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【写真集】全国高校生グレコローマン選手権・最終日/決勝・表彰式

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(8月19日、大阪・堺市金岡公園体育館)


【74kg級決勝】櫻庭功大(青=秋田・秋田商)○[4-2]●大越幸之介(神奈川・荏田)
【kg級表彰式】(左から)2位=大越幸之介(神奈川・荏田)、優勝=櫻庭功大(秋田・秋田商)、
3位=下地恵永(沖縄・浦添工)、齋藤隼佑(群馬・館林)
5位=石井良祐(富山・滑川)、吉田隆起(和歌山・和歌山北)

【84kg級決勝】藤井達哉(青=滋賀・栗東)○[Tフォール、2:59=10-2]●和智輝(山梨・韮崎工)
【kg級表彰式】(左から)2位=和智輝(山梨・韮崎工)、優勝=藤井達哉(滋賀・栗東)、
3位=石澤誠悠(茨城・霞ヶ浦)、西山慎吾(静岡・伊豆総合)
5位=深谷允哉(愛知・名古屋工)、勅使川原延明(群馬・前原西)

【96kg級決勝】梅原駿(赤=静岡・沼津城北)○[Tフォール、1:52=9-1]●永井基生(千葉・八千代松陰)
【kg級表彰式】(左から)2位=永井基生(千葉・八千代松陰)、優勝=梅原駿(静岡・沼津城北)、
3位=石黒峻士(埼玉・花咲徳栄)、米川優人(千葉・八千代松陰)
5位=二ノ宮寛斗(岐阜・岐南工)、松本直毅(神奈川・横浜清陵総合)

【120kg級決勝】山本泰輝(赤=静岡・飛龍)○[Tフォール、2:26=8-0]●藤田誠(岡山・高松農)
【kg級表彰式】(左から)2位=藤田誠(岡山・高松農)、優勝=山本泰輝(静岡・飛龍)、
3位=山本泰丈(埼玉・花咲徳栄)、津山丈証(滋賀・栗東)
5位=德永翔太(熊本・玉名工)、西川文哉(愛媛・八幡浜工)


【全国高校生グレコローマン選手権・特集】専門外のスタイルでも7戦全勝の圧勝優勝!…66kg級・藤波勇飛(三重・いなべ総合学園)

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 専門外のグレコローマンでも圧勝優勝! 全国高校生グレコローマン選手権に初出場した全国高校選抜大会とインターハイの66kg級王者、藤波勇飛(三重・いなべ総合学園)が、7試合すべてでテクニカルフォール勝ちする強さで優勝した。7試合65点を取り、失ったポイントは決勝で首投げを受けた4点だけ。1試合の平均タイムは1分23秒という強さだった。

 全試合フォールかテクニカルフォール勝ちは、今年の全国高校選抜大会とインターハイでも実現しているが、専門外のグレコローマンでも同じような内容で優勝できるとは、本人も周囲も思っていなかったのではないか。

 一昨年、昨年と世界カデット選手権に出場したため、8月半ばにあるこの大会には出場しておらず、今回が初出場。当然、昨年までグレコローマンの練習を積むことはなく、今回が初のグレコローマンの大会。決勝では、胴タックルやグラウンドで相手を持ち上げてからローリングがよく決まり、ポイントを重ねた。

 藤波は「練習していないので、楽しめればいいかな、と思っていました。プレッシャーを感じることなく、楽しむことができました」とサラリ。同じローリングでも、フリースタイルとグレコローマンでは技術が微妙に違うが、「戸惑うこともなく、普通にできました。まあ、見様見真似でやっているだけので、きちんとできているかどうかは分かりませんが…」と言う。

 決勝では第1ピリオドの最後に首投げを受けてしまい、完全に押さえ込まれてしまう場面があった。「時計が見えて、『(残り時間が)あと少しだ』と思った瞬間に投げられました。油断ですね。時間に助けられました。そうでなかったらフォールされていたと思います」。圧勝続きの中で唯一の反省材料。フォールに結びつく投げ技の怖さ、特に“終了間際の一発”の怖さを知ったことだろう。

 「グレコローマンの技術を知っていれば、フリースタイルに役に立つと思います。このあとは国体で勝ち、全日本選手権です。1勝できるように頑張ります」。大会後はフリースタイルの練習に戻り、終盤に入った高校でのレスリング生活を燃えるつもりだ。

 父の藤波俊一監督は「グラウンドでの勝負にかけていましたね」と分析。フリースタイルでも、相手をある程度持ち上げてからローリングを仕掛けることはやっており、「その延長線上で(グレコローマン流のローリングが)うまくできました」と言う。クラッチすべき場所やタイミング、力の入れ具合などの基本はフリースタイルもグレコローマンも同じなので、「仕掛けるこつを、きちんとつかんでいるのだと思います」と評した。

 今年は夏までに全日本合宿に何度となく参加させてもらった。同監督は「これが大きかったですね」と成長の要因を振り返った。さらに、「できなくても勝っていく、という対応力や勝負強さを持っていることを知って、ホッとしました」と、専門外の闘いでも勝ち抜いた長男をさらに頼もしく感じた様子だ。

 「全日本選手権では、○しょうを目指させます」-。入賞か優勝かはっきり聞こえなかったので、聞き返すと、「優勝です」と力強く言い切った。


 

【全国高校生グレコローマン選手権・特集】必殺の首投げ2発で優勝を引き寄せる…84kg級・藤井達哉(滋賀・栗東)

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 全国高校生グレコローマン選手権の84kg級は、JOC杯カデット85kg級の2年連続王者で今年は世界カデット選手権で5位に入賞した藤井達哉(滋賀・栗東2年)が優勝。昨年の北岡佑介(滋賀・日野)に続いての同県からの王者となった。決勝は首投げを2度決めるなど、スタンド戦の強さを発揮しての第1ピリオドのテクニカルフォール勝ちだった。

 藤井は「JOC杯で勝ったことはあるけど、高校生の大会では初めての優勝。うれしいです」と第一声。JOC杯の優勝もうれしいが、“高校生の全国大会”の優勝は格別の様子だ。

 昨年の国体(グレコローマン84kg級)は決勝で武田光司(埼玉・埼玉栄=現専大)に敗れ、今年3月の全国高校選抜大会も決勝に進みながら山崎弥十朗(埼玉・埼玉栄)に屈して2位。8月のインターハイは準決勝で地元の内藤由良(神奈川・磯子工)に敗れて3位。メダルは手にしても、金色のメダルには手が届かなかった。「グレコローマンの方が得意なので、今度こそ、という気持ちでした」と言う。

 グレコローマンの強豪というと、ローリングを中心としたグラウンド技が強いというイメージがあるが、決勝での首投げを見ても分かる通り、藤井はスタンド技の強さを武器に優勝を手にした。中学時代まではレスリングと柔道を並行してやっており、そうしたバックボーンから投げ技には自信があるようだ。

 ただ、そのことを知られて研究されてきたので、準決勝までは不発ということも多かった。決勝も、かけた直後に体勢を崩してしまいフォールに持っていけない詰めの甘さがあった。研究されても決められる展開と、投げた後の処理が「今後の課題です」と言う。

 2年生にして全国大会を制する力を見せたことで、今後もグレコローマンの強さを磨いて大きく飛躍してほしい人材だが、「フリースタイルでも優勝できるようにしたい」ときっぱり。今月下旬のユース・オリンピック(中国・南京)に出場する山崎に負けていることは悔しいらしく、「フリースタイルでも全国優勝」が今後の目標だ。

 タックルは得意ではないので、投げ技を中心としたフリースタイルになるようだが、「高校を卒業するまでは、両スタイルで頑張ります」と力をこめた。


 

【VTR】全国高校生グレコローマン選手権/各階級決勝

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(8月18~19日、大阪・堺市金岡公園体育館)


公式動画サイト

 ◎決勝

【50kg級】丸山智也(山梨・韮崎工)○[フォール、1:42=4-0]●斉藤僚太(埼玉・花咲徳栄)

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【55kg級】小林大樹(茨城・霞ヶ浦)○[Tフォール、1:49=10-0]●竿本樹生(和歌山・和歌山北)

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【60kg級】瀬野春貴(愛知・星城)○[7-4]●嶋江翔也(佐賀・鳥栖工)

 

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【66kg級】藤波勇飛(三重・いなべ総合学園)○[Tフォール、4:18=12-4]●安江巧(岐阜・岐南工)

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【74kg級】櫻庭功大(秋田・秋田商)○[4-2]●大越幸之介(神奈川・荏田)

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【84kg級】藤井達哉(滋賀・栗東)○[Tフォール、2:59=10-2]●和智輝(山梨・韮崎工)

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【96kg級】梅原駿(静岡・沼津城北)○[Tフォール、1:52=9-1]●永井基生(千葉・八千代松陰)

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【120kg級】山本泰輝(静岡・飛龍)○[Tフォール、2:26=8-0]●藤田誠(岡山・高松農)


【全国高校生グレコローマン選手権・特集】勝手が違うスタイルでも勝ち、秋に五冠王者へ挑戦…120kg級・山本泰輝(静岡・飛龍)

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 全国高校生グレコローマン選手権の最終日は、120kg級で山本泰輝(静岡・飛龍)が優勝。前日の66kg級の藤波勇飛(三重・いなべ総合学園)と同じく、不慣れなスタイルも制してタイトルの独占を続けた。藤波がJOC杯ジュニア(66kg級)で2位に終わっているのに対し、山本は同120kg級で優勝している。10月の長崎国体では唯一、高校五冠王者を目指すことになった。

 山本は「うれしいです」と喜びを表したあと、「タックルから攻めるのが自分のスタイル。それができないのはきつかった。自分と体重が同じか下の相手なら、がぶって攻めることができたが、重い選手相手にはこの攻めが通じず、先に警告を取られることもありました」と、フリースタイルとは勝手が違う闘いだったことを説明した。

 記録を見ると、3回戦、4回戦、準決勝とポイントを失っており、決勝も先に警告を取られてパーテールポジションの防御をしいられた。決勝の最後こそ、そんなうっぷんを晴らすかのようなローリングの猛攻だったが、いつもの豪快な勝ち方の連続ではなかったことは確かだ。この大会にそなえて投げ技や胴タックルの練習もやってきたが、「試合で、しかも相手が大きかったりすると厳しかった」と、練習のようにはいかなかった。

 世界での闘いになれば、タックルを封じられてしまうこともある。「がぶりができた試合もあった」と話し、こうした経験がフリースタイルで世界へ飛び立つために役立つことは間違いないだろう。

 2020年東京オリンピックのターゲット選手として、今年は全日本合宿にも参加させてもらった。「今まで知らない技を教えてもらったりし、ためになりました。がぶりもその時に教えてもらいました。今の自分に大きなプラスになっています」と振り返る。

 9月はアジア大会(韓国・仁川)に練習相手として同行することが決まっており、シニアの世界トップ選手を目の当たりにする予定だ。「今年、ジュニアのアジア選手権には行きましたが(3位)、それとはレベルが違うと思います。楽しみです」と話し、10月の長崎国体へ向けてモチベーションは高揚していきそうだ。

 その国体では、史上6人目のJOC杯ジュニアを含む「高校五冠王者」へ挑む。「勝って当然?」問いに、「そんなことはありません。インターハイ決勝で危ない試合をしました。気を抜かないで、今まで以上に練習していきたい」と気を引き締めた。


 

2014年世界選手権・エントリー/男子フリースタイル

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 国際レスリング連盟(FILA)は、今年の世界選手権(9月8~14日、ウズベキスタン・タシュケント)のエントリー選手を発表した。

 アジアでは、韓国やインド、カザフスタンがアジア大会にそなえて二番手を派遣。イランはベストメンバーと思える選手が正選手としてエントリーされているが、控えエントリーにも実力者の名前があり、どちらが出てくるか読めない状況。

 男子フリースタイルでは、74kg級のジョーダン・バローズ(米国)がオリンピックを含めて4年連続世界一を、120kg級のハジムラド・ガチャロフ(ロシア)が7度目の世界一を目指す。

 男子フリースタイルの各階級のエントリー選手は下記の通り。

※現時点で、中国、キルギス、コロンビアなどの出場常連国のエントリーが判明していません。国際慣習として、締め切り後でも、またエントリーしていない選手であっても出場が認められていますので、予想していない選手が出場する場合もあります。

※[]内の数字は7月末現在のFILAランキング。[-]はランキング外の選手

 ◎男子フリースタイル

 【57kg級】

 前年の55kg級世界王者のハッサン・ラヒミがイランの正エントリーしているが、イランが世界選手権とアジア選手権をどう振り分けるかは不明。同2位だったインドはベストメンバーをアジア大会に派遣することを明らかにしており、2番手がエントリー。

 ロシアからは、2010・11年に55kg級の世界王者に輝きながらロンドン・オリンピックを逃したビクトル・レベデフが正エントリー。

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 《エントリー選手》
[-]高橋侑希(日本)
[1]KHINCHEGASHVILI Vladimer(グルジア)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
[2]LEBEDEV Victor(ロシア)=2014年ジオルコウスキ国際大会優勝
   《控えエントリー》SJURJUN Omak(ロシア)
   《控えエントリー》AMPAR Rustam(ロシア)=2014年ヤリギン国際大会優勝
[6]RAHIMI Hassan Sabzali(イラン)=2013年世界選手権55kg級優勝
   《控えエントリー》SARMASTIDIZAJI Younes Firouz(イラン)=2013年世界ジュニア選手権55kg級優勝
[7]ERDENEBAT Bekhbayar(モンゴル)=2014年ドイツGP優勝
   《控えエントリー》BATBOLD Nomin(モンゴル)
[12]EL OUARRAQE Zoheir(フランス)=2014年ドイツGP3位
[13]DUKOV Andrei(ルーマニア)=2014年ダン・コロフ国際大会3位
[15]BARSEGHYAN Garik(アルメニア)=2013年欧州選手権3位
   《控えエントリー》JABURYAN Mihran(アルメニア)=2013年世界選手権55kg級代表
[18]WELSON Ebikewenimo(ナイジェリア)=2014年アフリカ選手権優勝
[61kg級12]TREMBLAY David(カナダ)=2012年ロンドン・オリンッピック55kg級代表
[-]MAGOMEDOV Makhmud(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
   《控えエントリー》[5]GVARZATILOV Akhmednabi(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
[-]AIVAZIAN Mykola(ウクライナ)=2013年欧州選手権60kg級5位
[-]CHIRTOACA Alexandru(モルドバ)=2014年世界学生選手権5位
[-]VANGELOV Georgi Valentinov(ブルガリア)
   《控えエントリー》FERAIM Mehmed Zeyti(ブルガリア)
[-]NDREYEU Uladzislau(ベラルーシ)
[-]METREVELI VARTANOV Levan(スペイン)
[-]EWALD Marcel(ドイツ)
[-]PEKER Ahmet(トルコ)=2012年ロンドン・オリンピック55kg級9位
[-]YANG Kyong Il(北朝鮮)=2012年ロンドン・オリンピック55kg級3位
[-]KIM Sunggwon(韓国)
[-]AWARE Rahul Balasaheb(インド)
[-]SHINGISSOV Shokan(カザフスタン)
[-]SAYFULLAEV Hayot(ウズベキスタン)
   《控えエントリー》KURBANOV Nasibullo(ウズベキスタン)
[-]RAMOS Anthony Joseph(米国)
   《控えエントリー》HAZEWINKEL Samuel Paul(米国)
[-]RAMIREZ BELTRE Juan Rubelin(ドミニカ)
[-]QUISPE FAJARDO Andre Renato(チリ)
[-]MEJIAS RODRIGUEZ Pedro Jesus(ベネズエラ)=2014年中央アジア大会2位
[-]MBAMBI Prince(コンゴ)
[-]ESCOBAR AMADOR Brandon Jesus(ホンジュラス)
[-]BANDOU Jean Guyliane Joris(モーリシャス)
[-]SHILIMELA Naatele Sem(ナンビア)


 【61kg級】

 ロシアからは今月のジオルコウスキ国際大会(ポーランド)優勝のアレクサンドル・ボゴモエフが正エントリーだが、2012年ロンドン・オリンピック55kg級優勝のジャマル・オタルスルタノフ、昨年の世界選手権60kg級優勝のベッカン・ゴイゲレーフもエントリー。だれが出てきても優勝候補だ。

 4月の欧州選手権と7月のゴールデンGP決勝大会で勝っているFILAランキング1位のハジ・アリエフもエントリーしており、ロシアとアゼルバイジャンの優勝争いとなるか。

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  《エントリー選手》
[-]鴨居正和(日本)
[1]ALIYEV Haji(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
[2]ESMAEILPOORJOUY BARI Masoud Mahmoud(イラン)=2013年世界選手権60kg級3位
   《控えエントリー》MORADGHOLIEI Hassan Mohammadhassan(イラン)
[4]BOGOMOEV Aleksandr(ロシア)=2014年ジオルコウスキ国際大会優勝
   《控えエントリー》OTARSULTANOV Dzhamal(ロシア)=2012年ロンドン・オリンピック55kg級優勝
   《控えエントリー》[11]GOYGEREEV Bekkhan(ロシア)=2014年欧州選手権2位
[5]DUBOV Vladimir Vladimirov(ブルガリア)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
   《控えエントリー》IVANOV Stefan Ganchev(ブルガリア)
[6]SHUPTAR Vasyl(ウクライナ)=2014年欧州選手権3位
[8]BIENKOWSKI Krzysztof(ポーランド)=2014年ドイツGP優勝
[10]ENKHSAIKHAN Nyam-Ochir(モンゴル)=2014年ヤシャ・ドク2位
[14]PERPELITA Andrei(モルドバ)=2014年欧州選手権3位
[15]KENNEDY James Joseph(米国)=2014年ヤシャ・ドク国際大会優勝
   《控えエントリー》SCOTT Coleman Lewis(米国)
[-]YANG Jaehoon(韓国)=2013年アジア選手権60kg級2位
[-]SANA Artas(カザフスタン)=2012年ゴールデンGP決勝大会55kg級3位
[-]REJEPOV Ramil(トルクメニスタン)
[-]MANN Rahul(インド)
[-]KIM Kuk Gwang(北朝鮮)=2013年アジア・ジュニア選手権60kg級2位
[-]KENJAEV Jamshid(ウズベキスタン)
[-]AKTAS Munir Recep(トルコ)=2014年ジオルコウスキ国際大会3位
[-]REDJALARI Jasin(マケドニア)
[-]LOMTADZE Beka(グルジア)
[-]LACHINAU Asadulla(ベラルーシ)
[-]GUIDEA Ivan(ルーマニア)
[-]FRANGULYAN Valodya(アルメニア)=2014年タクティカップ5位
   《控えエントリー》SANOYAN Narek(アルメニア)
[-]BOLOTNJUK Mykola(スロバキア)
[-]BONNE RODRIGUEZ Yowlys(キューバ)=2012年ロンドン・オリンピック60kg級代表
[-]BATIZ Henry(ホンジュラス)
[-]ASSELSTINE Michael Stanley David(カナダ)=2014年パンアメリカン選手権2位
[-]DIATTA Jean Bernard Diadia(セネガル)
[-]PLAATJIES Marno Roaun Ronald(南アフリカ)
[-]DANIEL Amas(ナイジェリア)


 【65kg級】

 昨年の世界選手権66kg級優勝のダビッド・サファリャン(アルメニア)、今年のアジア選手権優勝のセイェド・モハマディ(イラン)、2011年世界選手権60kg級2位で中央アメリカ大会優勝のフランクリン・ゴメス(プエルトリコ)らが優勝を争うか。

 ロシアは、今月のジオルコウスキ国際大会(ポーランド)のこの階級の王者と70kg級の王者のどちらかが出てくる見込み。

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  《エントリー選手》
[14]高谷大地(日本)
[4]SAFARYAN Devid(アルメニア)=2013年世界選手権66kg級優勝
   《控えエントリー》SIRUNYAN Narek(アルメニア)
[5]GOMEZ MATOS Franklin(プエルトリコ)=2014年中央アジア大会優勝
[7]NOVACHKOV Borislav Stefanov(ブルガリア)=2014年欧州選手権3位
[9]MOHAMMADI Seyed Ahmad(イラン)=2014年アジア選手権優勝
   《控えエントリー》NASIRI Meysam Abolfazl(イラン)=2014年タクティカップ優勝
[11]METCALF Brent Harold(米国)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
   《控えエントリー》OLIVER Jordan Michael(米国)
[12]MUSLIMOV Magomed(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
   《控えエントリー》MUSTAFAYEV Aghahuseyn(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[13]VERANES GARCIA Haislan(カナダ)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[15]GANZORIG Mandakhnaran(モンゴル)=2013年世界選手権66kg級3位
[16]BUCUR George(ルーマニア)=2014年世界学生選手権2位
[19]KAYA Mustafa(トルコ)=2014年ジオルコウスキ国際大会2位
[-]RAMONOV Soslan(ロシア)=2014年ジオルコウスキ国際大会70kg級優勝
   《控えエントリー》[1]KURBANALIEV Magomed(ロシア)=2014年ジオルコウスキ国際大会優勝
[-]ZARKUA Malkhaz(グルジア)=2012年ロンドン・オリンピック60kg級代表
[-]SAVA Mihail(モルドバ)=2014年世界学生選手権3位
[-]NURYKAU Azamat(ベラルーシ)
[-]NDREGJONI Vilson(アルバニア)
[-]MITROV Dejan(マケドニア)
[-]IBRAHIM Abdullrahman Ibrahim A.(カタール)
[-]FIQUET Maxime Eric(フランス)
   《控えエントリー》CLAVIER Christophe Guy Alain(フランス)
[-]DZHAFARIAN Tital(ウクライナ)
[-]DAUM Martin Sebastian(ドイツ)=2014年カナダカップ優勝
[-]AUSSERLEITNER Maximilian(オーストリア)
[-]NAVRUZOV Ikhtiyor (ウズベキスタン)=2013年ユニバーシアード66kg級5位
   《控えエントリー》PLIEV Ruslan(ウズベキスタン)
[-]PARK Sungwoon(韓国)
[-]OKASSOV Sayatbek(カザフスタン)
[-]KUMAR Pardeep(インド)
[-]KIM Ju Song(北朝鮮)
[-]BORJAKOV Batyr(トルクメニスタン)
[-]KHODZHAEV Tojiddin(タジギスタン)
[-]AVILA Jeffry Manuel(ドミニカ)
[-]IBRAHIM Ayad Ibrahim Khalil(エジプト)=2014年アフリカ選手権70kg級優勝
[-]RAZAFIMAHOVA Mahatia Tinahy(マダガスカル)
[-]PORTILLO MEJIA Luis Isaias(エルサルバドル)


 【70kg級】

 FILAランキング1位のアジア王者、モスタファ・ホセイカニイ(イラン)がエントリーしているが、同国のアジア大会との振り分けはどうか。

 欧州選手権を制したアゼルバイジャンからは、同王者ではなく、ゴールデンGP決勝大会2位のエミン・アジゾフが出てきそう。(注=ロシアはこの階級だけエントリーが不明です)

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  《エントリー選手》
[-]保坂健(日本)
[1]HOSSEINKHANI Mostafa Mohabbali(イラン)=2014年アジア選手権優勝
   《控えエントリー》[3]YARAHMADI Peyman Morteza(イラン)=2014年タクティカップ2位
[4]GRIGORYAN Grigor(アルメニア)=2014年欧州選手権2位
[5]GOER Yakup(トルコ)=2014年欧州選手権3位
[8]GULYAS Zsombor Istvan(ハンガリー)=2014年世界学生選手権3位
[13]NEDEALCO Evgheni(モルドバ)=2014年世界学生選手権優勝
[15]AZIZOV Emin(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
[19]EFENDIEV Zaur(セルビア)=2014年パリGP優勝
[20]SOTO CORDERO Pedro(プエルトリコ)=2014年パンアメリカン選手権2位
[-]MARABLE NicholasThomas(米国)=2014年ヤシャ・ドク国際大会優勝
   《控えエントリー》GREEN James Malcolm(米国)
[-]NCUBE Cleopas(カナダ)
[-]SHABANAU Ali(ベラルーシ)
[-]PERVACHUK Rostyslav(ウクライナ)=2014年ゴールデンGP決勝大会5位
[-]MOISE Adrian Ionut(ルーマニア)=2014年欧州選手権5位
[-]KUNNAS Jere Jaakko(フィンランド)=2014年世界学生選手権5位
[-]TRIANTAFYLLIDIS Andreas(ギリシャ)
[-]JATCHVADZE Aleksandre(グルジア)=2014年ジオルコウスキ国際大会5位
[-]BAZAN Leonid Anatolievich(ブルガリア)=2013年欧州選手権74kg級3位
[-]TANATAROV Akzhurek(カザフスタン)=2012年ロンドン・オリンピック66kg級3位
[-]YUSUPOV Zalimkhan(タジギスタン)=2012年ロンドン・オリンピック66kg級代表
[-]SHABERDIYEV Orazberdi(トルクメニスタン)
[-]KIM Dai-Sung(韓国)
[-]BATCHULUUN Ankhbayar(モンゴル)=2013年モンゴル・オープン74kg級優勝
[-]ARUN Arun(インド)
[-]ABDURAKHMONOV Bekzod(ウズベキスタン)


 【F74kg級】

 連勝記録はストップしたものの、2011年世界選手権からオリンピックを含めて3年連続世界一になっているジョーダン・バローズ(米国)が出場。ロンドン・オリンピック66kg級5位から階級を上げて今年のゴールデンGP決勝大会を制したヤブライル・ハサノフ(アゼルバイジャン)、アジア選手権優勝のレザ・アフザリパエマニ(イラン)が対抗か。

 ロシアは70kg級で闘ってきた選手が階級を上げて出場する可能性が高い。

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  《エントリー選手》
[-]高谷惣亮(日本)
[1]BURROUGHS Jordan Ernest(米国)=2013年世界選手権優勝
   《控えエントリー》TAYLOR III David Morris(米国)
[2]HASANOV Jabrayil(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
   《控えエントリー》ALIYEV Ashraf(アゼルバイジャン)=2012年ロンドン・オリンピック74kg級8位
[3]AFZALIPAEMAMI Reza Alireza(イラン)=2014年アジア選手権優勝
   《控えエントリー》AKBARIZARINKOLAEI Ezzatollah Abbas(イラン)=2013年世界選手権74kg級2位
[6]DEMIRTAS Soner(トルコ)=2014年欧州選手権3位
[7]BRZOZOWSKI Krystian(ポーランド)=2014年欧州選手権3位
[11]LAMPIS Luca Ezio(フランス)=2014年シサオウリ国際大会優勝
[13]LOPEZ AZCUY Livan(キューバ)=2014年パンアメリカン選手権2位
[14]PUREVJAV Unurbat(モンゴル)=2014年アジア選手権2位
[18]HATOS Gabor(ハンガリー)=2014年スペインGP優勝
[70kg級6]TSABOLOV Khetik(ロシア)=2014年ワールドカップ70kg級代表
   《控えエントリー》[70kg級7]KASUMOV Israil(ロシア)=2014年ゴールデンGP決勝大会70kg級優勝
[70kg級12]KIROV Miroslav Stefanov(ブルガリア)=2014年欧州選手権70kg級3位
   《控えエントリー》IVANOV Georgi(ブルガリア)
[86kg級4]KURBANOV Rashid(ウズベキスタン)=2014年アジア選手権86kg級3位
   《控えエントリー》ABDURAKHMANOV Muzaffar(ウズベキスタン)=2014年カナダカップ3位
[86kg級2]GAIDAROV Murad(ベラルーシ)=2014年欧州選手権86kg級2位
[-]ZAKIROV Zhiger(カザフスタン)=2014年メドベジ国際大会3位
[-]DZHALILOV Gamid(タジギスタン)=2014年ゴールデンGP決勝大会5位
[-]BALRAJ Balraj(インド)
[-]LEE Yunseok(韓国)
[-]KAMBAROV Ramazan(トルクメニスタン)
[-]KAJOYAN Varuzhan(アルメニア)
[-]VEJSELI Besmir(マケドニア)
[-]TSERACHIDIS Ioannis(ギリシャ)
[-]SHYYKA Andriy(ドイツ)=2014年カナダカップ2位
[-]REICHMUTH Stefan(スイス)
[-]MARTINEZ NAVARRO Alberto(スペイン)
[-]LUMIA Carmelo(イタリア)
   《控えエントリー》SORBELLO Andrea(イタリア)
[-]KVELASHVILI Jumber(グルジア)=2014年ジオルコウスキ国際大会優勝
[-]DUDAIEV Rustam(ウクライナ)
[-]BURCA Alexandru(モルドバ)
[-]LAVERICK Christopher John(カナダ)
[-]SOLER TANCO Francisco Daniel(プエルトリコ)
[-]BOUKAKA Borcel Dieunel(コンゴ)
[-]BIBO Melvin(ナイジェリア)
[-]MIDANA Augusto(ギニアビサオ)


 【F86kg級】

 昨年84kg級優勝のウクライナからは、なぜか無名選手がエントリーしている。空いた座を、2012・13年の世界カデット王者で、今年18歳にしてヤリギン国際大会(ロシア)、ヤシャ・ドク国際大会(トルコ)、欧州選手権、ジオルコウスキ国際大会(ポーランド)と優勝を重ねているアブデュルラシド・サドゥラエフ(ロシア)が狙う。

 ゴールデンGP決勝大会優勝のガムザト・オスマノフ(アゼルバイジャン)、昨年の世界選手権84kg級2位でパンアメリカン選手権優勝のレイネリス・サラス(キューバ)らが阻止できるか。

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  《エントリー選手》
[-]松本真也(日本)
[1]SADULAEV Abdulrashid(ロシア)=2014年ジオルコウスキ国際大会優勝
   《控えエントリー》[5]KUDIYAMAGOMEDOV Shamil(ロシア)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
[6]SALAS PEREZ Reineris(キューバ)=2014年パンアメリカン選手権優勝
[9]OSMANOV Gamzat(アゼルバイジャン)=2013年ゴールデンGP決勝大会84kg級優勝
   《控えエントリー》[19]GOSTIEV Alexander Taymurazovic(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[12]FRIEV NASKIDAEVA TaImuraz(スペイン)=2014年ゴールデンGP決勝大会5位
[13]TAGZIEV Tamerlan(カナダ)=2014年コモンウエルス大会優勝
[14]KAKHIDZE Aslan(カザフスタン)=2014年アジア選手権2位
[15]VEREB Istvan(ハンガリー)=2014年欧州選手権3位
[16]BARANOWSKI Zbigniew Mateusz(ポーランド)=2014年ドイツGP2位
[17]MURTAZALIEV Musa(アルメニア)=2014年欧州選手権3位
[20]RUTH Edward Lee (米国)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
   《控えエントリー》GAVIN Keith Michael(米国)
[-]MOHAMMADIAN Mohammadhossein Askari(イラン)=2014年ジオルコウスキ国際大会3位
   《控えエントリー》[3]MOSTAFAJOUKAR Meisam Gholamreza(イラン)=2014年アジア選手権優勝
   《控えエントリー》EBRAHIMIZIVLAEI Mohammadjavad Mohammadebrahim(イラン)
[-]ZVIRBULIS Armands(ラトビア)
[-]ZUZ Tudor Vasile(イタリア)
[-]XENIDIS Timofei(ギリシャ)
[-]TSOTADZE Dzhambuli(ウクライナ)
[-]STEFAN Gheorghita(ルーマニア)
[-]SEREGELYI Georg Gabriel(ドイツ)=2013年世界選手権84kg級7位
[-]PETER Dominic Klaus(オーストリア)
[-]MARSAGISHVILI Dato(グルジア)=2013年欧州選手権84kg級優勝
[-]MAHAMEDAU Amarhajy(ベラルーシ)
[-]BOGDANOV Dejan(マケドニア)
[-]BILICI Ahmet(トルコ)
[-]BODNAR Michael(スロバキア)
[-]BALAUR Radu(モルドバ)
[-]AIBUEV Akmed(フランス)
[-]GANEV Mihail Petrov(ブルガリア)=2012年欧州選手権84kg級2位
   《控えエントリー》SREDKOV Georgi Atanasov(ブルガリア)
[-]DOLLY Alexander William(アイルランド)
[-]ORGODOL Uitumen(モンゴル)=2013年世界選手権84kg級8位
[-]MELEJAYEV Yusup(トルクメニスタン)
[-]KHODZHAEV Salim(タジギスタン)
[-]LEE Dong-Wook(韓国)
[-]KUMAR Naresh(インド)
[-]ISMANOV Umidjon(ウズベキスタン)=2013年アジア選手権84kg級優勝
[-]ESPINAL Jaime Yusept(プエルトリコ)=2012年ロンドン・オリンピック84kg級2位
[-]CEBALLOS FUENTES Pedro Francisco(ベネズエラ)=2014年中央アメリカ大会優勝
[-]VALDEZ JEAN Billy(ドミニカ)
[-]ABOU JAOUDE Adrian Antoine(ブラジル)
[-]TUAMOHELOA Nathaniel Tuifao(アメリカンサモア)
[-]ZAGHLOUL Mohamed Aly(エジプト)
[-]INTIPE Quintino(ギニアビサオ)
[-]HIETBRINK Armando Ruan(南アフリカ)


 【F97kg級】

 イランが一番手の派遣であるなら、昨年の世界選手権96kg級優勝のレザ・ヤズダニ、ロンドン・オリンピック96kg級3位で今年のゴールデンGP決勝大会優勝のケタグ・ガズモフ(アゼルバイジャン)、ヤリギン国際大会(ロシア)と欧州選手権を制したアブデュサラム・ガジソフ(ロシア)の争いになりそう。

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  《エントリー選手》
[-]鈴木聖二(日本)
[1]YAZDANI Reza Mohammad Ali(イラン)=2013年世界選手権96kg級優勝
   《控えエントリー》TALEBIZARRINKAMAR Hamed Delavar(イラン)=2014年タクティカップ優勝
[2]GADISOV Abdusalam(ロシア)=2014年欧州選手権優勝
   《控えエントリー》BOLTUKAEV Anzor(ロシア)=2013年世界選手権96kg級3位
[3]GAZYUMOV Khetag(アゼルバイジャン)=2012年ロンドン・オリンピック96kg級3位
[4]YANKOUSKI Ivan(ベラルーシ)=2014年欧州選手権3位
[7]ANDRIITSEV Valerii(ウクライナ)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
[10]DORJKHAND Khuderbulga(モンゴル)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[11]HARTH William(ドイツ)=2014年カナダカップ優勝
[14]SZMIK Attila(ハンガリー)=2014年シサオウリ国際大会優勝
[15]BARAN Radoslaw(ポーランド)=2014年ドイツGP優勝
[16]CEBAN Nicolai(モルドバ)=2014年欧州選手権3位
[17]CORTINA LACERRA Javier(キューバ)=2014年パンアメリカン選手権優勝
[18]LAGODSKIS Imants(ラトビア)=2014年スペインGP優勝
[19]GILL Arjun Singh(カナダ)=2014年コモンウェルズ大会優勝
[-]VARNER Jacob Stephen(米国)=2012年ロンドン・オリンピック96kg級優勝
   《控えエントリー》KILGORE Dustin Lee(米国)
[-]GONZALEZ ALVAREZ Jhosser Enrique(ベネズエラ)
[-]PEREZ SOSA Luis Miguel(ドミニカ)
[-]SHALA Egzon(アルバニア)
[-]YASARLI Fatih(トルコ)=2014年世界学生選手権優勝
[-]ODIKADZE Elizbar(グルジア)=2014年ジオルコウスキ国際大会優勝
[-]MAIER Yuri Alexei Horacio(アルゼンチン)
[-]LUDESCHER Johannes(オーストリア)
[-]KAZISHVILI Viktor(アルメニア)=2013年世界ジュニア選手権96kg級2位
[-]JALOVIAR Jozef(スロバキア)
[-]HUTTER Philipp Marcel(スイス)
[-]ISKANDARI Rustam(タジギスタン)=2014年アジア選手権3位
[-]GU Taehyun(韓国)
[-]SUMIT Sumit(インド)
[-]OMAROV Omar(ウズベキスタン)
[-]KARATAYEV Nuryagdy(トルクメニスタン)
[-]JUMAYEV Alikhan(カザフスタン)=2013年ユニバーシアード96kg級3位
[-]SHIKONGO Angula Matheus(ナンビア)


 【125kg級】

 96kg級時代にオリンピックを含めて5度世界一に輝き、昨年は120kg級で優勝したハジムラド・ガチャロフ(ロシア)が連覇を成し遂げ世界V7を達成するか。

 昨年2位のウクライナからは、同選手ではなく、今年のゴールデンGP決勝大会優勝のオククサンドル・コチアニフスキが出場。昨年3位でFILAランキング1位のタハ・アクグエル(トルコ)らが挑む図式。

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  《エントリー選手》
[-]岡倫之(日本)
[1]AKGUEL Taha(トルコ)=2013年世界選手権3位
[3]KHOTSIANIVSKYI Oleksandr(ウクライナ)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
[5]SHEMAROV Alexei(ベラルーシ)=2014年ドイツGP優勝
[7]MAGOMEDOV Jamaladdin(アゼルバイジャン)=2013年世界選手権120kg級8位
   《控えエントリー》[14]DZEBISOV Aslan(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[8]HADI BASMANJ Parviz Khodavirdi(イラン)=2014年タクティカップ優勝
   《控えエントリー》[2]GHASEMI Komeil Nemat(イラン)=2014年アジア選手権優勝
[12]GATCALOV Khadzhimurat(ロシア)=2013年世界選手権120kg級優勝
   《控えエントリー》 KUSHKHOV Muradin(ロシア)=2014年ジオルコウスキ国際大会2位
[15]DLAGNEV Tervel Ivaylov(米国)=2013年世界選手権120kg級5位
   《控えエントリー》REY Zachery William(米国)
[17]JARVIS Korey(カナダ)
[18]TRABELSI Slim(チュニジア)
[-]TOMAR Rajeev(インド)=2014年コモンウェルズ大会2位
[-]SUNG Ryong(韓国)
[-]KURBANOV Kurban(ウズベキスタン)=2012年ロンドン・オリンピック96kg級5位
[-]JARGALSAIKHAN Chuluunbat(モンゴル)=2013年アジア選手権120kg級2位
[-]DUISSENBEKOV Yerzhan(カザフスタン)=2013年ゴールデンGP決勝大会120kg級5位
[-]ANAKULOV Farkhod(タジギスタン)
[-]SKASKIEWICZ Kamil Stanislaw(ポーランド)
[-]SAKANDELIDZE Giorgi(グルジア)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
[-]ROMANOV Alexandr(モルドバ)
[-]MIHAILOVS Dmitrijs(ラトビア)
[-]MATUHIN Nick(ドイツ)
[-]DANOV Boban(マケドニア)
[-]GAGLOEV Soslan Mairbekovich(スロバキア)
[-]CUBA VAZQUEZ Jose(スペイン)
[-]CSERCSICS Richard(ハンガリー)
[-]ARZOUMANIDIS Ioannis(ギリシャ)
[-]VIVENES URBANEJA Luis Felipe(ベネズエラ)=2014年中央アメリカ大会2位


 

【連載】ネバーギブアップ! 2020年、金メダル10個への挑戦(7)…日本協会強化委員長・栄和人

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(日本協会強化委員長・栄和人)

前回記事(試合後にゴミ拾いをしたサッカー・サポーターに学びたい)


第7回「レスリングを支援してくれるお母さんが増えてほしい」

 全国少年少女選手権、インターハイ、全国高校生グレコローマン選手権という夏の前中半のイベントが終了しました。前回のコラムで会場のゴミ撲滅を訴えましたが、各会場とも試合後にゴミが散乱していたという報告はなく、かなり意識が高くなったようです。これを一過性のこととはぜず、「当たりまえ」というレベルにもっていってほしいと思います。

 その全国少年少女選手権の記事で、目にとまった記事がありました。郡山スポーツ少年団の代表として、また審判員として参加したi石尾(旧姓石田)雅美さんの記事です(クリック)。全国少年少女連盟は女性の参画を促進するため、この秋、女性審判を対象とした審判講習会を予定していますが、石尾さんはこれに対し、「参加する方向で考えていますが、2泊の日程だと子供もいますので…」と複雑な心境を吐露しました。

 すべてのスポーツで女性の参画を促すことは、現在の常識であり義務です。選手だけでなく、審判や大会役員、連盟理事などに女性が入ってこなければなりません。記憶に新しい昨年のレスリングのオリンピック競技からの除外勧告は、国際オリンピック委員会(IOC)の実施階級の男女差の是正や女性理事の登用という勧告に対し、国際レスリング連盟(FILA)の動きが鈍かったことも一因でした。

 全国少年少女連盟も、そうしたスポーツ界の流れに合わせて女性審判の講習会を開き、女性の参加を促しているのだと思います。しかし、子育てという壁があり、どのスポーツでも女性の参画推進がなかなか進まないのが現状のようです。

 ここでひとつの疑問が出てきました。講習会が行われる予定の味の素トレーニングセンターには、2013年に託児所が新設され、選手が練習時間中に子供を預けるシステムが整っていることです。講習会に参加しようとしている女性審判は、この事実を知っているのだろうか、と。

 味の素トレーニングセンターのスタッフに聞いたところ、託児所はスタートしたものの、対象となる選手は、まだそう多くはないとのことです。ここが満員の盛況となるには、もう少し時間が必要なのかもしれません。

■全日本柔道連盟の取り組みに学びたい

 しかし、対象が少ないからと言って、この問題を放っておいてはなりません。いずれ増えるであろう、いえ、増やしていかなければならないママさん選手やママさん役員のため、協会として取り組まねばならない問題です。「増えてきたら考えよう」ではなく、「増えるための環境を整えよう」でなければなりません。

 この点で、全日本柔道連盟は画期的なことに取り組みました。昨年11月の講道館杯全日本体重別選手権(千葉ポートアリーナ)では、コマツの協賛のもと、会場に託児所(ベビーシッターは5人)を設置する画期的な試みが行われました。指導者や審判員が0歳から小学校2年までの6人の子供が預けられ、好評を得ました。そのうちの一人は「今までは試合中、子供がどこにいるのかと心配だった」と話し、託児所の設置に感謝しました。

 キッズでも、「スポーツひのまるキッズ柔道大会」では託児所が設置されているそうです。大会役員の子のみならず、子供が試合に出る前後の30分間、その弟や妹を預かるサービスを実施し、お母さんが応援に専念できる環境をつくっています。

 スポーツ界における託児所というのは、1993年に米国の女子プロゴルフ(LPGA)が早々と実現しているのです。「プロゴルファーと母親の両方の夢をかなえるため」という理念のもと、大手の食品会社のスポンサーとなって、選手がプレーしている最中に子供を預かる制度ができています。

 この制度のおかげでしょうか、米国のママさん選手は日本の4倍の数だそうです。日本のあるプロ選手は「どちらかを選択しなければならない、ではなく、どっちもあきらめずに頑張っていけるのが夢だと思います」とコメントしています。子育てとアスリートの夢の両方を追えるシステムができているのです。

■お母さんになっても、レスリングに携わり続けてほしい

 レスリングは肉体的に激しいスポーツがゆえに、出産を経ても世界を目指す選手は、そうそう生まれないかもしれません。日本では過去3人しかいないと思います(坂本涼子、山本美憂、山本聖子)。しかし、外国では2008年北京オリンピックでのイリナ・メルレニ(ウクライナ・女子48kg級)や2012年ロンドン・オリンピックのマリア・スタドニク(アゼルバイジャン・女子48kg級)などママさん選手は珍しくありません。将来は、日本でもそんな選手が続々と出てくるかもしれません。

 選手でなくとも、審判や大会役員という立場でレスリング界に携わることはできます。いえ、多くのお母さんに携わってほしいと思います。選手活動にはピリオドを打ちながら、結婚・出産を経てもレスリングに携わってくれるお母さん。レスリングの経験はなくとも、子供を通じてレスリングを知り、いつしか子供の応援者ではなくレスリングのサポーターになってくれるお母さん。私は、こうした人たちの存在も強化に必要なことだと思っています。

 オリンピックの勝利は、レスリング界全体の盛り上がりが必要です。そのためにもお母さんを中心とした女性の力が欠かせないのです。レスリングを通じて母子のきずなが深まり、女性の立場からレスリングの発展への提言が頻繁に行われるようになれば、レスリングはよりメジャーな存在となり、ワンランクアップした存在になると思います。

 FILAがオリンピック競技からの除外勧告を受け、すぐに女性理事の登用を義務化した時、黒人初のIOC委員で副会長も務めたアニタ・デフランツ氏(米国)は、本HPのビル・メイ記者の取材に、次のようなコメントを寄せています(クリック)。

 「レスリングに限らず、すべてのスポーツで(女性の登用は)正しい方向であると思います。女性に重要な役割を与えることが、レスリング、およびすべてのスポーツの本質的なことだと思います。ビジネスの社会でも男女が協力する会社が成功していて、男性だけ、女性だけ、という会社は衰退していっています」

 レスリングは男だけの世界ではありません。レスリングを愛し、情熱を傾けてくれる女性が増えてくれることを願っています。


《ネバーギブアップ! 2020年、金メダル10個への挑戦》

■第6回: 試合後にゴミ拾いをしたサッカー・サポーターに学びたい(2014年7月17日)

■第5回: 感謝の気持ちを忘れなかった教え子を、誇りに思います)(2014年6月23日)

■第4回: 天国の堀幸奈さんに、必ず世界一の感動を届けます (2014年5月26日)

■第3回: 35年前の世界ジュニア選手権でのほろ苦い思い出(2014年5月9日)

■第2回: 米国で頑張る永島聖子さんにエールを贈ります(2014年4月25日)

■第1回: 吉田栄勝さんの功績と思い出(2014年4月18日)



 

【再掲載=8/24締切】10・5全日本女子オープン選手権(静岡・三島)/大会要項・参加申込書

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 全日本女子連盟などは10月5日(日)に静岡・三島市民体育館で行われる第9回全日本女子オープン選手権の大会要項を発表した。「シニア」「高校生の部」「中学生の部」「キッズ5・6年の部」で行われる。


 申し込みは、参加申込書に必要事項を記入のうえ、メールで申し込む。締め切りは8月24日(日)。詳細は下記の大会要項参照。

《大会要項》《参加申込み・参加承諾書》《宿泊申込書》《弁当申込書》
 


 


【記録】全国高校生グレコローマン選手権/県別・学校別優勝者数

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 今年で第30回を迎えた全国高校生グレコローマン選手権の優勝者数を、県別・高校別に調べてみた。インターハイ同様、ここでも霞ヶ浦(茨城)の独壇場。インターハイ以上に2位を引き離しており、他校の追従を許してこなかった結果が表れている。

《全国高校生グレコローマン選手権・歴代優勝者一覧表》


No. 県 名 優勝   No. 高 校 名 優勝
1 茨 城 51   1 霞ヶ浦(茨城) 44
2 群 馬 18   2 秋田商(秋田) 12
静 岡 18   3 飛龍(沼津学園=静岡 11
4 秋 田 14   4 育英(兵庫) 9
5 京 都 13   館林(群馬) 9
6 徳 島 12   6 立命館宇治(宇治=京都) 8
7 滋 賀 9   7 関東学園(群馬) 7
8 山 梨 8   穴吹(徳島) 7
兵 庫 8   日野(滋賀) 7
10 沖 縄 7   10 土浦日大(茨城) 6
和歌山 7   韮崎工(山梨) 6
岐 阜 7   12 星城(愛知) 5
香 川 7   岐阜工(岐阜) 5
14 東 京 6   浦添工(沖縄) 5
三 重 6   焼津中央(静岡) 5
愛 知 6   上田西(長野) 5
愛 媛 6   17 添上(奈良) 4
18 奈 良 5   網野(京都) 4
長 野 5   日本文理大付(大分) 4
福 岡 5   三井(福岡) 4
21 青 森 4   21 光星学院(青森) 3
神奈川 4   多度津工(香川) 3
新 潟 4   和歌山工(和歌山) 3
大 阪 4   香川中央(香川) 3
千 葉 4   京北(東京) 3
大 分 4   玉名工(熊本) 3
27 山 形 3   池田(徳島) 3
岡 山 3   28 (多数) 2
山 口 3   49 (多数) 1
熊 本 3        
鹿児島 3        
32 栃 木 2        
福 島 2        
宮 城 2        
埼 玉 2        
岩 手 2        
37 広 島 1        
長 崎 1        
佐 賀 1        
宮 崎 1        

 

2014年世界選手権・エントリー/女子

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 昨年の世界選手権で2階級を制した中国の動向が分からないものの、残る5人の世界チャンピオンは出場する。吉田沙保里(ALOSK)と伊調馨(ALSOK)は、ともに階級を落とし、それぞれ53kg級、58kg級という新たな階級で世界一を目指す。

 最大の激戦が予想されるのが48kg級。一昨年2位、昨年優勝の登坂絵莉(至学館大)に、出産で休養していた2012年ロンドン・オリンピック2位のマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)が挑む。復帰後の国際大会で優勝を重ねるスタドニクに対し、登坂はチャンピオンの座を守れるか。

 69kg級も、昨年の67kg級世界チャンピオンのアリナ・マキニア(ウクライナ)と、ロンドン・オリンピック72kg級優勝で昨年72kg級2位のナタリア・ボロベワ(ロシア)が激しく争いそう。3月のワールドカップ(東京)でボロベワを破った土性沙羅(至学館大)が、それを再現できるか。

 72kg級には2006年から2012年まで常に世界一を争っていたスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)が復帰参戦。往年の強さを見せて6度目の世界一なるか。

 各階級のエントリー選手は下記の通り。

※現時点で、中国、キルギス、コロンビアなどの出場常連国のエントリーが判明していません。国際慣習として、締め切り後でも、またエントリーしていない選手であっても出場が認められていますので、予想していない選手が出場する場合もあります。

※[]内の数字は7月末現在のFILAランキング。[-]はランキング外の選手

 ◎女子

 【48kg級】

 昨年の世界選手権は出産で不出場だった2012年ロンドン・オリンピック2位のマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)がエントリー。昨年の世界選手権48kg級優勝の登坂絵莉(至学館大)に挑む。

 スタドニクは復帰後の今年、2月のパリGP、3月のクリッパン女子国際大会(スウェーデン)、4月の欧州選手権、6月のドイツGP、7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)と優勝を続け,FILAランキングは登坂を追い抜いて1位となった。登坂は、最高に昇り調子の25歳を相手にどう闘うか。

 昨年の世界選手権48kg級3位のアリッサ・ランプ(米国)あたりが、どう闘うか。中国のエントリーは不明で、アジア大会のからみもあるので読めないが、昨年の世界選手権51kg級優勝でワールドカップは48kg級に出場した孫亜楠(サン・ヤナン)が出てくれば、やはり上位進出が見込まれる。

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 《エントリー選手》
[2]登坂絵莉(日本)
[1]STADNYK Mariya(アゼルバイジャン)=2012年ロンドン・オリンピック48kg級2位
[7]LAMPE Alyssa Rae Nicole(米国)=2013年世界選手権48kg級3位
   《控えエントリー》[5]ANTHONY Victoria Lacey(米国)
[9]ERDENESUKH Narangerel(モンゴル)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[10]PETERSSON Fredrika Ida(スウェーデン)=2014年欧州選手権3位
[11]MIAN Jasmine(カナダ)=2014年世界学生選手権優勝
[12]PULKOVSKA Nataliya(ウクライナ)=2014年欧州選手権2位
[17]CARIPA CASTILLO Mayelis Yesenia(ベネズエラ)=2013年世界選手権48kg級2位
[-]KALADZINSKAYA Vanesa(ベラルーシ)=2012年世界選手権48kg級優勝
[-]MOREVA Alina(ロシア)=2014年世界学生選手権3位
   《控えエントリー》[15]FEDOROVA Nadezhda(ロシア)=2014年欧州選手権3位
[-]VUC Emilia Alina(ルーマニア)=2013年世界ジュニア選手権48kg級2位
   《控えエントリー》LINGURARU Madalina(ルーマニア)
[-]SCHELLIN Jaqueline saskia(ドイツ)
   《控えエントリー》HEMMER Nina(ドイツ)
[-]MATKOWSKA Iwona Nina(ポーランド)=2014年ポーランド・オープン優勝
[-]DEMIRHAN Evin(トルコ)=2014年欧州ジュニア選手権2位
[-]LESAFFRE Melanie Lydie Sandra(フランス)
   《控えエントリー》SABATIE Julie Martine(フランス)
[-]FELICE Silvia(イタリア)
[-]BUDEANU Emilia(モルドバ)
   《控えエントリー》LEORDA Iulia(モルドバ)=2013年世界ジュニア選手権44kg級優勝
[-]BLASZKA Jessica Cornelia Francisca(オランダ)
[-]YAKHYAROVA Zulfiya(カザフスタン)=2013年アジア選手権48kg級5位
[-]YAKHIMURATOVA Dauletbike(ウズベキスタン)
[-]SINGH Priyanka(インド)
[-]OH Hyunyoung(韓国)
[-]KIM Hyon Gyong(北朝鮮)
[-]GONZALEZ HERNANDEZ Jennifer Corona del Rosario(グアテマラ)
[-]DE ALMEIDA DOS SANTOS Susana Paula(ブラジル)
[-]BERMUDEZ Patricia Alejandra(アルゼンチン)
[-]BENIE Tanoh Rosalie(コートジボアール)
[-]MUAMBO Rebecca Ndolo(カメルーン)


 【53kg級】

 階級を落とした吉田沙保里(ALSOK)に挑む代表格は、昨年の世界選手権55kg級決勝で闘ったソフィア・マットソン(スウェーデン)と、今年の欧州選手権優勝のマリア・グロバ(ロシア)。マットソンは7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)で入江ななみ(九州共立大)に敗れているものの、欧州選手権55kg級で優勝しているなど地力は十分。吉田は2人の欧州チャンピオンを相手にどう闘うか。

 昨年の世界選手権51kg級2位のスミヤ・エルデネチメグ(モンゴル)も要注意だが、伏兵の怖さでは欧州選手権2位のマリア・プレボララキ(ギリシャ)だろう。2012年ロンドン・オリンピック55kg級11位、昨年の世界選手権55kg級9位ながら、今年は1月のヤリギン国際大会(ロシア)で2位となり、欧州2位を経て7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)で優勝した22歳。伸び盛りの選手だ。

 今月のポーランド・オープン決勝でエルデネチメグを破って優勝した中央アメリカ大会優勝のベチャベス・アルグエロ(ベネズエラ)も力をつけている。決勝のマットで吉田に立ちはだかるのは、意外な選手の可能性もある。

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 《エントリー選手》
[1]吉田沙保里(日本)
[2]GUROVA Mariia(ロシア)=2014年欧州選手権優勝
   《控えエントリー》[9]MALYSHEVA Natalia(ロシア)=2014年世界ジュニア選手権51kg級優勝
   《控えエントリー》KRASNOVA Ekaterina(ロシア)=2013年欧州選手権51kg級3位
[3]MATTSSON Sofia Magdalena(スウェーデン)=2014年スペインGP優勝
[5]PREVOLARAKI Maria(ギリシャ)=2014年オーストリア・オープン優勝
[7]BUDU Natalia(モルドバ)=2014年欧州選手権3位
[8]DEBIEN Tatiana(フランス)=2014年ドイツGP優勝
[10]SHUSHKO Nadzeya(ベラルーシ)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
[13]ERDENECHIMEG Sumiya(モンゴル)=2013年世界選手権51㎏級2位
   《控えエントリー》ERKHEMBAYAR Davaachimeg(モンゴル)
[17]ZASINA Roksana Marta(ポーランド)=2014年スペインGP2位
[20]ADEKUOROYE Odunayo Folasade(ナイジェリア)=2014年コモンウェルズ大会優勝
[-]CONDER Whitney(米国)=2014年クリッパン女子国際大会2位
   《控えエントリー》FULP-ALLEN Mary Katherine Grace(米国)
[-]GALLAYS Jillian Alice(カナダ)=2014年カナダカップ優勝
[-]DOROGAN Anzhela(アゼルバイジャン)=2013年ゴールデンGP決勝大会48kg級3位
   《控えエントリー》HASHIMZADA Solmaz(アゼルバイジャン)=2014年世界ジュニア選手権55kg級3位
[-]TJAPKO Karalina(ラトビア)
[-]PAVAL Ana Maria(ルーマニア)=2014年欧州選手権3位
[-]HOCKOVA MARTINAKOVA Lenka(チェコ)=2013年ドイツGP3位
[-]GOMES GUERREIRO Vania Andreia(ポルトガル)
[-]FRIEDRICH Eileen(ドイツ)
   《控えエントリー》MERTENS Laura(ドイツ)
[-]BLAHINYA Yuliya(ウクライナ)=2013年世界選手権51kg級5位
[-]KENGER Merve(トルコ)
[-]MUSTANOVA Zukhra(ウズベキスタン)
[-]LEE Shin-Hye(韓国)
[-]JONG Myong Suk(北朝鮮)=2013年アジア・ジュニア選手権優勝
[-]ESHIMOVA TURTBAYEVA Zhuldyz(カザフスタン)=2012年ロンドン・オリンピック48kg級代表
[-]DEVI Nirmala(インド)
[-]ARGUELLO VILLEGAS Betzabeth Angelica(ベネズエラ)=2014年ポーランド・オープン優勝
[-]JIMENEZ ZAPEDA Elverine Yurivia(ニカラグア)
[-]SAMBOU Isabelle(セネガル)


 【55kg級】

 「歴史的な出来事となるか」と注目されているのは、2012年ロンドン・オリンピック55kg級8位、昨年の世界選手権55kg級10位のマルワ・アミリ(チュニジア)。今年3月のクリッパン女子国際大会(スウェーデン)とアフリカ選手権、6月の地中海大会58kg級(セルビア)、7月のスペインGPとオリンピア国際大会58kg級(ギリシャ)で優勝を重ね、現在、FILAのランキング1位。「アフリカ初の女子世界チャンピオン誕生か?」の期待がかかる選手だ。

 浜田千穂(日体大)が7月の世界学生選手権とゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)で優勝した伸び盛りの実力を発揮し、アフリカの野望を打ち砕くか。

 今月のポーランド・オープンでアミリを破ったイリナ・オロゴノワ(ロシア)や。1月のヤリギン国際大会(ロシア)2位のザリナ・シダコワ(ベラルーシ)らの上位進出あるか。ともにヤリギン国際大会では村田夏南子(日大)にテクニカルフォール負けしている選手であり、地力は浜田の方が上だろう。

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 《エントリー選手》
[3]浜田千穂(日本)
[1]AMRI Marwa(チュニジア)=2014年スペインGP優勝
[5]SIDAKOVA Zalina(ベラルーシ)=2014年メドベジ国際大会優勝
[6]OLOGONOVA Irina(ロシア)=2014年欧州選手権3位
   《控えエントリー》SHULGINA Viktoriia(ロシア)=2014年スペインGP3位
   《控えエントリー》KHOROSHAVTSEVA Olga(ロシア)=2014年欧州ジュニア選手権優勝
[16]SUNDEV Byambatseren(モンゴル)=2014年モンゴル・オープン2位
   《控えエントリー》[9]PUREVDORJ Orkhon(モンゴル)
   《控えエントリー》ALTANTSETSEG Battsetseg(モンゴル)
[20]NIKOLOVA Evelina Georgieva(ブルガリア)=2014年ダン・コロフ国際大会2位
[53kg級4]MAROULIS Helen Louise(米国)=2012年世界選手権55kg級2位
   《控えエントリー》HILDEBRANDT Sarah Ann(米国)
[-]KRAWCZYK Katarzyna(ポーランド)=2014年スペインGP3位
[-]KHARIV Iryna(ウクライナ)
[-]BASSET Aurelie(フランス)=2014年欧州選手権5位
[-]ESHMURATOVA Sevara(ウズベキスタン)=2014年アジア選手権5位
[-]DYNBAYEVA Miruyert(カザフスタン)=2014年ゴールデンGP決勝大会5位
[-]DHANDA Pooja(インド)
[-]LAVERDURE Brittanee Morgana(カナダ)=2014年パンアメリカン選手権2位
[-]RODRIGUES PENALBER DE OLIVEIRA Giullia(ブラジル)
[-]NWOYE Ifeoma Christiana(ナイジェリア)


 【58kg級】

 階級を下げ、1月のヤリギン国際大会で“試運転”に成功している伊調馨(ALSOK)に挑む一番手は、昨年の世界選手権55kg級3位、吉田紗保里を倒したこともあるバレリア・コブロワ(旧姓ジョロボワ=ロシア)。階級を上げての闘いを決めた今年は、2月のクリッパン女子国際大会(スウェーデン)で2位だったが、4月の欧州選手権と8月のポーランド・オープンで優勝し、この階級での実力を見せた。

 2009年に59kg級で世界チャンピオンに輝いているユリア・ラトケビッチ(アゼルバイジャン)が両者にどうかかわるか。昨年の世界選手権は59kg級で3位。その後、同年のゴールデンGP決勝大会59kg級(アゼルバイジャン)で優勝し、今年7月の同大会は60kg級で優勝と力を見せている。体重調整がしっかりいけば、優勝争いに加わる力は十分。

 7月の世界学生選手権優勝のエメセ・バルカ(ハンガリー)、同月のゴールデンGP決勝大会優勝のアンナ・バシレンコ(ウクライナ)らも上位進出の可能性はあるが、前記の3選手とは差があるのではないか。

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 《エントリー選手》
[1]伊調馨(日本)
[3]KOBLOVA ZHOLOBOVA Valeria(ロシア)=2014年欧州選手権優勝
[5]BARKA Emese(ハンガリー)=2014年世界学生選手権優勝
[6]VASYLENKO Anna(ウクライナ)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
[8]STONE Braxton Rei(カナダ)=2014年クリッパン国際大会3位
[9]RAGAN Allison Mackenzie(米国)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
   《控えエントリー》CAMPBELL Kelsey Rene(米国)
[12]SOUZA DA SILVA Joice(ブラジル)=2014年ダン・コロフ国際大会3位
[55kg級8]ZWIRYDOWSKA Anna Teresa(ポーランド)=2014年欧州選手権55kg級2位
[55kg級10]HRISTOVA Mimi Nikolova(ブルガリア)=2014年欧州選手権55kg級3位
   《控えエントリー》[15]BOBEVA Viktoria Ivanova(ブルガリア)=2014年欧州選手権3位
[55kg級19]SANCHEZ RAMIS Karima(スペイン)=2014年スペインGP55kg級2位
[60kg級1]RATKEVICH Yuliya(アゼルバイジャン)=2013年世界選手権59kg級3位
[60kg級6]HUCHOK Anastasiya(ベラルーシ)=2013年欧州選手権59kg級優勝
[60kg級14位]TUNGALAG Munkhtuya(モンゴル)=2013年世界選手権59kg級3位
   《控えエントリー》[19]BAATARJAV Shoovdor(モンゴル)=2014年アジア選手権2位
[-]YESILIRMAK Elif Jale(トルコ)=2012年ロンドン・オリンピック63kg級代表
[-]RAINERO Carola(イタリア)
[-]SEYDAMETOVA Asem(ウズベキスタン)=2014年アジア選手権53kg級5位
[-]SARITA Sarita(インド)
[-]PARK Haeseon(韓国)
[-]ISMAGULOVA Aizhan(カザフスタン)
[-]MAMBOU Parfaite(コンゴ)
[-]ADENIYI Aminat Oluwafunmilayo(ナイジェリア)


 【60kg級】

 昨年の世界選手権59kg級優勝のマリアンナ・サスティン(ハンガリー)を優勝候補に推したいところだが、その後の8度の国際大会での優勝はなく、3位以内に入賞しているのも3大会。安定性に欠ける。

 昨年2位のタイベ・ユセイン(ブルガリア)、ゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)2位の坂上嘉津季(至学館大)、欧州選手権優勝のヨハンナ・マットソン(スウェーデン)、パンアメリカン選手権優勝のミッチェル・ファザリ(カナダ)、エントリーはまだが出場の可能性のある2012年世界選手権59kg級優勝&今年のアジア選手権優勝の張蘭(ラン・チャン=中国)など、多くの選手に優勝の可能性がありうる混戦階級だ。

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 《エントリー選手》
[3]坂上嘉津季(日本)
[2]FAZZARI Michelle Christina(カナダ)=2014年パンアメリカン選手権優勝
[5]MATTSSON Malin Johanna(スウェーデン)=2014年欧州選手権優勝
[7]YUSEIN Taybe Mustafa(ブルガリア)=2013年世界選手権59kg級2位
[10]SUKHEE Tserenchimed(モンゴル)=2014年アジア選手権3位
[11]LIPATOVA Svetlana(ロシア)=2014年ヤリギン国際大会優勝
   《控えエントリー》[58kg級11]GOLTS Natalia(ロシア)=2014年スペインGP優勝
[16]HERHEL Oksana(ウクライナ)=2014年ゴールデンGP決勝大会8位
[58kg級4]OLLI Petra Maarit(フィンランド)
[58kg級7]NETREBA Irina(アゼルバイジャン)=2014年欧州選手権58kg級2位
[58kg級10]SASTIN Marianna(ハンガリー)=2013年世界選手権59kg級優勝
[-]BURKERT Jenna Rose(米国)=2013年NYACホリデーオープン国際大会63kg級3位
   《控えエントリー》[19]PAGE Jennifer(米国)
   《控えエントリー》DELGADO Brieana Margot(米国)
[-]SATYMBEKOVA Juliya(カザフスタン)
[-]MALIK Sakshi(インド)=2014年デーブ・シュルツ国際大会優勝
[-]KUCHIMOVA Salomat(ウズベキスタン)
[-]SAMBOU Anta(セネガル)


 【63kg級】

 不動のチャンピオンに君臨していた伊調馨が抜けた階級。優勝候補は欧州チャンピオンのアナスタシヤ・グリゴルイェワ(ラトビア)と、2012年世界選手権優勝で昨年3位のエレナ・ピロズコワ(米国)だろう。

  グリゴルイェワは欧州選手権以外に、昨年11月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)、今年2月のパリGP、3月のクリッパン女子国際大会(スウェーデン)でも優勝しており、FILAのランキング1位の選手。ピロズコワは、7月にスペインGP(スペイン)とゴールデンGP決勝大会で優勝しており、昇り調子。

 2009年の59kg級世界チャンピオンで昨年2位のバチェチェグ・ソロンゾンボルド(モンゴル)は、今月のポーランド・オープン(ポーランド)で優勝しており、強さを維持している。

 渡利璃穏(アイシン・エィ・ダブリュ)は、昨年のゴールデンGP決勝大会でグリゴルイェワに、今年3月のワールドカップ(東京)でピロズコワに敗れているが、前者の大会でソロンゾンボルドには勝っている。現段階では3番手くらいには位置しており、2人にリベンジしての優勝なるか。

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 《エントリー選手》
[-]渡利璃穏(日本)
[1]GRIGORJEVA Anastasija(ラトビア)=2014年欧州選手権優勝
[3]PIROZHKOV Elena Sergey(米国)=2013年世界選手権63kg級3位
   《控えエントリー》CLODGO Erin Elizabeth(米国)
[5]TKACH OSTAPCHUK Yuliya(ウクライナ)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[6]JOHANSSON Henna Katarina(スウェーデン)=2014年スペインGP2位
[8]LAPPAGE Danielle Suzanne(カナダ)=2014年コモンウェルズ大会優勝
[9]MICHALIK Monika Ewa(ポーランド)=2014年ドイツGP優勝
[11]MAMASHUK Maria(ベラルーシ)=2014年欧州選手権2位
[15]TOSUN Buse(トルコ)=2014年欧州ジュニア選手権優勝
[17]OBORUDUDU Blessing(ナイジェリア)=2014年コモンウェルズ大会3位
[18]SORONZONBOLD Battsetseg(モンゴル)=2013年世界選手権2位
[20]OLIVEIRA Lais(ブラジル)=2014年パンアメリカン選手権2位
[-]LAZINSKAYA Valeriia(ロシア)=2014年世界学生選手権3位
[-]SEMENTSOVA Nadya(アゼルバイジャン)=2012年世界選手権67kg級8位
   《控えエントリー》GURBANZADE Ragneta(アゼルバイジャン)=2014年世界ジュニア選手権67kg級3位
[-]WEINAUGE Nadine(ドイツ)=2014年ポーランド・オープン3位
[-]VASEVA Elina Lyubchova(ブルガリア)=2014年ポーランド・オープン2位
[-]PAPAVASILEIOU Agoro(ギリシャ)
[-]HANZLICKOVA Adela(チェコ)
[-]CANEVA Dalma(イタリア)
[-]NAVJOT Kaur(インド)
[-]NARBAEVA Khalbazar(ウズベキスタン)
[-]MENDONCA Jacira Francisco(ギニアビサオ)
[-]KALININA Olga(カザフスタン)


 【69kg級】

 今年3月のワールドカップ(東京)では、土性沙羅(至学館大)が2012年ロンドン・オリンピック72kg級優勝のナタリア・ボロベワ(ロシア)を破った。快挙を汚す意味はないが、団体戦のチームの勝敗が決まったあとの試合だったことを差し引いて考えねばなるまい。ボロベワは、69kg級で1月のヤリギン国際大会(ロシア)、4月の欧州選手権(フィンランド)、今月のポーランド・オープンと優勝を重ねており、やはり優勝候補の筆頭だろう。

 昨年67kg級優勝のアリナ・マキニア(ウクライナ)、ゴールデンGP決勝大会優勝のジェニー・フランソン(スウェーデン)、同2位のオドンチメグ・バドラク(モンゴル)、世界学生選手権優勝のドロシー・イェーツ(カナダ)らとともに、土性がどんな闘いを見せるか。

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 《エントリー選手》
[4]土性沙羅(日本)
[1]VOROBEVA Natalia(ロシア)=2012年ロンドン・オリンピック72kg級優勝
[2]FRANSSON Anna Jenny Eva Maria(スウェーデン)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
[3]MAKHYNIA Alina(ウクライナ)=2013年世界選手権67kg級優勝
[5]FOCKEN Aline(ドイツ)=2014年スペインGP2位
[6]YEATS Dorothy Erzsebet(カナダ)=2014年コモンウェルズ大会優勝
[7]SKUJINA Laura(ラトビア)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[8]BADRAKH Odonchimeg(モンゴル)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
[12]SYZDYKOVA Elmira(カザフスタン)=2014年アジア選手権3位
[13]MILLER Randi(米国)=2014年クリッパン女子国際大会2位
   《控えエントリー》CARLSON Veronica B(米国)
[14]POPESCU Adina Elena(ルーマニア)=2014年世界学生選手権3位
[20]SAENKO Svetlana(モルドバ)=2013年世界選手権72kg級5位
[63kg級14]MANOLOVA Dzhanan Filipova(ブルガリア)=2014年欧州選手権63kg級3位
   《控えエントリー》IVANOVA Dayana Stoycheva(ブルガリア)
[-]WIESZCZEK-KORDUS Agnieszka Jadwiga(ポーランド)=欧州選手権72kg級5位
[-]SHADOYAN Karine(アルメニア)
[-]FEDARASHKA Krystsina(ベラルーシ)
[-]SULTAMURATOVA Aziza(ウズベキスタン)
[-]KUNDU Suman(インド)
[-]JUNG Eunsun(韓国)
[-]DE OLIVEIRA Gilda Maria(ブラジル)
[-]ACOSTA ACOSTA Maria Jose(ベネズエラ)
[-]MOUSTAFA YOUSSEF KHOURSHID Enas Ahmed(エジプト)


 【75kg級】

 昨年72kg級優勝の中国のエントリーが不明。アジア大会にベストメンバーの可能性がある。同2位の選手は69kg級へエントリー。

 参加が予定されている中で、ずば抜けた実績を持つのが世界選手権5度優勝のスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)。2012年ロンドン・オリンピック2位のあと、今年復帰し、4月の欧州選手権で優勝した。7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)では3位に終わったが、往年の強さを見せられるか。

 世界学生選手権優勝のエリカ・ウィーベ(カナダ)は、今年3月のクリッパン女子国際大会(スウェーデン)など昨年12月から国際大会を7大会連続で優勝し、FILAのランキング1位。勢いがある。エカテリナ・ブキナ(ロシア)は欧州選手権は3位ながら、今月のポーランド・オープンで優勝した。ともに優勝候補といえるだろう、

 ゴールデンGP決勝大会でズラテバを破ったアデライン・グレイ(米国)、そのグレイを破って優勝した鈴木博恵(クリナップ)にも、当然、優勝の期待が出てくる。

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 《エントリー選手》
[2]鈴木博恵(日本)
[1]WIEBE Erica Elizabeth(カナダ)=2014年コモンウェルズ大会優勝
[3]MARZALIUK Vasilisa(ベラルーシ)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[4]GRAY Adeline Maria(米国)=2013年世界選手権72kg級3位
   《控えエントリー》CATALINE Jackie(米国)
[5]BUKINA Ekaterina(ロシア)=2014年欧州選手権3位
   《控えエントリー》[11]STARODUBTSEVA Alena(ロシア)=2014年スペインGP2位
[7]ZLATEVA Stanka(ブルガリア)=2014年欧州選手権優勝
[9]OCHIRBAT Burmaa(モンゴル)=2014年モンゴル・オープン2位
[10]DA SILVA FERREIRA Aline(ブラジル)=南アメリカ大会優勝
[12]SELMAIER Maria(ドイツ)=2014年ドイツGP3位
[16]BURMISTROVA Kateryna(ウクライナ)=2014年欧州選手権3位
[17]NEMETH Zsanett(ハンガリー)=2014年スペインGP5位
[18]MAE Epp(エストニア)=2014年世界学生選手権2位
[20]WEFFER GUANIPA Jaramit Leonor(ベネズエラ)=2014年中央アメリカ大会2位
[-]ADAR Yasemin(トルコ)=2012年世界選手権72kg級5位
[-]ISMATOVA Gulmira(ウズベキスタン)=2014年アジア選手権5位
[-]ERKEBAYEVA Gulmaral(カザフスタン)
[-]TOMAR Anshu(インド)
[-]ANTAR YASSIN Nadia Ahmed(エジプト)=2013年アフリカ選手権72kg級2位
[-]KAMARA Hajaratu Mariama(シエラレオネ)


 

【お知らせ】インカレ会場への問合せについて

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インカレ(全日本学生選手権)会場の岐阜メモリアルセンター事務室の休館日は以下の通りです。

8月26日(火)

当日、事務室などへのお問合せは出来ませんのでご了承ください。

 


以上

2014年世界選手権・エントリー/男子グレコローマン

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 昨年の世界選手権で2人の世界王者を出した韓国は、アジア大会にベストメンバーを派遣するため、2番手選手の派遣。グレコローマンの強国となったイランは、ベストメンバーが正エントリーしているが、アジア大会とのからみで、だれが出てくるかは読めない。

 そうした状況において、どの階級もロシア、アゼルバイジャンが実力見せそう。アルメニアも上位に顔を出すか。

 130kg級には、オリンピックを2大会連続で制しているミハイン・ロペス(キューバ)が復帰参戦する。2005・07・09・10年を制しており、優勝すれば7度目の世界一。年齢(現在32歳)からして、ロンドン大会後は米国で総合格闘技デビューもうわさされていたが、オリンピック3連覇を目指すことを決めたようだ。

 各階級のエントリー選手は下記の通り。

※現時点で、中国、キルギス、コロンビア、ウクライナ(男子グレコローマンのみ)などの出場常連国のエントリーが判明していません。国際慣習として、締め切り後でも、またエントリーしていない選手であっても出場が認められていますので、予想していない選手が出場する場合もあります。

 ◎男子グレコローマン

 【59kg級】

 2012年ロンドン・オリンピック55kg級王者のハミド・スーリヤン(イラン)がエントリー。復帰以来、今年3月のハンガリーGP、5月のワールドカップ、7月のピトラシンスキ国際大会66kg級と負け知らず。ただ、アジア大会とのからみで、イランからだれが出てくるかは不明。

 ピトラシンスキ国際大会59kg級で優勝した昨年の60kg級世界王者のイボ・アンゲロフ(ブルガリア)、ロンドン・オリンピック55kg級2位のロブサン・バイラモフ(アゼルバイジャン)、同3位のミンギヤン・セメノフ(ロシア)など、旧55、60kg級の強豪が集まる激戦階級だ。

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 《エントリー選手》
[-]倉本一真(日本)
[1]SORYAN REIHANPOUR Hamid Mohammad(イラン)=2012年ロンドン・オリンピック55kg級優勝
   《控えエントリー》BEHESHTITALA Shirzad Ali(イラン)=2014年ピトラシンスキ国際大会5位
[2]ANGELOV Ivo Serafimov(ブルガリア)=2014年ピトラシンスキ国際優勝
   《控えエントリー》VASILEV Radoslav Krasimirov(ブルガリア)
   《控えエントリー》[3]KOSTADINOV Aleksandar Stoyanov(ブルガリア)=2014年欧州選手権優勝
[5]SEMENOV Mingiyan(ロシア)=2012年ロンドン・オリンピック55kg級3位
   《控えエントリー》TATARINOV Ivan(ロシア)=2013年世界選手権55kg級5位
   《控えエントリー》[4]KUYLAKOV Ivan(ロシア)=2013年世界選手権60kg級2位
[7]TASMURADOV Elmurat(ウズベキスタン)
   《控えエントリー》JUMASHEV Sanjarbek(ウズベキスタン)
[10]FRIS Kristian(セルビア)
[11]BERGE Stig-Andre(ノルウェー)
[16]ASLANYAN Karen(アルメニア)=2014年世界ジュニア選手権60kg級2位
   《控えエントリー》[6]AMOYAN Roman(アルメニア)=2013年世界選手権55kg級3位
[18]CIOBANU Victor(モルドバ)
[-]BAYRAMOV Rovshan(アゼルバイジャン)=2012年ロンドン・オリンピック55kg級2位
   《控えエントリー》[12]MAMMADOV Taleh(アゼルバイジャン)
[-]MODOS Peter(ハンガリー)=2013年世界選手権55kg級3位
[-]ERSETIC Dawid Andrzej(ポーランド)=2014年ピトラシンスキ国際大会3位
[-]OZAY Yasin(フランス)=2014年パリGP2位
[-]BAGHUMYAN AGHAZARYAN Albert(スペイン)=2014年スペインGP3位
[-]SOKOL Tonimir(クロアチア)
[-]SKALS Tobias Fonnesbek(デンマーク)
[-]NIEMISTOE Jussi-Pekka(フィンランド)
[-]MENEKSE Deniz(ドイツ)
[-]UCUNCU Fatih(トルコ)
[-]DAUROV Soslan(ベラルーシ)
[-]Anechitei Alex Iordache(ルーマニア)
[-]DAVITADZE Goderdzi(グルジア)
[-]BORRERO MOLINA Ismael(キューバ)=2014年パンアメリカン選手権優勝
[-]MANGO Spenser Thomas(米国)=2013年世界選手権55kg級5位
   《控えエントリー》HAZEWINKEL Samuel Paul(米国)
[-]RIBEIRO ROMANELLI Diego(ブラジル)
   《控えエントリー》LINDGREN Antti Erkki Henrik(フィンランド)
[-]SINGH Ravinder(インド)=2013年コモンウェルズ選手権60kg級優勝
[-]LEE Jung-Baik(韓国)
[-]KONYRATOV Yerbol(カザフスタン)=2014年スペインGP優勝
[-]JUMAYEV Sapa(トルクメニスタン)
[-]FAHMY MAHMOUD Haithem Ahmed(エジプト)
[-]FAJARI Fouad(モロッコ)=2014年アフリカ選手権2位


 【66kg級】

 昨年の66kg級王者はアジア大会のため不出場。同2位のロシアからは今年の欧州王者のアダム・クラクが正エントリー。

 2010年の60kg世界王者で、ロンドン・オリンピック後に階級を上げ、7月のゴールデンGP決勝大会で優勝しているハサン・アリエフ(アゼルバイジャン)、2012年ロンドン・オリンピック60kg級優勝のオミド・ノールジ(イラン)も優勝争いに加わりそう。ノルージはアジア大会とどちらを選ぶか。

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 《エントリー選手》
[-]音泉秀幸(日本)
[1]KURAK Adam(ロシア)=2014年欧州選手権優勝
   《控えエントリー》KIYANKIN Alexey(ロシア)
   《控えエントリー》KABALOEV Zaur(ロシア)
[2]ALIYEV Hasan(アゼルバイジャン)=2012年ロンドン・オリンピック60kg級5位
   《控えエントリー》TAGHIYEV Rovshan(アゼルバイジャン)
[3]STAEBLER Frank(ドイツ)=2014年ピトラシンスキ国際大会3位
[4]LASHKHI Revaz(グルジア)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
[5]STEFANEK Davor(セルビア)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[6]LEVAI Istvan(スロバキア)=2014年欧州選手権3位
[7]NOROOZI Omid Haji(イラン)=2012年ロンドン・オリンピック60kg級優勝
   《控えエントリー》SOURI Amin Seid Taher(イラン)
[11]BJERREHUUS Fredrik Holmquist(デンマーク)
[12]YUKSEL Atakan(トルコ)=2014年ベービ・エムレ国際大会優勝
[13]ETLINGER Dominik(クロアチア)=2014年ピトラシンスキ国際大会2位
[-]HARUTYUNYAN Mihran(アルメニア)
   《控えエントリー》[8]JULFALAKYAN Aram(アルメニア)=2014年ドイツGP優勝
   《控えエントリー》SAHAKYAN Gevorg(アルメニア)=2014年ワールドカップ代表
[-]WANKE Grzegorz(ポーランド)
[-]VALIMAKI Tero Seppo(フィンランド)
   《控えエントリー》ZAKOLE Jumaa Akram Abdulla(フィンランド)
[-]THOMMESEN Marius Blomstadli(ノルウェー)
[-]STAS Konstantin Ivanovich(ブルガリア)=2014年ピトラシンスキ国際大会5位
   《控えエントリー》KOSTADINOV Svilen Plamenov(ブルガリア)
[-]PUFFER Benedikt(オーストリア)
[-]NAVARRO SANCHEZ Ismael(スペイン)
[-]MORBITZER Matous(チェコ)
[-]MATIAS Vladimiros(ギリシャ)=2013年世界選手権66kg級7位
[-]GUENTHER Ove Mathias(スウェーデン)=2014年ストックホルム・オープン優勝
[-]DA SILVA PASSOS Hugo Miguel(ポルトガル)
[-]CASCAVILLA Davide(イタリア)
[-]CARPEN Georgian(ルーマニア)
[-]MARGARYAN Artak(フランス)
[-]LORINCZ Tamas(ハンガリー)
[-]ISLAMOV Donior(モルドバ)=2014年世界学生選手権3位
[-]KARDASH Yaraslau(ベラルーシ)
[-]KALNAKARKLIS Kristaps(ラトビア)
[-]VENCKAITIS Edgaras(リトアニア)
[-]ZAYLOBIDINOV Bobirbek(ウズベキスタン)=2012年アジア・ジュニア選手権60kg級優勝
[-]YENSEKHANOV Aibek(カザフスタン)=2014年アジア選手権3位
[-]YADAV Sandeep Tulsi(インド)
[-]OH Sang Hun(韓国)
[-]AMANNAZAROV Didar(トルクメニスタン)
[-]AMIRKHONZODA Loiqi(タジギスタン)
[-]PERKINS Ravaughn Richard Ravelle(米国)=2014年デーブ・シュルツ国際大会3位
   《控えエントリー》SADDORIS Bryce Lee(米国)
[-]MEJIA SAMBULA Jefrin Benito(ホンジュラス)
[-]Mbouma NDZORI Noel Pelcanovy(コンゴ)
[-]LIENDO Luis Ygnacio(ベネズエラ)=2014年南アメリカ大会優勝
[-]ENCARNACION Francisco Antonio(ドミニカ)
[-]BENAISSA Tarek Aziz(アルジェリア)
[-]IBRAHIM Mahmoud Hamed(エジプト)


 【71kg級】

 旧66、74kg級の選手は集まる階級。昨年のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)66kg級優勝で、今年71kg級2位のラスール・チュナエフ(アゼルバイジャン)、2011年世界選手権66kg級優勝で今年のアジア選手権75kg級3位のサエイド・モラド・アブドバリ(イラン)、1月のイバン・ポッドブニー国際大会優勝のチンギス・ラバザノフ(ロシア)あたりが優勝を争うか。

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 《エントリー選手》
[-]江藤紀友(日本)
[2]CUNAYEV Rasul(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
   《控えエントリー》ALIYEV Rustam(アゼルバイジャン)
[3]ABDVALI Saeid Morad(イラン)=2011年世界選手権66kg級優勝
   《控えエントリー》BYABANGARD Afshin Nemat(イラン)=2013年世界選手権66kg級8位
[4]LABAZANOV Chingiz(ロシア)=2014年イバン・ポッドブニー国際大会優勝
   《控えエントリー》VACHADZE Ambako(ロシア)=2011年欧州選手権66kg級優勝
   《控えエントリー》[15]DENISOV Yury(ロシア)=2014年ピトラシンスキ国際大会優勝
[7]MAKSIMOVIC Aleksandar(セルビア)
[8]KORPASI Balint(ハンガリー)
[10]DZEMYANOVICH Aliaksandr(ベラルーシ)=2014年欧州選手権3位
[11]OZEL Yunus(トルコ)=2014年欧州選手権3位
[16]MAASCH Matthias(ドイツ)=2014年ピトラシンスキ国際大会2位
[19]BORANYAN Varsham(アルメニア)=2014年ドイツGP優勝
   《控えエントリー》ALEKSANYAN Rafayel(アルメニア)=2014年ドイツGP5位
[-]TALLROTH Knut Zakarias(スウェーデン)
[-]SOBECKY Tomas(チェコ)
[-]PUSCASU Ionel(ルーマニア)
   《控えエントリー》HINOVEANU Tomi Claudiu(ルーマニア)
[-]PREVOLARAKIS Georgios(ギリシャ)
[-]PAJUVIIDIK Rauno(エストニア)
[-]JAVAKHIA Giorgi(グルジア)
[-]JAKUS Vojtech(スロバキア)=2014年ピトラシンスキ国際大会3位
[-]ABBRESCIA Riccardo Vito(イタリア)
[-]ZHADRAYEV Demeu(カザフスタン)
[-]YADAV K.K.(インド)
[-]KIM Young-Ha(韓国)
[-]KHOLMUKHAMMATO V Nurbek(ウズベキスタン)
   《控えエントリー》TURDIEV Dilshodjon(ウズベキスタン)
[-]LESTER Justin Dashaun(米国)=2012年ロンドン・オリンピック66kg級8位
   《控えエントリー》SMITH Patrick Harrison(米国)
[-]GIBBONS Franson Rsei(パラオ)
[-]BOUDJEMLINE Akrem(アルジェリア)


 【75kg級】

 昨年の74kg級世界王者はアジア大会に出場で不出場。同2位で2012年ロンドン・オリンピック74kg級優勝のロマン・ブラソフ(ロシア)が、宿敵がいない中で世界一復帰を目指す。

 昨年74kg級3位で今年の欧州選手権2位のアルセン・ジュルファラキヤン(アルメニア)、欧州選手権3位で7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)80kg級優勝のエルビン・ムルサリエフ(アゼルバイジャン)、2013年アジア選手権74kg級2位のハジ・アリザデフ・プールニア(イラン)らが、どう闘うか。

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 《エントリー選手》
[-]清水博之(日本)
[3]JULFALAKYAN Arsen(アルメニア)=2013年世界選手権74kg級3位
   《控えエントリー》CHALYAN Karapet(アルメニア)=2013年世界ジュニア選手権74kg級優勝
[4]VLASOV Roman(ロシア)=2012年ロンドン・オリンピック74kg級優勝
   《控えエントリー》NALGIEV Bilan(ロシア)
   《控えエントリー》ISAKOV Ruslan(ロシア)
[5]MADSEN Mark Overgaard(デンマーク)=2014年欧州選手権3位
[6]MURSALIYEV Elvin(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会80kg級優勝
   《控えエントリー》HUSEYNOV Rafig(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
[7]ROSENGREN Robert Patrik(スウェーデン)=2014年ストックホルム・オープン優勝
[9]DATUNASHVILI Zurabi(グルジア)=2014年ゴールデンGP決勝大会2位
[10]KULYNYCZ Arkadiusz Marcin(ポーランド)=2014年ピトラシンスキ国際大会優勝
[11]ZUGAJ Neven(クロアチア)=2014年ピトラシンスキ国際大会優勝
[12]SZABO Laszlo(ハンガリー)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[15]BISEK Andrew Thomas(米国)=2014年パンアメリカン選手権優勝
   《控えエントリー》ANDERSON Jonathan Gregory(米国)
[16]KUHAR Jure(スロベニア)=2014年地中海大会2位

[-]YANAKIEV Yavor Dimitrov(ブルガリア)=2014年ピトラシンスキ国際大会3位
   《控えエントリー》KOLEV Atanas Atanasov(ブルガリア)
[-]VISNAKOVS Aleksandrs(ラトビア)
[-]VALIMAKI Henri Esko(フィンランド)
   《控えエントリー》SUOMINEN Veli-Karri Osvald(フィンランド)
[-]RUSSO Ciro(イタリア)
[-]PENTORETS Gievgkeni(ギリシャ)
[-]PALENSKI Valery(ベラルーシ)
[-]NOVAK Petr(チェコ)
[-]NEUMAIER Florian(ドイツ)=2014年ピトラシンスキ国際大会2位
[-]MARCHL Florian(オーストリア)
[-]GIL SORLI Ricardo(スペイン)
[-]DIETSCHE Damian(スイス)
[-]TUFENK Seref(トルコ)
[-]BESLEAGA Igor(モルドバ)
[-]SINGH Gurpreet(インド)
[-]PARK Dae-Seung(韓国)
[-]KOCHIYEV Rashid(カザフスタン)=2014年ベービ・エムレ国際大会2位
[-]KHASHIMBEKOV Nurbek(ウズベキスタン)
[-]BADR Bakhit Sharif K(カタール)
[-]ATAYEV Amanaly(トルクメニスタン)
[-]ALIZADEHPOURNIA Hadi Asadollah(イラン)=2013年アジア選手権74kg級2位
   《控えエントリー》BOUYERI PAYANI Payam Abdeh Saleh(イラン)=2014年世界ジュニア選手権74kg級2位
   《控えエントリー》ALIZADEH KALEHKESHI Farshad Jafar(イラン)
[-]HUBIERA ROBLES Alvaro Martin(ドミニカ)
[-]PRUDENZANO Maximiliano Daniel(アルゼンチン)
[-]SALAM Abdulai(シエラレオネ)
[-]ABD ELSALAM SHIBL Tarek Mohamed(エジプト)
[-]COVA PULIDO Yorgen Jose(ベネズエラ)


 【80kg級】

 旧74.84kg級の選手が集まる階級。FILAランキングは、欧州選手権優勝のピーター・バクシ(ハンガリー)が1位で、欧州選手権2位で2012年ロンドン・オリンピック74kg代表のセルクク・セビ(トルコ)が2位。

 この2人に、ロンドン・オリンピック84kg級代表のハビボラフ・アクラギ(イラン)、1月のイバン・ポッドブニー国際大会(ロシア)優勝のベッカン・オズドエフ(ロシア)、2月のベービ・エムレ国際大会(トルコ)優勝のビクター・サスヌスキ(ベラルーシ)らが、どう挑むか。

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 《エントリー選手》
[-]角雅人(日本)
[1]BACSI Peter(ハンガリー)=2014年欧州選手権優勝
[2]CEBI Selcuk(トルコ)=2014年欧州選手権2位
[3]AKHLAGHI Habibollah Jomeh(イラン)=2012年ロンドン・オリンピック84kg級代表
   《控えエントリー》KHOSRAVI Milad Naghdali(イラン)
[5]SASUNOUSKI Viktar(ベラルーシ)=2014年ベービ・エムレ国際大会優勝
[8]TSIREKIDZE Giorgi(グルジア)=2014年欧州選手権3位
[10]OZDOEV Bekkhan(ロシア)=2014年イバン・ポッドブニー国際大会優勝
   《控えエントリー》[13]SALEEV Evgeny(ロシア)=2014年ピトラシンスキ国際大会優勝
   《控えエントリー》ABACHARAEV Ramazan(ロシア)=2014年ピトラシンスキ国際大会3位
[12]MICHALIK Tadeusz(ポーランド)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[17]BOSSERT Jonas(スイス)=2014年ストックホルム・オープン3位
[18]WAGNER Michael(オーストリア)
[-]ALEKSANDROV Daniel Tihomirov(ブルガリア)=2014年世界学生選手権2位
[-]AHMADOV Emin(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会5位
[-]VARKAS Nikolaos(ギリシャ)=2014年地中海選手権2位
[-]STARCEVIC Bozo(クロアチア)=2014年欧州選手権3位
[-]RIGO Richard(スロバキア)
[-]POWADA Pavel(チェコ)
[-]PETTERSSON Jim Eric Filip(スウェーデン)=2014年ストックホルム・オープン優勝
[-]HOVHANNISYAN Hrach(アルメニア)=2014年欧州選手権7位
   《控えエントリー》MANUKYAN Rafik(アルメニア)=2014年ヤデガー・イマムカップ75kg級2位
[-]EISELE Pascal(ドイツ)
[-]SINGH Harpreet(インド)
[-]SALDADZE Besiki(ウズベキスタン)
   《控えエントリー》SULTONOV Rustam(ウズベキスタン)
[-]RYU Juhyoun(韓国)
[-]GAJIYEV Danyal(カザフスタン)
[-]RAU Josef Patrick(米国)=22013年NYACホリデーオープン国際大会優勝
   《控えエントリー》PROVISOR Benjamin Errol(米国)
[-]MISSAOUI Mohamed Skander(チュニジア)=2014年アフリカ選手権2位
[-]METWALLY Mohamed Moustafa Ahmed Abdall(エジプト)


 【85kg級】

 昨年の84kg級王者は今春のドーピング違反のため出場停止中。同2位のサマン・タマセビ(アゼルバイジャン=前イラン)が世界一を目指す。ロシアは2012年ロンドン・オリンピック84kg級優勝のアラン・クガエフを含め、だれが出てきても優勝を狙える。

 昨年の世界選手権84kg級3位のビクトル・ロリンツ(ハンガリー)ジャビド・ハムザトフ(ベラルーシ)、欧州選手権2位のラミ・ヒエタニエミ(フィンランド)、同3位のダミアン・ヤニコウスキ(ポーランド)らFILAランキング上位選手が実力を見せるか。

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 《エントリー選手》
[-]天野雅之(日本)
[2]HIETANIEMI Rami Antero(フィンランド)=2014年欧州選手権2位
[3]LORINCZ Viktor(ハンガリー)=2013年世界選手権84kg級3位
[4]HAMZATOV Javid(ベラルーシ)=2013年世界選手権84kg級3位
[6]JANIKOWSKI Damian(ポーランド)=2014年欧州選手権3位
[7]SHAHINYAN Artur(アルメニア)=2013年欧州選手権84kg級3位
   《控えエントリー》[8]MANUKYAN Maksim(アルメニア)=2013年世界選手権84kg級8位
[10]TEHMASEBI Saman(アゼルバイジャン)=2013年世界選手権84kg級2位
   《控えエントリー》ABBASOV Islam(アゼルバイジャン)
[11]ASSAKALOV Rustam(ウズベキスタン)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[12]NOUMONVI Melonin(フランス)=2014年ピトラシンスキ国際大会優勝
[13]KARIMFAR Mojtaba Ali(イラン)=2014年アジア選手権3位
   《控えエントリー》NOURI Hossein Ahmad(イラン)
[19]BIKBAEV Azamat Izubaevitch(ロシア)=2014年イバン・ポッドブニー国際大会2位
   《控えエントリー》[14]MISHIN Aleksey(ロシア)=2014年イバン・ポッドブニー国際大会優勝
   《控えエントリー》KHUGAEV Alan Anatolevitch(ロシア)=2012年ロンドン・オリンピック84kg級優勝
[20]SHOREY HERNANDEZ PabloEnrique(キューバ)=2012年ロンドン・オリンピック84kg級7位
[75kg級8]NEMES Viktor(セルビア)=2014年地中海選手権75kg級優勝
[-]BASAR Metehan(トルコ)=2014年世界学生選手権優勝
[-]ZUGAJ Nenad(クロアチア)=2013年世界選手権84kg級7位
[-]TJORSTAD Rasmus Nes(ノルウェー)
[-]TAMAS Attila Gheza(ルーマニア)
   《控えエントリー》PIRVAN Dorin Constantin(ルーマニア)
[-]PAPADOPOULOS Dimitrios(ギリシャ)
[-]OMAROV Artur(チェコ)
[-]MARINOV Hristo Diyanov(ブルガリア)=2014年ロンドン・オリンピック84kg級代表
   《控えエントリー》BAYRYAKOV Nikolay Nikolaev(ブルガリア)
[-]JOHANSSON Kristofer Alf Ragnar(スウェーデン)=2014年欧州選手権3位
[-]HRUSTANOVIC Amer(オーストリア)
[-]GEGESHIDZE Vladimer(グルジア)=2013年欧州選手権84kg級2位
[-]AZIZSIR Ramsin(ドイツ)
[-]SAMOKHIN Andrey(カザフスタン)
[-]KUMAR Manoj(インド)
[-]KANG Rae-Goo(韓国)
[-]HOLM Jordan Robert(米国)2014年デーブ・シュルツ国際大会優勝
   《控えエントリー》NIELSEN Zachary Peter(米国)
[-]FANOLUA Fanolua(アメリカンサモア)
[-]BRAZON BRAVO Alexander Jose(ベネズエラ)=2013年パンアメリカン選手権84kg級2位
[-]MARTINEZ ALVAREZ Oscar Naman(ホンジュラス)
[-]IBRAHIM OTHMAN SAAD Ahmed Mohamed(エジプト)


 【98kg級】

 ロシアは昨年の世界王者のニキタ・メルニコフ(ロシア)が控えエントリーで、2013年世界ジュニア選手権96kg級優勝のムサ・エブロエフが正エントリー。2012年ロンドン・オリンピック96kg級2位のルスタム・トトロフとともに、だれが出てきても優勝候補。

 昨年96kg級2位で今年の欧州選手権優勝のアーチュール・アレクサンヤン(アルメニア)、欧州選手権2位のセンク・イルデム(トルコ)、7月のゴールデンGP決勝大会優勝のバラス・キス(ハンガリー)らが上位に出てきそう。

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 《エントリー選手》
[-]大坂昂(日本)
[1]ALEKSANYAN Artur(アルメニア)=2013年世界選手権96kg級2位
   《控えエントリー》ADAMYAN Movses(アルメニア)=2014年ワールドカップ代表
[2]ILDEM Cenk(トルコ)=2014年欧州選手権2位
[3]KISS Balazs(ハンガリー)=2014年ゴールデンGP決勝大会優勝
[4]NIELSEN Marthin Hamlet(ノルウェー)=2014年ゴールデンGP決勝大会3位
[5]HRABOVIK Aliaksandr(ベラルーシ)=2014年ドイツGP3位
[6]SCHON Carl Fredrik Stefan(スウェーデン)=2014年ストックホルム・オープン優勝
[15]EVLOEV Musa(ロシア)=2013年世界ジュニア選手権96kg級優勝
   《控えエントリー》TOTROV Rustam(ロシア)=2012年ロンドン・オリンピック96kg級2位
   《控えエントリー》[8]MELNIKOV Nikita(ロシア)=2013年世界選手権96kg級優勝
[17]ALEXUC-CIURARIU Alin(ルーマニア)=2014年世界学生選手権3位
[18]IVANOV Ivan Stoyanov(ブルガリア)=2014年ピトラシンスキ国際大会優勝
   《控えエントリー》METODIEV Vladislav Emilov(ブルガリア)
[-]NURIYEV Orkhan(アゼルバイジャン)=2014年世界ジュニア選手権96kg級優勝
   《控えエントリー》[7]GADABADZE Shalva(アゼルバイジャン)=2013年世界選手権96kg級3位
[-]KALLIO Timo Antero(フィンランド)=2013年世界選手権96kg級8位
   《控えエントリー》LAHTI Tuomas Heikki Juhani(フィンランド)
[-]KOUNTOURATZIS Spyridon(ギリシャ)
[-]IMERLISHVILI Vasil(グルジア)
[-]HASSLER Oliver Adrian(ドイツ)
[-]GASTL Daniel(オーストリア)
[-]BALO Petar(セルビア)
[-]ARUSAAR Ardo(エストニア)
[-]WILLIAMS Caylor Ryan(米国)=2013年パンアメリカン選手権3位
   《控えエントリー》WECHTER John Francis(米国)
[-]CARABALLO CABRERA Erwin Jose(ベネズエラ)
[-]SINGH Hardeep(インド)
[-]SAPARMAMMEDOV Arslan(トルクメニスタン)
[-]REZAEI Ghasem Gholamreza(イラン)=2012年ロンドン・オリンピック96kg級優勝
   《控えエントリー》[10]ALIYARIFEIZABADI Mehdi(イラン)=2014年ワールドカップ代表
[-]LIM Jiyoung(韓国)
[-]KABDOLOV Zhanarbek(カザフスタン)
[-]FATTOEV Sukhrob(ウズベキスタン)
[-]ARIAS PAREDES Jose Antonio(ドミニカ)


 【130kg級】

 昨年の世界王者は2度目のドーピング違反で永久出場停止。繰り上がり世界王者のヘイキ・ナビ(エストニア)が繰り上がりでない王者となれるか。

 2008北京・2012年両オリンピック120kg級優勝のミハイン・ロペス(キューバ)が復帰し、今年は国際大会を3大会連続優勝と強さをキープ。オリンピック3連覇を目指し、世界一への復帰なるか。

 昨年120kg級2位で今年の欧州選手権優勝のリザ・カヤルプ(トルコ)がロペスの勢いを止めることができるか。

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 《エントリー選手》
[-]園田新(日本)
[1]KAYAALP Riza(トルコ)=2014年欧州選手権優勝
[2]LOPEZ NUNEZ Mijain(キューバ)=2014年パンアメリカン選手権優勝
[3]EUREN Johan Magnus(スウェーデン)=2014年ストックホルム・オープン優勝
[5]BABAJANZADEH DARZI Bashir Asgari(イラン)=2012年ロンドン・オリンピック120kg級7位
   《控えエントリー》 [8]MEHDIZADEH ARYATAPEH Behnam Aliakbar(イラン)=2014年アジア選手権優勝
[9]LAM Balint(ハンガリー)
[10]TINALIYEV Nurmakhan(カザフスタン)
[12]NABI Heiki(エストニア)
[13]KAJAIA Iakobi(グルジア)
[17]PARSHIN Vasily(ロシア)=2014年欧州選手権3位
   《控えエントリー》 SHCHUR Vitalii(ロシア)=2014年ピトラシンスキ国際大会2位
   《控えエントリー》 ILNITSKII Vitalii(ロシア)=2014年イバン・ポッドブニー国際大会優
[-]YEGHIAZARYAN Vachik(アルメニア)=2013年欧州選手権120kg級3位
   《控えエントリー》 KHACHATRYAN Edgar(アルメニア)
[-]RODRIGUEZ Valera Alexis(アゼルバイジャン)=2014年ゴールデンGP決勝大会5位
   《控えエントリー》[14] SHARIATI Sabah(アゼルバイジャン)
[-]POPP Eduard(ドイツ)
[-]PAPADATOS Alexandros(ギリシャ)
[-]METODIEV Miloslav Yuriev(ブルガリア)=2014年ダン・コロフ国際大会2位
   《控えエントリー》 DIMITROV Lyubomir Nikolov(ブルガリア)
[-]HRYSHCHANKA Kiryl(ベラルーシ)
[-]SMITH Robert Timothy David(米国)=2013年世界選手権5位
   《控えエントリー》ERICKSON Toby Richard(米国)
[-]BARRENO MARTINEZ Rafael Antonio(ベネズエラ)
[-]GARCIA GARCIA Ramon Antonio(ドミニカ)
[-]DOS SANTOS Antonio Henriques(ブラジル)
[-]MAMASOLIEV Abrorbek(ウズベキスタン)
   《控えエントリー》 ACHKASOV Evgeniy(ウズベキスタン)
[-]HWANG Jongwon(韓国)
[-]DALAL Dharmender(インド)



 

FILAが9・7理事選挙(ウズベキスタン)の立候補20人を公示…6+1枠を争う

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 国際レスリング連盟(FILA)は公式ホームページ上で、9月7日にウズベキスタン・タシュケントで行われる総会で実施される理事選挙の立候補者20人を公示した。6枠と、今年初めに死去したマリオ・ペリコーネ(イタリア)の残り2年の任期を務める1枠を選ぶ。

 なお、FILAは2013年の臨時総会(モスクワ)で、女性理事を最低3人入れることを決めている。現在、2人の女性理事がいるため、女性として唯一立候補しているマリナ・ペリコーネ(イタリア)は無投票で当選するものと思われ、実質、5枠+1枠を19人が争うことになる。

 今回で6年の任期満了を迎えるのは、日本の福田富昭会長のほか、チャバ・ヘゲダス(ハンガリー)、ミハイル・マミアシビリ(ロシア)、チェノ・チェノフ(ブルガリア)、アクロルジャン・ルジエフ(ウズベキスタン)、ラファエル・マルティニティー(前会長=スイス)の6人。

 このうち、福田会長とマルティニティー前FILA会長が出馬せず、残りの4人が再選を目指す。日本協会からは富山英明常務理事(日大教)が新たに立候補する。

 日本からのFILA理事は、1956年メルボルン・オリンピックの総会で八田一朗会長が選ばれ、副会長にも推された。しかし二期目の最中の1966年総会(米国)にて、ロジャー・クーロン会長に対し経理の不明瞭さを追及したため、会長の怒りをかって副会長をはずされ、2年後のメキシコ・オリンピック時の総会で理事も降りた。

 4年後の1972年ミュンヘン・オリンピック時の総会で、笹原正三強化委員長(のちの日本協会会長)が理事となり、1996年のアトランタ・オリンピックまで4期24年を務め、途中から副会長にも就任した。

 アトランタでの総会では、笹原氏に代わって立候補した福田・現会長が理事に当選。以後、3期18年を務め、2002年の2期目からは副会長も務めて現在に至っている。

 富山常務理事と争う立候補者は、各国の会長などが多いほか、ダニエル・イガリ(ナイジェリア)、エルブラス・テデエフ(ウクライナ)、アミール・ハデム(イラン)、ユッカ・ラウハラ(フィンランド)など、往年の名選手も含まれている。  

 理事選挙への立候補者は下記の通り。


 《再任を目指す理事》
HEGEDUS, Csaba(ハンガリー)
 =ハンガリー・レスリング協会会長/1972年ミュンヘン・オリンピック・グレコローマン82kg級優勝
MAMIASHVILI, Mikhail(ロシア)
 =ロシア・レスリング協会会長/1988年ソウル・オリンピック・グレコローマン82kg級優勝
RUZIEV, Akhroldjan(ウズベキスタン)
 =ウズベキスタン・レスリング協会元会長
TZENOV, Tzeno(ブルガリア)
 =欧州レスリング連盟会長/ブルガリア・レスリング協会元会長

 《新任を目指す立候補》(ABC順)
ABDALKAREEM, Hamed Mohamed(イラク)
 =イラク・レスリング協会会長
DAGVADORJ, Dolgosuren(朝青龍=モンゴル)
 =モンゴル・レスリング協会会長
DI BUSSOLO PELLICONE, Marina(イタリア=女性)
 =1月に死去されたペリコーネ理事の夫人
DITTMANN, Karl-Martin(ドイツ)
 =ドイツ・レスリング協会専務理事
GAMA FILHO, Pedro(ブラジル)
 =ブラジル・レスリング協会会長
IGALI, Baraladei Daniel(ナイジェリア)
 =ナイジェリア・レスリング協会会長/2000年シドニー・オリンピック・フリースタイル69kg級優勝(当時の国籍はカナダ)
KHADEM, Amir(イラン)
 =イラン・スポーツ省副会長/イラン・レスリング協会会長/1996年アトランタ・オリンピック・フリースタイル82kg級3位
MESKOUT, Fouad(モロッコ)
 =モロッコ・レスリング協会会長/アフリカ・レスリング連盟会長
RAUHALA, Jukka(フィンランド)
 =フィンランド・オリンピック委員会副会長/フィンランド・レスリング協会会長/1984年ロサンゼルス・オリンピック・フリースタイル68kg級3位
RAVELOSON, Nestor Mamitiana(マダガスカル)
 =マダガスカル・レスリング協会会長
SARR, Alioune(セネガル)
 =セネガル・レスリング協会会長
SINGH, Raj(インド)
 =インド・レスリング協会専務理事/アジア・レスリング連盟専務理事
TEDEYEV, Elbrus(ウクライナ)
 =ウクライナ・レスリング協会会長/2004年アテネ・オリンピック男子フリースタイル66kg級優勝
THOMPSON, Noel(ジャマイカ)
 =ジャマイカ・レスリング協会専務理事
富山英明(日本)
 =1984年ロサンゼルス・オリンピック・フリースタイル57kg級優勝
VANDY SUALLEY, Prince(シエラレオネ)
 =シエラレオネ・レスリング協会会長


 

【報道】8・30男子フリースタイル公開練習/9・1協会役員との懇親会

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2014年8月22日



8・30男子フリースタイル合宿公開
9・1協会役員との食事会 ご案内



報 道 各 位


(公財)日本レスリング協会
  強 化 委 員 会
  広 報 委 員 会



 平素より、当協会へのご支援、ご協力を賜り、御礼申し上げます。

 世界選手権(9月8~14日、ウズベキスタン・タシュケント)とアジア大会(9月27日~10月1日、韓国・仁川)の代表を含めた男子フリースタイル・チームが、8月26日(火)から東京・味の素トレーニングセンターで合宿します。
 
 下記の日程で、記者発表(選手紹介)、公開練習を行います。取材希望の社は、申請書に必要事項を記入のうえ、メール: wrestling@japan-sports.or.jp、FAX:03-3481-2356 へ、8月28日(木)午後5時までに送信ください。

 また、9月1日(月)に福田富昭会長、高田裕司専務理事ほか協会役員と記者との食事会を計画しました。万障お繰り合わせのうえ、出席くださるようお願いいたします。

《練習公開》
 ■日時:8月30日(土) 午前10時~ (受付:午前9時30分予定)
 ■場所: 東京・味の素トレーニングセンター
 ■参加者:日本代表チーム選手、役員
 (代表選手は、http://www.japan-wrestling.jp/2014/06/24/52076/ を参照ください)

《食事会》
 ■日時:9月1日(月) 午後7時~
 ■場所:原宿・南国酒家 (東京都渋谷区神宮前6-35-3 コープオリンピア内=原宿駅近く)
 ■参加者:日本レスリング協会役員(会長、専務理事、常務理事等)


《問い合わせ》日本レスリング協会事務局(電話:03-3481-2354)  担当:武田

以 上
 


 

FILAが2014年殿堂入り16人を発表、日本は5年連続で選出なし

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 国際レスリング連盟(FILA)は、今年の殿堂入りの選手を発表。世界選手権(ウズベキスタン・タシュケント)開幕2日前の9月6日に同市内で表彰式が行われる。

 FILAの殿堂は、世界のレスリング界で偉業を達成した選手や、発展のために貢献した人が選ばれ、2004年から毎年10人程度を選出している。今年は16人が選ばれた。

 日本からは、2009年に吉村祥子さんが選ばれた後、5年連続で選出されなかった。

 今年の受賞者は下記の通り。


 【オフィシャル

■バスクー・アデュチ(モンゴル)=審判としてオリンピック6大会、世界選手権30大会以上に参加。1988年にはFILAゴールデン・ホイッスル賞を受賞。

■エンダー・ブユケルセン(トルコ)=審判としてオリンピック6大会、世界選手権26大会に参加。1995~2012年にFILAのインストラクター。1996年にはFILAゴールデン・ホイッスル賞を受賞。

 コーチ

■バディム・プサレフ(カザフスタン)=ソ連のコーチとして、オリンピック金メダリスト6人、銀メダリスト2人、世界王者13人を育成。

■ドミトリー・ミンディアシビリ(ロシア)=1970~2000年にソ連・ロシアのナショナル・コーチ。ドミトリー・ミンディアシビリ・アカデミーで多くの名選手を育てる。

 リーダー

■マテオ・ペリコーネ(イタリア=故人)=今年1月までFILA理事・副会長。

 女子

■サラ・エリクソン(スウェーデン)=1995・96年世界選手権優勝。他に、世界選手権で銀1、銅3を獲得。

■リセ・レグランド(フランス)=2004年アテネ・オリンピック3位。1995・97年世界選手権優勝。他に、世界選手権で銀1、銅1個を獲得。レスリングのオリンピック存続をかけた2013年の国際オリンピック委員会(IOC)の理事会と総会におけるプレゼンテーターを務めた。

 男子グレコローマン

■ザクシリク・ウジケンピロフ(カザフスタン)=1980年モスクワ・オリンピック優勝、他に、世界選手権1度優勝。

■ミカエル・リュンベリー(スウェーデン)=2000年シドニー・オリンピック優勝、他に、オリンピック銅1、世界選手権金2、銅1を獲得。

■シム・クォンホ(沈灌虎=韓国)=1996年アトランタ・2000年シドニー両オリンピック優勝。他に、世界選手権で金2、銅1を獲得。

 男子フリースタイル

■アスラン・ハダーチェフ(ウズベキスタン=ソ連、故人)=1983・86・87年世界選手権優勝。他に、銅1獲得。

■パベル・ピニギン(ロシア)=1976年モントリオール・オリンピック優勝。他に、世界選手権3度優勝。

■ラスール・ハデム(イラン)=1992年バルセロナ・オリンピック優勝。他に、オリンピック銅1、世界選手権金2、銀1を獲得。

■ベシク・クドゥホフ(ロシア、故人)=2012年ロンドン・オリンピック銀メダル。他に、オリンピック銅3、世界選手権金4を獲得。

 【レジェンド

■ウィルフリード・デードリヒ(ドイツ、故人)=1960年ローマ・オリンピック優勝。他に、オリンピック銀2、銅2を獲得(60年は両スタイルでメダル獲得)。オリンピックのメダル5個はレスリング史上最多。他に、世界選手権金1、銀2、銅2を獲得。

■アーチュール・タイマゾフ(ウズベキスタン)=2004年アテネ・2008年北京・2012年ロンドンの3大会連続優勝。他に、オリンピック銀1、世界選手権金2、銀2、銅1獲得
 


 


11・23~24東京都知事杯全国中学選抜選手権/大会要項

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 全国中学生連盟や東京都協会などは、11月23日(日)~24日(祝)に東京・駒沢体育館で行われる「東京都知事杯第5回全国中学選抜レスリング手権大会」の大会要項を発表した。

 参加申込みは、学校またはクラブチーム単位で行うこととし、10月1日(水)締切=必着。詳細は下記参照。


 《東京都協会ホームページ》
 

 


 


8・26~27全日本学生選手権・展望(男子フリースタイル)…57、74kg級で1年生王者が誕生するか

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 2014年の文部科学大臣杯全日本学生選手権は、8月26日(火)~29日(金)、岐阜・岐阜市の岐阜メモリアルセンターで行われる。今年1月に階級区分が変更されたことに伴い、シードなしで抽選が行われ、初戦から強豪が激突したり、同じブロックに強豪が集まった階級も出てきた。

 各スタイルの見どころを探った。《男子グレコローマン》 / 《女子》=26日にアップ予定

 (注)選手の実績のうち、全日本大学選手権、全日本大学グレコローマン選手権、国体、全日本選手権、西日本学生選手権、秋季新人選手権は、すべて昨年の大会。春季・秋季新人選手権は、すべて東日本学生の新人選手権。


《大会要項》《インターネット生中継サイト》


 《大会日程》
8月26日(火) 開会式、男子フリースタイル
   27日(水) 男子フリースタイル、表彰式
   28日(木) 男子グレコローマン
   29日(金) 男子グレコローマン、女子、表彰式・閉会式

男子フリースタイル組み合わせ 57kg 61kg 65kg 70kg 74kg 86kg 97kg 125kg

 ◎男子フリースタイル

 【57kg級】

 6月の全日本選抜選手権王者の高橋侑希(山梨学院大)は世界選手権へ向けての調整で不参加。5月の東日本学生リーグ戦で高橋と好勝負を演じた昨年のアジア・ジュニア選手権55kg級優勝の山崎達哉(日体大)、同リーグ戦で1年生ながら大活躍した昨年の高校四冠王者の樋口黎(日体大)、全日本大学選手権2位の西山凌代(拓大)らが優勝を争う。

 樋口は初戦で小柳和也(山梨学院大)と対戦。昨年のインターハイ決勝と今年の春季新人選手権決勝と同じ組み合わせで、勝者が一気に1年生王者に駆け上がる可能性もある。

 大城一晟(国士舘大=JOC杯ジュニア55kg級優勝)、津田孝司郎(中京学院大=西日本学生選手権55kg級優勝)らが優勝争いに加われるか。

 この6選手は同ブロック。反対ブロックから決勝に出てくるのは、中村倫也(専大=昨年JOC杯ジュニア55kg級優勝)、東日本学生リーグ戦で山梨学院大の連覇の一翼をになった朝比奈健人(山梨学院大)らが有力。


 【61kg級】

 連覇を目指すべく鴨居正和(山梨学院大)は世界選手権へ向けての調整で不参加。全日本選手権60kg級2位の川瀬克祥(日体大)、2年連続JOC杯ジュニア60kg級を制している中田陽(日体大)の同門が優勝を争うか。

 この2人は同じブロック。反対のブロックからは、有元伸吾(近大=全日本大学選手権60kg級2位)、阿部宏隆(国士舘大=全日本選抜選手権3位)、坂本侑之(拓大=アジア・ジュニア選手権3位の)らが決勝進出を争う。


 【65kg級】

 6月の全日本選抜選手権2位の高谷大地(拓大)は世界選手権への調整のため不参加。国体60kg級を制した池田智(日大)が頭一つ抜け出しているか。組み合わせ的にも、決勝進出が予想される。

 反対のブロックでは、昨年66kg級3位の新川武弥(日大)、昨年の春季新人選手権66kg級優勝の竹本裕哉(日体大)、今年の春季新人選手権優勝の紺野孝太(日大)らが争う。


 【70kg級】

 昨年の秋季新人選手権74kg級両スタイル優勝の中村百次郎(日体大)が一歩リードか。昨年の世界ジュニア選手権66kg級5位の多胡島伸佳(早大)は6月の春季新人選手権優勝で優勝。勢いがついているか。お互いに勝ち上がれば準々決勝で対戦。

 1年生王者を目指すアジア・ジュニア選手権74kg級2位の木下貴輪(山梨学院大)は、3回戦で昨年のアジア・ジュニア選手権74kg級代表の小山内光将(日大)と対戦する組み合わせ。全日本大学選手権74kg級3位の松田健吾(青山学院大)も上位を狙う実力を持つ。


 【74kg級】

 全日本選抜選手権2位の嶋田大育(国士舘大)が86kg級へ出場することもあり、1年生が上位を占める可能性がある階級。

 JOC杯ジュニア74kg級を制した浅井翼(拓大)、東日本学生リーグ戦で国士舘大の躍進を支えた奥井眞生(国士舘大)、春季新人選手権を制した武田光司(専大)という昨年の高校レスリング界を熱く燃やした選手が出場する。勝ち上がれば、奥井と武田が準々決勝で対戦する組み合わせで、浅井は反対ブロック。

 東日本学生リーグ戦5戦全勝で専大を支える木村政貴(専大)、国体3位の椿和浩(九州共立大)、昨年の春季新人選手権3位の山下俊介(国士舘大)らが1年生王者誕生を阻止できるか。


 【86kg級】

 2012年の74kg級学生二冠王者で6月の全日本選抜選手権同級2位の嶋田大育(国士舘大)が、この階級に出場。初戦で昨年の84kg級2位の亀山晃寛(山梨学院大)と対戦する。勝者が優勝という可能性は十分。

 昨年84kg級3位の桜庭正義(日体大)と昨年春秋の新人選手権84・96kg級を制した与那覇竜太(専大)も初戦激突。JOC杯ジュニア84kg級を制した松坂誠應(日体大)は春季新人選手権も制して上り調子。いずれかの選手が嶋田か亀山の決勝進出を阻むか。

 反対のブロックでは、昨年春秋の新人選手権74・84kg級を制した村山貴裕(大東大)がリードか。JOC杯では与那覇を破って2位となっている。全日本選抜選手権4位入賞の1年生、白井勝太(日大)がどこまで上位へ食い込めるか。


 【97kg級】

 昨年の96kg級の上位4選手が残っている階級。王者で全日本大学選手権も制している山本康稀(日大)に、2位の志喜屋正明(国士舘大)、3位の笹川久志(日体大)鈴木勝一(東洋大)がどう挑むか。

 JOC杯ジュニア96kg級優勝の吉川裕介(山梨学院大)は、6月のアジア・ジュニア選手権で2年連続3位の成績を残し、発展途上中。春季新人選手権優勝の宮國雄太(国士舘大)、全日本大学選手権2位の藤山徳馬(明大)らが上位に食い込めるか。


 【125kg級】

 昨年の学生二冠王者のアレッグ・ボルチン(山梨学院大)の優位は動くまい。全日本大学選手権2位の前川勝利(早大)は、ボルチンと準々決勝で対戦する組み合わせ。メダルを手にするためにはここを勝ち抜かねばならない。全日本選抜選手権4位の松本徹也(日本文理大)も同じブロックで、ボルチンとは2回戦で対戦する。

 反対のブロックでは、昨年のJOC杯ジュニア120kg級優勝の池田雄人(近大)が頭ひとつリードか。


 

8・28~29全日本学生選手権・展望(男子グレコローマン)…大激戦の59kg級を制するのは?

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 2014年の文部科学大臣杯全日本学生選手権は、8月26日(火)~29日(金)、岐阜・岐阜市の岐阜メモリアルセンターで行われる。今年1月に階級区分が変更されたことに伴い、シードなしで抽選が行われ、初戦から強豪が激突したり、同じブロックに強豪が集まった階級も出てきた。

 各スタイルの見どころを探った。《男子フリースタイル》 / 《女子》=26日にアップ予定

 (注)選手の実績のうち、全日本大学選手権、全日本大学グレコローマン選手権、国体、全日本選手権、西日本学生選手権、秋季新人選手権は、すべて昨年の大会。春季・秋季新人選手権は、すべて東日本学生の新人選手権。


《大会要項》《インターネット生中継サイト》


 《大会日程》
8月26日(火) 開会式、男子フリースタイル
   27日(水) 男子フリースタイル、表彰式
   28日(木) 男子グレコローマン
   29日(金) 男子グレコローマン、女子、表彰式・閉会式

男子グレコローマン組み合わせ 59kg 66kg 71kg 75kg 80kg 85kg 98kg 130kg

 ◎男子グレコローマン

 【59kg級】

 日体大勢の争い。その中で、昨年60kg級優勝の松澤力也(日体大)と、全日本大学グレコローマン選手権&国体の60kg級を制した太田忍(日体大)が双璧か。松澤は1月のデーブ・シュルツ国際大会(米国)で3位入賞、7月の世界学生選手権(ハンガリー)5位入賞と力をつけているが、太田も4月のアジア選手権(カザフスタン)で2位に入賞と、国際大会で通じる実力をつけている。ともに勝ち上がれば準決勝で対戦。

 スーパールーキーとして入学し、JOC杯ジュニア60kg級と春季新人選手権を制した文田健一郎(日体大)は、両者と反対ブロックで、組みわせ的には有利な位置にいる。1年生王者が生まれるか。

 下山田培(日体大=昨年の春季新人選手権60kg級優勝)、竹下雄貴(日体大=昨年の秋季新人選手権55kg級優勝)、村上涼(日体大=昨年のアジア・ジュニア選手権60kg級優勝)らが優勝戦線に加わるか。

 他大学では、昨年55kg級2位の北村侑磨(専大)がどこまで食い込めるか。


  【66kg級】

 昨年2位の中村尚弥(日体大)が一歩リードしている状態。7月の世界学生選手権71kg級で3位入賞を果たしており、昇り調子で優勝を勝ち取ることができるか。

 全日本大学グレコローマン選手権60kg級2位の雨宮隆二(山梨学院大)、その雨宮をJOC杯ジュニアで破って優勝した高橋昭五(日体大)、全日本選手権3位の長崎宏樹(山梨学院大)らが中村の優勝を阻止できるか。

 瀧康真(関大=全日本大学グレコローマン選手権2位)、亀井駿斗(青山学院大=同3位)、魚住彰吾(専大=秋季新人選手権優勝)らが上位へ食い込めるか。


  【71kg級】

 全日本大学グレコローマン選手権66kg級優勝の中井堅太(早大)と、4月のJOC杯ジュニア74kg級を制した屋比久翔平(日体大)の争いか。ともに勝ち上がれば準々決勝で対戦する。

 永井凌太(拓大=昨年74kg級3位)、濱口祐志(九州共立大=全日本選抜選手権4位)が両者の決勝進出を阻止するか。

 反対側のブロックからは、湯田敬太(拓大=秋季新人選手権3位)が決勝へ出てくるか。


  【75kg級】

 昨年の全日本大学グレコローマン選手権74kg級を制した阪部創(神奈川大)が優勝候補の筆頭となろう。今夏は全日本チームのロシア遠征にも参加しており、実力をアップさせている可能性が高い。

 春季新人選手権優勝の武田光司(専大)が順調に勝ち上がれば、準々決勝で阪部に挑むことになる。殊勲なるか。

 反対側のブロックでは、昨年74kg級2位の椿和浩(九州共立大)と、6月のアジア・ジュニア選手権5位の花山尚生(福岡大)の西日本勢が決勝進出を争うか。春季新人選手権71kg級2位の宇野寿倫(日体大)が西日本勢を退けて決勝へ進めるか。


  【80kg級】

 JOC杯ジュニア84kg級を制し、世界学生選手権に出場した前田祐也(拓大)に、昨秋、国体少年グレコローマンで3連覇を果たしたルーキーの奥井眞生(国士舘大)が挑む。国体少年V3の実力が大学で通じるか。ともに勝ち上がれば準決勝で対戦する。

 反対側のブロックからは、春季新人選手権優勝の東桂佑(神奈川大)が勝ち上がってくるか。


  【85kg級】

 全日本大学グレコローマン選手権84kg級2位の星翔也(日体大)が、6月の全日本選選抜選手権でも4位に躍進しており、一歩リードか。昨年の新人選手権フリースタイル2階級王者の村山貴祐(大東大)が初戦で挑む。村山はグレコローマンでも秋季新人選手権74kg級で3位に入っている。

 同じブロックには、昨年84kg級3位の与那覇竜太(専大)もいる。秋季新人選手権96kg級で優勝しており、グレコローマンでも実績を持っている。決勝へ進むのはだれか。

 反対側のブロックは、春季新人選手権優勝の服部弘慶(拓大)に決勝進出のチャンスが大きい。


  【98kg級】

 国士舘大勢が優勝を争うか。昨年96kg級3位の志喜屋正明(国士舘大)、JOC杯ジュニア96kg級と春季新人選手権を制した宮國雄大(国士舘大)、JOC杯2位の近藤千加良(国士舘大)とコマがそろっている。

 JOC杯3位の奈良勇太(日体大)上原浩義(日本文理大)、春季新人選手権2位の黒木柾統(東洋大)らが国士舘大の上位独占を阻止できるか。


  【130kg級】

 昨年1年生王者に輝いた園田新(拓大)が世界選手権へ向けての調整で不参加のため、昨年の全日本王者で全日本大学グレコローマン選手権優勝の前川勝利(早大)が大きくリード。フリースタイルでずば抜けた強さのアレッグ・ボルチン(山梨学院大)がどう闘うか。全日本大学グレコローマン選手権は3位に入賞している。

 昨年3位の瀬川翔太(中京学院大)、全日本大学グレコローマン選手権2位の津田大健(中京学院大)の中京学院大勢が優勝争いにからむか。



 


 

世界選手権のイラン・男子フリースタイルは昨年の世界王者2選手が出場

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 イラン・レスリング・ファンのフェイスブック「We Love Iranian Wresling」によると、世界選手権(9月8~14日、ウズベキスタン・タシュケント)の男子フリースタイルの代表選手が決まったもよう。昨年の世界王者2選手を含めてベストメンバーが出場する。

 イランは昨年の世界選手権で「金2・銀1・銅2」を獲得。今年4月のアジア選手権でも6階級を制覇している。今夏は、7階級でそのどちらかで優勝している選手が出場。86kg級のみ、アジア王者が外れ、今月のジオルコウスキ国際(ポーランド)3位のモハマド・モハマディアン(イラン)が出場してくる。

 各階級の代表は下記の通り。


 ◎男子フリースタイル

▼57kg級 RAHIMI Hassan(イラン)=2013年世界選手権55kg級優勝

▼61kg級 ESMAEILPOORJOUY Masoud(イラン)=2013年世界選手権60kg級3位/2014年アジア選手権優勝

▼65kg級 MOHAMMADI Seyed Ahmad(イラン)=2014年アジア選手権優勝

▼70kg級 HOSSEINKHANI Mostafa(イラン)=2014年アジア選手権優勝

▼74kg級 AFZALIPAEMAMI Reza(イラン)=2014年アジア選手権優勝

▼86kg級 MOHAMMADIAN Mohammad Hossein(イラン)=2014年ジオルコウスキ国際大会3位

▼97kg級 YAZDANI Reza Mohammad Ali(イラン)=2013年世界選手権96kg級優勝

▼125kg級 GHASEMI Komeil Nemat(イラン)=2014年アジア選手権優勝
 


 

8・28~29全日本学生選手権・展望(女子)…入江ゆき(九州共立大)が4連覇へ挑む

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 2014年の文部科学大臣杯全日本学生選手権は、8月26日(火)~29日(金)、岐阜・岐阜市の岐阜メモリアルセンターで行われる。今年1月に階級区分が変更されたことに伴い、シードなしで抽選が行われ、初戦から強豪が激突したり、同じブロックに強豪が集まった階級も出てきた。

 各スタイルの見どころを探った。《男子フリースタイル》《男子グレコローマン》

 (注)選手の実績のうち、全日本選手権は昨年の大会。ジュニアクイーンズズカップ、東日本学生女子選手権は今年の大会

 


《大会要項》《インターネット生中継サイト》


 《大会日程》
8月26日(火) 開会式、男子フリースタイル
   27日(水) 男子フリースタイル、表彰式
   28日(木) 男子グレコローマン
   29日(金) 男子グレコローマン、女子、表彰式・閉会式

 女子組み合わせ  48kg 53kg 55kg 58kg 60kg 63kg 69kg

※女子75kg級は「阿部利乃(日大)」のみの出場のため、省略


 ◎女子

 【48kg級】

 昨年51kg級優勝でこの階級の全日本チャンピオンの登坂絵莉(至学館大)は、世界選手権へ向けての調整で不参加。昨年48kg級優勝の入江ゆき(九州共立大)が4連覇を目指す。

 同じブロックには、2016年リオデジャネイロ・オリンピックへ向けてのライバルでもある宮原優(東洋大)がいる。入江は7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)3位、宮原は今月の世界ジュニア選手権(クロアチア)で優勝。世界トップクラスの闘いが見られるか。全日本選抜選手権での両者の対戦は宮原が接戦の末にフォール勝ち。入江は連敗を避けたいところ。

 宮原は初戦で世界ジュニア選手権44kg級優勝の内城陽夏(至学館大)と闘う。ジュニア世界チャンピオン同士の対決に勝つことが、入江と闘うための必要条件。

 反対のブロックでは、世界学生選手権(ハンガリー)2位の伊藤史織(至学館大)、昨年のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)優勝の矢後佑華(日大)といった国際舞台で実力を発揮している選手のほか、昨年3位の青野ひかる(日大)藤沢志穂(九州共立大)、東日本学生女子選手権優勝の木村早耶架(日体大)らが決勝進出を争う。


 【53kg級】

 昨年51kg級2位で全日本選抜選手権も2位の入江ななみ(九州共立大)と、昨年3位で世界学生選手権(ハンガリー)3位の田中亜里沙(早大)の争い。全日本選手権51kg級の対戦では入江が勝っているほか、入江は3月にワールドカップ(東京)出場を経験し、7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)と今月の世界ジュニア選手権(クロアチア)でともに3位に入り実績を積み上げている。勢いを見せられるか。

 ジュニアクイーンズカップ51kg級優勝の金子和(早大)、同2位の坂上楓舞希(至学館大)が上位へ食い込めるか。


 【55kg級】

 昨年優勝の浜田千穂(日体大)は世界選手権へ向けての挑戦のため不参加。全日本選抜選手権決勝で浜田に惜敗した菅原ひかり(至学館大)が頭ひとつリードしている。昨年のユニバーシアード(ロシア)で優勝し、今年はアジア選手権(カザフスタン)3位。世界へ飛躍している力を見せられるか。

 ジュニアクイーンズカップとJOC杯ジュニアともに2位の廣瀬瑠実(青山学院大)、全日本選抜選手権3位の木村安里(群馬大)らが菅原の勢いを止めることができるか。


 【58kg級】

 昨年優勝の村田夏南子(日大)は負傷で不参加。世界ジュニア選手権(クロアチア)59kg級で優勝した川井梨紗子(至学館大)の独壇場になるか。川井はワールドカップで4戦4勝、アジア選手権で優勝と、シニアの世界でもトップ級の実力をつけている。

 世界学生選手権(ハンガリー)58kg級3位の樋口美賀子(環太平洋大)、昨年2位の早見なつみ(九州共立大)らがどこまで粘れるか。


 【60kg級】

 全日本選抜選手権優勝の坂上嘉津季(至学館大)は世界選手権への調整のため不出場。同3位の伊藤彩香(至学館大)と4位の坂野結衣(日大)との争い。ともに負傷のため戦列を離れ、今年復帰した。この大会で勝って完全復活を目指したい。

 東日本学生女子選手権58kg級優勝の香山芳美(早大)が両者の間に食い込めるか。


 【63kg級】

 昨年優勝の渡利璃穏(至学館大)は世界選手権へ向けての調整のため不出場。東日本学生選手権69kg級優勝で階級を下げた橋本千紘(日大)が一歩リードか。世界ジュニア選手権(クロアチア)3位の栄希和(至学館大)と初戦を闘う。昨年2位の上原榛奈(法大)も同ブロック。

 反対のブロックでは、東日本学生女子選手権63kg級2位の鈴木紅夏(東洋大)が有利か。


 【69kg級】

 昨年優勝で全日本選抜選手権優勝の土性沙羅(至学館大)は世界選手権へ向けての調整のため不出場。昨年72kg級優勝の吉井瑞江(至学館大)が階級を落として連覇を目指す。

※75kg級は阿部梨乃(日大)のみの出場


 

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