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【2021年東日本学生秋季選手権・特集】1年生大学王者が貫録の優勝…男子フリースタイル79kg級・小柴伊織(日体大)

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 11日前の2021年全日本大学選手権74kg級で1年生王者に輝いた小柴伊織(日体大)が、東日本学生秋季選手権・新人戦フリースタイル79kg級で優勝。来月の全日本選手権へ向けて最高の上り調子をつくった。

全日本大学選手権に続き、新人戦も制した小柴伊織(日体大)=撮影・矢吹建夫

 「決勝は最初から攻めて勝てたので、内容的によかったです」と、2分5秒の快勝を振り返る。決勝前、湯元健一コーチから「どんどん攻めて、自分を高めろ」と言われていたそうで、その通りの試合ができて気持ちよさそう。

 1年生とはいえ、大学王者ならば無理に出場せず、全日本選手権へ向けてのコンディションづくりに集中してもいいだろうが、「自分のレベルアップのため」と、1階級上で挑戦。前日のグレコローマンにも出場しているのだから(2回戦敗退)、闘うことが楽しくて仕方ないのだろう。

 大学王者として「負けられない」「負けてはならない」ということは全く考えなかったそうで、「強くなるために闘っています」。出場する試合すべてが練習の一環であり、課題を見つける場。4試合を無失点で勝ち抜いたこの優勝でも、「準決勝は後半、攻め切ることができずに4-0で終わってしまった」と反省の弁が出てきた。

 決勝でも、最初のタックルでアンクルホールドを決めていれば、もっと早く試合を終えられた。「まだまだ克服することがあります、もっと技を覚えて、全日本選手権で優勝を目指したい」と言う。

インカレ決勝での黒星が飛躍の大きな原動力

 今年は、1年生にとっての登竜門とも言えるJOCジュニアオリンピックが中止となり、全日本選抜選手権が大学生としてのデビュー戦。ワールドカップ出場の経験も持つ三輪優翔(ALSOK)に敗れて上位進出はならかなかった。「優勝を目指していたので…」と、強豪社会人選手が相手であっても、負けたのは悔しかった。

決勝はアンクルホールドを中心に攻めて圧勝だった=同

 そこで見つかった課題に取り組み、10月の全日本学生選手権(インカレ)では2位へ。一気に学生のトップレベルの実力を見せたが、「決勝で負けたのは悔しかった」と、ここでのV逸も飛躍の大きな原動力だった。相手の深田雄智(早大)は、2019年インターハイで敗れた相手。インカレでの黒星で連敗となり、悔しさは増したようだ。

 全日本大学選手権では、優勝したとはいえ深田との対戦はなかった。その大会には、2019年全国高校選抜大会決勝で敗れていた佐藤匡記(山梨学院大=今年の世界選手権代表)も出ていたが、佐藤が途中で敗れて、やはり対戦はなかった。

 対人競技である以上、順位で上回っても「勝った」「リベンジした」という気持ちになれないのは当然。大学王者となっても、“まだ学生のナンバーワンではない”という気持ちがあるのも、もっともだろう。

 全日本選手権では、負けっぱなしになっている2人にリベンジし、上位を目指したいところだが、世界での実績のある選手が多い階級。壁は高いと思われる。それでも、「まだ1年生なので、さほど研究されていないでしょう。もっといろんな技を使えるようになって相手をほんろうし、勝ち抜いていきたい」ときっぱり。

 グレコローマンで大学王者に輝いた兄・亮太(日体大4年)の存在も大きなパワー。差しなどのグレコローマンの技術を教えてくれるそうだ。兄弟優勝も視野に入れ、年末の決戦に挑む。


《お知らせ》本日が出場申し込み締め切り=2021年天皇杯全日本選手権

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2021年天皇杯全日本選手権の出場申し込み締め切りは、本日(11月27日)23時59分です=厳守

 12月16日(木)~19日(日)に東京・駒沢体育館で行われる2021年天皇杯全日本選手権の大会要項が発表された。各階級とも昨年より4選手多い12選手で実施。1回戦~決勝を1日で実施し、敗者復活戦は行わないが、準決勝の敗者同士による3位決定戦を行う。各日ごとの実施階級は、後日発表。全日とも試合開始は午前10時。

 無観客大会で実施。チーム関係者の入館は、出場選手数によって認められる人数が決まる。

 来年4月のアジア選手権(19~24日予定、場所未定)、9月の世界選手権(10~18日、セルビア・ベオグラード)とアジア大会(21~24日、中国・杭州=3スタイル各6階級)の代表選考会を兼ね、アジア選手権とアジア大会はこの階級の上位選手が優先的に選出される(世界選手権は、この大会と来年の明治杯全日本選抜選手権が選考大会)。詳細は「2022年度各選手権大会代表選考について」参照

 参加申し込みは、11月11日(木)~27日(土)で、ネットで申請する《参加申し込み手順書》

 出場資格参加申し込み手順ほかの詳細は、下記の大会要項を参照。(注=今後の新型コロナウィルス感染状況によっては、本大会の見直し等を行うこともある)


《2021年天皇杯全日本選手権・大会要項》

《ネット中継》2021年全国中学選抜選手権/第1日

《ネット中継》2021年西日本学生秋季リーグ戦/第1日

2021年東日本学生秋季選手権・新人戦

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(2021年11月23~24日、東京・駒沢屋内球技場)


男子グレコローマン 55・60kg 63kg 67kg
1~3位一覧表 72kg 77・82kg 87・97・130kg
男子フリースタイルA・B A57kg A61kg A65kg A70kg
1~3位一覧表 A74kg A79kg A86~125kg B61~+79kg

【最優秀選手賞】▼男子グレコローマン 小堀雄大(77kg級=東洋大)、▼男子フリースタイル 阿部光(97kg級=中大)、【敢闘賞】▼男子グレコローマン 髙橋夢大(82kg級=日体大)、▼男子フリースタイル 田南部魁星(61kg級=日体大)


男子グレコローマン

 【55kg級】=11選手エントリー

 ▼決勝
塚田京(明大)○[Tフォール、2:53=12-3]●松本陸(大東大)

 ▼準決勝
松本陸(大東大)○[Tフォール、1:34=8-0]●高杉大輝(育英大)
塚田京(明大)○[8-7]●増田壮兼(育英大)

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 【60kg級】=17選手エントリー

 ▼決勝
田南部魁星(日体大)○[Tフォール、5:30=12-3]●森靖仁(日体大)

 ▼準決勝
森靖仁(日体大)○[7-1]●伊藤翔哉(専大)
田南部魁星(日体大)○[Tフォール、0:31=9-0]●高橋一輝(日体大)

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 【63kg級】=18選手エントリー

 ▼決勝
丸山千恵蔵(日体大)○[6-3]●曽根敬次郎(専大)

 ▼準決勝
丸山千恵蔵(日体大)○[6-4]●萩原大和(拓大)
曽根敬次郎(専大)○[Tフォール、2:59=9-0]●深澤颯太(山梨学院大)

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 【67kg級】=21選手エントリー

 ▼決勝
青柳善の輔(山梨学院大)○[5-3]●山本晃聖(神奈川大)

 ▼準決勝
山本晃聖(神奈川大)○[7-0]●松井勇樹(日体大)
青柳善の輔(山梨学院大)○[7-5]●三多見明(拓大)

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 【72kg級】=22選手エントリー

 ▼決勝
西田衛人(専大)○[Tフォール、2:44=9-0]●高田煕(日体大)

 ▼準決勝
高田煕(日体大)○[Tフォール、2:28=9-0]●南航志(大東大)
西田衛人(専大)○[3-2]●鈴木大樹(山梨学院大)

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 【77kg級】=12選手エントリー

 ▼決勝
小堀雄大(東洋大)○[Tフォール、0:33=8-0]●茂野吏玖(国士舘大)

 ▼準決勝
茂野吏玖(国士舘大)○[6-4]●青柳裕樹(神奈川大)
小堀雄大(東洋大)○[フォール、1:15=4-0]●大関寛穂(国士舘大)

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 【82kg級】=12選手エントリー

 ▼決勝
髙橋夢大(日体大)○[10-3]●窪田大羅(中大)

 ▼準決勝
髙橋夢大(日体大)○[7-2]●山口蓮汰(神奈川大)
窪田大羅(中大)○[Tフォール、0:46=8-0]●合田悠悟(東洋大)

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 【87kg級】=8選手エントリー

 ▼決勝
林秀悟(日体大)○[負傷棄権、1:02=2-4]●岩井知史(明大)

 ▼準決勝
林秀悟(日体大)○[7-3]●高橋凛大郎(神奈川大)
岩井知史(明大)○[フォール、1:17=4-0]●藤原颯人(大東大)

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 【97kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
加藤大翔(国士舘大)○[Tフォール、0:26=8-0]●澤田雄斗(山梨学院大)

 ▼準決勝
加藤大翔(国士舘大)○[フォール、4:46=8-1]●渡邊荘陽(中大)
澤田雄斗(山梨学院大)○[4-0]●米田侑太(国士舘大)

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 【130kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
山田康瑛(山梨学院大)○[Tフォール、6;00=8-0]●對比地旭陽(山梨学院大)

 ▼準決勝
山田康瑛(山梨学院大)○[1-1]●新井裕太(国士舘大)
對比地旭陽(山梨学院大)○[不戦勝]●出頭海(中大)


男子フリースタイルA

 【57kg級】=26選手エントリー

 ▼決勝
山口太一(早大)○[3-2]●芹沢雄生(中大)

 ▼準決勝
山口太一(早大)○[6-4]●小川颯太(国士舘大)
芹沢雄生(中大)○[7-0]●中石皓大(専大)

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 【61kg級】=18選手エントリー

 ▼決勝
田南部魁星(日体大)○[9-0]●須田快晴(山梨学院大)

 ▼準決勝
田南部魁星(日体大)○[Tフォール、4:04=14-4]●高橋一輝(日体大)
須田快晴(山梨学院大)○[Tフォール、4:30=11-0]●深澤颯太(山梨学院大)

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 【65kg級】=34選手エントリー

 ▼決勝
丸山千恵蔵(日体大)○[3-2]●宇戸平莞爾(日体大)

 ▼準決勝
宇戸平莞爾(日体大)○[3-0]●池端珠理(専大)
丸山千恵蔵(日体大)○[5-4]●小川琉生(日体大)

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 【70kg級】=27選手エントリー

 ▼決勝
曽我部京太郎(日体大)○[11-8]●鈴木大樹(山梨学院大)

 ▼準決勝
曽我部京太郎(日体大)○[フォール、4:45=16-13]●有馬鉄太(拓大)
鈴木大樹(山梨学院大)○[6-1]●小川統己(東洋大)

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 【74kg級】=18選手エントリー

 ▼決勝
西田衛人(専大)○[2-1]●栃倉健人(日大)

 ▼準決勝
栃倉健人(日大)○[Tフォール、3:54=10-0]●猪狩雄成(立大)
西田衛人(専大)○[4-0]●大関寛穂(国士舘大)

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 【79kg級】=17選手エントリー

 ▼決勝
小柴伊織(日体大)○[Tフォール、2:05=11-0]●清水大輔(明大)

 ▼準決勝
小柴伊織(日体大)○[4-0]●藤田豪(日大)
清水大輔(明大)○[7-0]●今井仁聖(神奈川大)

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 【86kg級】=10選手エントリー

 ▼決勝
山口蓮汰(神奈川大)○[Tフォール、2:28=12-0]●林秀悟(日体大)

 ▼準決勝
山口蓮汰(神奈川大)○[9-0]●目黒優太(国士舘大)
林秀悟(日体大)○[負傷棄権、4:31=5-2]●高橋凛太郎(神奈川大)

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 【92kg級】=6選手エントリー

 ▼決勝
佐藤大斗(専大)○[1-1]●佐々木偉琉(大東大)

 ▼準決勝
佐藤大斗(専大)○[不戦勝]●坂井孝太朗(明大)
佐々木偉琉(大東大)○[不戦勝]●市川アンディ(神奈川大)

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 【97kg級】=6選手エントリー

 ▼決勝
阿部光(中大)○[Tフォール、0:36=10-0]●加藤大翔(国士舘大)

 ▼準決勝
加藤大翔(国士舘大)○[5-4]●中里優斗(中大)
阿部光(中大)○[Tフォール、1:25=10-0]●持永空弥(国士舘大)

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 【125kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
品田陽平(法大)○[8-2]●三橋柚汰(日大)

 ▼準決勝
三橋柚汰(日大)○[4-1]●山田康瑛(山梨学院大)
品田陽平(法大)○[Tフォール、0:38=10-0]●對比地旭陽(山梨学院大)


フリースタイルB

 【61kg級】=2選手エントリー

 ▼決勝
石原汐音(東海大)○[不戦勝]●花田拓哉(東海大)

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 【70kg級】=8選手エントリー

 ▼決勝
安斎憂輝(国士舘大)○[2-0]●川名真矢(国士舘大)

 ▼準決勝
川名真矢(国士舘大)○[Tフォール、2:52=10-0]●村松賢(防大)
安斎憂輝(国士舘大)○[Tフォール、4:40=14-3]●坂井大地(防大)

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 【79kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
保坂凛(東海大)○[Tフォール、1:06=10-0]●カーアーネスト航太(東大)

 ▼準決勝
保坂凛(東海大)○[フォール、2:06=10-4]●熊谷光起(防大)
カー アーネスト航太(東大)○[Tフォール、1:24=10-0]●ハッカー太郎(東海大)

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 【+79kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
六郷海南人(東海大)○[Tフォール、1:01=10-0]●蘇浚惟(東大)

 ▼準決勝
六郷海南人(東海大)○[Tフォール、2:10=13-1]●西田凌晟(防大)
蘇浚惟(東大)○[フォール、1:30=8-0]●野村悠斗(防大)

2021年東日本学生秋季選手権(選手権の部)

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(2021年11月25日、東京・駒沢屋内球技場)


《1~3位一覧表》

男子フリースタイル 57・61kg 65・70kg 74~86kg 92~125kg
男子グレコローマン 55~67kg 72~87kg 97・130kg  

【最優秀選手賞】▼男子フリースタイル 山﨑万里(61kg級=日体大)、▼男子グレコローマン 松本健新(63kg級=神奈川大)、【敢闘賞】▼男子フリースタイル 藤田光星(70kg級=国士舘大)、▼男子グレコローマン 今村大地(77kg級=日大)、【ゴールデンホイッスル賞】細田義翔(大東大)


男子フリースタイル

 【57kg級】=9選手エントリー

 ▼決勝
山根典哲(拓大)○[8-2]●樋野友哉(東洋大)

 ▼準決勝
樋野友哉(東洋大)○[Tフォール、5:59=14-1]●張原夕斗(国士舘大)
山根典哲(拓大)○[2-1]●桝本空(日体大)

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 【61kg級】=18選手エントリー

 ▼決勝
山﨑万里(日体大)○[6-2]●島谷侃(早大)

 ▼準決勝
島谷侃(早大)○[Tフォール、5:14=14-4]●井勢珠維(専大)
山﨑万里(日体大)○[4-1]●杉内皇暉(国士舘大)

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 【65kg級】=13選手エントリー

 ▼決勝
小柴亮太(日体大)○[4-2]●稲葉海人(日体大)

 ▼準決勝
小柴亮太(日体大)○[Tフォール、4:03=11-0]●神原諒(育英大)
稲葉海人(日体大)○[12-9]●中村勇士(日体大)

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 【70kg級】=12選手エントリー

 ▼決勝
藤田光星(国士舘大)○[Tフォール、4:37=13-2]●西舘黎(法大)

 ▼準決勝
藤田光星(国士舘大)○[Tフォール、1:12=10-0]●望月瑞生(神奈川大)
西舘黎(法大)○[2-2]●榎本翔斗(東洋大)

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 【74kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
宮城海(日体大)○[不戦勝]=相手なし

 ▼準決勝
宮城海(日体大)○[7-6]●深作駿人(神奈川大)
伊藤朱里(中大)長島颯己(拓大)=両者棄権

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 【79kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
日下尚(日体大)○[10-5]●鈴木勇斗(大東大)

 ▼準決勝
日下尚(日体大)○[不戦勝]●杉山裕紀(明大)
鈴木勇斗(大東大)○[7-6]●小野文聖(国士舘大)

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 【86kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
村島克哉(中大)○[Tフォール、1:36=10-0]●川崎大輝(東洋大)

 ▼準決勝
村島克哉(中大)○[8-0]●池田貫太郎(中大)
川崎大輝(東洋大)○[負傷棄権、2:31=6-1]●加藤光貴(立大)

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 【92kg級】=3選手エントリー

 ▼決勝
丸山純樹(日体大)○[Tフォール、5:55=10-0]●大原和也(育英大)

 ▼1回戦
丸山純樹(日体大)○[Tフォール、4:27=12-1]●ソロモンリオン竜也(日大)

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 【97kg級】=3選手エントリー

 ▼決勝
伊藤慧亮(明大)○[2-1]●秋場勇星(国士舘大)

 ▼準決勝
伊藤慧亮(明大)○[不戦勝]●仲里優力(日体大)

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 【125kg級】=6選手エントリー

 ▼決勝
ラッサボン・ソークサイ(日大)○[6-2]●安田拓斗(国士舘大)

 ▼準決勝
ラッサボン・ソークサイ(日大)○[12-5]●西村麻凜(国士舘大)
安田拓斗(国士舘大)○[Tフォール、4:45=10-0]●山口浩一(神奈川大)


男子グレコローマン

 【55kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
庄司秀(育英大)○[Tフォール、3:55=9-1]●岡本景虎(専大)

 ▼準決勝
庄司秀(育英大)○[Tフォール、2:00=10-1]●斎藤成龍(神奈川大)
岡本景虎(専大)○[Tフォール、1:46=10-1]●馬渡迅(東洋大)

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 【60kg級】=2選手エントリー

 ▼決勝
堤孔一(青山学院大)○[7-1]●山下善(専大)

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 【63kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
松本健新(神奈川大)○[1-1]●丸山蒼生(日体大)

 ▼準決勝
丸山蒼生(日体大)○[フォール、5:01=10-0]●神山隼多(立大)
松本健新(神奈川大)○[Tフォール、1:39=8-0]●鈴木海斗(国際武道大)

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 【67kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
伊藤由信(専大)○[フォール、4:02=6-7]●浅沼竜(神奈川大)

 ▼準決勝
浅沼竜(神奈川大)○[不戦勝]●山本真聖(青山学院大)
伊藤由信(専大)○[Tフォール、2:07=8-0]●下出倭士(青山学院大)

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 【72kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
佐々木航(拓大)○[2-1]●大野恵太郎(日体大)

 ▼準決勝
大野恵太郎(日体大)○[4-3]●中田翔輝(日体大)
佐々木航(拓大)○[不戦勝]●春日井湧雅(日体大)

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 【77kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
今村大地(日大)○[9-4]●片桐龍樹(育英大)

 ▼準決勝
片桐龍樹(育英大)○[4-4]●櫻庭翔真(育英大)
今村大地(日大)○[3-2]●高橋大和(中大)

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 【82kg級】=1選手エントリー

※宍戸拓海(日体大)が認定チャンピオン

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 【87kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
宮本海渡(日体大)○[10-8]●市原元飛(大東大)

 ▼準決勝
宮本海渡(日体大)○[6-5]●島田京介(神奈川大)
市原元飛(大東大)○[Tフォール、4:54=18-8]●道免陸哉(明大)

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 【97kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
吉村海里(国士舘大)○[2-1]●西山玲太(神奈川大)

 ▼準決勝
西山玲太(神奈川大)○[Tフォール、0:45=9-0]●重松大智(大東大)
吉村海里(国士舘大)○[1-1]●田岡和成(神奈川大)

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 【130kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
谷内渓祐(国士舘大)○[Tフォール、1:57=9-0]●安田優歩(山梨学院大)

 ▼準決勝
谷内渓祐(国士舘大)○[フォール、1:58=6-2]●檜山魁豊(法大)
安田優歩(山梨学院大)○[不戦勝]●小西拳(早大)

【写真集】2021年東日本学生秋季選手権・新人戦/男子フリースタイルA・B決勝

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(2021年11月24日、東京・駒沢屋内球技場/撮影=矢吹建夫)


《男子フリースタイルA・決勝》

【57kg級・決勝】
山口太一(赤=早大)○[3-2]●芹沢雄生(中大)


【61kg級・決勝】
田南部魁星(赤=日体大)○[9-0]●須田快晴(山梨学院大)


【65kg級・決勝】
丸山千恵蔵(青=日体大)○[3-2]●宇戸平莞爾(日体大)


【70kg級・決勝】
曽我部京太郎(赤=日体大)○[11-8]●鈴木大樹(山梨学院大)


【74kg級・決勝】
西田衛人(青=専大)○[2-1]●栃倉健人(日大)


【79kg級・決勝】
小柴伊織(青=日体大)○[Tフォール、2:05=11-0]●清水大輔(明大)


【86kg級・決勝】
山口蓮汰(赤=神奈川大)○[Tフォール、2:28=12-0]●林秀悟(日体大)


【92kg級・決勝】
佐藤大斗(赤=専大)○[1-1]●佐々木偉琉(大東大)


【97kg級・決勝】
阿部光(青=中大)○[Tフォール、0:36=10-0]●加藤大翔(国士舘大)


【125kg級・決勝】
品田陽平(青=法大)○[8-2]●三橋柚汰(日大)


《フリースタイルB・決勝》

【61kg級・決勝】
石原汐音(東海大)○[不戦勝]●花田拓哉(東海大)


【70kg級・決勝】
安斎憂輝(青=国士舘大)○[2-0]●川名真矢(国士舘大)


【79kg級・決勝】
保坂凛(青=東海大)○[Tフォール、1:06=10-0]●カーアーネスト航太(東大)


【+79kg級・決勝】
六郷海南人(赤=東海大)○[Tフォール、1:01=10-0]●蘇浚惟(東大)

グレコローマン大学王者の小柴亮太(日体大)と日下尚(日体大)がフリースタイルで優勝…2021年東日本学生秋季選手権・最終日

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 2021年東日本学生秋季選手権最終日は11月25日、東京・駒沢屋内球技場で選手権・男子両スタイルが行われ、フリースタイルに出場したグレコローマン63kg級大学王者の小柴亮太(日体大)が65kg級で、同77kg級王者の日下尚(日体大)が79kg級でそれぞれ優勝した。

 各階級の成績は下記の通り。

グレコローマン大学王者同士がフリースタイルで激突! 小柴亮太(63kg級王者)が二俣友明(67kg級王者)を破る

日本史上最年少のグレコローマン全日本王者、日下尚(日体大)はフリースタイルでも強かった


《1~3位一覧表》

男子フリースタイル 57・61kg 65・70kg 74~86kg 92~125kg
男子グレコローマン 55~67kg 72~87kg 97・130kg  

【最優秀選手賞】▼男子フリースタイル 山﨑万里(61kg級=日体大)、▼男子グレコローマン 松本健新(63kg級=神奈川大)、【敢闘賞】▼男子フリースタイル 藤田光星(70kg級=国士舘大)、▼男子グレコローマン 今村大地(77kg級=日大)、【ゴールデンホイッスル賞】細田義翔(大東大)


男子フリースタイル

 【57kg級】=9選手エントリー

 ▼決勝
山根典哲(拓大)○[8-2]●樋野友哉(東洋大)

 ▼準決勝
樋野友哉(東洋大)○[Tフォール、5:59=14-1]●張原夕斗(国士舘大)
山根典哲(拓大)○[2-1]●桝本空(日体大)

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 【61kg級】=18選手エントリー

 ▼決勝
山﨑万里(日体大)○[6-2]●島谷侃(早大)

 ▼準決勝
島谷侃(早大)○[Tフォール、5:14=14-4]●井勢珠維(専大)
山﨑万里(日体大)○[4-1]●杉内皇暉(国士舘大)

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 【65kg級】=13選手エントリー

 ▼決勝
小柴亮太(日体大)○[4-2]●稲葉海人(日体大)

 ▼準決勝
小柴亮太(日体大)○[Tフォール、4:03=11-0]●神原諒(育英大)
稲葉海人(日体大)○[12-9]●中村勇士(日体大)

---------------------------------

 【70kg級】=12選手エントリー

 ▼決勝
藤田光星(国士舘大)○[Tフォール、4:37=13-2]●西舘黎(法大)

 ▼準決勝
藤田光星(国士舘大)○[Tフォール、1:12=10-0]●望月瑞生(神奈川大)
西舘黎(法大)○[2-2]●榎本翔斗(東洋大)

---------------------------------

 【74kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
宮城海(日体大)○[不戦勝]=相手なし

 ▼準決勝
宮城海(日体大)○[7-6]●深作駿人(神奈川大)
伊藤朱里(中大)長島颯己(拓大)=両者棄権

---------------------------------

 【79kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
日下尚(日体大)○[10-5]●鈴木勇斗(大東大)

 ▼準決勝
日下尚(日体大)○[不戦勝]●杉山裕紀(明大)
鈴木勇斗(大東大)○[7-6]●小野文聖(国士舘大)

---------------------------------

 【86kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
村島克哉(中大)○[Tフォール、1:36=10-0]●川崎大輝(東洋大)

 ▼準決勝
村島克哉(中大)○[8-0]●池田貫太郎(中大)
川崎大輝(東洋大)○[負傷棄権、2:31=6-1]●加藤光貴(立大)

---------------------------------

 【92kg級】=3選手エントリー

 ▼決勝
丸山純樹(日体大)○[Tフォール、5:55=10-0]●大原和也(育英大)

 ▼1回戦
丸山純樹(日体大)○[Tフォール、4:27=12-1]●ソロモンリオン竜也(日大)

---------------------------------

 【97kg級】=3選手エントリー

 ▼決勝
伊藤慧亮(明大)○[2-1]●秋場勇星(国士舘大)

 ▼準決勝
伊藤慧亮(明大)○[不戦勝]●仲里優力(日体大)

---------------------------------

 【125kg級】=6選手エントリー

 ▼決勝
ラッサボン・ソークサイ(日大)○[6-2]●安田拓斗(国士舘大)

 ▼準決勝
ラッサボン・ソークサイ(日大)○[12-5]●西村麻凜(国士舘大)
安田拓斗(国士舘大)○[Tフォール、4:45=10-0]●山口浩一(神奈川大)


男子グレコローマン

 【55kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
庄司秀(育英大)○[Tフォール、3:55=9-1]●岡本景虎(専大)

 ▼準決勝
庄司秀(育英大)○[Tフォール、2:00=10-1]●斎藤成龍(神奈川大)
岡本景虎(専大)○[Tフォール、1:46=10-1]●馬渡迅(東洋大)

---------------------------------

 【60kg級】=2選手エントリー

 ▼決勝
堤孔一(青山学院大)○[7-1]●山下善(専大)

---------------------------------

 【63kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
松本健新(神奈川大)○[1-1]●丸山蒼生(日体大)

 ▼準決勝
丸山蒼生(日体大)○[フォール、5:01=10-0]●神山隼多(立大)
松本健新(神奈川大)○[Tフォール、1:39=8-0]●鈴木海斗(国際武道大)

---------------------------------

 【67kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
伊藤由信(専大)○[フォール、4:02=6-7]●浅沼竜(神奈川大)

 ▼準決勝
浅沼竜(神奈川大)○[不戦勝]●山本真聖(青山学院大)
伊藤由信(専大)○[Tフォール、2:07=8-0]●下出倭士(青山学院大)

---------------------------------

 【72kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
佐々木航(拓大)○[2-1]●大野恵太郎(日体大)

 ▼準決勝
大野恵太郎(日体大)○[4-3]●中田翔輝(日体大)
佐々木航(拓大)○[不戦勝]●春日井湧雅(日体大)

---------------------------------

 【77kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
今村大地(日大)○[9-4]●片桐龍樹(育英大)

 ▼準決勝
片桐龍樹(育英大)○[4-4]●櫻庭翔真(育英大)
今村大地(日大)○[3-2]●高橋大和(中大)

---------------------------------

 【82kg級】=1選手エントリー

※宍戸拓海(日体大)が認定チャンピオン

---------------------------------

 【87kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
宮本海渡(日体大)○[10-8]●市原元飛(大東大)

 ▼準決勝
宮本海渡(日体大)○[6-5]●島田京介(神奈川大)
市原元飛(大東大)○[Tフォール、4:54=18-8]●道免陸哉(明大)

---------------------------------

 【97kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
吉村海里(国士舘大)○[2-1]●西山玲太(神奈川大)

 ▼準決勝
西山玲太(神奈川大)○[Tフォール、0:45=9-0]●重松大智(大東大)
吉村海里(国士舘大)○[1-1]●田岡和成(神奈川大)

---------------------------------

 【130kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
谷内渓祐(国士舘大)○[Tフォール、1:57=9-0]●安田優歩(山梨学院大)

 ▼準決勝
谷内渓祐(国士舘大)○[フォール、1:58=6-2]●檜山魁豊(法大)
安田優歩(山梨学院大)○[不戦勝]●小西拳(早大)

 


九州共立大が2連勝…2021年西日本学生秋季リーグ戦・第1日

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(2021年11月27日、大阪・東和薬品RACTABドーム)


一部リーグ 二部リーグ
星取表 内訳成績 星取表 内訳成績

一部リーグ

 【Aグループ】

 ▼1回戦
九州共立大○[5-2]●同志社大、立命館大○[5-2]●中京学院大

 ▼2回戦
中京学院大○[6-1]●同志社大、九州共立大○[4-3]●立命館大

---------------------------------

 【Bグループ】

 ▼1回戦
徳山大○[6-1]●福岡大、日本文理大○[4-3]●近大

 ▼2回戦(途中まで)
近大○[6-1]●福岡大


二部リーグ

 ▼1回戦
帝塚山大○[7-0]●南九州大、関大○[6-1]●関学大、
天理大○[6-1]●桃山学院大

 ▼2回戦
大体大○[5-2]●関学大、関大○[6-1]●南九州大
帝塚山大○[5-2]●桃山学院大

 ▼3回戦
大体大○[4-3]●天理大、帝塚山大○[6-1]●関学大、
関大○[5-2]●桃山学院大

 ▼4回戦
大体大○[6-1]●南九州大、天理大○[6-1]●関学大、
南九州大○[5-2]●桃山学院大

 ▼5回戦(途中まで)
大体大○[4-3]●帝塚山大、関大○[5-2]●天理大

2021年全国中学選抜選手権/第1日・成績

グレコローマン大学王者の小柴亮太(日体大)と日下尚(日体大)がフリースタイルで優勝…2021年東日本学生秋季選手権・最終日

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 2021年東日本学生秋季選手権最終日は11月25日、東京・駒沢屋内球技場で選手権・男子両スタイルが行われ、フリースタイルに出場したグレコローマン63kg級大学王者の小柴亮太(日体大)が65kg級で、同77kg級王者の日下尚(日体大)が79kg級でそれぞれ優勝した。

 各階級の成績は下記の通り。

グレコローマン大学王者同士がフリースタイルで激突! 小柴亮太(63kg級王者)が二俣友明(67kg級王者)を破る

日本史上最年少のグレコローマン全日本王者、日下尚(日体大)はフリースタイルでも強かった


《1~3位一覧表》

男子フリースタイル 57・61kg 65・70kg 74~86kg 92~125kg
男子グレコローマン 55~67kg 72~87kg 97・130kg  

【最優秀選手賞】▼男子フリースタイル 山﨑万里(61kg級=日体大)、▼男子グレコローマン 松本健新(63kg級=神奈川大)、【敢闘賞】▼男子フリースタイル 藤田光星(70kg級=国士舘大)、▼男子グレコローマン 今村大地(77kg級=日大)、【ゴールデンホイッスル賞】細田義翔(大東大)


男子フリースタイル

 【57kg級】=9選手エントリー

 ▼決勝
山根典哲(拓大)○[8-2]●樋野友哉(東洋大)

 ▼準決勝
樋野友哉(東洋大)○[Tフォール、5:59=14-1]●張原夕斗(国士舘大)
山根典哲(拓大)○[2-1]●桝本空(日体大)

---------------------------------

 【61kg級】=18選手エントリー

 ▼決勝
山﨑万里(日体大)○[6-2]●島谷侃(早大)

 ▼準決勝
島谷侃(早大)○[Tフォール、5:14=14-4]●井勢珠維(専大)
山﨑万里(日体大)○[4-1]●杉内皇暉(国士舘大)

---------------------------------

 【65kg級】=13選手エントリー

 ▼決勝
小柴亮太(日体大)○[4-2]●稲葉海人(日体大)

 ▼準決勝
小柴亮太(日体大)○[Tフォール、4:03=11-0]●神原諒(育英大)
稲葉海人(日体大)○[12-9]●中村勇士(日体大)

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 【70kg級】=12選手エントリー

 ▼決勝
藤田光星(国士舘大)○[Tフォール、4:37=13-2]●西舘黎(法大)

 ▼準決勝
藤田光星(国士舘大)○[Tフォール、1:12=10-0]●望月瑞生(神奈川大)
西舘黎(法大)○[2-2]●榎本翔斗(東洋大)

---------------------------------

 【74kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
宮城海(日体大)○[不戦勝]=相手なし

 ▼準決勝
宮城海(日体大)○[7-6]●深作駿人(神奈川大)
伊藤朱里(中大)長島颯己(拓大)=両者棄権

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 【79kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
日下尚(日体大)○[10-5]●鈴木勇斗(大東大)

 ▼準決勝
日下尚(日体大)○[不戦勝]●杉山裕紀(明大)
鈴木勇斗(大東大)○[7-6]●小野文聖(国士舘大)

---------------------------------

 【86kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
村島克哉(中大)○[Tフォール、1:36=10-0]●川崎大輝(東洋大)

 ▼準決勝
村島克哉(中大)○[8-0]●池田貫太郎(中大)
川崎大輝(東洋大)○[負傷棄権、2:31=6-1]●加藤光貴(立大)

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 【92kg級】=3選手エントリー

 ▼決勝
丸山純樹(日体大)○[Tフォール、5:55=10-0]●大原和也(育英大)

 ▼1回戦
丸山純樹(日体大)○[Tフォール、4:27=12-1]●ソロモンリオン竜也(日大)

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 【97kg級】=3選手エントリー

 ▼決勝
伊藤慧亮(明大)○[2-1]●秋場勇星(国士舘大)

 ▼準決勝
伊藤慧亮(明大)○[不戦勝]●仲里優力(日体大)

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 【125kg級】=6選手エントリー

 ▼決勝
ラッサボン・ソークサイ(日大)○[6-2]●安田拓斗(国士舘大)

 ▼準決勝
ラッサボン・ソークサイ(日大)○[12-5]●西村麻凜(国士舘大)
安田拓斗(国士舘大)○[Tフォール、4:45=10-0]●山口浩一(神奈川大)


男子グレコローマン

 【55kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
庄司秀(育英大)○[Tフォール、3:55=9-1]●岡本景虎(専大)

 ▼準決勝
庄司秀(育英大)○[Tフォール、2:00=10-1]●斎藤成龍(神奈川大)
岡本景虎(専大)○[Tフォール、1:46=10-1]●馬渡迅(東洋大)

---------------------------------

 【60kg級】=2選手エントリー

 ▼決勝
堤孔一(青山学院大)○[7-1]●山下善(専大)

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 【63kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
松本健新(神奈川大)○[1-1]●丸山蒼生(日体大)

 ▼準決勝
丸山蒼生(日体大)○[フォール、5:01=10-0]●神山隼多(立大)
松本健新(神奈川大)○[Tフォール、1:39=8-0]●鈴木海斗(国際武道大)

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 【67kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
伊藤由信(専大)○[フォール、4:02=6-7]●浅沼竜(神奈川大)

 ▼準決勝
浅沼竜(神奈川大)○[不戦勝]●山本真聖(青山学院大)
伊藤由信(専大)○[Tフォール、2:07=8-0]●下出倭士(青山学院大)

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 【72kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
佐々木航(拓大)○[2-1]●大野恵太郎(日体大)

 ▼準決勝
大野恵太郎(日体大)○[4-3]●中田翔輝(日体大)
佐々木航(拓大)○[不戦勝]●春日井湧雅(日体大)

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 【77kg級】=7選手エントリー

 ▼決勝
今村大地(日大)○[9-4]●片桐龍樹(育英大)

 ▼準決勝
片桐龍樹(育英大)○[4-4]●櫻庭翔真(育英大)
今村大地(日大)○[3-2]●高橋大和(中大)

---------------------------------

 【82kg級】=1選手エントリー

※宍戸拓海(日体大)が認定チャンピオン

---------------------------------

 【87kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
宮本海渡(日体大)○[10-8]●市原元飛(大東大)

 ▼準決勝
宮本海渡(日体大)○[6-5]●島田京介(神奈川大)
市原元飛(大東大)○[Tフォール、4:54=18-8]●道免陸哉(明大)

---------------------------------

 【97kg級】=4選手エントリー

 ▼決勝
吉村海里(国士舘大)○[2-1]●西山玲太(神奈川大)

 ▼準決勝
西山玲太(神奈川大)○[Tフォール、0:45=9-0]●重松大智(大東大)
吉村海里(国士舘大)○[1-1]●田岡和成(神奈川大)

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 【130kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
谷内渓祐(国士舘大)○[Tフォール、1:57=9-0]●安田優歩(山梨学院大)

 ▼準決勝
谷内渓祐(国士舘大)○[フォール、1:58=6-2]●檜山魁豊(法大)
安田優歩(山梨学院大)○[不戦勝]●小西拳(早大)

 

【2021年東日本学生秋季選手権・特集】全日本選手権で“有終の美”を…女性委員長として歴史的1年を終えた宮内美里・学連委員長(東洋大)

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 11月23~25日の東日本学生秋季選手権で、2021年度の東日本学生連盟主催の全大会が終了。連盟史上初めて女子の学生委員長となった宮内美里・委員長(東洋大)の“歴史的1年”が終わった。

最終日の表彰式のあと、閉会宣言をする宮内美里・学連委員長(東洋大)。左は朝倉利夫会長

 来月16~19日の全日本選手権(東京・駒沢体育館)も貴重なスタッフとして参加するので、まだ「活動が終わった」という感覚はないようだが、「リーグ戦が中止になったあと、春と秋の選手権、インカレ(男子フリースタイル)と開催され、よかったです」と1年間を振り返った。「楽しかった」と口にする一方、どことなく寂しそうな表情も。

 昨年から連盟内の主要な位置にいて、そこで感じた課題をきちんとこなすことができた、との感触はあり、「合格点がもらえたのではないでしょうか」との自己採点。「いろんな人に助けられたことに感謝したい。ただ、全日本選手権が最後、という気持ちです。そこでしっかりできなければ、悔いが残ると思います」と続けた。

 最終日の表彰式では、進行アナウンサーが選手を起立させて一礼させたあと、座らせることを忘れて進行しようとすると、すぐに「座らせて」と指示するなど、スムーズな運営をフォローするシーンが何度か見られ、存在感のある行動が目立った。

全日本チャンピオンを審判に起用

 この大会には、女子76kg級全日本チャンピオンの鏡優翔選手(東洋大)が審判団の一員として参加していた。大学の先輩の宮内委員長の勧めによるもので、「実力アップのためにはルールをしっかり覚えることが必要」という理由のほか、審判のステータスを上げる意味もあったという。

全日程を終了し、大会を支えてくれた学生審判員をねぎらう宮内委員長(中央)

 「下山田さん(培=男子グレコローマン67kg級)も審判をやっていましたが、全日本のトップ選手がやることで、審判に対する目が変わると思います」との持論。ともすると、トップをあきらめた選手や、けがで選手生活を断念した選手がやる、というイメージがある審判だが、トップ選手が携わることで、「審判への見方が変わるはず」と言う。

 審判の重要性が伝わって多くの学生が関心を持ち、「ルールを知るため」との理由でトップ選手を含めて多くの学生が参加してくれれば、審判の質の向上につながり、強化にも役立つはず。「トップを目指している選手にも、ぜひとも審判に挑んでほしいと思います」と訴えた。

 来シーズンは男子が委員長となる予定だが、「本部だけでなく、審判にも女子学生が多くなったと思います。連盟は、スタッフに男女の区別なく起用しています。私が抜けても、女子役員が減ることなく続けてほしいです」と、女子役員のさらなる台頭を期待した。

 

《ネット中継》2021年全国中学選抜選手権・最終日

《ネット中継》2021年西日本学生秋季リーグ戦・最終日

【報道】12.16~19天皇杯全日本選手権(東京・駒沢体育館)/取材のご案内

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2021年11月28日

報 道 各 位

2021年全日本選手権実行委員会


 平素は当協会をご支援いただき御礼申し上げます。

 12月16日(木)~19日(日)に東京・駒沢体育館で2021年天皇杯全日本選手権を開催いたします(詳細は協会ホームページをご覧ください)。取材申請は下記の要領で、ネット申請にて受付いたします。なお取材はスポーツ報道に限らせていただきます。

 申し込み締め切りは12月8日(水)とし、12月13日(月)までに本ホームページにて発表させていただきます。なお、エントリー選手の発表は11月30日を予定しています。

 本大会は新型コロナウィルス感染防止のため無観客大会となり、報道も制限せざるを得ない状況であることへのご理解とご協力をお願いいたします。

 申請に際し下記の注意事項を熟読ください。申請された段階で、注意事項に関してすべて了解されたものといたします。

《ネット申請》=右リンクから申請ください https://forms.gle/2uRd7Tv8QddzpYi68

《健康チェックシート》=入館日によりシートが異なりますので、各自出力の上、2週間前から記録をお願いします
《新型コロナ同意書》=当日持参ください

 1. 感染拡大防止策を考慮し、取材メディアの人数を以下の通りとさせていただきます。
 ・ペン:1社2名(カメラマンを含む)で最大60名程度。原則として報道機関・報道ライターのみとさせていただきます。
 ・テレビ:1系列1クルー3名、最大18名程度。テレビカメラは1系列1台とし、A、B両マットサイド並びに1F観客席(別途エリアを指定)に設置可能です。但し、インタビューエリアに関しては代表撮影とさせていただきます。
 ・所属広報(大学新聞等含む):1団体1名で最大20名程度。
 ・定員を超えた申請があった場合は、過去の取材実績などを考慮し、当委員会で調整をさせていただきます。

 2. 取材者は事前申請をした方のみとし、大会の2週間前から体調を管理するレスリング健康チェックシート並びに新型コロナ同意書の提出をお願いします。従いまして名前未定や、事前連絡のない変更は認められません。当日は受付で身分証明書を提示いただき、ルール厳守の誓約書をご提出いただきます。

 3. 取材を希望する日のみを申請ください。4日間の申請が受理されても、1日しか来ない、という状況のないようお願いします。その場合は、以後の今大会の取材はご遠慮いただき次回以降の取材について協会で検討させていただきます。複数日の取材を申請される場合は、優先順位を併せてご記入ください。

 4. マットサイドでの写真(スチール)撮影は、協会のオフィシャル、協会の別途定めたメディア(新聞及び通信社は各社1名)のみとします。所属広報の方が、割り振られた記者席から撮影することは可能です。

 5. 選手へのインタビューは、試合終了後、北ウォーミングアップ場にて、テレビとペンの共同となります。

 6. 感染防止には最善を尽くしております。取材可能エリアを含め決められたルールを守っていただけない場合は、即刻退場いただき、今大会の以後の取材をお断りします。また、次回大会以降の取材に関しても検討させていただきます。

7.大会期間中は、大会スタッフの指示を順守いただきますよう、ご協力をお願いいたします。

《問い合わせ先》jwf.press@gmail.com

以 上


《速報》2021年全国中学生選抜選手権/最終日・成績

《速報》徳山大が13季ぶりに優勝…2021年西日本学生秋季リーグ戦・最終日

【特集】不撓不屈の18年! レスリング王国復活と発展を振り返る…福田富昭・前会長インタビュー(下)

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《「上」から続く》

レスリングのオリンピックからの除外を報じるスポーツ紙と、急きょ開かれた記者会見=2013年2月

――2008年北京大会でも金メダルを取り、2012年ロンドン大会では男子の金メダルを復活させました。しかし2013年2月、ものすごい衝撃に襲われました(国際レスリング連盟=IOC=理事会で2020年オリンピックからレスリングを除外決議)。あのとき、東京オリンピック招致委員会のメンバーでもあったわけで、二重の労力が必要だったのではないでしょうか。

福田 地元開催のオリンピックなんて、人生に一回あるかどうか。多くの人の思い出になるだろうと思い、東京開催を実現したかった。結果として無観客になってしまったわけですが、政財界とスポーツ界とが一体となって招致を目指したことで、横のつながりができたような気がする。まさかコロナに襲われるとは思わなかった。何のために東京に持ってきたのか、という気持ちにはなった。

――レスリング除外の問題では、世界のレスリング界が一致団結したと思います。

福田 実は、責任をとって国際レスリング連盟(FILA)の会長を辞任したラファエル・マルティニティー会長も裏で頑張ってくれました。IOCの本部があるスイス在住ですので。そのとき思ったのが、世界で通じる言葉を話せる必要性です。新しいネナド・ラロビッチ会長は5ヶ国語を話せ、IOCの首脳と交渉してくれました。言葉を話せなければ、外交の舞台で要人とやりあうのは難しいことを感じました。

辞任は「責任逃れにもなる」、立て直しに全力を尽くした2018年

――その5年後、今度はパワハラ問題で協会の屋台骨が揺らされました。マスコミの矛先が権力側に向くのは仕方ないのですが、あのときは辞任などを考えたのでしょうか。

福田 考えました。ただ、ここで頑張らなければ、だれがやるんだ、という思いもあった。悔しい思いもしたが、辞任は責任逃れにもなる。頑張って立て直さないとならないと思った。内閣府やいろんな役所に行って頭を下げました。会長が出て行かなければ誠意は伝わらない。

福田会長就任後のオリンピック成績
開催地
2004年 アテネ
2008年 北  京
2012年 ロンドン
2016年 リオデジャネイロ
2021年 東  京
合  計 17 7 7

――取材した記者も含めて多くの人が誤解しているのですが、弁護士3人で構成された第三者委員会は、内閣府に提出された告発(パワハラと不正経理)のすべてを「パワハラではない」「経理に不正はない」という結論を出しています。調査の過程で、告発とは別に浮かび上がってきた4点に関して「パワハラ」と認定したわけです。世間の大勢は「告発の言い分が全面的に認められ、協会が謝罪した」と解釈しました。

福田 パワハラと認定されたことがあった以上、姿勢を改めなければならない。「告発状にはない」という言い訳は通用しない。

――事実に基づかない記事・番組もあったように思います。

福田 抗議したい記事、番組はたくさんあった。抗議したら、それをネタにされて、さらに火が広がるだけ。裁判で勝てることであっても、何年もかけてやり合うことはしたくなかった。頭を下げて協会が変わっていくことをアピールし、騒動をおさめ、東京オリンピックへ向けての強化に力を注げる状態に戻したいという気持ちが強かった。

――その行動が東京オリンピックの「金5個」につながったと思います。

競技団体運営に必要なことは「トップのエネルギー!」

――福田会長のやろうとしたことのひとつに総合格闘技とのリンクがありました。残念ながら尻つぼみになっていますね。

福田 プロ総合格闘技の人気をレスリングにつなげ、人気獲得を目指した。いろんなことがあって、ウチらとプロとは違う世界ということを感じた。新執行部は、総合格闘技とどう関わっていくかを考えてほしい。

格闘技の大同団結を目指してスタートした日本格闘競技連盟=2009年10月

――グラップリングやパンクラチオンは、世界レスリング連盟(UWW)のスタイルと認定され、世界選手権も実施されている。オリンピック・スタイルだけではなく、それらの振興にも力を入れるべきでは?

福田 選手を発掘し、世界へ派遣してほしい。オリンピック入りを目指す格闘技は多い。傘下の日本格闘競技連盟(2009年10月設立)を再編し、一致団結して格闘技全体の発展につなげてほしい。これも新執行部の課題になるでしょう。

――協会運営に一番必要なことは何でしょうか。

福田 上に立つ人間のエネルギーです。ナショナルトレーニングセンター(NTC)を建設してもらうとき、何度も役所に行って交渉しました。選挙に出るわけでもないのに、頭の下げ通し(笑)。全競技団体の会長から署名をもらって陳情書をつくり、文部科学省などに出しました。最終的には、そうした行動が認められたのだと思います。スポーツ庁ができようが、超党派の議員連盟が何をしようが、競技団体の人間のエネルギーがなければ、物事は動かない。現場の状況を知っているのは、現場の人間だけなんです。役所と正面切って闘う野人がいないと駄目ですね。

(完)

【特集】不撓不屈の18年! レスリング王国復活と発展を振り返る…福田富昭・前会長インタビュー(上)

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 2003年4月から本協会の会長を務めた福田富昭氏が10月1日の理事会をもって勇退。18年にわたる激務を終えた。本協会の会長だけでなく、日本オリンピック委員会(JOC)と国際レスリング連盟(FILA=現UWW)などの要職も務め、レスリング界とスポーツ界への貢献は言葉では言い表せないほど大きい。大役を終えた福田氏に聞いた。

《福田富昭会長と日本レスリング協会の18年》=2003~04年2005~08年2009~12年2013年~16年2017~21年


――18年以上の会長職を勇退されまして、今のお気持ちからお願いします。

福田 観客席からレスリングを見たい、という気持ちです(笑)。人材を育てるために私が退かないといけないので、退きました。本当なら、2012年のロンドン・オリンピックが終わったあと退任する予定でした。周囲から「福田会長でなければ駄目だ」という声がやまず、70歳定年制をオーバーして続けることになった(注=協会の内規第4条には、国際競技連盟の役員には70歳定年を「適用しない」との条項があり、規約違反ではない)。支えていただいた多くの方に感謝したい。

今年5月の明治杯全日本選抜選手権。無観客だったが、会長としてレスリング界に最後のあいさつ

――辞めさせてもらえなかったわけですね。

福田 本当は若い人間に引き受けてほしかった。理事会でそう決議されてしまった。

――この18年間、協会の財政は福田会長に頼り切っていたのが実情です。今後、協会の財政はどうなるのでしょうか。

福田 この前、富山英明・新会長と、藤沢信雄・新専務理事、高橋正仁・新事務局長をつれて、メーンスポンサーの株式会社明治の社長ほかの執行役員のもとにあいさつに行ってきました。協賛の継続を快く引き受けてくださりました。アシックス、ドン・キホーテなど、多くの企業をしっかりバトンタッチしたい。協賛企業に賛同いただくには、頭を下げないと駄目ですね。これまでの多くの協賛企業のご協力にも深く感謝したい。

感無量だった2004年アテネ・オリンピックでの金メダル

――では、時系列にしたがってお聞きします。2003年3月に最初に会長を引き受けたときのお気持ちは? 1992年バルセロナ・オリンピックから2000年シドニー。オリンピックまで、日本は金メダルを取れない状況で、そうした中での会長就任でした。

福田 協会の財政が安定していなかった。それではしっかりした強化ができないと思い、まず財政の充実を目指した。会長の責任だと思った。少しずつだが協賛企業を増やしていけた。

福田体制の最初のオリンピックで、高々と揚がった日の丸(女子55kg級)

――2004年にアテネ・オリンピックを迎え、女子が日本の金メダル獲得の伝統を復活させてくれました。女子をオリンピック種目に入れることに尽力された人間として、どんなお気持ちで受け止めましたか?

福田 実は、アテネでの女子の採用には不満がありました。本当なら4年前のシドニー大会で女子を採用することもできた。当時の国際レスリング連盟(FILA)の会長が、女子をあまりよく思っておらず、女子の採用を強烈にプッシュしてくれなかった。ラファエル・マルティニティー副会長の尽力もあって、やっとアテネで実現した。

――久しぶりに日の丸が優勝の位置に揚がるのを見たときのお気持ちは?

福田 感無量でした。女子をオリンピック種目にすることに力を入れてきましたので。2001年に女子の採用が決まったとき、FILAのミッシェル・デュソン事務局長がすぐに電話をくれましたが、いろんな思いが脳裏によみがえりました。

味の素トレセン設立を小泉純一郎総理に直訴

――金メダル復活の要因として、協会の財政充実のほか、国立スポーツ科学センター(JISS)、それから味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)という常設練習場ができたことも大きい(関連記事)。今の選手は、全日本チームがあちこちに渡り鳥合宿していたことを想像できないでしょう。

福田 JISS建設を働きかけてくれたのは、笹原正三・前会長なんです。2002年に、やっと常設のレスリング練習場ができたが、狭かったのが難点。世界のスポーツ強国はどこも国立のトレセンを持っている。そこで、政治家や役所に働きかけたが、なかなか実現しない。ところが、2004年アテネ・オリンピックの前、選手を連れて小泉純一郎総理大臣にあいさつに行ったときに訴えてみると(注=福田会長は日本選手団の総監督)、簡単に「分かった」と言うんです(笑)。記者団が大勢いる前ですよ。「本当ですか?」と聞き直したら、「総理がうそをつくわけない」と返されて。直後に、官房長官にこっそり聞いたら、「総理はうそつかない」と。小泉総理の一言で決まったようなものです。びっくりしました。

2004年アテネ・オリンピック壮行会で旗手の浜口京子選手に国旗を手渡す小泉純一郎総理大臣。スポーツ界に大きな貢献をしてくれた

―戦闘機1機分の費用を回せばできる、と言われながら、どの政治家も回してくれなかった。

福田 私がこだわったのは、東京に作ってもらうこと。千葉や大阪、滋賀などからも建設に手を挙げたところはあったが、東京でなければならないと思った。たまたま大蔵省関東財務局の土地があり、文部科学省が買って今のトレセンができ、6面マットが常設されている練習場ができた。多くの競技がひとつの建物に固まっているというトレセンは、世界でも例がないようで、外国からも視察にきています。

――最初、国から提示された使用料がとんでもない金額で、福田会長が激怒して国とやりあった、という話が伝わっています。

福田 トレセンができても、競技団体の財政を圧迫するような金額では意味がない。日本オリンピック委員会(JOC)が一括で借り、各競技団体は使用ごとに使用料を払うことになったけど、JOCともひと悶着あって(笑)。私は言いたいことをずばすば言ってきましたね。

――私たちは、国やJOCに対して毅然とモノを言ってきた福田会長の恩恵を受けていますね。

福田 言うべきことはしっかり言う人間が必要だ。後任に期待したい。ウチのように入場料収入がない競技団体は、国と協賛企業からの支援がなければやっていけない。

新しい大会運営を考えてほしい

――入場料収入の話が出ましたが、どこかで全日本選手権の有料化に踏み切ることが必要と考えますか?

福田 有料にすると会場使用料が高くなる。観客の誘導スタッフや警備の費用もかかるし、チケット販売数の管理・報告などの事務作業も増える。それだけの収入を挙げられるかどうか。一人でも多くの人に来てもらって観戦してほしかったので無料にしていた。何度か有料にしたことがあったが(プロ格闘家・山本KIDの復帰出場など=関連記事)、結局は赤字だった。

山本KIDが出場した2006年度全日本選手権。有料だったにもかかわらず、開場前から長蛇の列ができた

――「全日本選手権が無料というのは、そのスポーツのステータスにかかわる」という意見を聞いたこともあります。

福田 新体制がどうするかですね。収支の計算ができれば、有料の方がいいとは思う。

――協会がやるのではなく、興行を仕事とする会社に委託するのも一案ではないでしょうか。観客が入れば入っただけ会社の利益になる、となれば、必死になってチケットを売ってくれるはず。

福田 それもひとつの方法だ。新しい発想でやってほしい。ただ、企業は2、3回やってみて、赤字が続くと思えば手を引く。それも覚悟しないとならない。

――ネット中継を有料にし、そこで収益を上げる方法もあります。米国のボクシングやMMAは、PPV(ペイ・パー・ビュー)でばく大な収入を得ています。

福田 そうしたことも含めて、新しいやり方を考えていってほしい。

《続く》

吉田アリヤと内田颯夏(ともにJOCエリートアカデミー)が2大会連続優勝…2021年東京都知事杯全国中学選抜大会・最終日

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 2021年東京都知事杯全国中学選抜選手権最終日は11月28日、東京・駒沢屋内球技場で行われた。新型コロナウィルス感染拡大のため、中学の全国大会が開催されるのは2年前のこの大会以来。

 2019年に男子38kg級を制した吉田アリヤ(東京・稲付中3/JOCエリートアカデミー)が48kg級で優勝。女子では2019年46kg級優勝の内田颯夏(同)が54kg級を制し、ともに2大会連続優勝を達成した。女子は4階級で1年生チャンピオンが誕生した。

 各階級の成績は下記の通り。(撮影=矢吹建夫)

男子48kg級で6試合を勝ち抜いた吉田アリヤ(東京・稲付中3/JOCエリートアカデミー)

4試合を闘い無失点だった内田颯夏(東京・稲付中3/JOCエリートアカデミー)


男  子 38kg 41kg 44kg 48kg 52kg 57kg
1~3位一覧表 62kg 68kg 75kg 85kg 110kg  
女  子 33kg 36kg 39kg 42kg 46kg 50kg
1~3位一覧表 54kg 58kg 62kg 66kg 73kg  

【最優秀選手・男子(東京都知事杯)】三浦修矢(75kg級=佐賀・鳥栖中3/鳥栖クラブ) 、【最優秀選手・女子(大会会長賞)】松田幸々(46kg級=京都・網野中3/網野町少年教室)

【日刊スポーツ賞】▼男子 瀧澤勇仁(68kg級=東京・瀬田中3/自由ヶ丘学園Jr.アカデミー)、▼女子 小野こなみ(62kg級=島根・第一中3/加茂B&Gクラブ)、【最短フォール賞】▼男子 福島煌天(110kg級=東京・早稲田中3/BRAVE)0分17秒、▼女子 荒川笑舞(36kg級=北海道・南町中1/帯広クラブ)0分29秒


男子

 【38kg級】=27選手エントリー

 ▼決勝
横田大和(神奈川・大森第三中1/NEXUS WRESTLING TEAM YOKOSUKA)○[9-8]●前田悠樹(東京・光が丘二中1/グロリアクラブ)

 ▼3位決定戦
松實海斗(和歌山・緑ヶ丘中2/新宮ジュニア)○[8-3]●山本海星(和歌山・和歌山レスリング 2)

---------------------------------------

 【41kg級】=33選手出場

 ▼決勝
古澤大和(大阪・大体大浪商中1)○[Tフォール、3:37=14-3]●松本勇莉(石川・志賀町ジュニア教室3)

 ▼3位決定戦
椎名遥玖(千葉・南部中2/チームリバーサル)○[Tフォール、13-2]●松實陸斗(和歌山・新宮ジュニア 2)

---------------------------------------

 【44kg級】=39選手エントリー

 ▼決勝
久保音晴(東京・第一中1/GOLD KIDS)○[Tフォール、1:42=10-0]●清水悠希(静岡・小川中1/焼津ジュニアスクール)

 ▼3位決定戦
赤木烈王(兵庫・西山田中3/猪名川クラブ)○[Tフォール、0:53=11-0]●野崎生穏(兵庫県 ・一心館2)

---------------------------------------

 【48kg級】=63選手エントリー

 ▼決勝
吉田アリヤ(東京・稲付中3/JOCエリートアカデミー)○[6-0]●小川大和(長崎・西有家中3/南島原クラブ)

 ▼3位決定戦
安威永太郎(東京・松ノ木中2/GOLD KIDS)○[Tフォール、2:00=10-0]●山本情輔(和歌山・新宮ジュニア2)

---------------------------------------

 【52kg級】=69選手エントリー

 ▼決勝
北村春斗(兵庫・猪名川中2/猪名川クラブ)○[8-0]●大串一世(高知・片島中3/すくもクラブ)

 ▼3位決定戦
本多正虎(神奈川・衣笠中2/NEXUS WRESTLING TEAM YOKOSUKA)○[10-4]●妹尾優篤(北海道・オビヒロクラブ 3)

---------------------------------------

 【57kg級】=71選手エントリー

 ▼決勝
松原拓郎(佐賀・鳥栖中3/鳥栖クラブ)○[Tフォール、3:24=12-0]●川路悠介(神奈川・生田中3/TEAM BISON’S by SENSHU-UNIV.)

 ▼3位決定戦
久田虎徹(青森・六戸中3/十和田クラブ)○[Tフォール、4:00=11-1]●阿部貫太(千葉・松戸ジュニア3)

---------------------------------------

 【62kg級】=51選手エントリー

 ▼決勝
伊藤海里(北海道・第四中3/帯広クラブ)○[7-0]●八隅士和(東京・芦花中3/LOTUS世田谷)

 ▼3位決定戦
小林冴祐(北海道・清田中3/帯広クラブ)○[Tフォール、1:51=12-0]●秋保大地(東京・GOLD KIDS2)

---------------------------------------

 【68kg級】=41選手エントリー

 ▼決勝
瀧澤勇仁(東京・瀬田中3/自由ヶ丘学園Jr.アカデミー)○[8-0]●神谷樹生(三重・大安中3/INABEアカデミー)

 ▼3位決定戦
田中陸(東京・上祖師谷中2/WRESTLE-WIN)○[9-2]●中村圭佑(和歌山・和歌山レスリング3)

---------------------------------------

 【75kg級】=26選手エントリー

 ▼決勝
三浦修矢(佐賀・鳥栖中3/鳥栖クラブ)○[Tフォール、2:32=10-0]●吉田泰造(香川・高松北中3/香川・立高松北中)

 ▼3位決定戦
石田悠稀(熊本・岱明中3/タイガーキッズクラブ)○[Tフォール、2:24=10-0]●矢野安章(愛媛・今工クラブ2)

---------------------------------------

 【85kg級】=13選手エントリー

 ▼決勝
岡澤ナツラ(茨城・第四中3/水戸市立四中)○[Tフォール、1:09=10-0]●西山脩人(長崎・諫早高附中3/島原スクール)

 ▼3位決定戦
辻川耕平(福井・春江中3/ハコビースポーツ福井)○[Tフォール、0:29=10-0]●村野太紀(茨城・霞ヶ浦3)

---------------------------------------

 【110kg級】=9選手エントリー

 ▼決勝
藤田宝星(茨城・牛久第一中3/猛禽屋クラブ)○[3-0]●リボウィッツ和青(東京・カイス・エレメンタリーアンドミドル・スクール2/第六機動隊少年部)

 ▼3位決定戦
福島煌天(東京・早稲田中3/BRAVE)○[フォール、0:17=5-0]●長谷川大和(大阪・大体大浪商中2)


女子

 【33kg級】=1選手エントリー

※中西杏(三重・成徳中1/桑名クラブ)のみの出場

---------------------------------------

 【36kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
荒川笑舞(北海道・南町中1/帯広クラブ)○[フォール、0:29=6-0]●千田愛穏(岩手・水沢中1/Uovodoro盛岡クラブ)

 ▼3位決定戦
阿久津こはる(福島・ふたば未来学園中1)○[Tフォール、1:12=10-0]●浅川凛(長野・SAKU 1)

---------------------------------------

 【39kg級】=12選手エントリー

 ▼決勝
勝目結羽(神奈川・不入斗中1/NEXUS WRESTLING TEAM YOKOSUKA)○[Tフォール、1:25=12-0]●江坂萌那(愛知・依佐美中2/刈谷クラブ)

 ▼3位決定戦
角本明日香(東京・日本工業大学駒場中1)○[6-2]●小原心花(神奈川・Fire Boys1)

---------------------------------------

 【42kg級】=10選手エントリー

 ▼決勝
片岡優(千葉・柏二中1/チームリバーサル)○[7-4]●吉田七名海(三重・一志中3/一志ジュニア教室)

 ▼3位決定戦
青木優香(群馬・榛東中1/PALAISTRA)○[6-4]●白濱彩夏(青森・八戸クラブ3)

---------------------------------------

 【46kg級】=30選手エントリー

 ▼決勝
松田幸々(京都・網野中3/網野町少年教室)○[フォール、2:34=2-6]●小川凜佳(岐阜・第二中3/中津川ジュニア)

 ▼3位決定戦
下田結月(高知・高知学芸中1/高知クラブ)○[6-2]●大矢華乃(神奈川・YJWC1)

---------------------------------------

 【50kg級】=25選手エントリー

 ▼決勝
木宮静香(兵庫・芦屋学園中3)○[5-3]●小川舞(神奈川・長沢中2/TEAM BISON’S by SENSHU-UNIV.)

 ▼3位決定戦
木下凛(神奈川・岩戸中2/NEXUS WRESTLING TEAM YOKOSUKA)○[8-2]●小川璃苑(岐阜・中津川ジュニア1)

---------------------------------------

 【54kg級】=19選手エントリー

 ▼決勝
内田颯夏(東京・稲付中3/JOCエリートアカデミー)○[フォール、0:56=6-0]●山田聖麗(千葉・天羽中3/築上クラブ)

 ▼3位決定戦
池畑葉菜(兵庫・芦屋学園中3)○[6-4]● 森脇花乃(京都・舞鶴1)

---------------------------------------

 【58kg級】=20選手エントリー

 ▼決勝
松本千奈都(兵庫・芦屋学園中3)○[5-1]●本原理紗(大阪・三国丘中3/堺ジュニア)

 ▼3位決定戦
木村美海(千葉・柏二中2/チームリバーサル)○[8-1]●岩崎美優(東京・日体大桜華2)

---------------------------------------

 【62kg級】=9選手エントリー

 ▼決勝
小野こなみ(島根・第一中3/加茂B&Gクラブ)○[Tフォール、3:16=12-0]●小柴ゆり(佐賀・鳥栖中2/鳥栖クラブ)

 ▼3位決定戦
諸星菜夏(埼玉・埼玉栄中3/埼玉栄中)○[Tフォール、0:59=10-0]●村田悠芽夏(群馬・邑楽2)

---------------------------------------

 【66kg級】=11選手エントリー

 ▼決勝
吉田千沙都(三重・一志中3/一志ジュニア教室)○[Tフォール、3:25=10-0]●竹元紫凛(広島・翠町中3/広島クラブ)

 ▼3位決定戦
本多結里菜(東京・東山中1/フィギュアフォークラブ)○[フォール、0:38=6-0]●坂井愛(岐阜・HASHIMA3)

---------------------------------------

 【73kg級】=5選手エントリー

 ▼決勝
中野咲羅(鳥取・鳥取大学附属中3/倉吉クラブ)○[フォール、3:04=10-2]●舘下苺采(岩手・津軽石中2/山田)

 ▼3位決定戦
小沼彩倭(栃木・木間ヶ瀬中1/下野サンダーキッズ)○[5-4]●藤田眞妃琉(千葉・チームリバーサル1)

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