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日体大柏(千葉)が2年連続優勝…風間杯全国高校選抜大会・第2日(学校対抗戦)

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チームの勝利を決め、ガッツポーズの山田脩(日体大柏74kg級)

 風間杯全国高校選抜大会第2日は3月28日、新潟・新潟市体育館で学校対抗戦の決勝までが行われ、日体大柏(千葉)が決勝で自由ヶ丘学園(東京)を6-1で破り、2年連続優勝を達成。2016年夏のインターハイ以来、全国大会で無敗の進撃を続けている。

 日体大柏は準々決勝で鹿島学園(茨城)を7-0で破り、準決勝は敦賀気比(福井)を6-1で下した。決勝は55kg級で国体2連覇中の森川海舟相手に星を落としたものの、あとは手堅く勝ち、74kg級の山田脩が4勝目をマーク。最後はチームスコア6-1として勝った。

 自由ヶ丘学園は初の2位進出で、敦賀気比も初の3位。もう1校の3位は準決勝で自由ヶ丘学園に敗れた花咲徳栄(埼玉)で、2年連続の3位だった。

 各試合結果は下記の通り。


《学校対抗戦》

トーナメント表 1回戦 2回戦 3回戦 準々決勝 準決勝 決 勝

学校対抗戦

 ▼決勝
日体大柏(千 葉)○[6-1]●自由ヶ丘学園(東 京)

 ▼準決勝
自由ヶ丘学園(東 京)○[6-1]●花咲徳栄(埼 玉)
日体大柏(千 葉)○[6-1]●敦賀気比(福 井)

 ▼準々決勝
花咲徳栄(埼 玉)○[7-0]●おかやま山陽(岡 山)
自由ヶ丘学園(東 京)○[6-1]●岐 南 工(岐 阜)
敦賀気比(福 井)○[4-3]●和歌山北(和歌山)
日体大柏(千 葉)○[7-0]●鹿島学園(茨 城)


(以下、前日の試合結果)

 ▼3回戦
花咲徳栄(埼 玉)○[6-1]●農 林(山 梨)
おかやま山陽(岡 山)○[4-3]●八戸工大一(青 森)
岐  南  工(岐 阜)○[5-2]●興 國(大 阪)
自由ケ丘学園(東 京)○[6-1]●玉名工(熊 本)
敦賀気比(福 井)○[4-3]●埼 玉 栄(埼 玉)
和歌山北(和歌山)○[4-3]●多 度 津(香 川)
日体大柏(千 葉)○[4-3]●沼津城北(静 岡)
鹿島学園(茨 城)○[7-0]●山 形 商(山 形)

 ▼2回戦
花咲徳栄(埼 玉)○[6-1]●京都八幡(京 都)
農  林(山 梨)○[6-0]●滑  川(富 山)
八戸工大一(青 森)○[4-3]●館  林(群 馬)
おかやま山陽(岡 山)○[5-2]●種  市(岩 手)
岐 南 工 (岐 阜)○[4-3]●大和広陵(奈 良)
興  國(大 阪)○[4-3]●新潟県央工(新 潟)
自由ケ丘学園(東 京)○[7-0]●帯広北(北海道)
玉  名  工(熊 本)○[6-1]●仙台城南(宮 城)
埼  玉  栄(埼 玉)○[5-2]●鹿屋中央(鹿児島)
敦賀気比 (福 井)○[5-2]●秋 田 商(秋 田)
多  度  津(香 川)○[4-3]●上 田 西(長 野)
和歌山北 (和歌山)○[5-2]●隠岐島前(島 根)
日体大柏 (千 葉)○[7-0]●福  島(宮 崎)
沼津城北 (静 岡)○[4-3]●足利工大附(栃 木)
山  形  商(山 形)○[6-1]●八 幡 工(滋 賀)
鹿島学園 (茨 城)○[6-1]●八戸学院光星(青 森)

 ▼1回戦
京都八幡(京 都)○[4-3]●樟 南(鹿児島)
農  林(山 梨)○[6-1]●鳥取中央育英(鳥 取)
館  林(群 馬)○[4-3]●北部農林(沖 縄)
種  市(岩 手)○[5-2]●宮崎日大(宮 崎)
岐  南  工(岐 阜)○[4-3]●池 田(徳 島)
興  國(大 阪)○[4-3]●今治工(愛 媛)
自由ケ丘学園(東 京)○[7-0]●網野(京 都)
仙台城南 (宮 城)○[5-2]●八幡浜工(愛 媛)
埼  玉  栄(埼 玉)○[7-0]●三 次(広 島)
秋  田  商(秋 田)○[4-3]●一宮工(愛 知)
上  田  西(長 野)○[4-3]●いなべ総合学園(三 重)
隠岐島前 (島 根)○[4-3]●日本文理大学付(大 分)
福   島(宮 崎)○[5-2]●志 賀(石 川)
足利工大附(栃 木)○[6-1]●築上西(福 岡)
八  幡  工(滋 賀)○[5-2]●北 越(新 潟)
鹿島学園 (茨 城)○[6-1]●高松農(岡 山)


2連覇を目指す白井達也(千葉・日体大柏)らが順当に勝ち上がる…風間杯全国高校選抜大会・第2日(個人戦)

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  風間杯全国高校選抜大会第2日は3尽き28日、新潟・新潟市体育館で個人戦がスタート。2回戦までが行われ、連覇を目指す96kg級の白井達也(千葉・日体大柏)ら強豪選手が順当に勝ち上がった。

 各階級の成績は下記の通り。


《個人戦トーナメント》

50kg 55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg

【写真集】2018年全国高校選抜大会/学校対抗戦・決勝(日体大柏-自由ヶ丘学園)

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(3月28日、新潟・新潟市体育館 / 撮影=増渕由気子)


《学校対抗戦・決勝》日体大柏(千葉)○[6-1]●自由ヶ丘学園(東京)

【50kg級】宇戸平莞爾(青=日体大柏)○[3-2]●菅沼碧久(東京・自由ヶ丘学園)


【55kg級】森川海舟(赤=東京・自由ヶ丘学園)○[Tフォール、3:10=10-0]●竹下雄登(日体大柏)


【60kg級】深田雄智(青=日体大柏)○[3-0]●飯田翔真(東京・自由ヶ丘学園)


【66kg級】山倉孝介(青=日体大柏)○[3-1]●畑翔太郎(東京・自由ヶ丘学園)


【74kg級】山田脩(青=日体大柏)○[フォール、2:15=11-0]●田中宙(東京・自由ヶ丘学園)


【84kg級】奥井真吉(青=日体大柏)○[3-1]●今村大地(東京・自由ヶ丘学園)


【120kg級】宮本海渡(青=日体大柏)○[Tフォール、1:42=10-0]●三橋柚汰(東京・自由ヶ丘学園)

 

【2018年全国高校選抜大会・特集】ベスト8の壁を破って決勝進出! インターハイへ向けて燃える自由ヶ丘学園(東京)

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(文・撮影=樋口郁夫)

自由ヶ丘学園の躍進を支える田野倉翔太コーチ

 オリンピック選手が数多く練習に参加し指導してくれる自由ヶ丘学園(東京)が、全国高校選抜大会・学校対抗戦の決勝に進出。日体大柏(千葉)に敗れて2位に終わったが、部史上最高の成績をマークし、インターハイへ向けての弾みをつけた。

 奥山恵二監督は「田野倉(翔太)コーチの力ですから」と、インタビューを田野倉コーチに譲った。同コーチは、まず「最後の1分で実力が出るんだなあ、と感じました」と、互角の闘いを経て最後に勝つ日体大柏の強さに脱帽し、その強さを認めた。

 決勝戦というのは、3勝3敗になって最後の試合で決着するとなってこそ会場が盛り上がる。チームスコア1-6の敗戦に、「差をつけられてしまいましたね」と残念そう。しかし、これまでベスト8が最高で、合宿所制ではなく全員が自宅からの通学というチームが、ここまでできたのは「すごいことだと思う」とも言う。

 当然、遠隔地の強豪中学生を入学させることはない。55kg級の森川海舟のように全国中学選抜選手権で3連覇を達成した選手もいるが、都内や近郊の選手を高校入学後に育てているのが普通だ。田野倉コーチは「中学の全国大会でベスト8とか16とかの選手がほとんど。そんな状況を考えれば、柏にも負けていないかな、と思います」と選手の頑張りをたたえた。

 飛躍の兆候はあった。昨年2月の関東高校選抜大会の学校対抗戦で準優勝。今年2月の同大会で、学校対抗戦は2回戦で日体大柏に敗れて上位進出ならなかったが、個人戦で2選手が優勝し、5階級で3位以内の成績を残した。こうした戦力で、初日に網野(京都)、帯広北(北海道)、玉名工(熊本)を撃破。この日は岐南工(岐阜)を破った後、関東予選2位の花咲徳栄(埼玉)を6-1で破って決勝進出を決めた。

田野倉コーチのつながりで全日本トップ選手が指導に協力

 決勝で敗れた日体大柏との差は「最後に勝つ強さでしょう」と言う。試合の中盤までは互角に闘うことができても、最後は柏の選手が上回る。「練習量の差?」との問いには、「その差ではないと思います。勝っていて追いつかれるのは、追い上げられる重圧に耐えられないから。逆に、負けている時に取りに行けるのは、緊迫した練習を積んでいるから」とのことで、柏の選手が上回っているのは、そうした闘いができる精神力という。

6試合に出場し、全試合をフォールまたはテクニカルフォールで勝った55kg級の森川海舟

 「今まで以上に緊張感をもった練習が必要です。1点を追う練習を積み、1点を追える力をつけていけば、柏に勝つことができると思う」と、接戦に耐えうる精神力の強化をインターハイまでの課題に挙げた。

 自宅からの通学選手によるチームのため、朝練習は30分しかできず、練習量のトータルでは合宿制のチームには劣る。だが、高校(茨城・霞ヶ浦)時代に合宿所生活をおくり、豊富な練習量で強くなった奥山監督は、練習量がすべてではないと考えている。「一番遠い選手で千葉から来ています。5時起きです。そこまでしてでもやる、という気持ちが実力アップにつながるんです」と、通学でもプラスがあることを強調した。

 同校の最大の強みは、立地がよく、田野倉コーチのつながりでオリンピック選手や全日本トップ選手がよく来てくれ、指導してくれることだ。井上智裕(リオデジャネイロ大会グレコローマン66kg級)、太田忍(同59kg級)、樋口黎(同フリースタイル57kg級)。奥山監督からして1992年バルセロナ大会の代表選手だ。

 田野倉コーチのクリナップ時代の同僚の皆川博恵(クリナップ)も練習に参加して重量級選手の練習相手となってくれている。これほど多くのオリンピック選手や全日本トップ選手が足を運ぶ高校チームは、他にないのではないか。こうした条件を最大限に生かせば、今夏は大いに期待できるだろう。

 田野倉コーチは「指導者の目から見て、ベスト4はいけると思いましたよ。でも、選手は本気に感じていなかったと思う。実際に2位になったことで、インターハイは目の色を変えてやってくれると思います」と、力強く言い切った。

【2018年全国高校選抜大会・特集】“新生”日体大柏(千葉)が王者の貫録を見せつけて連覇を達成

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(文・撮影=増渕由気子)

2年連続優勝を達成! 森下史崇コーチの体が宙を舞った

 新チームでも強さは変わらず! 全国高校選抜大会の学校対抗戦は、昨年優勝の日体大柏(千葉)が決勝で同じ関東ブロックの自由ヶ丘学園(東京)を6-1で下し、大会を連覇した。

 昨年3年生の一期生が全国高校選抜大会とインターハイとで優勝し、創部わずか数年の間に全国のタイトルを総なめにした。その3年生が卒業し、新生チームとなっても“強い日体大柏”は健在だった。

 優勝が決まった後、第1セコンドに就いて選手を見守った森下史崇コーチの体が胴上げで3度、宙を舞った。森下コーチは「接戦になるのは分かっていたけど、全国の舞台の経験値がある分、気持ちの面で日体大柏が強かったかなと思う」と、ディフェンディング王者の貫録勝ちを漂わせた。

 予選となった2月の関東高校選抜大会では、50kg級が不在というアクシデントがあったが、今大会は宇戸平莞爾が出場し、7階級すべてに選手を揃えた。初戦(2回戦)の福島(宮崎)は7-0と大勝したが、3回戦の沼津城北(静岡)が大一番となった。昨年、2組の強豪双子を擁して3位に入った同校との一戦は、50kg級からの4階級で1勝を挙げられるかどうかが勝負の鍵となった。クライマックスは55kg級の竹下雄登だった。堤太一に0-4とリードされていたが、終盤に逆転勝ちして値千金の1勝をもぎ取り、チームスコア4-3につながった。

決勝戦で三冠王の白井達也を温存した

 日体大柏といえば、チャンピオンクラスの選手たちばかりがゆえにチーム力に欠け、団体戦でそのもろさが出ることがしばしばあった。森下コーチは「今の選手たちは上級生たちの姿を見て育った。個人の能力も高く、助け合いもできるチーム。強い4人だけが勝つチームではなく、誰かが負けたら誰かが勝つというチームになっている」と評価。

初戦で闘う三冠王者の白井達也。3試合に温存されたが、チーム力は揺るがなかった

 実際、今大会は3回戦の沼津城北戦で軽量級のピンチを竹下が助け、決勝では竹下の黒星を他の選手がカバーした。一期生が葛藤しながら、ゼロからチームを作り上げた経験値がブラッシュアップされて今年のチームに生かされていた。

 もう一つ、日体大柏の強さが際立ったのが、決勝で昨年の高校三冠王の白井達也を温存していたことだ。森下コーチは「白井は96kg級の選手。団体戦には96kg級がなく、84kg級には関東チャンピオンの奥井真吉が、120kg級には宮本海渡がいるので、本来の階級の選手で勝負した」と振り返った。三冠王者なしでも6-1と大差で勝利したのだから、地力の差があっての優勝だったと言えよう。

 それでもおごる姿勢は見当たらない。森下コーチは「反省点はたくさんあった。前のチームとは違った課題もある。夏のインターハイに向けて克服していかないと」と、勝ってかぶとの緒を締めていた。

《注意》ジュニアクイーンズカップの診断書提出について(今年15歳になる選手/17歳になる選手)

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 4月1日(日)~2日(月)のジュニアクイーンズカップに出場する選手で、カデットは今年15歳になる選手、ジュニアは今年17歳になる選手は、計量の際に診断書を必ず提出してください。未提出者は、試合に参加できません。

《大会要項》 /  《診断書》


《大会要項より》

カデットの部(2018 年に 15 歳になる選手は、診断書の提出と保護者の承認・捺印により出場可)
(1)年齢制限:2002 年(平成 14 年)~2001 年(平成 13 年)生れの者
(2)階 級:36~40、43、46、49、53、57、61、65、69、69~73 ㎏

ジュニアの部(2018 年に 17 歳になる選手は、診断書の提出と保護者の承認・捺印により出場可)
(1)年齢制限:1998 年(平成 10 年)~2000 年(平成 12 年)生れの者
(2)階 級:46~50、53、55、57、59、62、65、68、72、72~76 ㎏

2018年度の高体連専門部・強化委員会メンバー決まる

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 全国高体連レスリング専門部の強化委員会の藤波俊一委員長(三重・いなべ総合学園髙教)は、3月26日の常任理事会で強化委員会の増員が承認されたことを明らかにした。

 これまでの各ブロック代表の10名に加えて、強化委員長推薦の委員を5名追加した。追加された委員は、児島誠(鹿児島・樟南)、工藤祐士(岡山・高松農)、長尾武沙士(大阪・興国)、竹本裕哉(三重・鳥羽)、奥山恵二(東京・自由ヶ丘学園)=順不同。

 藤波強化委員長は増員の理由に「海外遠征の役員数増員に伴い、現在の10名では足りない可能性が出てきたため」としたが、若手指導者を多く指名したことで、「海外遠征を経験してもらい、若手強化委員の育成をはかりたい」と、増員を機会に指導者のレベルアップも視野にいれた。


各ブロック代表強化委員

【北海道・東北】金渕清文(青森・八戸学院光星)
【関東】文田敏郎(山梨・韮崎工)、鈴木俊英(千葉・野田中央)
【東海】藤波俊一(三重・いなべ総合)
【北信越】川井孝人(石川・金沢北陵)
【近畿】吉岡治(京都・網野)、森下浩(和歌山・和歌山北)
【中国】中森昭平(広島・三次)
【四国】栗本秀樹(愛媛・八幡浜工)
【九州】小柴健二(佐賀・鳥栖工)

強化委員長推薦強化委員

児島誠(鹿児島・樟南)、工藤祐士(岡山・高松農業)、長尾武沙士(大阪・興国)、竹本裕哉(三重・鳥羽)、奥山恵二(東京・自由ヶ丘学園)

アブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)が92kg級を制す…3.22~25ダン・コロフーニコラ・ペトロフ国際大会

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 全日本チームと西日本学生選抜チームも参加したダン・コロフ-ニコラ・ペトロフ国際大会は3月22~25日にブルガリア・ソフィアで行われ、男子フリースタイル92kg級は2016年リオデジャネイロ・オリンピック86kg級優勝のアブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)が制し、1月のヤリギン国際大会(ロシア)に続く優勝を遂げた。74kg級は昨年の世界選手権優勝のフランク・チャミゾ(イタリア)が勝った。

 男子グレコローマンは120kg級を昨年の世界王者のリザ・カヤルプ(トルコ)が制し、75kg級は2015年世界選手権71kg級優勝のラスール・チュナエフ(アゼルバイジャン)が勝った。

 女子は、リオデジャネイロ大会48kg級2位のマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)が50kg級で優勝。76kg級は昨年の世界選手権69kg級2位のアライン・フォッケン(ドイツ)がリオデジャネイロ大会75kg級3位のエカテリナ・ブキナ(ロシア)を下して優勝した。

 各階級のメダル獲得選手は下記の通り。


男子グレコローマン

 【55kg級】
[1]Ayaczi, Dogus(トルコ)
[2]田野倉翔太(日本)
[3]Cankaya, Hakan Murat(トルコ)
[3]Petrov, Nedyalko(ブルガリア)

 【60kg級】
[1]文田健一郎(日本)
[2]Munteanu, Virgil(ルーマニア)
[3]Kamal, Kerim Kazim(トルコ)
[3]Iliev, Ivo Krasimirov(ブルガリア)

 【63kg級】
[1]Vichev, Nikolai(ブルガリア)
[2]Mihut, Mihai Radu(ルーマニア)
[3]太田忍(日本)
[3]Islamov, Donior(モルドバ)

 【67kg級】
[1]Firat, Murat(トルコ)
[2]Demyankov, Denys(ウクライナ)
[3]Mukhtarov, Elman(アゼルバイジャン)
[3]Karecinski, Dawid(ポーランド)

 【72kg級】
[1]Chunayev, Rasul(アゼルバイジャン)
[2]Nikoghosyan, Evrik(フランス)
[3]Zoidze, Ramaz(ジョージア)
[3]Arslan, Cengiz(トルコ)

 【77kg級】
[1]Nemes, Viktor(セルビア)
[2]Petaikin, Dmitri(ロシア)
[3]Besleaga, Igor(モルドバ)
[3]Basar, Yunus Emre(トルコ)

 【82kg級】
[1]Babayan, Edgar(ポーランド)
[2]Dzamashvili, Tornike(ジョージア)
[3]Ojog, Nicu Samuel(ルーマニア)
[3]Antoniuk, Andrii(ウクライナ)

 【87kg級】
[1]Abdelslam Sheble Mohamed, Tarek Mohamed(ブルガリア)
[2]Saleev, Evgeni(ロシア)
[3]Dobrev, Nikolaj Georgiev(セルビア)
[3]Milov, Kiril Milenov(ブルガリア)

 【97kg級】
[1]Demirci, Suleiman(トルコ)
[2]Kajaia, Mikheil(セルビア)
[3]Melia, Georgi(ジョージア)
[3]Noumonvi, Melonin(フランス)

 【130kg級】
[1]Kayaalp, Riza(トルコ)
[2]Pataridze, Zviadi(ジョージア)
[3]Alexuc-Ciurariu, Alin(ルーマニア)
[3]Kuchmiy, Nikolai(ウクライナ)

男子フリースタイル

 【57kg級】
[1]Uguev, Zaur(ロシア)
[2]El Ouarraqe, Zoheir(フランス)
[3]Kaya, Baris(トルコ)
[3]Peker, Ahmet(トルコ)

 【61kg級】
[1]Dubov, Vladimir(ブルガリア)
[2]有元伸悟(日本)
[3]Topal, Recep(トルコ)
[3]Gogava, Otari(ジョージア)

 【65kg級】
[1]Rashidov, Gadshimurad(ロシア)
[2]Shuptar, Vasyl(ウクライナ)
[3]Kilicsallayan, Selehattin(トルコ)
[3]Oganesyan, Gor(ウクライナ)

 【70kg級】
[1]Bekbulatov, Ilyas(ロシア)
[2]Yavuz, Haydar(トルコ)
[3]Kirov, Miroslav(ブルガリア)
[3]Salkazanov, Taimuraz(スロバキア)

 【74kg級】
[1]Chamizo Marquez, Frank(イタリア)
[2]Demirtas, Soener(トルコ)
[3]Mikhailov, Vasil(ウクライナ)
[3]Kadimagomedov, Magomedkhabib(ロシア)

 【79kg級】
[1]Gadzhimagomedov, Akhmed(ロシア)
[2]Zaseev, Alan(ロシア)
[3]Kvelashvili, Jumber(ジョージア)
[3]Kentchadze, Nika(ジョージア)

 【86kg級】
[1]Naifonov, Artur(ロシア)
[2]Friev Naskideava, Taimuraz(スペイン)
[3]Balaur, Denis(モルドバ)
[3]Rubaev, Georgi 2(モルドバ)

 【92kg級】
[1]Sadulaev, Abdulrashid(ロシア)
[2]Mtsituri, Irakli(ジョージア)
[3]Boeke, Serdar(トルコ)
[3]Ceban, Nicolae(モルドバ)

 【97kg級】
[1]Baitsaev, Vladislav(ロシア)
[2]Yildirim, Riza(トルコ)
[3]Mchedlidze, Murazi(ウクライナ)
[3]Magomedov, Rasul 2(ロシア)

 【125kg級】
[1]Petriashvili, Geno(ジョージア)
[2]Kushkhov, Muradin(ロシア)
[3]Kariotakis, Ioannis(ギリシャ)
[3]Koldovski, Aleksander(ウクライナ)

女子

 【50kg級】
[1]Stadnik, Mariya(アゼルバイジャン)
[2]Dadasheva, Milana(ロシア)
[3]Sokolova, Nadeshda(ロシア)
[3]Lukasiak, Anna(ポーランド)

 【53kg級】
[1]Krawczyk, Katarzyna(ポーランド)
[2]Poleshchuk, Ekaterina(ロシア)
[3]Denes, Mercedesz(ハンガリー)
[3]Nezgovorova, Ksenia(ロシア)

 【55kg級】
[1]Zasina, Roksana(ポーランド)
[2]Sedneva, Marina(カザフスタン)
[3]Hockova Martinakova, Lenka(チェコ)
[3]Menkenova, Nina(ロシア)

 【57kg級】
[1]Barka, Emese(ハンガリー)
[2]Khoroshavtseva, Olga(ロシア)
[3]Riviere, Mathilde(フランス)
[3]Dudova, Bilyana Zhivkova(ブルガリア)

 【59kg級】
[1]Lipatova, Svetlana(ロシア)
[2]Hristova, Mimi(ブルガリア)
[3]Amri, Marwa(チュニジア)
[3]Yesilirmak, Elif Jale(トルコ)

 【62kg級】
[1]Yusein, Taybe(ブルガリア)
[2]Soronzonbold, Battsetseg(モンゴル)
[3]Smoliak, Tatyana(ロシア)
[3]Manzke, Luzie(ドイツ)

 【65kg級】
[1]Hanzlickova, Adela(チェコ)
[2]Babushkina, Svetlana(ロシア)
[3]Suvorova, Valeria(ロシア)
[3]Manolova, Elis(アゼルバイジャン)

 【68kg級】
[1]Tosun, Buse(トルコ)
[2]Bratchikova, Anastasia(ロシア)
[3]Georgieva, Sofia Hristova(ブルガリア)
[3]Skujina, Laura(ラトビア)

 【72kg級】
[1]Wieszczek-Kordus, Agnieszka(ポーランド)
[2]Vescan, Cynthia Vanessa(フランス)
[3]Store, Signe Marie(ノルウェー)
[3]Uegdueler Orskaya, Burcu(トルコ)

 【76kg級】
[1]Focken, Aline(ドイツ)
[2]Bukina, Ekaterina(ロシア)
[3]Saenko, Svetlana(モルドバ)
[3]Yerkebayeva, Gulmaral(カザフスタン)

 

ロシアとイランが不参加へ…4.7~8男子フリースタイル・ワールドカップ(米国)

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 米国レスリング協会は3月28日、来月7日(土)~8日(日)に米国・アイオワで行われる男子フリースタイルのワールドカップに出場予定だったロシアとイランが不参加となるとの報道があることを明らかにした。

 ロシア協会と世界レスリング連盟(UWW)からは何も伝えられていないとしながら、代替としてモンゴルとインドの招へいに乗りだし、ビザ発給の手続きに入ったという。

 イランの不参加については、イランのメディアがイランで開催予定の男子グレコローマンのワールドカップの期日をめぐって同国協会とUWWとの交渉がうまくいかず、男子フリースタイル・ワールドカップの不参加を報じていた(関連記事)。

白井達也(千葉・日体大柏)がV2、香川・多度津が2階級制覇…風間杯全国高校選抜大会・最終日

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学校対抗戦優勝の日体大柏からは白井(左)と宮本の2名が優勝

 風間杯全国高校選抜大会最終日は3月29日、新潟・新潟市体育館で個人戦の決勝までが行われ、96kg級は昨年の高校三冠王者の白井達也(千葉・日体大柏)が5試合中4試合でテクニカルフォール勝ちし、無失点で2年連続優勝を達成した。学校対抗戦優勝の日体大柏からは、白井のほかに120kg級に出場した昨年96kg級2位の宮本海渡も勝った。

 日体大柏と同じく2階級を制したのは多度津(香川)で、50kg級は昨年のインターハイと国体2位の山根典哲が勝ち、84kg級は2016年85kg級中学二冠王者の田中勝大が1年生で王者に輝いた。

 55kg級は国体2連覇(50・55kg級)中の森川海舟(東京・自由ヶ丘学園)が優勝。60kg級は2015年全国中学生選手権53kg級優勝の中村勇士(島根・隠岐島前)が勝ち抜いて、同校から初のチャンピオンに輝いた。

 74kg級は諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)が優勝。同校からは初めてで、佐賀県からは2006年55kg級の内村勇太(鹿島実)以来の優勝を遂げた。66kg級は、JOCエリートアカデミー所属の佐藤匡記(東京・帝京)が1年生で優勝した。

 各階級の成績は下記の通り。

多度津の田中勝大(84kg級)が1年生で優勝

個人戦優勝選手


《個人戦トーナメント表》

50kg 55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg

個人戦

 【50kg級】

 ▼決勝
山根典哲(香川・多度津)○[5-3]●岡本景虎(和歌山・和歌山北)

 ▼準決勝
山根典哲(香川・多度津)○[4-2]●田中開偉(和歌山・和歌山北)
岡本景虎(和歌山・和歌山北)○[8-5]●菅沼碧久(東京・自由ヶ丘学園)

------------------------------

 【55kg級】

 ▼決勝
森川海舟(東京・自由ヶ丘学園)○[4-0]●清岡幸大郎(高知・高知南)

 ▼準決勝
森川海舟(東京・自由ヶ丘学園)○[5-1]●山口叶汰(静岡・焼津水産)
清岡幸大郎(高知・高知南)○[8-2]●早山光(京都・京都八幡)

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 【60kg級】

 ▼決勝
中村勇士(島根・隠岐島前)○[10-8]●飯田翔真(東京・自由ヶ丘学園)

 ▼準決勝
飯田翔真(東京・自由ヶ丘学園)○[フォール、1:39=4-0]●大河原蔵之介(千葉・四街道)
中村勇士(島根・隠岐島前)○[3-1]●堤泰樹(静岡・沼津城北)

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 【66kg級】

 ▼決勝
佐藤匡記(東京・帝京)○[4-1]●大野恵太郎(熊本・玉名工)

 ▼準決勝
大野恵太郎(熊本・玉名工)○[3-2]●鈴木歩夢(埼玉・埼玉栄)
佐藤匡記(東京・帝京)○[フォール、1:56=4-0]●森川陽斗(静岡・飛龍)

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 【74kg級】

 ▼決勝
諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)○[2B-2]●山田脩(千葉・日体大柏)

 ▼準決勝
山田脩(千葉・日体大柏)○[6-0]●内田貴斗(和歌山・和歌山北)
諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)○[9-3]●今村大地(東京・自由ヶ丘学園)

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 【84kg級】

 ▼決勝
田中勝大(香川・多度津)○[6-4]●高橋夢大(京都・網野)

 ▼準決勝
高橋夢大(京都・網野)○[フォール、4:59=9-3]●村島克哉(埼玉・花咲徳栄)
田中勝大(香川・多度津)○[Tフォール、1:05=10-0]●樋口徹心(兵庫・神港学園)

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 【96kg級】

 ▼決勝
白井達也(千葉・日体大柏)○[Tフォール、2:18=12-0]●出頭海(茨城・鹿島学園)

 ▼準決勝
出頭海(茨城・鹿島学園)○[Tフォール、2:40=11-0]●目黒優太(岡山・高松農)
白井達也(千葉・日体大柏)○[6-0]●伊藤飛未来(埼玉・埼玉栄)

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 【120kg級】

 ▼決勝
宮本海渡(日体大柏)○[Tフォール、2:16=12-0]●ラッサボン・ソークサイ(神奈川・磯子工)

 ▼準決勝
ラッサボン・ソークサイ(神奈川・磯子工)○[2-1]●山口浩一(鳥取・鳥取中央育英)
宮本海渡(日体大柏)○[2-1]●奥村総太(滋賀・栗東)

2018年風間杯全国高校選抜大会・学校対抗戦

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(3月27~28日、新潟・新潟市体育館)


《学校対抗戦》

トーナメント表 1回戦 2回戦 3回戦 準々決勝 準決勝 決 勝

学校対抗戦

 ▼決勝
日体大柏(千 葉)○[6-1]●自由ヶ丘学園(東 京)

 ▼準決勝
自由ヶ丘学園(東 京)○[6-1]●花咲徳栄(埼 玉)
日体大柏(千 葉)○[6-1]●敦賀気比(福 井)

 ▼準々決勝
花咲徳栄(埼 玉)○[7-0]●おかやま山陽(岡 山)
自由ヶ丘学園(東 京)○[6-1]●岐 南 工(岐 阜)
敦賀気比(福 井)○[4-3]●和歌山北(和歌山)
日体大柏(千 葉)○[7-0]●鹿島学園(茨 城)

 ▼3回戦
花咲徳栄(埼 玉)○[6-1]●農 林(山 梨)
おかやま山陽(岡 山)○[4-3]●八戸工大一(青 森)
岐  南  工(岐 阜)○[5-2]●興 國(大 阪)
自由ケ丘学園(東 京)○[6-1]●玉名工(熊 本)
敦賀気比(福 井)○[4-3]●埼 玉 栄(埼 玉)
和歌山北(和歌山)○[4-3]●多 度 津(香 川)
日体大柏(千 葉)○[4-3]●沼津城北(静 岡)
鹿島学園(茨 城)○[7-0]●山 形 商(山 形)

 ▼2回戦
花咲徳栄(埼 玉)○[6-1]●京都八幡(京 都)
農  林(山 梨)○[6-0]●滑  川(富 山)
八戸工大一(青 森)○[4-3]●館  林(群 馬)
おかやま山陽(岡 山)○[5-2]●種  市(岩 手)
岐 南 工 (岐 阜)○[4-3]●大和広陵(奈 良)
興  國(大 阪)○[4-3]●新潟県央工(新 潟)
自由ケ丘学園(東 京)○[7-0]●帯広北(北海道)
玉  名  工(熊 本)○[6-1]●仙台城南(宮 城)
埼  玉  栄(埼 玉)○[5-2]●鹿屋中央(鹿児島)
敦賀気比 (福 井)○[5-2]●秋 田 商(秋 田)
多  度  津(香 川)○[4-3]●上 田 西(長 野)
和歌山北 (和歌山)○[5-2]●隠岐島前(島 根)
日体大柏 (千 葉)○[7-0]●福  島(宮 崎)
沼津城北 (静 岡)○[4-3]●足利工大附(栃 木)
山  形  商(山 形)○[6-1]●八 幡 工(滋 賀)
鹿島学園 (茨 城)○[6-1]●八戸学院光星(青 森)

 ▼1回戦
京都八幡(京 都)○[4-3]●樟 南(鹿児島)
農  林(山 梨)○[6-1]●鳥取中央育英(鳥 取)
館  林(群 馬)○[4-3]●北部農林(沖 縄)
種  市(岩 手)○[5-2]●宮崎日大(宮 崎)
岐  南  工(岐 阜)○[4-3]●池 田(徳 島)
興  國(大 阪)○[4-3]●今治工(愛 媛)
自由ケ丘学園(東 京)○[7-0]●網野(京 都)
仙台城南 (宮 城)○[5-2]●八幡浜工(愛 媛)
埼  玉  栄(埼 玉)○[7-0]●三 次(広 島)
秋  田  商(秋 田)○[4-3]●一宮工(愛 知)
上  田  西(長 野)○[4-3]●いなべ総合学園(三 重)
隠岐島前 (島 根)○[4-3]●日本文理大学付(大 分)
福   島(宮 崎)○[5-2]●志 賀(石 川)
足利工大附(栃 木)○[6-1]●築上西(福 岡)
八  幡  工(滋 賀)○[5-2]●北 越(新 潟)
鹿島学園 (茨 城)○[6-1]●高松農(岡 山)

【写真集】2018年全国高校選抜大会/学校対抗戦・表彰式

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(3月29日、新潟・新潟市体育館=試合は27~28日)


【優勝】日体大柏(千葉)


【2位】自由ヶ丘学園(東京)


【3位】花咲徳栄(埼玉)


【3位】敦賀気比(福井)

【写真集】2018年全国高校選抜大会/個人戦・決勝

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(3月29日、新潟・新潟市体育館 / 撮影=増渕由気子)


 《個人戦・決勝》

【50kg級】山根典哲(赤=香川・多度津)○[5-3]●岡本景虎(和歌山・和歌山北)


【55kg級】森川海舟(赤=東京・自由ヶ丘学園)○[4-0]●清岡幸大郎(高知・高知南)


【60kg級】中村勇士(青=島根・隠岐島前)○[10-8]●飯田翔真(東京・自由ヶ丘学園)


【66kg級】佐藤匡記(青=東京・帝京)○[4-1]●大野恵太郎(熊本・玉名工)


【74kg級】諏訪間新之亮(青=佐賀・鳥栖工)○[2B-2]●山田脩(千葉・日体大柏)


【84kg級】田中勝大(青=香川・多度津)○[6-4]●高橋夢大(京都・網野)


【96kg級】白井達也(青=千葉・日体大柏)○[Tフォール、2:18=12-0]●出頭海(茨城・鹿島学園)


【120kg級】宮本海渡(青=日体大柏)○[Tフォール、2:16=12-0]●ラッサボン・ソークサイ(神奈川・磯子工)

【写真集】2018年全国高校選抜大会/個人戦・表彰式

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(3月29日、新潟・新潟市体育館)


【50kg級】優勝=山根典哲(香川・多度津)、2位=岡本景虎(和歌山・和歌山北)、3位=田中開偉(和歌山・和歌山北)、菅沼碧久(東京・自由ヶ丘学園)、5位=荒道豊樹(青森・八戸学院光星)、佐々木航(静岡・飛龍)、小川颯太(青森・八戸工大一)、堤孔一(静岡・沼津城北)


【55kg級】優勝=森川海舟(東京・自由ヶ丘学園)、2位=清岡幸大郎(高知・高知南)、3位=山口叶汰(静岡・焼津水産)、早山光(京都・京都八幡)、5位=堤太一(静岡・沼津城北)、青柳善の輔(埼玉・埼玉栄)、松本健新(山梨・農林)、庄司秀(徳島・池田)


【60kg級】優勝=中村勇士(島根・隠岐島前)、2位=飯田翔真(東京・自由ヶ丘学園)、3位=大河原蔵之介(千葉・四街道)、堤泰樹(静岡・沼津城北)、5位=掛川泰史(埼玉・埼玉栄)、岩智基(岐阜・高山西)、徳比嘉二仁(沖縄・南風原)、萩原大和(埼玉・花咲徳栄)


【66kg級】優勝=佐藤匡記(東京・帝京)、2位=大野恵太郎(熊本・玉名工)、3位=鈴木歩夢(埼玉・埼玉栄)、森川陽斗(静岡・飛龍)、5位=小林大悟(山梨・農林)、松井滉季(神奈川・慶應義塾)、永松麗(兵庫・六甲アイランド)、将太郎(東京・自由ヶ丘学園)


【74kg級】優勝=諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)、2位=山田脩(千葉・日体大柏)、3位=内田貴斗(和歌山・和歌山北)、今村大地(東京・自由ヶ丘学園)、5位=西舘黎(青森・八戸工大一)、中田翔輝(倉敷鷲羽)、小西温也(福井・敦賀気比)、宍戸拓海(ふたば未来学園)


【84kg級】優勝=田中勝大(香川・多度津)、2位=高橋夢大(京都・網野)、3位=村島克哉(埼玉・花咲徳栄)、樋口徹心(兵庫・神港学園)、5位=松田泰地(愛知・一宮工)、寺地怜央(福井・敦賀気比)、杉山裕紀(静岡・沼津城北)、坂井孝太朗(埼玉・花咲徳栄)


【96kg級】優勝=白井達也(千葉・日体大柏)、2位=出頭海(茨城・鹿島学園)、3位=目黒優太(岡山・高松農)、伊藤飛未来(埼玉・埼玉栄)、5位=前川優太(香川・多度津)、芹川力亜(佐賀・鹿島実)、西大悟(鹿児島・樟南)、伊藤慧亮(長野・小諸商)


【120kg級】優勝=宮本海渡(日体大柏)、2位=ラッサボン・ソークサイ(神奈川・磯子工)、3位=山口浩一(鳥取・鳥取中央育英)、奥村総太(滋賀・栗東)、5位=出口欣孝(岡山・関西)、西村麻凜(三重・松阪工)、中塚健太(岡山・倉敷鷲羽)、佐藤星吉(新潟・新潟県央工)

個人戦で最多の出場選手数の高校は?…風間杯全国高校選抜大会

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 380選手がエントリーした全国高校選抜大会の個人戦。学校別に集計すると、最も多くの選手を出しているのが、玉名工(熊本)の「9人」。続いて、多度津(香川)、敦賀気比(福井)、新潟県央工(新潟)、八戸工大一(青森)、鹿島学園(茨城)が「8人」を出場させている。

 学校対抗戦で2連覇を達成した日体大柏(千葉)は「7人」で、関東地区の中では鹿島学園の後塵を拝した。同地区からは埼玉栄(埼玉)も7人出場を果たしている。

 理論上は最高で「16人」が参加できる個人戦。それを実現できる高校は出現するか。


個人戦エントリー選手数

9人 玉名工 
8人  多度津、敦賀気比、新潟県央工、八戸工大一、鹿島学園
 7人  上田西、埼玉栄、大和広陵、日体大柏、和歌山北
 6人  鹿屋中央、花咲徳栄、自由ヶ丘学園
 5人 秋田商、池田、おかやま山陽、星城、高松農、種市、沼津城北、館林、興國 
 4人  隠岐島前、帯広北、島原、鳥栖工、八戸学院光星、福島、北部農林、山形商、米沢工
 3人   いなべ総合学園、浦添工、笠岡工、倉敷鷲羽、小諸、志賀、樟南、仙台城南、高松北、鳥取中央育英、名古屋工、滑川、日本文理大付、宮古商、宮崎日大、盛岡工、山形南、山口鴻城、八幡浜工、京都八幡、足利工大附、韮崎工、農林、網野
 2人  朝明、穴吹、伊豆総合、一宮工、小川工、香川中央、鹿島実、喜多方桐桜、岐南工、倉吉総合産業、高知南、小諸商、札幌東豊、三次、関西、高山西、東京学館新潟、八海、飛龍、広島国際学院、北越、松江工、三井、宮崎工、宮崎農、焼津水産、柳井学園、八幡浜工、磯子工、釜利谷、京都廣学館、四街道、新宮、長尾谷、東山、八幡工、六甲アイランド
 1人  札幌東豊、足羽、今治工、今治西、金沢北陵、上山明新館、苅田工、関西、倉敷、小倉商、佐伯豊南、桜井、島原工、田島、築上西、千歳北陽、中京、津久見、つるぎ、日南振徳、野々市明倫、東鷹、日向学院、福井農林、ふたば未来学園、三次、南風原、明桜、若狭東、横浜清陵、霞ヶ浦、海洋、館林商工、近大附、栗東、慶應、高石、市立伊丹、樟南、神港学園、足利工、猪名川、帝京、天理教校学園、添上、東京実、日本工業大学駒場、日本大学藤沢、日野、富岡実、法隆寺国際

【2018年全国高校選抜大会・特集】叔父は元世界選手権代表のプロレスラー! 九州勢の意地を見せた諏訪間新之亮(74kg級=佐賀・鳥栖工)

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(文=樋口郁夫)

74kg級優勝の諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)と小柴健二監督

 全国高校選抜大会の個人戦74kg級は、九州予選1位の諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)が優勝。学校対抗戦ではベスト8に1校も残れなかった九州勢のうっぷんを晴らした形となった。

 神奈川県から小柴健二監督を頼って佐賀県へ移り、同監督の自宅に住まわせてもらってチャンピオンを目指していた。「ホッとしました。小学校時代から通じて、全国大会では1度も優勝したことがありません。チャレンジャーとして、自分のやれることを出し切ろうと思って頑張りました」。勝った直後、セコンドの小柴健二監督のもとへ駆け寄り、抱きついて喜んだあたりに、感激の大きさが表れていた。

 九州予選では4試合すべてでフォールかテクニカルフォールで勝ち、無失点での圧勝優勝だった。全国の舞台では同じようにいかなかったが、決勝までは順調に勝ち上がった。優勝をかけた一戦で相対したのは、日体大柏の山田脩。学校対抗戦では4試合に起用され、不戦勝を含めて圧勝続き。決勝ではチームの4勝目をマークし、同校の優勝に大きく貢献した選手だ。昨年は世界カデット選手権出場を果たすなど、過去の実績も諏訪間より上のものを持っている。

 高校レスリング界で猛威をふるっているチームだけに、「日体大柏」という“ブランド”におじけづく選手も少ないないが、諏訪間は「それはなかったですね」とのこと。その言葉通り、場外に出てしまって1点を先制されたものの、片足タックルで逆転。圧力をかけて反撃する山田のパワーに負けることなく闘い、最後は2-2とされてしまったが、ビッグポイントの差で勝利。終盤の強さに定評のある日体大柏の選手の粘りにも負けなかった。

ナチュラルパワーに、レスリングのパワーがつけば鬼に金棒!

 上腕の太さが高校の74kg級の選手としては群を抜いて太く、それが山田の圧力に負けなかった一因ではないかと思われる。このパワーは“一族”に伝わる遺伝子か? 叔父は、かつて120kg級で世界選手権に出場し、現在は全日本プロレスで活躍する諏訪間幸平さん(リングネームは諏訪魔)。レスリングを始めたのは、叔父がキッズ教室を運営していたからだ。

優勝を決め、小柴監督のもとへ駆け寄った

 小型化する現在のプロレス界の中で、叔父はヘビー級の醍醐味を見せてくれるパワーファイター。同じ遺伝子が体に組み込まれていると考えても不思議ではない。

 太い腕からくるパワーは大きな強みだが、諏訪間は「レスリングにはレスリングのパワーが必要ですから」と、特別にウエートトレーニングに力を入れているわけではなく、レスリングの練習の中でパワーをつけ、体を大きくする努力をしているという。ナチュラルパワーにレスリングのパワーが加われば、さらに飛躍する可能性がある。

 兄・翔太郎も同校でレスリングをやり、2014年には世界カデット選手権に出場を果たしている。卒業後は拓大へ進み、昨年は全日本大学グレコローマン選手権59kg級で3位入賞を果たすなど躍進している。兄の飛躍は刺激材料のようで、「兄はこの大会は3位でしたので、それ以上が目標でした」。今後は、兄は経験しているが自身は果たしていない国際舞台への進出が目標か。

 もちろん、国内での基礎固めも必要。4月からは階級区分が変わって当日計量が実施されるので、各階級の勢力はリセットされる。「(現在の)他の階級の選手と闘うことにもなる。どんな状況でも勝てるようにしたい」と話し、新年度の闘いに燃えていた。

2018年風間杯全国高校選抜大会/個人戦

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(3月28~29日、新潟・新潟市体育館)


《個人戦トーナメント表》

50kg 55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg

個人戦

 【50kg級】

 ▼決勝
山根典哲(香川・多度津)○[5-3]●岡本景虎(和歌山・和歌山北)

 ▼準決勝
山根典哲(香川・多度津)○[4-2]●田中開偉(和歌山・和歌山北)
岡本景虎(和歌山・和歌山北)○[8-5]●菅沼碧久(東京・自由ヶ丘学園)

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 【55kg級】

 ▼決勝
森川海舟(東京・自由ヶ丘学園)○[4-0]●清岡幸大郎(高知・高知南)

 ▼準決勝
森川海舟(東京・自由ヶ丘学園)○[5-1]●山口叶汰(静岡・焼津水産)
清岡幸大郎(高知・高知南)○[8-2]●早山光(京都・京都八幡)

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 【60kg級】

 ▼決勝
中村勇士(島根・隠岐島前)○[10-8]●飯田翔真(東京・自由ヶ丘学園)

 ▼準決勝
飯田翔真(東京・自由ヶ丘学園)○[フォール、1:39=4-0]●大河原蔵之介(千葉・四街道)
中村勇士(島根・隠岐島前)○[3-1]●堤泰樹(静岡・沼津城北)

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 【66kg級】

 ▼決勝
佐藤匡記(東京・帝京)○[4-1]●大野恵太郎(熊本・玉名工)

 ▼準決勝
大野恵太郎(熊本・玉名工)○[3-2]●鈴木歩夢(埼玉・埼玉栄)
佐藤匡記(東京・帝京)○[フォール、1:56=4-0]●森川陽斗(静岡・飛龍)

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 【74kg級】

 ▼決勝
諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)○[2B-2]●山田脩(千葉・日体大柏)

 ▼準決勝
山田脩(千葉・日体大柏)○[6-0]●内田貴斗(和歌山・和歌山北)
諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)○[9-3]●今村大地(東京・自由ヶ丘学園)

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 【84kg級】

 ▼決勝
田中勝大(香川・多度津)○[6-4]●高橋夢大(京都・網野)

 ▼準決勝
高橋夢大(京都・網野)○[フォール、4:59=9-3]●村島克哉(埼玉・花咲徳栄)
田中勝大(香川・多度津)○[Tフォール、1:05=10-0]●樋口徹心(兵庫・神港学園)

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 【96kg級】

 ▼決勝
白井達也(千葉・日体大柏)○[Tフォール、2:18=12-0]●出頭海(茨城・鹿島学園)

 ▼準決勝
出頭海(茨城・鹿島学園)○[Tフォール、2:40=11-0]●目黒優太(岡山・高松農)
白井達也(千葉・日体大柏)○[6-0]●伊藤飛未来(埼玉・埼玉栄)

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 【120kg級】

 ▼決勝
宮本海渡(日体大柏)○[Tフォール、2:16=12-0]●ラッサボン・ソークサイ(神奈川・磯子工)

 ▼準決勝
ラッサボン・ソークサイ(神奈川・磯子工)○[2-1]●山口浩一(鳥取・鳥取中央育英)
宮本海渡(日体大柏)○[2-1]●奥村総太(滋賀・栗東)

【動画】2018年全国高校選抜大会/学校対抗戦・決勝(日体大柏-自由ヶ丘学園)

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(3月28日、新潟・新潟市体育館)


【50kg級】宇戸平莞爾(青=日体大柏)○[3-2]●菅沼碧久(東京・自由ヶ丘学園)


【55kg級】森川海舟(赤=東京・自由ヶ丘学園)○[Tフォール、3:10=10-0]●竹下雄登(日体大柏)


【60kg級】深田雄智(青=日体大柏)○[3-0]●飯田翔真(東京・自由ヶ丘学園)


【66kg級】山倉孝介(青=日体大柏)○[3-1]●畑翔太郎(東京・自由ヶ丘学園)


【74kg級】山田脩(青=日体大柏)○[フォール、2:15=11-0]●田中宙(東京・自由ヶ丘学園)


【84kg級】奥井真吉(青=日体大柏)○[3-1]●今村大地(東京・自由ヶ丘学園)


【120kg級】宮本海渡(青=日体大柏)○[Tフォール、1:42=10-0]●三橋柚汰(東京・自由ヶ丘学園)

【2018年全国高校選抜大会・特集】国体を半年後に控え、ついに県勢初のベスト4進出! 敦賀気比(福井)

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(文・撮影=増渕由気子)

昨年のベスト16から3位に躍進した敦賀気比。前列左端がスーパーアドバイザーの有元伸悟選手

 課題だった少年強化の結果が出た! 全国高校選抜大会の学校対抗戦で、今秋に国体を控える福井県の敦賀気比が県勢初となるベスト4に進出。準決勝では優勝した日体大柏(千葉)に1−6で破れたものの、50kg級の野坂晃誠が白星を挙げて一矢報いる健闘を見せた。(関連記事

 昨年より結果が求められる中、組み合わせは強豪チームに挟まれる厳しいヤマとなってしまった。初戦(2回戦)は昨年準優勝の秋田商(秋田)、3回戦は3年前のインターハイ覇者の埼玉栄(埼玉)、準々決勝は和歌山北(和歌山)と近年の強豪校がずらり。時岡孝夫監督は「このトーナメントをよく勝ち抜いたなと思います」と目尻を下げた。

 チームの核となったのは50kg級の野坂と74kg級の小西温也だ。軽量級で先制できて、重量級にも頼れる駒があり、バランスのとれたチームに仕上がった。昨年のベスト16から2つも順位をあげて堂々の3位入賞。時岡監督は「本番まで200日を切ったところ。各自、自信がついたようで、強化の成果が出てきました」と、国体強化の手応えを感じている。

スーパーアドバイザー制度によって実力アップ

 大舞台で力を発揮するには強豪校に名前負けしないメンタルが要求される。強豪校のシングレットに物怖じせず闘い抜けた要因として、時岡監督は「スーパーアドバイザー制度の活用」を挙げた。

日体大柏から白星を挙げた50kg級の野坂晃誠(赤)

 この制度は、全日本のトップレベルの選手や指導者に1~2ヶ月に1度、福井に来てもらって技術指導をしてもらったり、大会に同行して選手にフィードバックをするなど、要所で高度な指導を受けられる制度。福井県が競技力向上のために予算を組み、レスリングは、近大職員の有元伸悟選手(昨年の全日本選手権フリースタイル61kg級2位)にフリースタイルを見てもらっている。

 ここで疑問が湧いてくる。有元は現役の選手で、国体では大阪代表として毎年出ている。大阪としては敵に塩を送っているような現状。トラブルは起こらないのか。時岡監督はこう続けた。「日本のレスリング界はみんな優しい。近大の萩原理実監督が『福井の役に立てるならどうぞ』と快諾してくださった」。

 有元は近大の指導や自分自身の練習で多忙だが、コーチ兼選手として同行した西日本学生選抜チームの海外遠征から帰国後、すぐに新潟に向かい、敦賀気比のサポートを全力で行っていた。

セコンドから選手にアドバイスを送る時岡孝夫監督

 スーパーアドバイザーは、他にもナショナルコーチレベルの方たちに就いてもらっている。グレコローマンは日本協会の元グレコローマン強化委員長の伊藤広道さんにお願いしていた。そのつながりもあって、自衛隊の合宿にも参加させてもらった機会もあったという。「強豪チームのシングレットに負けなかった理由として、一流選手の指導を受け、一流選手の合宿に参加させてもらい、選手たちがそのような選手と同じ場所に立つのに少しずつ慣れてきたからでしょうか」と振り返った。

 選手たちの自主性にも目を見張る。時岡監督は「以前は、指導者が選手に教えるという一方通行でした。自衛隊の合宿に参加させてもらってからは『こういう練習が必要かもしれない』と選手が自ら気がつき、自ら練習する姿勢が見られるようになりました」。

 福井国体に向けて順調な仕上がりを見せた今大会。学校対抗戦で全勝だった野坂は「指導の効果は出ている。強い選手と対戦できてテンションもあがりました。この勢いでインターハイ、国体と優勝を目指していきたいです」と目標を掲げた。

【2018年全国高校選抜大会・特集】2年連続3冠王に向けて幸先いいスタート! 白井達也(千葉・日体大柏)

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(文・撮影=増渕由気子)

2年連続三冠王へ向けて前進した白井達也(日体大柏)

 貫録の2連覇達成! 全国高校選抜大会の個人戦96kg級決勝は、昨年の高校三冠王者・白井達也(千葉・日体大柏)が出頭海(茨城・鹿島学園)に第1ピリオドでテクニカルフォール勝ち。連覇を決めた。

 昨年、1年生で同大会を制した白井は、実力がある先輩たちを次々と倒して栄冠を手にした。今年は逆の立場になり、「一番上の学年として、勝たなくてはいけないというプレッシャーがきつかったです」と、気持ちの作り方に苦戦した。それを乗り越えてつかんだV2に「ホッとしたし、2連覇できて、うれしさがこみ上げてきた」と喜びの声を上げた。

 大一番となったのは、関東高校選抜大会(関東予選)で接戦だった伊藤飛未来(埼玉・埼玉栄)との準決勝だった。身長が低くて鉄の塊のような体つきの白井に対し、伊藤は身長190cmほどの上背があり、手足も長い。白井は「懐も広くて相手の足が遠く、タックルが取りにくい」と警戒していた。

 それでも、対策の一環として練習してきたがぶりを使って伊藤を追い込み6-0で完勝した。「正直、やりにくい相手。だけど海外では体格の違う選手と戦わなければならない。伊藤選手は珍しい体型だし、おもしろいですし、いい刺激になります」。

準決勝で難敵・伊藤飛未来(埼玉栄)を破る

 昨年は学年がひとつ上の吉田ケイワン(4月から日大)と死闘を繰り広げた白井に、今年は新たなライバル物語の始まりを感じさせた。「前に出るレスリングだけでは、伊藤選手とやるにはきつくなってくる。もっと崩しなど技術を磨きたい」。6月の関東高校大会や夏のインターハイを見据え、レベルアップを宣言した。

 今回の個人戦を制したことで、白井は学校対抗戦を合わせると2年連続で4つの金メダルを手にしたことになる。昨年までの学校対抗戦は84kg級の要としてフル出場だったが、今大会の学校対抗戦は2試合出場にとどまった。三冠王なのに出番が少なかったことに対して、白井は「物足りない気持ちはあったけど、84kg級も120kg級も信頼できる仲間がいたので、任せることができた」と温存をプラスに捉え、あり余った力を個人戦で爆発させ、無失点での優勝を決めた。

 4月からの階級区分変更後は、92kg級で闘う予定。体格的にベストになるそうだ。今年の目標は「2年連続三冠王に加えて、シニアの大会に出て少しでも勝ちたいです」。横にいた森下史崇コーチは「三冠王は最低限やらないとね」ときっぱり。重量級の若手ホープとして上がったマットで大暴れできるか-。

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