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「国体だけは実施されるよう願っている」…専門部・千葉裕司理事長

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※2020年インターハイ中止・関連談話

 ■全国高体連レスリング専門部・千葉裕司理事長の話「今までの頑張りを発揮する場を失うわけで、選手にかける言葉が見つからない。(感染拡大が)終息して、せめて国体だけは実施されるよう願っている。代わるべき大会ができないかも、模索したい」

 ■全国高体連・岡田正治会長の話「夢の舞台であるインターハイを中止するという判断の向こうに、目標を失った高校生の姿があることは痛いほど承知している。この決定は夢を奪うことではなく、安心安全、そして命を守ることを選んだ結果だ」(共同通信)


【記録】10代王者は1人のみ、最年長は「41歳6ヶ月12日」…オリンピック・チャンピオン/年少&年長記録(男子グレコローマン)

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男子グレコローマンで唯一のオリンピック王者のイスラムベク・アルビエフ(ロシア)

 フリースタイルから始める米国やアジアと対照的に、欧州は幼少の頃からグレコローマンに取り組む選手が多い。オリンピックの196人の金メダリストのうち、168人が欧州の選手(今はアジアだが、旧ソ連の国を入れると170人)。しかし、10代のオリンピック・チャンピオンはなかなか生まれず、2008年北京大会60kg級でイスラムベク・アルビエフ(ロシア)が「19歳7ヶ月15日」で優勝したのが初めて。2006年には世界ジュニア選手権を制しており、大器の片鱗はあった。オリンピックの翌年も欧州&世界を制する強さを見せた。

 現在までも唯一の10代チャンピオンだ。ただ、オリンピックは4年に1度であり、巡り合わせもあるかもしれない。1987年世界選手権52kg級で優勝したペドロ・ロク(キューバ)は「18歳8ヶ月26日」。翌年のソウル大会に出場すれば19歳でのチャンピオンの可能性もあったが、キューバが北朝鮮に歩調を合わせて参加せず、実現しなかった。

 のちに国会議員となったハムザ・イェルリカヤ(トルコ)は、1993年世界選手権を「17歳3ヶ月16日」で制したが、1996年アトランタ大会優勝の時は「20歳1ヶ月18日」。わずかの差で10代王者から外れている。

 フリースタイルが10代と20歳でのチャンピオンが8人いるのに対し、グレコローマンは4人。フリースタイルよりキャリアが必要なのかもしれない。

 年長記録では、1972年ミュンヘン大会の+100kg級でアナトリー・ロシン(ソ連)が「40歳(6ヶ月0日)」で優勝し、日本のメディアでも報じられた。最年長はもっと上で、1920年アントワープ大会の+82kg級勝ったアドルフ・バレンティン・リンドフォース(フィンランド)の「41歳6ヶ月12日」。決勝までの5試合すべてでフォール勝ちし、2回戦は28分43秒、決勝は47分38秒という記録が残っている(当時の試合時間は、最長で50分だったらしい)。

 フリースタイルと同じで、年長の上位選手は重量級の選手が中心で、15位以内にいる軽量級の選手は戦前の選手。戦後の軽量級(68kg以下)で30歳を超えて優勝した選手は、2016年リオデジャネイロ大会を「30歳11ヶ月4日」で制したダボール・ステファネク(セルビア)ら6人しかいない。

 なお、4人いる日本のチャンピオンの最年少は1964年東京大会57kg級を制した市口政光の「24歳9ヶ月7日」、最年長は1984年ロサンゼルス大会52kg級で優勝した宮原厚次の「25歳7ヶ月13日」。

 今夏に大会があって60kg級の文田健一郎が勝てば、決勝予定の8月3日は「24歳7ヶ月16日」で最年少になるはずだった。一方、来年8月2日に決勝があるとすれば(正確な日程は未定)、「25歳7ヶ月15日」の王者となり、日本のグレコローマン最年長王者となる。

 男子グレコローマンの年少・年長記録は下記の通り。


オリンピック・チャンピオン/年少記録(男子グレコローマン)

No. 年 齢 選  手  名 国  名 階 級 生年月日
1 19歳07ヶ月15日 Albiev, Islambek ロシア 2008年 60kg級 1988/12/28
2 20歳01ヶ月18日 Yerlikaya, Hamza トルコ 1996年 82kg級 1976/06/03
3 20歳01ヶ月21日 Nalbandyan, Suren ソ 連 1976年 68kg級 1956/06/3
4 20歳03ヶ月20日 Safin, Shazam ソ 連 1952年 67kg級 1932/04/7
5 21歳00ヶ月02日 Kareline, Alexandre ソ 連 1988年 130kg級 1967/09/19
6 21歳00ヶ月13日 Samurgashev, Varteres ロシア 2000年 63kg級 1979/09/13
7 21歳04ヶ月04日 Gurevich, Boris Maxovich ソ 連 1952年 52kg級 1931/03/23
8 21歳05ヶ月00日 Jung, Ji/Hyun 韓 国 2004年 60kg級 1983/03/26
9 21歳05ヶ月04日 Koltschinski, Alexander ソ 連 1976年 + 100kg級 1955/02/20
10 21歳08ヶ月24日 Baroev, Khassan ロシア 2004年 120kg級 1982/12/01
11 21歳09ヶ月30日 Vlasov, Roman ロシア 2012年 74kg級 1990/10/06
12 21歳11ヶ月07日 Salomaeki, Jouko Johann フィンランド 1984年 74kg級 1962/08/26
13 21歳11ヶ月21日 Chisamutdinow, Schamil ソ 連 1972年 68kg級 1950/09/20
14 22歳00ヶ月18日 Deglane, Henri フランス 1924年 + 82kg級 1902/06/22
15 22歳02ヶ月30日 Maenza, Vincenzo イタリア 1984年 48kg級 1962/05/2

オリンピック・チャンピオン/年長記録(男子グレコローマン)

No. 年 齢 選  手  名 国  名 階 級 生年月日
1 41歳06ヶ月12日 Lindfors, Adolf Valentin フィンランド 1920年 + 82kg級 1879/02/08
2 40歳06ヶ月00日 Roschtschin, Anatoli ソ 連 1972年 + 100kg級 1932/03/10
3 37歳05ヶ月24日 Kotkas, Johannes ソ 連 1952年 + 87kg級 1915/02/03
4 36歳10ヶ月10日 Anttila, Kaarlo Johan Jalmari フィンランド 1924年 62kg級 1887/08/30
5 36歳09ヶ月25日 Westergren, Carl Oscar スウェーデン 1932年 + 87kg級 1895/10/13
6 35歳09ヶ月16日 Johanson, Claes Edvin スウェーデン 1920年 82.5kg級 1884/11/04
7 35歳06ヶ月23日 Malmberg, Erik スウェーデン 1932年 66kg級 1897/01/15
8 34歳10ヶ月23日 Vaere, Eemeli Ernesti フィンランド 1920年 67.5kg級 1885/09/28
9 34歳02ヶ月18日 Groenberg, Axel スウェーデン 1952年 79kg級 1918/05/09
10 33歳11ヶ月26日 Lopez Nunez, Mijain キューバ 2016年 130kg級 1982/08/20
11 33歳09ヶ月10日 Kirecci, Ahmet Mersinli トルコ 1948年 + 87kg級 1914/10/27
12 33歳06ヶ月09日 Johansson, Ivar スウェーデン 1936年 79kg級 1903/01/31
13 33歳04ヶ月11日 Svensson, Rudolf スウェーデン 1932年 87kg級 1899/03/27
14 32歳08ヶ月13日 Kokkinen, Vaeinoe Anselmi フィンランド 1932年 79kg級 1899/11/25
15 32歳08ヶ月00日 Nikolaev, Valentin ソ 連 1956年 87kg級 1924/04/06

《お願い》自粛期間中のトレーニング・活動の紹介・投稿をお待ちしています

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2020年4月29日

レスリング界の皆様へ

公益財団法人 日本レスリング協会
広報委員長 富山英明

 新型コロナウイルス感染拡大のため、皆様方におかれましてはレスリング活動ができず、大変な日々を過ごされていることと思います。今は感染拡大の防止が最優先の時期です。「Stay Home」に徹し、感染拡大防止に向けて全力で取り組んでください。

 一方で、各選手や各チームでは、自宅でもできるトレーニングを考案し、困難な状況を乗り越えた日に備えていることと察します。

 すでに多くのアスリートがSNSにトレーニング動画などをアップされています。本ホームページを通じ、独自に考案した練習方法を多くの人に伝えていただきたく思います。トレーニングだけでなく、この機会に社会貢献をしているチームも多いようです。すでにYou tubeなどにアップされている方は、ぜひとも本ホームページで紹介させてください。

 一人では滅入ってしまう場合でも、同志の活動を知ることで刺激になります。多くの人が困難な状況と闘っている様子を知ることで、新たなエネルギーが湧いてくるものです。
 
 また、世界レスリング連盟(UWW)から各国に対して現状の報告を求められており、困難に立ち向かう我が国の状況を世界に発信したく思います。

 各選手・チームが、現在の状況の中で行っているトレーニングや社会活動の文書・写真・動画、あるいはリンク先を本ホームページまでお送りください。「頑張りましょう」といったメッセージも歓迎します。

送信先: jwf-homepage@memoad.jp

 積極的な投稿をお待ちしています。

【特集】レスラー魂で大家さんと手作りマスク800枚を制作配布、“寄付の輪”を広げる…格闘技ジムFC Y’s&接骨院 代表・高野剛さん(栃木・足利大学附属高~専大OB)

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マスク制作と配布を通じて社会貢献に尽くす高野剛さんと大武ツヤ子さん=高野さん提供、以下同じ

 新型コロナウイルス感染拡大でマスクの品薄が続く中、栃木・足利工大附属高校=現足利大附属高校~専大でレスリング、現在は栃木・那須塩原市で格闘技ジム&接骨院を経営する高野剛さん(43歳)が、マスク制作と配布、物々交換でマスクを集め市に寄付する活動を開始。「与え合い、助け合う」のプロジェクトは好評で、地元メディア、テレビ放送でも取り上げられ、全国的広がりを見せている。

 高野さんは、1976・77年にチームを全国一に育てた大島大和さんが率いた足利工大附高で活躍した選手。1994年のインターハイでは、学校対抗戦で準優勝。個人戦でも54kg級で準優勝。この時、準決勝で勝ったのが、現在の全日本男子グレコローマン・コーチの豊田雅俊(警視庁=当時徳島・穴吹高)、決勝の相手が全日本男子フリースタイルの井上謙二・強化委員長(自衛隊=当時京都・網野高)。

 専大でレスリングを続けたあと総合格闘技、ブラジリアン柔術の黒帯も取得。2005年、ニュージーランドに海外移住し同国のレスリングチャンピオンに4度輝いた。

海外生活を経て地元にオープンした格闘技ジム

 海外生活を経て2012年に帰国、地元の那須塩原市に「格闘技ジムFC Y’s」をオープン。スポーツ少年団も主宰し、キッズレスリング選手の育成にも力を入れている。

 足利大学附属高の石川利明監督を顧問に置き、同高OB数人がレスリングのコーチを務めている。「レスリングを通じて心体の育成・仲間作りなど、人間形成に必要なことを学ばせたい」と設立動機を話す。

 全国非常事態宣言で休業要請が発令され、格闘技ジムは当面休業を余儀なくされたが(接骨院は営業継続)、感染防止対策を起こしたいと考えた高野さんは、元手芸店主であるジムの大家の大武ツヤ子さんのことが脳裏によぎった。裁縫は“本職”なので、「一緒にマスクを作りましょう!」と声をかけると快諾してくれた。

 「マスクを制作し必要な人に渡す」。高野さんがマスクの材料を自費で集め、大武さんが製作。これまでに800枚ほど作り配布をしている。

 「Giving Mask Project」は、SNSで拡散され、地元新聞やメディア、テレビからも取材を受け、北海道から九州まで10都道府県でその輪が広がっている。

SNSにアップしたことで全国に広まり、新聞やテレビ取材も受ける

(上)地元のラーメン店オーナーから寄付された1000枚のマスク。(下)「新聞見田造」様から寄付されたマスク。

 大武さんの力だけでは限界がある。そこで新たな活動をスタートさせた(Power Of People NASUSHIOBARA)。高野さんが自費で購入したトイレットペーパーや品物とマスクの物々交換を求め、集めたマスクを那須塩原市を通じて必要な場所に配布する。こちらは裁縫の技術がなくてもできるので、賛同者・協力者を求めているという。

 すでに、母校OB会や知り合いの商店・企業から数多くのマスクが物々交換、寄付されているという。

 那須塩原市の渡辺美知太郎市長は、地元メディアの取材に対し「(市には)在庫は正直言って、ないという状況。苦しい時だからこそ、心の温かみを感じられる。非常に感謝しています」と話している。

 ■足利大学附属高校・石川利明監督の話「当校レスリング部OBの活躍を嬉しく思います、レスリングを通じて社会貢献が出来る人材を育てたい」

 栃木県は2022年に国体が予定され、レスリングは足利市民体育館で予定されている。「こうした活動を通じ、レスリングが脚光を浴びてくれればいいですね」。全国のレスリング同志に呼びかけ、社会貢献を通じて“レスリングの輪”を広めたい思いだ。

■格闘技ジムFC Y’s ⇒ クリック / 高野代表フェイスブック ⇒ クリック

■Giving Mask Project(マスク制作&配布) ⇒ 案内地元新聞 / You tube動画

■Power Of People NASUSHIOBARA(物々交換) ⇒ 案内 

国際オリンピック委員会(IOC)が東京オリンピック予選の継続を承認

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 世界レスリング連盟(UWW)は4月28日、来年に延期された東京オリンピックの出場権獲得のプロセス(予選方法)をそのまま継続することを、国際オリンピック委員会(IOC)が承認したことを報じた。

 第2次予選の大陸予選のうち、パンアメリカン予選のみを行って中断した予選が、そのまま実行される。来年3月予定の残る3地区の予選は、今年実施されるはずだった期間とほぼ同じ時期に、同じ場所で開催される。アジアは3月に中国・西安で、世界最終予選は4月にブルガリア・ソフィアで実施される。

 アジア予選に出場できるのは、今年2月のアジア選手権(インド)に出場した国。各スタイルに出場した階級数までの選手数が出場できるが、コロナウイルス蔓延のため出場を見送った北朝鮮とトルクメニスタン、インドに入国できなかった中国は、特別に参加を認めるという。

 出場年齢資格は、2021年時点での年齢が適用されるため、本来なら出場できない2003年生まれの選手も出場できることになった。

JOCスポーツ賞・特別功労賞に川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)

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2年連続でJOCの賞を受賞した川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)=写真は2019年世界選手権

 日本オリンピック委員会(JOC)は4月28日、2019年度JOCスポーツ賞受賞者を選出し、特別功労賞に世界選手権の女子57kg級で優勝し、オリンピックを含めて4年連続世界一になった川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)を選出した。

 川井は2018年度にも、乙黒拓斗(山梨学院大)とともに最優秀賞に選ばれている。特別功労賞にレスリングから選ばれたのは、2008年の北京オリンピック女子チーム以来。

 最優秀賞は、ゴルフの全英女子オープンで日本人42年ぶり2人目のメジャー制覇を達成した渋野日向子選手。

 表彰式は6月に予定されていたが、コロナウイルス蔓延のため未定。

《投稿》毎週火・水・金・土・日曜日、1時間半のオンライン・トレーニング…東京・グロリアレスリングクラブ

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グロリアレスリングクラブ
代表 伊東克佳
(東京都板橋区)

 当クラブは2020年3月にオープンしたばかりのクラブです。練習自粛中、オンライン・トレーニングを火、水、金、土、日の18時から約1時間半、自宅で畳一畳分のスペースがあれば出来るトレーニングを実施しております。

 今現在、所属の選手だけでなく、北海道から大阪まで、幼児~高校生のレスラーが一緒にトレーニングをしております。

 オンライン配信はインスタグラムにて。アカウント名gloriawrestlingclubにて行っております。閲覧にはGLORIA WRESTLING CLUBの承認が必要になりますので、興味ある方はDMにて連絡後に申請をお願い致します。

 1日も早く新型コロナウィルスが終息し、全国のレスラー達が、また笑顔でお会い出来る事を心から願っております。

(2020年3月にオープンしたレスリングクラブ。代表は、旭川〜茨城・霞ヶ浦高〜日大出身。レスリング歴35年。2016.2018.2019の世界ベテランズ選手権優勝)

https://www.instagram.com/gloriawrestlingclub/?r=nametag

 

 

 


 

 

あなたも審判に挑戦してみては?…UWWがオンライン“判定ゲーム”を開発

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UWWが開発したオンラインによる“判定ゲーム”

 世界レスリング連盟(UWW)の審判委員会と開発委員会は、コミュニケーション・チームと共同で「Scoring Situations」を製作。UWWの試合映像から選ばれた20のアクションのスコアを当てるオンライン・ゲームを開発した。

 赤のポイントか青のポイントか、2点か4点か、技を受けた選手のカウンターのポイントはあるか等、微妙なアクションばかりが集められ、3~4択の中から正解と思えるポイントを選択する。試合のレフェリーなら瞬時にポイントを上げなければならないが、オンラインの制限時間は30秒。ただ、動画の時間も含まれる。実質10~20秒の猶予。素早く映像を巻き戻すこともできるので、本物の審判よりは“恵まれている”。

 それでも難解なケースばかり。現役の審判でも、チャレンジの時のように動画を何度か見られるのならいざ知らず、瞬時の判断では全問正解は厳しいのではないか。「ファンへの挑戦」という言葉のあるタイトルの記事は、審判の学習ツールとして、審判以外の人は審判の視点で技の掛け合いを見てほしい、と要望を記載している。

 ネナド・ラロビッチ会長は「この危機の中で、世界中のレスリング・ファミリーと楽しくて有益な活動を行いたい。これらは基本的な質問ですが、いくつかのトリックがあります」とコメントし、ファンに“挑戦”した。

 下記のサイトにアクセスし、メールアドレスを入力。名前(ニックネーム)を記入してスタート。各質問ごとに得点が加わり、上位5人の氏名、自分が何位なのかが分かる仕組み。

 審判の大変さを理解するためにも、挑戦してみてはいかが? 問題は隔週で新しいものと変わるとしている。

《UWW #1 – Scoring Situations》

 


Japan Wrestling Federation news — April 2020

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By Ken Marantz

Coronavirus continues to keep sport on hold

The Japanese government declared a state of emergency on April 8 in response to the spread of the new coronavirus. Across the country, individual prefectures issued their own state of emergencies. All universities and schools remained closed until May 6 at the earliest. Public facilities remained closed, while restaurants either closed or reduced their operating hours.

Under the law, the government cannot force closings nor order a lockdown like those seen in other countries. It has been left up to the schools to make the decision on halting club activities, which covers sports teams, or urging self-restraint. There have been cases of universities closing dormitories and ordering students to return to their homes.

The National Training Center, the base for the national team, remains closed, as well as sports clubs and gyms around the country. Currently, wrestlers are in the situation where they cannot practice other than working out on their own at home.

The Japan Wrestling Federation, playing its part in helping to contain the spread of the virus, canceled all national training camps scheduled for April and May. The federation office has been closed since April 8. The following tournaments were added to the growing list of cancellations:

April: JOC Junior Olympic Cup (boys, girls).
May: National Boys and Girls Championships, East Japan Collegiate League; West Japan Collegiate League, All-Japan Invitational Championships (Meiji Cup).
June: National Junior High School Championships; All-Japan Non-Student Championships

The Interhigh Championships, a multisport high school event scheduled for August at various venues, was canceled for the first time in history. The national high school sports federation made the decision taking into consideration safety not just at the competition venues, but in travel and lodgings for the athletes. Wrestling was to have been held Aug. 21-24 in Gunma Prefecture, north of Tokyo.

The athletes commission of the Japan Olympic Committee decided on April 15 to put out an appeal to the nation’s athletes in all sports to prepare messages for social media to encourage society during this unprecendented crisis. A number of wrestlers took part in the project.

Former world U23 champ Nakamura switches to MMA

Rinya Nakamura

On April 1, 2017 world U23 freestyle champion Rinya NAKAMURA announced on Instagram that he had retired from wrestling to pursue a career in Mixed Martial Arts (MMA).

Nakamura, 25, won consecutive titles at the Meiji Cup in 2016 and 2017 at 57kg and 61kg, respectively. But he fell short in a bid to make the Tokyo Olympics over the past year at 65kg, losing to 2018 world champion Takuto OTOGURO in the final at the All-Japan Championships.

Nakamura’s father is owner of Purebred Omiya, the Saitama-prefecture gym for MMA and kids wrestling. It is there that three-time world women’s champion Miyu YAMAMOTO and her late brother Norifumi trained at times after joining MMA.

Nakamura recalled going into the gym as a youth. “The active MMA fighters would play with me,” he said. “The reason I got into was wrestling was because of Miyu Yamamoto.”

Nakamura won 2017 U23 World Championships

Nakamura made his international debut on the senior level at the 2017 world championships in Paris. Competing at 61kg, he lost in the second round to two-time world champion Haji ALIEV (AZE), but fought his way through the repechage to the bronze-medal match. But he lost and had to settle for a fifth-place finish.

Nakamura, whose dream is to become a champion in the popular Ultimate Fighting Championship (UFC), became full-fledged MMA training in February. With the outbreak of the new coronavirus, he is now limited to working out on his own.

In making the switch, Nakamura received encouragement and advice from his mentor Mitsuru SATO, a former Olympic champion and current head coach at Nakamura’s alma mater, Senshu University.

“Striking and grappling techniques are important, but absolutely do not forget wrestling,” Sato said he told him. “Among the contact sports, wrestling is the toughest. Looking at present-day MMA from a physical standpoint, those with a wrestling background really stand out. Nakamura was the type who wins with stamina, so I hope he continues to train in wrestling.”

Risako Kawai honored with JOC award

World and Olympic champion Risako KAWAI was named the recipient of a JOC Sports Award for 2019, which was announced on April 28 by the Japan Olympic Committee.

Risako Kawai

Kawai received a Special Distinction Award for winning the women’s 57kg gold medal at the World Championships in Nur-Sultan, Kazakhstan, last September, which extended her streak of world and Olympic titles to four years.

A year ago, Kawai and men’s world champion Takuto OTOGURO both received a Merit Award for their global success, while Yui SUSAKI was named a Rookie of the Year. The last time that a wrestler won the Special Distinction Award was in 2008, when it went to the women’s team at the Beijing Olympics.

This year’s recipient of the Most Valuable Athlete was pro golfer Hinako SHIBUNO, whose victory at the British Open made her just the second Japanese in history to win a major tournament.

The award ceremony is scheduled for June, but it is still undecided due to the coronavirus pandemic.

【担当記者が見たレスリング(1)】閉会式で見たい、困難を乗り越えた選手の満面の笑みを!…矢内由美子(フリーライター)

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 新型コロナウイルス蔓延のため、大会開催のみならず日々の練習も中止・自粛を余儀なくされている。この機会に、レスリングの新旧担当記者にレスリング取材を振り返ってもらいつつ、将来へ向けての提言や希望をつづってもらった。

 第1回は、フリーランスのライターとして、夏冬のオリンピックやサッカーのワールドカップなど、世界のメジャーイベントを数多く取材している矢内由美子記者。


(文=フリーライター・矢内由美子)

 表彰台で右手を額の前に掲げた。「オー!これはっ!」。カメラマンがすごく喜んでいた。

 シドニー・オリンピック第13日の2000年9月27日。男子グレコローマン69kg級で銀メダルに輝いた永田克彦は、当時、警視庁に所属していた。兄の裕志さんがプロレス界で躍進中だった時期。オリジナル技「ナガタ・ロック」をかける時に出す敬礼ポーズで人気を博すようになっていた頃だ。

2000年シドニー・オリンピック、準決勝で欧州V2のロシア選手を破って決勝進出を決めた永田克彦

 「強運」がキーワードだった。小中学校までは野球部で、レスリングは高1から。高校時代は千葉県2位が最高ながら、兄が実績を残していたおかげで日体大に合格したという。自他共に認める練習の鬼は、その後、めきめきと力をつけたが、国際舞台の壁は分厚く、シドニー・オリンピック前年の1999年世界選手権(ギリシャ)は30位に終わっていた。

 ところが、オリンピック・イヤーになると運が舞い込むようになった。1~3月のオリンピック予選シリーズ(注=当時は5大会中3大会の得点合計で出場資格が決まった)でシドニー行きの切符を手にすると、5月のアジア選手権(韓国)で国際大会初タイトルを獲得。

 勢いをつけて臨んだオリンピック本番では、予選リーグ1勝1敗ながらポイント差で決勝トーナメントの準決勝に進み、欧州選手権連覇のアレクセイ・グルチコフ(ロシア)を3-1で破って決勝へ進出した。

 アトランタ・オリンピック74kg級金メダルのフェリベルト・アスクイ(キューバ)と闘った決勝では、1分44秒で0-11のテクニカルフォール負けを喫したが、「緊張やプレッシャーはなかった」とさわやかに言った。2勝2敗で銀メダルを手にした強運以上に、すがすがしさが印象的だった。

閉会式のあと、フィールドに乱入して銀メダルの永田克彦と遭遇!

 9月27日は、男子グレコローマン130kg級で「人類最強」とうたわれ、13年間無敗だったアレクサンダー・カレリン(ロシア)が銀メダルにとどまり、4連覇を逃したことが世界的ニュースとなった。同じ会場で、カレリンが負けたことよりも大きなニュースを得た日本の報道陣は、本当に幸せだった。

閉会式後のフィールドで記念撮影の筆者と永田克彦=矢内記者提供

 レスリング取材の醍醐味のひとつに、エピソードがザクザク出てくる面白さがある。永田も例外ではなかった。2歳の時、化膿してはがれた爪の手術をしたが、まったく泣かずに医者を驚かせた。5歳の時には自転車で車にぶつかったが無傷だった。高1でレスリングを始めた時は身長170cm、体重55kg。それから10年でオリンピック銀メダルまでたどり着いた。

 それにしても、シドニー・オリンピックはのどかだった。閉会式が終わり、プレスルームから会社に原稿を送った後、記者席に戻ってみると、フィールド内では各国選手や閉会式キャストが入り乱れて踊ったりハイタッチをしたりしていた。観客は既にいなかったが、スタジアムではまだまだお祭り騒ぎが続いていた。

 各国のプレスがフィールドに続々と乱入していくのを見て、筆者も向かった。もちろん、何か良い話を聞けばすぐにメモできるようにペンとノートを持って行った。その中で見つけたのが、銀メダルを首にかけて漂っていた永田だ。どさくさに紛れて、みんなで写真を撮った。永田は笑みを絶やさなかった。

 オリンピックでは、出番を終えた日本勢は基本的に帰国の途に就く。閉会式に出られるのは日程が後半に組まれている競技の特権でもある。シドニー・オリンピックでのこの経験以降、筆者は選手たちの解放感にあふれた素の表情を見ることができる閉会式が大好きになった。

 東京オリンピックでは、開会式への参加が難しい選手はいるが、閉会式なら日本選手は全員参加できるだろう。オリンピック史上最大の困難を乗り越えて大舞台を踏むアスリートたちの笑顔を見たい。泣きたいほど、見たい。

矢内由美子(やない・ゆみこ) 北海道出身。1990年から2006年までスポーツニッポン新聞社に勤め、06年からフリーのスポーツライターとして活動。オリンピック取材は夏4大会、冬4大会。サッカーワールドカップは5大会を取材。AJPS(日本スポーツプレス協会)会員。スポーツグラフィックナンバー、ヤフーニュース個人などで執筆。

高谷惣亮選手(ALSOK)がSNSで“自宅トレーニング”を紹介中

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 2012年ロンドン大会・2016年リオデジャネイロ大会に出場し、オリンピック3度連続出場を目指す高谷惣亮選手(ALSOK=男子フリースタイル86kg級)が、Instagramライブで時にトレーニングを生配信しています。Twitterで、そのトレーニング内容と時間を予告しています。

 ライブ配信を見ながら同じメニューをこなすことで、自宅でも高レベルのトレーニングを行えます。自粛期間が続きますが、感染拡大防止のため、またコロナ禍収束後に向けて、選手たちと共に家で過ごす時間を有意義にお過ごし下さい。

《投稿》自宅での練習をfacebookにアップし、お互いの頑張りを確認…島根・松江レスリングクラブ

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島根・松江レスリングクラブ
事務局長 坂根伸彦
(代表=髙村行雄)


 当クラブでは、自宅での活動を保護者を通じて送ってもらい、クラブのfacebookページにアップし、お互いの頑張りを確認し合っています。

《松江レスリングクラブ・facebook》

5kg背負って懸垂

ハンマー

ロープスウィング

坂道ダッシュ

 

【十年一昔、2010年思い出の動画(1)】早大が62年ぶりに優勝…東日本学生リーグ戦

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 「十年一昔」という言葉がある。わずか10年という期間でも、振り返れば、遠い昔のように思われるという意味。某リサーチ会社の調査では、情報化時代の現在では、昔の10年は今の「5年」に相当するという回答が最も多かった。「10年」は、“遙かな過去”と言えよう。

 事実、2010年のレスリング界の動きを正確に言える人は皆無だろう。10年前のレスリング界を動画で振り返ってみた。このあと、全日本選抜選手権、全日本選手権、全日本大学選手権などをお届けする(不定期連載)。


2010年東日本学生リーグ戦・決勝(5月21日、東京・駒沢体育館)

 早大と拓大の決勝となり、早大が5-2で勝利。1948年秋季以来、62年ぶり6度目の優勝を遂げた。太田拓弥監督就任から10年目の栄冠。駒沢体育館に、早大校歌「都の西北」が誇らしく響いた。《関連記事=(1) / (2)(3)

早 大 ○[5-2]● 拓 大

優勝決定後 / 伊江邦男監督インタビュー / 都の西北


※すべて、えんじ色が早大。当時は2分×3ピリオド制。フォール、または2ピリオド先取で勝利。

【55kg級】
中野裕仁(拓大)○[2-1(0-2=2:30,3-0=2:30,2-1)]●柏木健太(早大)


【60kg級】
松本桂(早大)○[2-1(0-1=2:06,2-1,2-0)]●鈴木康寛(拓大)


【66kg級】
石田智嗣(早大)○[2-1(1-0=2:06,0-1=2:20,3-0=2:11)]●岡本佑士(拓大)


【74kg級】
高谷惣亮(拓大)○[フォール、2P1:02(0-1=2:03,F5-0)]●北村公平(早大)


【84kg級】
山口剛(早大)○[フォール、1P1:13(F5-0)]●赤熊猶弥(拓大)


【96kg級】
武富隆(早大)○[2-0(2-0,1-0)]●岡太一(拓大)


【120kg級】
殿村幸城(早大)○[途中棄権、1P(4-0)]●村木孝太郎(拓大)


2010年の出来事

【国内】
・鳩山退陣、菅内閣が発足。参院選で民主大敗
・大阪地検で証拠改ざん。検事、元特捜部長ら逮捕
・日本航空が経営破綻、改革・再生へ
・野球賭博で大関琴光喜ら解雇、力士多数が謹慎休場
・記録的な猛暑、熱中症による死者多数

【スポーツ】
・大リーグのイチローが10年連続年間200安打
・バンクーバー冬季オリンピックで浅田真央が銀メダル
・サッカー日本代表がワールドカップで16強入り
・大相撲で白鵬が63連勝、横綱朝青龍が引退

【国際】
・チリ鉱山、作業員33人奇跡の生還
・北朝鮮の金正恩氏、後継者デビュー
・ハイチで大地震、25万人死亡
・欧州債務危機が拡大、ユーロに懸念

【記録】男子では太田章のみが4大会連続代表…オリンピック・日本選手出場記録

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1992年バルセロナ・オリンピックで、日本男子初の4大会連続代表を達成した太田章

 オリンピック代表となった日本選手は、合計192選手。そのうち、複数回の代表となった選手は49人いる(日本が不参加だった1980年モスクワ大会も数えるので、「出場」ではなく、「代表」と記載します)。

 最高は「4回代表」で、1968年メキシコ大会両スタイル代表の磯貝頼秀を入れて4人。磯貝は、大会数で言えば3大会連続だった。4大会連続代表は太田章、伊調馨、吉田沙保里の3選手。

 太田は1996年アトランタ大会で5大会連続出場を目指したが、前年12月の全日本選手権の2回戦で敗れて夢ならず。試合後の囲み取材で、「負けて失ったものは?」と聞かれ、「得たものの方が多い。38歳でも夢を持ってやれば…」と答えた。しかし、そのあと言葉が詰まって絶句。悔しさを表した。伊調も5大会連続代表を目指して現役を続行したが、夢ならなかったのは記憶に新しい。

 他競技では、夏季大会では2016年リオデジャネイロ大会の馬術に出場した杉谷泰造の「6大会連続」が最多。冬季ではスキーの葛西紀明、夏冬合計ではスケートと自転車の橋本聖子の「7大会」という記録がある。

 3大会連続代表は、1968年メキシコ大会代表の川野俊一をはじめ男女9人。両スタイルにまたがる代表は伊達治一郎のみで、1972年ミュンヘン大会にグレコローマンの代表となり、その後の2大会はフリースタイルの代表。1976年モントリオール大会は金メダルを取った。この中で4大会連続に挑んだのは森山泰年と笹本睦。森山は最後のアジア予選を勝ち抜くことができなかった。

 2大会出場は36人。35人が連続代表で、1996年アトランタ大会と2004年アテネ大会代表の横山秀和のみが、1大会をはさんでの2大会代表選手。

 複数回の代表選手は下記の通り。


オリンピック・2回以上代表の日本選手

※同一回では、年順→あいうえお順。★は男子両スタイルでの代表

4回代表選手
選 手 名 主 な 階 級   代  表  年
磯貝 頼秀 男子フリースタイル+100kg級 1968=2スタイル、1972・76年
太田 章 男子フリースタイル90kg級   1980・84・88・92年
伊調 馨 女 子 63kg級   2004・08・12・16年
吉田沙保里 女 子 55kg級   2004・08・12・16年
3回代表選手
川野 俊一  男子フリースタイル97kg級   1960・64・68年
佐々木龍雄 男子フリースタイル82kg級   1964・68・72年
伊達治一郎 男子フリースタイル74kg級 1972・76・80年
高田 裕司 男子フリースタイル52kg級   1976・80・84年
赤石 光生 男子フリースタイル68kg級   1984・88・92年
本田 多聞 男子フリースタイル100kg級     〃
森山 泰年 男子グレコローマン90kg級     〃
笹本 睦 男子グレコローマン60kg級   2000・04・08年
浜口 京子 女 子 72kg級   2004・08・12年
2回代表選手
内藤 克俊 男子フリースタイル61kg級 1924年=両スタイル
浅井 正 男子フリースタイル52kg級   1956・60年
市口 政光 男子グレコローマン57kg級   1960・64年
上武洋次郎 男子フリースタイル57kg級   1964・68年
桜間 幸次 男子グレコローマン57kg級     〃
開 健次郎 男子グレコローマン87kg級     〃
堀内 岩雄  男子フリースタイル70kg級     〃
藤本 英男 男子グレコローマン63kg級   1968・72年
佐藤 貞雄  男子グレコローマン90kg級   1972・76年
清水 一夫 男子フリースタイル100kg級     〃
平山紘一郎 男子グレコローマン52kg級     〃
高西 一宏  男子グレコローマン82kg級   1976・80年
谷津 嘉章 男子フリースタイル100kg級     〃
入江 隆 男子フリースタイル48kg級   1980・84年
長内 清一 男子グレコローマン62kg級     〃
富山 英明 男子フリースタイル57kg級     〃
斉藤 育造 男子グレコローマン48kg級   1984・88年
宮原 厚次 男子グレコローマン52kg級     〃
向井 孝博 男子グレコローマン74kg級     〃
伊藤 敦 男子フリースタイル82kg級   1988・92年
佐藤 満 男子フリースタイル52kg級     〃
西口 茂樹 男子グレコローマン62kg級   1988・92年
原 喜彦 男子フリースタイル74kg級     〃
鈴木 賢一 男子グレコローマン130kg級   1992・96年
野々村 孝 男子グレコローマン100kg級     〃
川合 達夫 男子フリースタイル85kg級   1996・2000年
片山 貴光 男子グレコローマン76kg級     〃
和田 貴広 男子フリースタイル69kg級     〃
田南部 力 男子フリースタイル55kg級   2000・04年
永田 克彦 男子グレコローマン74kg級     〃
横山 秀和 男子フリースタイル84kg級   1996・2004年
池松 和彦 男子フリースタイル66kg級   2004・08年
伊調 千春 女 子 48kg級     〃
松本 慎吾 男子グレコローマン84kg級     〃
湯元 健一 男子フリースタイル60kg級   2008・12年
高谷 惣亮 男子フリースタイル74kg級   2012・16年

 

 

《投稿》YouTubeやInstagram等で自宅でのトレーニング動画などを紹介…岐阜・マイスポーツハウス

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岐阜・マイスポーツハウス
洞口幸太(代表=洞口善幸)


 現在は、緊急事態宣言を受け練習ができない状況にあります。

 マイスポーツでは、幼年〜高校生まで約60名が当クラブでレスリングに通っています。活動ができない中、できることはないかと考えた結果、YouTubeやInstagram等で自宅で簡単にできるトレーニング動画などを紹介しています。体操教室も行なっているためレスリングに限らず、スポーツをする子どもや親子でのトレーニング動画なども紹介しています。

 また今回は、「みんなで乗りきろう〜また闘える日まで〜」をテーマに、マイスポーツに所属している選手の画像とメッセージを繋いで動画を作成しました。

 このような状況ですが、レスリングの再開まで前向きにみんなで乗り越えていこうという思いを込めこの動画を作成しました。

《YouTube》 https://youtu.be/dsBYL1fiSFY

《Instagram》 https://instagram.com/mysportshouse?r=nametag

 少しでも多くの人々に見ていただき、日々の生活や取り組みに元気を与えられたらと思います。



【十年一昔、2010年思い出の動画(2)】世界3位の米満達弘が優勝…全日本選抜選手権・男子フリースタイル決勝

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 前年の世界選手権(デンマーク)66kg級で銅メダルを獲得し、国際舞台で実績を残した米満達弘。負傷で12月の全日本選手権を欠場したため、この大会で世界選手権(ロシア)とアジア大会(中国)出場をかけることになった。初戦と準決勝を無失点で勝ち上がった米満は、決勝で全日本王者でオリンピック2度出場の池松和彦(池松オリンピックアカデミー)と対戦。ポイントを先制されるも、地力を発揮して優勝。日本代表争いをプレーオフに持ち込んだ。

 66kg級を含めて、7階級中4階級で全日本王者が優勝を逃す激戦が展開された。


2010年明治乳業杯全日本選抜選手権(5月1~3日、東京・代々木競技場第2体育館)

《男子フリースタイル》

【55kg級・決勝】
湯元進一(自衛隊)○[2-1(3-2,0-2,3-1)]●稲葉泰弘(警視庁)


【60kg級・決勝】
前田翔吾(ニューギン)○[2-0(3-0,1-0)]●高塚紀行(自衛隊)


【66kg級・決勝】
米満達弘(自衛隊)○[2-0(①L-1,TF6-0=1:30)]●池松和彦(池松オリンピックアカデミー)


【74kg級・決勝】
長島和幸(クリナップ)○[2-0(3-1,TF6-0=1:52)]●高橋龍太(自衛隊)


【84kg級・決勝】
松本篤史(ALSOK綜合警備保障)○[2-0(②L-2,5-0)]●永田裕城(日大)


【96kg級・決勝】
磯川孝生(徳山大職)○[2-0(6-1,5-0)]●下屋敷圭貴(NEWS DERI)


【120kg級・決勝】
下中隆広(国士舘大大学院)○[2-0(1-0=2:02,4-1)]●荒木田進謙(FEG)

【インタビュー動画】泥レスからマットへ、乙黒拓斗のライバル、バジラン・プニア…UWWサイトより(日本語字幕付き)

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 男子フリースタイル65kg級で、日本(乙黒拓斗が代表に内定)のライバルの一人となるのがインドのバジラン・プニア。世界レスリング連盟(UWW)が紹介したインタビュー動画をお届けする。(注=2019年9月の世界選手権前に公開された動画です)

※日本語の字幕で視聴可=動画右下の「設定」(歯車マーク)を左クリックし、字幕を「オン」にして「日本語」を選択)。

井上智裕選手(FUJIOH)がSNSでトレーニングを紹介中

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2016年リオデジャネイロ大会に29歳で初出場して5位に入賞した男子グレコローマンの井上智裕選手(FUJIOH)が、インスタグラムやフェイスブックのSNSで自宅でのトレーニング、子供とともにやるトレーニング、得意な技などを紹介しています。

 学生時代、さらに社会人になってからでも大きなタイトルには恵まれず、それでも諦めず、地味な練習を積み重ねた努力家。参考になるトレーニング方法が見つかるのではないかと思います。

《フェイスブック》

【特集】セカンドキャリアで目指す金メダル、“カリスマ・ファッションデザイナー” 岡田友梨さん(旧姓甲斐=滋賀・八幡工高~中京女大卒)

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(文・撮影=布施鋼治)

 滋賀・八幡工高をから中京女子大学(現・至学館大学)レスリング部で伊調馨と同期だった岡田友梨(旧姓甲斐)さんは、巷で”着やせの神”と呼ばれるカリスマ・ファッションデザイナーとして知られている。

今や、カリスマ・ファッションデザイナーの岡田友梨さん=本人提供

 「着こなしのニーズは深い。ニッチ(隙間)だと思っています」

 2015年秋、岡田さんは既製の服が合わない女性アスリート専門のブランド『KINGLILY』(キングキリー)を立ち上げた。

 3年前、そのきっかけを聞くと、岡田さんは次のように答えている。「アスリートは大きいところは大きいけど、しまっているところはしまっている。”ドンッ、キュッ、ポン!”なんです。肩幅に合わせて服を選ぶと、詰まっていないところまで布があって太って見えたりする。お腹やお尻の部分がガバガバになったり。ファッションが決まるということが本当にない。私も現役時代は合う服がなく、それがストレスになっていた」

 着眼点の鋭さにヒザを叩かざるをえない。ありそうでなかった女子アスリート専門ブランドは大当たり。地上波や一般誌(紙)でも、何度となく取り上げられている。今回、改めて取材すると、岡田さんは「私が現役時代の女子アスリートは、お洒落はしてはいけないというムードがあった。そういう世の中を変えたかった」と打ち明けた。

 「私はオリンピック出場に自分の人生をかけていた。その夢は適わなかったけど、だったら、それに匹敵するくらい自分を夢中になるものを探さないといけない、と思ったんですよ。普通の人生では満足できないと思ったので」

2009年世界3位より、同年の全日本優勝が記憶に残る

 選手としては2009年がピークだっただろうか。同年の女子51㎏級で、世界選手権(デンマーク)では3位、全日本選手権では優勝した。岡田さんは後者の方が記憶に残っていると言う。「51㎏級は坂本日登美(現・小原)先輩たちが(ずっと1位の座を)守ってきたけど、私が順位を落としてしまった。そういう意味で、世界選手権は心に残っていないし、むしろ申し訳なく思う。対照的に全日本選手権の方は決勝で(伊調)千春さんに勝って優勝した。周りは私が負けると予想していたけど、私はずっと千春さんを研究していました」

2009年全日本選手権、オリンピアンに勝ち、「やったー!」というポーズの岡田さん=撮影・矢吹建夫

 伊調千春に勝った瞬間のことは、脳裏に焼きついている。会場まで応援に来てくれた会社(当時はアイシン・エィ・ダブリュ所属)の人たちが立ち上がり、泣いて喜んでくれた場面にスポーツの素晴らしさを感じたからだ。

 「自分の夢を追っているつもりでいたけど、スポーツは応援してくれるみんなを幸せにできるんだなと思いました。世間は千春さんというビッグネームに勝ったことが大きいと思う。でも、私にとっては、自分以外の人たちが共感してくれたことの方がもっと大きかった」

 伊調千春に勝った直後に味わった感動は、その後の人生の指針となっていったという。

 「今の仕事をしていても、あの瞬間を達成しようとしている。自分が命を注いでやっていることで、期待してくれている人、あるいは信頼してくれる人が幸せになってくれたらいいと思いながら活動しています」

自分自身が格好のモデル、客層にも変化が

 最近は客層にも変化が出てきた。一般女性からのリクエストも多くなり、そっちの方が6~7割と主流になりつつあるという。「アスリートは服に困っているけど、ジャージでも許される。でも、一般の女性だと出産や年齢で体型が崩れたりするなど、どうしようもない事情を抱えている人もいる」

 昨年秋には『「着やせの神」が教える どんな体型でもやせてキレイにみえる コーデの魔法』(洋泉社刊)を上梓した(右写真)。

 現役時代よりかなり増量してしまったと打ち明ける岡田さんは、自分自身が格好のモデルになると笑う。「昔の自分の写真を見たら、本当に『これは誰?』と思いますよ、でも、いまの自分でも着こなし方で痩せて見える。説得力はメチャクチャ上がると思います」

 最近は150人ものKINGLILYの会員とのやりとりが忙しく、中京女大時代のメンバーとはほとんど会う機会がない。岡田さんは「自分は目の前の仕事に一生懸命になったら、友人とも連絡をとらなくなってしまう性格」と嘆く。「でも、不思議ですよね。誰かの結婚式で旧友と再会したら、何年も会っていなくても当時と同じテンションで盛り上がることができる。レスリングをやっていて本当に良かったと思いますね」

 オリンピックで金メダルという夢はかなわなかった。しかし、セカンドキャリアで岡田さんは金メダルに匹敵する活躍を見せている。(下写真:出版イベントで活躍する岡田さん=本人提供)

《レスリング入門》レスリングの見方・ルールの要点

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 2020年3月現在、運用されているルールを簡易にまとめました。観戦、応援のお供に、ぜひ愛読ください。(監修=日本協会・審判委員会)

《要約=pdfファイル》

全身を使った攻防のフリースタイル

上半身のみの攻防となるグレコローマン

試合場。直径9メートルの円内が闘いの場となる

試合着。自分のコーナーによって赤と青を使い分ける


レスリング・ルールの要点について

1, 階級

■シニア(20歳~)

《男子フリースタイル(FS)》

オリンピック 57kg   65kg   74kg   86kg   97kg 125kg
オリンピック以外 57kg 61kg 65kg 70kg 74kg 79kg 86kg 92kg 97kg 125kg

《男子グレコローマン(GR)》

オリンピック   60kg   67kg   77kg   87kg 97kg 130kg
オリンピック以外 55kg 60kg 63kg 67kg 72kg 77kg 82kg 87kg 97kg 130kg

《女子(WW)》

オリンピック 50kg 53kg   57kg   62kg   68kg   76kg
オリンピック以外 50kg 53kg 55kg 57kg 59kg 62kg 65kg 68kg 72kg 76kg

■ジュニア(18~20歳)

FS 57kg 61kg 65kg 70kg 74kg 79kg 86kg 92kg 97kg 125kg
GR 55kg 60kg 63kg 67kg 72kg 77kg 82kg 87kg 97kg 130kg
WW 50kg 53kg 55kg 57kg 59kg 62kg 65kg 68kg 72kg 76kg

■カデット(16~17歳)

FS・GR 41~45kg 48kg 51kg 55kg 60kg 65kg 71kg 80kg 92kg 110kg
WW 36~40kg 43kg 46kg 49kg 53kg 57kg 61kg 65kg 69kg 73kg

2, 競技システム

(1)トーナメント方式で実施し、決勝進出者に敗退した選手が敗者復活戦(REPECHAGE)出場権を得る

■トーナメント表は8の倍数(8・16・32・64)になるように組み、8の倍数にならない場合は予備戦を行い、イニシャルNO、の多い側(下側)へ予備戦が配置される。
■敗者復活戦の最終勝者が3位、敗者が5位となる。(3位・5位が2名となる。)
■7位以降の順位は、勝ち点総数、勝ち点内容、総得点総失点により決定される。
■各階級の試合は2日間で実施され、競技の前日に抽選、初日は、メディカルチェック・計量の後、準決勝まで、2日目は、計量の後、敗者復活戦、3位決定戦、決勝が行われる。
■参加選手が16名を下回る場合は、1日制で競技を行う事もある。(当日の朝、メディカルチェック・計量・抽選)
■トップシード(TS1~4)制を適用する場合、シード選手は原則予備戦なしで組合せが行われる。
■8名未満はノルディック方式となる。
 ◎6名・7名の場合は、2プール制リーグ戦の後、クロス準決勝・3位決定戦・決勝を行う。(例:丸数字は抽選番号)
   ①→A ②→B ③→A ④→B ⑤→A ⑥→B ⑦→A
 ◎6名未満は、総当たり方式とする。
 -
2日制では、リーグ戦の最終ラウンドは2日目の実施となる。(3位は1名)

(2)勝ち点は以下のとおりである。

VFA
5:0
VCTORY BY FALL   フォールによる勝利
VIN
5:0
VICTORY BY INJURY  負傷棄権の試合による勝利
If an athlete is injured before or during a bout
VCA
5:0
VICTORY BY 3 CAUTION  警告3回による勝利
3 cautions given to the opponent during a about
VSU
4:O
VICTORY BY TECHNICAL SUPERIORITY  テクニカルフォール 敗者ポイント無し 
Without any point scored by the opponent
VSU1
4:1
VICTORY BY TECHNICAL SUPERIORITY  テクニカルフォール 敗者ポイント有り 
With point(s) scored by the opponent
VPO
3:O
VICTORY BY POINTS  判定敗者ポイント無し 
Without any point(s) scored by the opponent
VPO1
3:1
VICTORY BY POINTS  判定敗者ポイント有り 
With point(s) scored by opponent
VFO
5:0
VICTORY BY FORFEIT   不戦勝 棄権試合による勝利 
If an athlete doesn’t show up on the mat
DSQ
5:0
DISQUALIFICATION  罰則による失格
before or during the bout for unfair behavior
2DSQ
0:0
DOUBLE DISQUALIFICATION  両者失格
both wrestlers disqualified due to infractions

3, 得点システム

(1)フォールがない場合、3分2ピリオドのトータルポイントで勝敗を決定する。技術展開によって得点差が規定の数(フリースタイル10点・グレコローマン8点)になった場合、その技術展開が終了した時点でテクニカルフォールが成立し、試合終了となる。

相手の両肩をマットにつけるフォール。ポイントをリードされていても、フォールすれば勝者となれる

3分間×2ピリオドの試合終了を待たずとも、10点差がつけばテクニカルフォール勝ち

(2)同点時の勝者決定手順
 ①得点価値の高さ(ビッグポイント)
 ②警告が少ない選手(コーション)
 ③最終ポイントを獲った選手(ラストポイント)

(3)3回の警告(コーション:○)を受けた者は敗者となるが、グレコローマンスタイルにおける防御者の足(脚)の反則[レッグファウル]は、一回目○+2、二回目の反則を犯した時点で試合終了、反則者は敗者となる。
 
(4)技術点評価(反則点)

《男子フリースタイル・女子》

1点 ・場外ポイント
・テイクダウンされてから反撃のゴービハインド
・アクティビティピリオド30秒後、無得点時の罰則
・チャレンジ失敗〈相手に1点〉
2点 ・テイクダウン・ガッツレンチ・アンクルホールド
・デンジヤーポジション・コレクトホールド(移動ポイント)
4点 ・スモールアンプリチュードでダイレクトデンジャーポジション
・グランドアンプリチュードでノーデンジャーポジション
5点 ・グランドアンプリチュードでダイレクトデンジャーポジション
反則 ○+1が原則
・パーテレで、デンジャーポジションでの場外逃避は○+2点

《男子グレコローマン》

1点 ・場外ポイント
・オーダードパーテレ適用時に積極的レスラーに1点
・チャレンジ失敗〈相手に1点〉
2点 ・テイクダウン・ガッツレンチ
・デンジャーポジション
・コレクトホールド(移動ポイント)
4点 ・スモールアンプリチュードでダイレクトデンジャーポジション
・グランドアンプリチュードでノーデンジャーポジション
5点 ・グランドアンプリチュードでダイレクトデンジャーポジション
反則 ○+2が原則
・攻撃者の反則は一回目注意、 二回目○+1
・防御者の足の反則   一回目○+2

タックルによるテイクダウン(左)からゴービハインド(右)

タックル(左)から一気にデンジャーポジション(右)へ

フリースタイルのみで使われる2点技、アンクルホールド

両スタイルでポピュラーな2点技、ガッツレンチ(ローリング)

4点、5点につながるグランドアンプリチュード(リフト技)

4, チャレンジシステム(VIDEO判定要請)

赤のスポンジが投げられ、ビデオ・チェックへ

(1)審判団(マットチェアマン、レフェリー・ジャッジ)はコンソルテエーションによりビデオを使用する事が出来ない。
(2)コーチ(セコンド)は1試合に1回、チャレンジ(ビデオ判定)を審判団に対し要請できる。
(3)コーチ(セコンド)はコーナー色のスポンジ(CUBE)を投げ入れて「チャレンジ」を要請する。
 ※セコンドの要請に対して選手がチャレンジを拒否する事もできる。
(4)マットチェアマンはチャレンジを確認したら、試合がニュートラル状態であることを確認し、試合を止める。
(5)両コーナーのセコンドと共にVTRを見る審判員は、インストラクター(または代理人)2名とマットチェアマンとする。ポイントはインストラクター(または代理人)が提示し、ブラスポイントはマットチェアマンが提示する。チャレンジにおけるジュリーの判定は最終決定。
(6)チャレンジが認められた場合は、得点が修正され、再度チャレンジ権が認められる。
(7)チャレンジが認められない場合、対戦者に1点が入り、その試合のチャレンジ権を失う。
(8)チャレンジの結果、相手の得点が増えた場合はチャレンジ失敗となる。
(9)インストラクター(または代理人)は、各大会で大会会長または、その目的の為に指名された審判が行う。

5, 消極性選手の摘発

(1)フリースタイルの場合

 ①試合は中断され、最初の「パッシブ」が口頭で与えられる。 ※パッシブ(正式にはバッシピティーpassivity)

 ②同様に2度目の「パッシブ」を受けた場合、アクティビティピリオドとして「30秒の計時」が行われ、その30秒間にどちらの選手にもポイントが入らなかった場合、アクティビティピリオドを課されたレスラーの相手に1点が与えられる。(コーションなし)

 ③アクティビティピリオド30秒間か経過した時点で、レフェリーは試合を止めずに1点を成立させる。アクティビティピリオドの間も技術回避等の行為は摘発され、防御側のコーションが成立する場合がある。
  ※第1ピリオド開始2分後に0:0のスコアである場合、審判団は消極的なレスラーを指定する必要がある。
  ※各ピリオド終了30秒未満に、審判団3人すべてがレスラーの技術回避に同意すると、ダイレクトに○+1が成立する。

(2)グレコローマンスタイルの場合(オーダードパーテレは1試合に2回まで適用され、1ピリオドに2回も可能である。)

 ① 最初のパッシビティ(何れかの選手に拘らず)
 積極的なレスリングを実施している選手に1ポイントを与え、その選手が、「スタンディング」または「バーテレポジション」でのレスリングを選択でさる。時間の設定はされていない。

 ② 2回目のパッシビディ(何れかの選手に拘らず)
 積極的なレスリングを実施している選手に1ポイントを与え、その選手が、「スタンディング」または「バーテレポジション」でのレスリングを選択できる。時間の設定はされていない。

 ③3回目及びそれ以降のパッシビディ(何れかの選手に拘らず)
 積極的なレスリングを実施している選手に1ポイントを与え、試合は停止されない。
※試合時間の短いU15やカデットも同様に適用される。

オーダードパーテレポジションからの攻撃

6, ルール変更についての発表事項

■2018.3.15 UWW審判クリニック JWF4月2日発表

 ◎コンソルテエーションの際、VTRを見ることは廃止とする。
 ◎全スタイルにおいて粗暴行為を繰り返した選手に対しては、「レッドカード」を与える。
 ◎グレコローマンのオーダードパーテレ(ピリオド1回、⇒1試合2回まで)
 ◎グレコローマンスタイルのパッシブの摘発(上下の選択)
  同点時、どちらかの選手が明らかに攻撃的な場合。
  得点をリードしている選手が余りにも防御的な場合。
  ・各ピリオド1回 ⇒ 1試合で2回までとする。
  ・時間の設定は廃止する。(0-0の場合の2分・4分30秒の設定は廃止する。)
  ・以降の消極的な選手に対してはP+1が入る。(その際、試合は止めない。)
 ◎グレコローマンで防御者のレッグファウルは、二回で敗者となる。
  ①攻撃者の足の反則  1回目注意、2回目○+1
  ②防御者の足の反則  1回目○+2、2回目失格
 ◎フリースタイルの警告は○+1、グレコローマンの警告は○+2を原則とする。
 ◎バッシビティとネガティブレスリングを区別する。

【パッシビティは、ペナルティ適用(各スタイル毎に異なる)】
(例)・反撃無しの攻撃回避
   ・相手の手首を握り、攻撃を始めない
   ・相手とコンタクトをしないで攻撃する
   ・攻撃をした後すぐに元のポジションに戻る
   ・嘘のアタック   
   ・ゾーンに逃げ(下がって)留まる
   ・センターでコントロールしない(センターで試合をしない)
   ・相手をゾーンに留める(ゾーンに追い込む)
   ・良いポジションにも関わらず、攻撃しない
   ・守備的なレスリング(守ってばかりいる)

【ネガティブレスリングは、警告(○+_)の対象】
(例)・ブロッキング  
   ・ヘッドダウン[上半身を起こさない]    ・スタンドレスリングでオープンを避ける 
   ・指のロック
   ・相手の胸に頭をつけ続ける     
   ・シミュレーション

2018.9.1発効 UWW8.22発表 JWF9月6日発表
  ・スクールボーイ⇒U15
  ・オーダードパーテレ(47条)グレコローマン
   1試合で2回まで適用され、1ピリオド2回も可能。
  ・オーダードパーテレのフライング(45条)
   「フリースタイル」
     〇攻撃側の選手が2回フライングをした場合、ペナルティ無しでスタンドから開始。
     〇防御側の選手が2回フライングをした場合、○+1で再度のパーテレで開始。
   「グレコローマン:
     〇攻撃側の選手が2回フライングをした場合 ペナルティ無しでスタンドから開始。
     〇防御側の選手が2回フライングをした場合、○+2で再度パーテレで開始。
  ・プッシュの反則(39条)
   プッシュは、ノーポイント・ノーペナルティで、センターで再開

2018.10.21 UWW発表   JWF 11月9日発表
  ・力二ばさみが禁止技とされた(その後、真後ろからのカニバサミは可能へ。サイドからかけて相手が怪我した場合は粗暴行為で失格)。      

以 上

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