安齊勇馬（群馬・前橋西１）

　▼100Kg級 ［1］吉田ケイワン（埼玉・花咲徳栄１）、［2］鈴木翔真（茨城・鹿島学園１）、［3］髙橋三十郎（山梨・農林１）、若林慶悟（群馬・太田２）、［5］齊藤英二（群馬・富岡実１）、田中千尋（東京・大森学園１）
                                                                                                                                
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【東海・北信越】

　▼42Kg級 ［1］真鍋翔瑛(三重・朝明１）、［2］熊尾拓海（三重・鳥羽１）、［3］高木和希（福井・敦賀気比１）

　▼46Kg級 ［1］時田隆成（静岡・焼津水産１）、［2］手塚直巳（静岡・伊豆総合１）、［3］久保山天翔（静岡・焼津水産１）、伊東倫太郎（三重・朝明１）、［5］井本雄也（福井・若狭東１）、近藤優希（新潟・新潟県央工１）

　▼50Kg級 ［1］加藤万豊（三重・いなべ総合学園１）、［2］永本竜平（三重・四日市四郷２）、［3］佐々木翼（静岡・飛龍１）、中村晟悠（石川・星稜１）、［5］窪田廉大（福井・敦賀気比１）、築城岳（愛知・名古屋工２）

　▼54Kg級 ［1］秋山拓未（静岡・焼津水産１）、［2］時田泰成（静岡・藤枝北１）、［3］田中遥輝（愛知・名古屋工２）、竹沢利紀（富山・高岡向陵１）、［5］中西公太（三重・鳥羽２）、中村晟笙（石川・星稜１）

　▼58Kg級 ［1］山本真聖（三重・朝明１）、［2］二俣友明（岐阜・岐南工１）、［3］谷口空良（岐阜・高山西１）、岩田海渡（岐阜・大垣日大１）、［5］古川真太郎（愛知・一宮工２）、須佐兼秀（新潟・八海１）

　▼63Kg級 ［1］基山仁太郎（三重・いなべ総合学園１）、［2］鵜川圭汰（新潟県央工２）、［3］坂本岳（富山・滑川１）、熊藤友哉（富山・高岡商１）、［5］糸川明良汰（愛知・稲沢東２）、森天哉（静岡・吉原工１）

　▼69Kg級 ［1］長島颯己（静岡・飛龍１）、［2］竹内祐斗（長野・上田西１）、［3］鶴見拓三（愛知・星城１）、北村基（岐阜・岐南工２）、［5］髙木成龍（愛知・稲沢東１）、木下雅也（福井・敦賀気比２）

　▼76Kg級 ［1］丸目哲郎（愛知・星城１）、［2］田邊詞園（富山・富山一２）、［3］丸山純樹（静岡・沼津城北１）、梶村慶三（岐阜・岐南工２）、［5］小舩賢登（愛知・名古屋工１）、廣田晋太朗（静岡・焼津水産１）

　▼85Kg級 ［1］谷崎匠（岐阜・岐南工１）、［2］吉元泰斗（三重・鳥羽２）、［3］油谷樹生（富山・高岡向陵２）、小川友寛（石川・金沢西１）、［5］渡辺一輝（三重・朝明２）、大室涼矢（静岡・沼津城北１）

　▼100Kg級 ［1］山本壮汰（静岡・飛龍１）、［2］岡田英将（岐阜・岐南工１）、［3］菊池野歩（静岡・沼津城北１）、村田優（岐阜・岐阜工１）、［5］福田将也（岐阜・岐南工１）、山本楓（新潟・北越１）
                                                                                                                                
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【近畿】

　▼42Kg級 ［1］堀内悠晴（滋賀・日野２）、［2］安岡絢都（滋賀・日野１）、［3］樫元一（大阪・りんくう翔南１）、三宅惺（和歌山・和歌山東１）

　▼46Kg級 ［1］桝本空（奈良・法隆寺国際１）、［2］宗我晴仁（奈良・天理教校学園１）、［3］駒井睦司（滋賀・栗東１）、松原翼（奈良・天理教校学園１）、［5］岡本明大（大阪・高石１）、

　▼50Kg級 ［1］藤原祐真（京都・網野１）、［2］木戸直人（兵庫・神戸高塚２）、［3］生田悠馬（奈良・法隆寺国際１）、綾江晃希（和歌山・紀北工１）、［5］本田颯真（滋賀・栗東１）、中江拓哉（滋賀・八幡工１）

　▼54Kg級 ［1］岡本隼人（和歌山・和歌山北２）、［2］大植悠生（和歌山・和歌山北１）、［3］山添将大（京都・海洋２）、山慶次郎（兵庫・須磨翔風１）、［5］上太一（兵庫・猪名川１）、岡本弦太（京都・海洋１）

　▼58Kg級 ［1］中村泰栄（大阪・興國１）、［2］森本風太（和歌山・和歌山北１）、［3］野村悠一朗（兵庫・神戸高塚２）、森東誠二（滋賀・八幡工１）、［5］上啓太（兵庫・猪名川１）、中井敦貴（京都・京都両洋１）

　▼63Kg級 ［1］外園直哉（兵庫・猪名川１）、［2］富田塁（滋賀・日野１）、［3］辰巳槙人（奈良・添上２）、不動武蔵（大阪・興國２）、［5］藤原慎也（京都・京都廣学館２）、髙垣蔵斗（和歌山・和歌山工２）

　▼69Kg級 ［1］伊藤朱里（京都・網野１）、［2］辻開成（和歌山・和歌山北２）、［3］當房桂（大阪・長尾谷２）、増野駿（大阪・大阪市立２）、［5］脇田泰之（京都・京都八幡１）、永野志門（京都・海洋１）

　▼76Kg級 ［1］辻大成（和歌山・和歌山北２）、［2］神澤翔（兵庫・猪名川１）、［3］中村優学（大阪・興國２）、井上蓮汰（大阪・同志社香里１）、［5］中川秀昌（大阪・長尾谷１）、大西一平（大阪・長尾谷２）

　▼85Kg級 ［1］水間鎮（京都・海洋１）、［2］北岡泰光（大阪・長尾谷１）、［3］小峰尚輝（兵庫・伊丹１）、東直樹（和歌山・新宮１）、［5］中野星矢（紀北工１）、小林大起（京都・京都両洋１）

　▼100Kg級 ［1］垣内大征（和歌山・和歌山北１）、［2］南野航輝（兵庫・猪名川１）、［3］山田涼介（滋賀・八幡工１）、西田清真（奈良・大和広陵２）、［5］児嶋竜也（和歌山・和歌山東１）、吉田郁矢（大阪・りんくう翔南１）
                                                                                                                                
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【中国・四国】
                                                                                                                                
　▼42Kg級 ［1］三村岳人（岡山・倉敷鷲羽１）    

　▼46Kg級 ［1］三浦紘明（鳥取中央育英２）、［2］西田達哉（島根・松江工１）、［3］井上昂城（愛媛・八幡浜工２）、﨑谷天夢（岡山・笠岡工１）

　▼50Kg級 ［1］小宮涼雅（岡山・高松農２）、［2］小川元気（鳥取・鳥取中央育英１）、［3］古家野蓮（岡山・高松農１）、河名真偉斗（広島・三次１）、［5］糸川昌（香川・多度津１）、福留稜也（高知・高知東２）

　▼54Kg級 ［1］高尾理久（香川・多度津１）、［2］前田啓吾（高知・高知東２）、［3］入砂雄紀（香川・香川中央２）、戸鳴巧貴（島根・隠岐島前１）、［5］今井貴大（山口・豊浦２）、奥勇斗（岡山・笠岡工２）

　▼58Kg級 ［1］吉門享栄（高知・高知東２）、［2］住友成弥（徳島・穴吹１）、［3］松田隆希（岡山・倉敷１）、鳥目翔太（鳥取・鳥取中央育英２）、［5］菅原魁一（愛媛・八幡浜工１）、高橋君太（岡山・おかやま山陽１）

　▼63Kg級 ［1］西川竣介（香川・多度津１）、［2］西谷海音（岡山・高松農２）、［3］長岡楓（山口・田布施農工２）、宮崎竣介（高知・高知東２）、［5］續敬介（徳島・池田１）、川北晏生（香川・高松北１）

　▼69Kg級 ［1］岩井僚亮（香川・多度津１）、［2］勝浦胤芙熙（岡山・おかやま山陽２）、［3］今城龍俊（愛媛・八幡浜工１）、大下玲音（広島・広島国泰寺２）、［5］近藤泰伯（高知・高知東１）、妹尾立騎（岡山・倉敷１）

　▼76Kg級 ［1］荒川廣貴（山口・柳井学園１）、［2］守田佳悟（山口・田布施農工１）、［3］木村祐介（岡山・倉敷１）、木村海騎（高知・高知東１）、［5］藤井海斗（岡山・笠岡工１）、三木心勇（徳島・穴吹１）

　▼85Kg級 ［1］向井識起（広島・広島国際学院１）、［2］竹内勝元（愛媛・八幡浜工１）、［3］奥野蓮（香川・香川中央１）、道免陸哉（広島・三次１）、［5］門田龍也（徳島・池田１）、松浦悠介（岡山・笠岡工１）

　▼100Kg級 ［1］徳島・池田泰基（岡山・笠岡工２    浜本直希（岡山・倉敷１）、［3］那須薫矢（高知・高知東１）、田岡和成（徳島・池田１）、［5］遠藤ユウ（島根・松江工１）、谷川秀道（山口・鴻城１）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【九州】
                                                                                                                                
　▼46Kg級 ［1］與那嶺琉馬（沖縄・北部農林１）、［2］川口涼（福岡・三井１）、［3］武田夢馬（宮崎・福島１）、縁真作（鹿児島・樟南１）

　▼50Kg級 ［1］新垣将吾（沖縄・北部農林１）、［2］椎葉桂己（宮崎・宮崎農２）、［3］高山塁（鹿児島・鹿屋中央１）、日髙兼士（宮崎・宮崎日大２）、［5］大兼康太（沖縄・北部農林２）、中島蓮（鹿児島・鹿屋中央１）

　▼54Kg級 ［1］吉田皓飛（佐賀・鳥栖工２）、［2］坂井剛光（福岡・小倉商２）、［3］荒巻裕人（佐賀・鳥栖工２）、伊禮塁（沖縄・北部農林１）、［5］前田敦哉（鹿児島・鹿屋中央１）、一ノ瀬肇（佐賀・鹿島実２）

　▼58Kg級 ［1］大城達人（沖縄・北部農林２）、［2］小柴亮太（佐賀・鳥栖工１）、［3］吉永信太郎（熊本・玉名工１）、河村謙信（佐賀・鳥栖工２）、［5］橋本琉雅（大分・日本文理大附１）、山下善（福岡・三井１）

　▼63Kg級 ［1］榊大夢（鹿児島・鹿屋中央２）、［2］古野空（福岡・築上西２）、［3］宮城海（沖縄・北部農林１）、坂元怜太（宮崎・宮崎工１）、［5］阿部泰知（大分・日本文理大附２）、後藤慎司（福岡・築上西１）

　▼69Kg級 ［1］坂野秀尭（鹿児島・鹿屋中央１）、［2］大濵裕騎（大分・日本文理大附属１）、［3］小栁勇斗（熊本・玉名工１）、上田惟稀（熊本・玉名工２）、［5］小田桐豊（鹿児島・鹿屋中央１）、早川耐我（鹿児島・樟南１）

　▼76Kg級 ［1］中村亜靖（佐賀・鳥栖工１）、［2］中川大樹（福岡・築上西１）、［3］津山貫太（長崎・島原工２）、米須章仁（沖縄・北部農林１）、［5］河津佑季（熊本・玉名工１）、菊川磨宏（宮崎・日南振徳２）

　▼85Kg級 ［1］大津拓馬（長崎・島原１）、［2］中尾公亮（鹿児島・鹿屋中央２）、［3］松藤天志（福岡・築上西２）、満井美人（熊本・玉名工１）、［5］分田豪（宮崎・日南振徳１）、大黒颯斗（福岡・三井１）

　▼100Kg級 ［1］仲里優力（沖縄・北部農林１）、［2］武藤翔吾（大分・日本文理大附属１）、［3］高野智也（福岡・小倉商２）、矢神雄太郎（鹿児島・樟南２）、［5］大園悠真（鹿児島・鹿屋中央１）、大栄拓摩（鹿児島・樟南１）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【九州（フリースタイル）】

　▼46kg級［1］與那嶺琉馬（沖縄・北部農林１）、［2］川口涼（福岡・三井１）、［3］縁真作（鹿児島・樟南１）、

　▼50kg級［1］高山塁（鹿児島・鹿屋中央１）、［2］新垣将吾（沖縄・北部農林１）、［3］日髙兼士（宮崎・宮崎日大２）、椎葉桂己（宮崎・宮崎農２）、［5］西村祐二（長崎・大村工２）、高木玲（鹿児島・樟南１）

　▼54kg級［1］坂井剛光（福岡・小倉商２）、［2］吉田皓飛（佐賀・鳥栖工２）、［3］前田敦哉（鹿児島・鹿屋中央１）、荒巻裕人（佐賀・鳥栖工２）、［5］一ノ瀬肇（佐賀・鹿島実２）、大橋宙寛（熊本・玉名工１）

　▼58kg級［1］小柴亮太（佐賀・鳥栖工１）、［2］大城達人（沖縄・北部農林２）、［3］橋本琉雅（大分・日本文理大附１）、吉永信太郎（熊本・玉名工１）、［5］谷川 怜央（小川工２）、河村謙信（佐賀・鳥栖工２）

　▼63kg級［1］榊大夢（鹿児島・鹿屋中央２）、［2］古野空（福岡・築上西２）、［3］坂元怜太（宮崎・宮崎工１）、宮城海（沖縄・北部農林１）、［5］田中春輝（熊本・玉名工１）、宮原晃太（宮崎・宮崎農１）

　▼69kg級［1］坂野秀尭（鹿児島・鹿屋中央１）、［2］上田惟稀（熊本・玉名工２）、［3］小田桐豊（鹿児島・鹿屋中央１）、大濵裕騎（大分・日本文理大附１）、［5］髙畠英史（大分・日本文理大附１）、小栁勇斗（熊本・玉名工１）

　▼76kg級［1］中村亜靖（佐賀・鳥栖工１）、［2］米須章仁（沖縄・北部農林１）、［3］棚町樹海哉（福岡・三井１）、津山貫太（長崎・島原工２）、［5］松下佳弘（佐賀・鳥栖工２）、河津佑季（熊本・玉名工１）

　▼85kg級［1］大津拓馬（長崎・島原１）、［2］松藤天志（福岡・築上西２）、［3］満井美人（熊本・玉名工１）、中尾公亮（鹿児島・鹿屋中央２）、［5］大黒颯斗（福岡・三井１）、橋本昂佑（福岡・北九州１）

　▼100kg級［1］武藤翔吾（大分・日本文理大附１）、［2］仲里優力（沖縄・北部農林１）、［3］高野智也（福岡・小倉商２）、矢神雄太郎（鹿児島・樟南２）、［5］大栄拓摩（鹿児島・樟南１）、大園悠真（鹿児島・鹿屋中央１）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【九州（グレコローマン）】

　▼46kg級［1］川口涼（福岡・三井１）、［2］與那嶺琉馬（沖縄・北部農林１）、［3］武田夢馬（宮崎・福島１）、

　▼50kg級［1］新垣将吾（沖縄・北部農林１）、［2］椎葉桂己（宮崎・宮崎農２）、［3］中島蓮（鹿児島・鹿屋中央１）、大兼康太（沖縄・北部農林２）、［5］日髙兼士（宮崎・宮崎日大２）、高山塁（鹿児島・鹿屋中央１）

　▼54kg級［1］吉田皓飛（佐賀・鳥栖工２）、［2］荒巻裕人（佐賀・鳥栖工２）、［3］伊禮塁（沖縄・北部農林１）、坂井剛光（福岡・小倉商２）、［5］竹村飛鳥（宮崎・福島２）、吉谷洸希（宮崎・宮崎日大１）

　▼58kg級［1］大城達人（沖縄・北部農林２）、［2］吉永信太郎（熊本・玉名工１）、［3］河村謙信（佐賀・鳥栖工２）、小柴亮太（佐賀・鳥栖工１）、［5］山下善（福岡・三井１）、山中大門（宮崎日本大学１）

　▼63kg級［1］榊大夢（鹿児島・鹿屋中央２）、［2］古野空（福岡・築上西２）、［3］宮城海（沖縄・北部農林１）、阿部泰知（大分・日本文理大附２）、［5］坂元怜太（宮崎・宮崎工１）、後藤慎司（福岡・築上西１）

　▼69kg級［1］坂野秀暁（鹿児島・鹿屋中央１）、［2］早川耐我（鹿児島・樟南１）、［3］大濵裕騎（大分・日本文理大附１）、小栁勇斗（熊本・玉名工１）、［5］小田桐豊（鹿児島・鹿屋中央１）、酒井良輔（長崎・大村工１）

　▼76kg級［1］中川大樹（福岡・築上西１）、［2］中村亜靖（佐賀・鳥栖工１）、［3］津山貫太（長崎・島原工２）、菊川磨宏（宮崎・日南振徳２）、［5］仲程生竜（沖縄・南風原１）、河津佑季（熊本・玉名工１）

　▼85kg級［1］大津拓馬（長崎・島原１）、［2］中尾公亮（鹿児島・鹿屋中央２）、［3］松藤天志（福岡・築上西２）、満井美人（熊本・玉名工１）、［5］分田豪（宮崎・日南振徳１）、

　▼100kg級［1］仲里優力（沖縄・北部農林１）、［2］武藤翔吾（大分・日本文理大附１）、［3］高野智也（福岡・小倉商２）、矢神雄太郎（鹿児島・樟南２）、［5］大園悠真（鹿児島・鹿屋中央１）、大栄拓摩（鹿児島・樟南１）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【九州（女子）】

　▼50kg級［1］篠原七海（福岡・三井１）、［2］藤澤瑠美（福岡・小倉商２）、［3］川畑瀬莉（鹿児島・樟南１）

　▼51-55kg級［1］平田菜々子（福岡・自由ケ丘２）、［2］中井梨花（鹿児島・樟南１）、［3］竹下楓花（宮崎・日南１）

　▼56kg級［1］高橋紗織（大分・日本文理大附２）、［2］永沼尚子（福岡・小倉商１）、［3］堀北千愛（沖縄・南風原１）

（12月25～26日、各地）

《ｐｄｆファイル》

※校名あとの洋数字は学年

　◎ジュニア

　【北海道・東北】

　▼50Kg級 ［1］荒道拓磨（青森・八戸学院光星２）、［2］富永勇志（青森・八戸工一２）、［3］軒遥佑（青森・八戸工一２）、鈴木崇史（岩手・種市２）

　▼55Kg級 ［1］村上英二（岩手・盛岡工２）、［2］佐京昂亮（岩手・種市２）、［3］広野健太（福島・田島２）、乙供拓也（青森・八戸工一２）

　▼60Kg級 ［1］鳥谷東志（秋田・秋田商２）、［2］三浦晃裕（青森・野辺地西２）、［3］青田澪（岩手・種市２）、佐藤大貴（秋田・秋田商２）

　▼66Kg級 ［1］平野柊太（青森・八戸工一２）、［2］北城裕生（青森・八戸工一２）、［3］藤原崇成（岩手・盛岡工２）、坂本蓮（青森・八戸学院光星２）

　▼74Kg級 ［1］伊藤勇太（青森・青森東２）、［2］佐々木延彦（秋田・秋田商２）、［3］平山真路（宮城・仙台城南２）、田沼陣（青森・八戸学院光星２）

　▼84Kg級 ［1］土橋雄太（秋田・秋田商２）、［2］佐藤友哉（岩手・種市２）、［3］田中零也（岩手・盛岡工２）、山崎兼輔（岩手・宮古商２）

　▼96Kg級 ［1］山根峻（岩手・宮古商２）、［2］沼山大晟（青森・八戸学院光星２）、［3］武田淳也（山形・上山明新館２）、髙橋海渡（山形・米沢工２）

　▼120Kg級 ［1］番地啓太（青森・八戸学院光星２）、［2］木村陽仁（宮城・仙台城南２）、［3］壽松木勇貴（福島・喜多方桐桜２）、二瓶義勝（福島・大沼２）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【関東】
                                                                                        
　▼50Kg級 ［1］伊奈晃宏（東京・日本工大駒場２）、［2］満重義光（神奈川・横浜修悠館２）、［3］川島功也（群馬・太田２）

　▼55Kg級 ［1］小川翔太（茨城・霞ヶ浦２）、［2］土屋佑斗（埼玉・花咲徳栄２）、［3］江田健二郎（群馬・館林２）、神田優人（山梨・農林２）

　▼60Kg級 ［1］逆井琉偉（埼玉・花咲徳栄２）、［2］金子泰士（群馬・館林２）、［3］古屋心義（茨城・鹿島学園２）、馬場慧志（東京・日本工大駒場２）

　▼66Kg級 ［1］渡辺悠介（茨城・鹿島学園２）、［2］小松﨑脩司（群馬・太田２）、［3］須藤皐佑（千葉・京葉工２）、松田祈（神奈川・横浜修悠館２）

　▼74Kg級 ［1］今村太陽（東京・自由ケ丘学園２）、［2］八木海里（埼玉・埼玉栄２）、［3］山本丈介（山梨・農林２）、二上英久（千葉・八千代松陰２）

　▼84Kg級 ［1］茂木悠馬（栃木・足利工２）、［2］石井彬（千葉・京葉工２）、［3］中野真幸（群馬・富岡実２）、

　▼96Kg級 ［1］外山宏太（茨城・霞ヶ浦２）、［2］三浦庶宏（東京・自由ケ丘学園２）、［3］森和希（千葉・八千代松陰２）、生形航汰（栃木・足利工大付２）

　▼120Kg級 ［1］神和樹（東京・大森学園２）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【東海・北信越】

　▼50Kg級 ［1］松井稜（岐阜・中京２）、［2］榊原凌我（愛知・星城２）、［3］吉野恭汰（静岡・吉原工２）、小俣雄梧（静岡・焼津水産２）

　▼55Kg級 ［1］松尾洸希（岐阜・岐南工２）、［2］清水蛍汰（石川・金沢北陵２）、［3］東本拓真（三重・いなべ総合学園２）、片桐大夢（静岡・飛龍２）

　▼60Kg級 ［1］鈴木絢大（静岡・飛龍２）、［2］石田稔貴（静岡・焼津中央２）、［3］佐々木虎次郎（岐阜・中津商２）、貞亮真（石川・星稜２）

　▼66Kg級 ［1］藤田大貴（三重・いなべ総合学園２）、［2］有賀子竜（岐阜・中津商２）、［3］三木雄平（岐阜・斐太２）、佐藤佑之介（静岡・飛龍２）

　▼74Kg級 ［1］横山凜太朗（三重・いなべ総合学園２）、［2］赤羽薫（長野・上田西２）、［3］喜多佳祐（石川・金沢北陵２）、伊藤智希（長野・小諸２）

　▼84Kg級 ［1］深川大地（岐阜・岐阜工２）、［2］望月龍太（静岡・飛龍２）、［3］大岩陵平（愛知・南山２）、武井郁達（静岡・焼津水産２）

　▼96Kg級 ［1］澤本良介（静岡・藤枝北２）、［2］吉塚弘貴（富山・富山一２）、［3］南京大誠（福井・福井農林２）、永島佑真（長野・小諸２）

　▼120Kg級 ［1］庄司樹（岐阜・岐阜工２）、［2］千種一嘉（三重・朝明２）、［3］野口直渡（愛知・稲沢東２）、阿部昂亮（静岡・稲取２）
                                                                                        
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【近畿】

　▼50Kg級 ［1］諸岡顕（兵庫・須磨翔風２）、［2］岸本楓眞（滋賀・日野２）、［3］鈴木登太（兵庫・伊丹２）、倉本帆生（奈良・添上２）

　▼55Kg級 ［1］谷山拓磨（京都・京都八幡２）、［2］中西敦也（和歌山・新宮２）、［3］角尾拓哉（京都・海洋２）、梅井泰成（京都・京都廣学館２）

　▼60Kg級 ［1］志賀晃次郎（京都・京都八幡２）、［2］長澤勇人（和歌山・和歌山北２）、［3］宇野芳紀（京都・網野２）、善積築久（和歌山・和歌山北２）

　▼66Kg級 ［1］今村有希（兵庫・伊丹２）、［2］藤田力也（大阪・興國２）、［3］群馬・太田夏欧（和歌山・新宮２）、矢部凌将（滋賀・八幡工２）

　▼74Kg級 ［1］三輪優翔（和歌山・和歌山北２）、［2］田中真男（奈良・天理教校学園２）、［3］竹村文秀（滋賀・日野２）、舛田裕城（奈良・添上２）

　▼84Kg級 ［1］中嶋史康（京都・海洋２）、［2］品川瑞樹（和歌山・和歌山東２）、［3］田中颯人（兵庫・伊丹２）、山口直城（京都・網野２）

　▼96Kg級 ［1］杢本涼磨（京都・京都八幡２）、［2］中樹希也（和歌山・和歌山工２）、［3］福永義己（滋賀・八幡工２）、

　▼120Kg級 ［1］奥田侑眞（滋賀・日野２）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【中国・四国】

　▼50Kg級 ［1］小野弘運（山口・鴻城２）、［2］林駿介（山口・豊浦２）、［3］宮原岳斗（岡山・笠岡工２）、竹内雄飛（高知・高知東２）

　▼55Kg級 ［1］中勇二（岡山・おかやま
山陽２）、［2］郡野海（鳥取・鳥取中央
育英２）、［3］黒瀬胤仁（山口・田布施農工２）、大野太誠（岡山・笠岡工２）

　▼60Kg級 ［1］宮川哲也（香川・高松北２）、［2］大宮瑛（島根・隠岐島前２）、［3］佐上凌太朗（岡山・岡山・倉敷鷲羽２）、高橋大和（岡山・おかやま
山陽２）

　▼66Kg級 ［1］小熊翼（山口・鴻城２）、［2］逸見惇（香川・高松北２）、［3］小野田昂大（島根・隠岐島前２）、小笹泰雅（島根・松江工２）

　▼74Kg級 ［1］北條良真（岡山・高松農２）、［2］山田壯昇（香川・多度津２）、［3］久場利政（広島・三次２）、群馬・太田公平（香川・香川中央２）

　▼84Kg級 ［1］田中渉（山口・豊浦２）、［2］鳥越瑞貴（岡山・倉敷２）、［3］寺田拓斗（岡山・おかやま
山陽２）、長江恭兵（徳島・穴吹２）

　▼96Kg級 ［1］久保諒汰（愛媛・八幡浜工２）、［2］藤田祐輝（徳島・池田２）、［3］田邊敦史（山口・柳井学園２）、山中彬（広島・広島国泰寺２）

　▼120Kg級 ［1］井上樹（愛媛・八幡浜工２）、［2］守安奎人（岡山・倉敷２）、［3］寳諸将人（岡山・おかやま
山陽２）、

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　【九州】                                                                                        

　▼50Kg級 ［1］桜井龍大（熊本・玉名工２）、［2］福元一真（鹿児島・鹿屋中央２）、［3］棚原大志（沖縄・北部農林２）、濵本駿（長崎・島原工２）

　▼55Kg級 ［1］荒木大貴（熊本・玉名工２）、［2］金子功誠（長崎・島原２）、［3］黒木大翔（宮崎・福島２）、日高諒（大分・日本文理大２）

　▼60Kg級 ［1］齋藤一樹（鹿児島・鹿屋中央２）、［2］下田龍晴（熊本・玉名工２）、［3］永石奏（長崎・島原２）、江崎太我（長崎・大村工２）

　▼66Kg級 ［1］鏡隼翔（鹿児島・鹿屋中央２）、［2］原口伸（鹿児島・樟南２）、［3］西海静（大分・日本文理大２）、長谷川健士朗（宮崎・宮崎一２）

　▼74Kg級 ［1］嶋江健太（佐賀・鳥栖工２）、［2］佐藤空（福岡・小倉商２）、［3］神田虎太郎（大分・日本文理大２）、掛川修平（鹿児島・鹿屋中央２）

　▼84Kg級 ［1］城戸内翔平（鹿児島・樟南２）、［2］荒殿竜一（宮崎・宮崎工２）、［3］池田昂世（宮崎・宮崎日大２）、高瀬寛人（福岡・東鷹２）

　▼96Kg級（リーグ戦） ［1］本田瑛之（宮崎・宮崎一２）、［2］菅勇大（長崎・島原工２）、［3］松澤大樹（宮崎・宮崎日大２）、［4］竹内裕哉（長崎・島原２）

　▼120Kg級 ［1］柳魁十（鹿児島・鹿屋中央２）、［2］渡辺大智（大分・日本文理大２）、［3］宮田大輝（長崎・島原２）、岩本眞（宮崎・宮崎農２）

 　今年の全日本選手権の男子グレコローマンは、大学生選手が４人優勝（59kg級＝太田忍、75kg級＝屋比久翔平、80kg級＝前田祐也、130kg級＝園田新）するという、近来にない若手が奮戦した大会となった。

　男子グレコローマンで学生が４階級を制したのは。10階級時代の1977年に、62kg級＝西依道雄、68kg級＝南敏文、74kg級=鈴木寛、100kg以上級＝松永清志が優勝して以来、38年ぶりとなる。

　優勝選手の平均年齢も低いと思われるが、71lg級で優勝した永田克彦の「42歳」が引き上げ、「26・１歳」。20歳王者が２人出た2014年（80kg級＝角雅人、130kg級＝園田新）の「25・３歳」を上回った。

　ただし、オリンピック階級に限れば「24・３歳」となる。オリンピック前年はベテランが踏ん張るのが普通で、1995年＝27・４歳、1999年＝26・８歳、2003年＝25・１歳。2007年＝27・１歳。2011年＝26・４歳となっている。今回は、オリンピック前年に世代交代が行われるという稀に見る結果となった。

　各年度の男子グレコローマン王者の平均年齢は下記の通り。

《男子グレコローマン年度別・選手別／王者の年齢》（年末実施の1993年以降）

■全日本王者の平均年齢（男子グレコローマン）
（年末実施の1993年以降）