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《お詫び&お知らせ》今夏、協会公式サイトをリニューアルいたします

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 全国中学生選手権の記事を掲載しました12日、長時間にわたり、アクセスしづらい状況が発生しました。深くお詫びいたします。
 
 日本協会では今夏、協会公式サイトをリニューアルする予定です。近年は大きな試合のたびにアクセス障害が起こり、利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけしましたが、リニューアル後は解消される予定です。
 
 リニューアルは夏ごろを予定しており、現在準備を進めております。大変申し訳ありませんが、16日からの明治杯全日本選抜選手権や7月の全国少年少女大会などでは、今までと同様にアクセスしづらい状況になる可能性が高いです。
 
 組み合わせや試合結果など一部の情報を、ブログ、フェイスブック、ツイッターなどで公開させていただきますので、事前にURLなどのブックマークへの登録をお願いいたします。

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(公財)日本レスリング協会 広報委員会



 


オリンピック出場枠の56人減はレスリング存続の協定だった!…UWWが発表

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 世界レスリング連盟(UWW)は6月13日のホームページで、国際オリンピック委員会(IOC)が2020年東京オリンピックでのレスリングの出場選手数枠を56人も減らした決定は、2013年のオリンピック除外騒動の時にIOCと交わした協定のひとつだったことを明らかにした。

 レスリングをオリンピック競技として存続させるため、レスリングの出場枠の一部を他の競技に譲渡する条件があったもようで、それを受け入れていたという。

 UWWのネナド・ラロビッチ会長は「レスリングがオリンピック競技として生き残るためには、オリンピック・ムーブメントを遵守するメンバーとなるべきことを理解している。今回の決定は、IOCが目指しているアジェンダ2020の目標達成に近づくものだ」とコメント。存続の危機すら叫ばれているオリンピックの発展に寄与するものとの見解を示した。

 1896年にスタートした近代オリンピックは、100年を超えて多くの面で曲がり角を迎え、開催都市のコスト軽減や実施競技選定の見直しなど、中長期の改革を計画し、2014年12月にモナコで行われた総会で「アジェンダ2020」として採択。2020年大会から、若者を引きつける競技や開催国が望む競技の採用など、改革を順次実行していくことを決めていた。

 同ホームページでは、リオデジャネイロ・オリンピックでのレスリングは、テレビ中継とオンラインで記録的な視聴者を獲得し、最も成功した大会だったと報じた。

《関連記事》
2017年6月11日:2020年東京オリンピックの競技別出場選手数が決定、レスリングは56選手減の288選手…IOC理事会


 

【記録】全国中学生選手権・歴代優勝選手一覧表/3年連続優勝選手

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 全国中学生選手権の歴代優勝選手一覧表は下記の通り。

 女子70kg級の山本和佳(三重・一志3年)が男女を通じて史上13人目の3年連続優勝を達成した。歴代の3連覇達成選手は下記の通り。


《男子・優勝選手一覧表》 / 《女子・優勝選手一覧表》

《3年連続優勝選手》

■男子

No. 選 手 名 所  属 階 級
5 2010~12年 成國大志 東京・東深沢 38・42・53kg級
4 2009~11年 藤波勇飛 三重・西朝明 38・42・47kg級
3 2001~03年 小田裕之 三重・久居 42・47・53kg級
2 1997~99年 松本真也 京都・網野 69・76.85kg級
1 1993~95年 松永共広 静岡・焼津 35・40・40kg級

----------------------------

■女子

No. 選 手 名 所  属 階 級
8 2015~17年 山本和佳 三重・一志 70kg級
7 2014~16年 櫻井つぐみ 高知・野市 34・37・40kg級
6 2012~14年 須崎優衣 東京・稲付 34・40・44kg級
5 2010~12年 加賀田葵夏 東京・高南 37・41・44kg級
4 2005~07年 阿部千波 茨城・水戸二 37・37・41kg級
3 2003~05年 佐藤文香 茨城・水戸四 62・62・58kg級
2 2000~02年 西牧未央 大阪・関大一 52・57・57kg級
1 1999~01年 前原 愛 三重・亀山 37・44・48kg級

 

【全国中学生選手権・特集】伊藤海が2度目、三浦哲史は初! 網野町少年教室から12年ぶりに男女優勝!

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(文=増渕由気子、撮影=矢吹建夫)

 網野町少年教室12年ぶりの快挙だ! 全国中学生選手権で京都・網野町少年教室の関係者は終始笑顔だった。同クラブから女子44kg級の伊藤海(大阪・関大中3年)と男子85kg級の三浦哲史(京都・網野3年)の2選手が優勝。これは2005年に男子42kg級の半田守と41kg級の堀内優が優勝して以来、12年ぶりの男女優勝だった。

■初めて女子に負けたことを糧にしてチャンピオンに返り咲いた

 女子の伊藤は決勝で藤波朱理(三重・西朝明2年)に7-2で圧勝。下馬評通りに優勝を決め、2年ぶり2度目の頂点だった。昨年は決勝で櫻井つぐみ(高知・野市)に敗れて準優勝。3連覇も狙えた逸材の伊藤は「今回優勝できてうれしい、という気持ちがある一方で、去年勝っていれば、(特別な)賞をもらえたのかな」と、3連覇をして最優秀選手賞を取れなかった悔しさを吐露した。

 小学校時代は、女子が相手じゃ物足りないと言わんばかりに男子の部にエントリーし、」数々の大会で優勝してきた。そんな伊藤が初めて女子に負けたのが昨年の大会だった。「とても落ち込みました」-。

決勝で闘う伊藤海

 けれども、吉岡治コーチは「今まで勝ちすぎて試合内容のノルマが上がりすぎていた。テクニカルじゃなくちゃいけない、とか。負けて、いろいろなことが見えて本当によかったと思っています」と振り返る。

 キッズエリートにありがちなのは、一度の敗北で心が折れてしまい、競技を辞めてしまう場合もあること。吉岡コーチは「オリンピックに行くレベルになったら、国内外で負けることもある。それを乗り越えてまた強くなればいい。そういう選手になってもらいたい」と、将来トップ選手になる器がある伊藤に期待を込めて話した。

 伊藤は昨年、負けたことを友達に報告すると、意外な反応が返ってききて驚いた。「でも、2番なんでしょう? いい成績じゃないの」―。負けのショックは和らぎ、これを今後にどうつなげるかという点に伊藤のスイッチは切り替わった。

3位入賞が5選手生まれた今年の網野町少年教室

 負けた原因を“体力とパワー不足”と分析し、日々の生活に筋トレとビデオ研究を取り入れた。網野クラブに所属する伊藤だが、ふだんは大阪府吹田市にある自宅から通えるジムで体力トレーニングをメーンに練習し、週末は家から数時間かけて網野教室まで通う。

 大阪にもクラブはたくさんあるが、「同じ体重の選手が網野にはたくさんいて、とても練習になるから」と、移動時間を惜しまずに通う。平日の練習不足の反動か、週末の網野での集中力は目を見張るものがあるそうだ。

 伊藤を刺激するのは早大に通う、兄・伊藤駿の存在だ。昨年12月の全日本選手権では70kg級で2位の結果を残した。「お兄ちゃんがすごくうらやましい。だから私も中学校の残りの試合を全部優勝して高校に進みたいです」―。

■“泣き虫”だった選手が全国一へ、誰もが驚いた三浦の優勝

 下馬評通りに優勝した伊藤と一味違う優勝を飾ったのは男子85kg級の三浦だった。本人も指導者たちも一同に「優勝したことが信じられない」と言葉をそろえた。小学校時代は、全国大会のマットに上がるも、試合が嫌で泣き出して対戦を拒否したこともある。

決勝で闘う三浦哲史

 吉岡コーチは「強くさせることより、続けさせることばかり考えていた」と、指導の苦労を話す。三浦も「レスリングは辛いもので、努力しようとは思わなかった」と、あっけらかんと振り返ったが、「中1のときから練習環境が変わって、少しずつ強くなれたし、すごすぎる海ちゃんを見て、自分も頑張ろうと思うようになった」と、身近にいるチャンピオンの存在が刺激になっていたそうだ。

 網野町少年教室出身と言えば、オリンピック2大会連続出場の高谷惣亮(ALSOK)らがいる。高谷もこの大会を制して今に至る。「あの高谷先輩と同じ全中チャンピオンだね」と問うと、「驚きしかない」と信じられない様子だったが、今後の目標を聞くと、目つきが変わった。「秋の全国選抜もしっかり優勝したい。来年は高校生なりますし、そこでもしっかりとメダルを獲れる選手になりたいです」―。

 泣き虫で弱かった自分に決別。全中で覚醒した三浦だった。



 

6・15~18アジア・ジュニア選手権(台湾)出場の男子フリースタイル・チームが出発

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 6月15日から台湾・台中で行われるアジア・ジュニア選手権に出場する男子フリースタイル・チームが6月14日、成田空港発の日本航空で出発した。

 指揮するのは、今年度からジュニアの担当コーチとなった三重・いなべ総合学園高の藤波俊一監督。「これまでとまた重みが違います。今まで以上に気を引き締めて指導にあたりたいです」と話すとともに、「昨年のメダル数(銀2・銅4=1選手は繰り上げ)を上回りたい。2020年東京オリンピックに間に合う世代なので、ここで上位に入ってステップとして、学んでほしい」と話した。

 一部の高校選手は3~4日の関東高校大会に続く大会出場となる。しかし、「若さで乗り切ってもらいたい」と注文し、期待の選手として96kg級同大会優勝の吉田ケイワン(埼玉・花咲徳栄高)を挙げた。「日本人の母とイラン人の父のハーフの選手ですから、イランとの試合はぜひ勝ってもらいたいですね」と言う。吉田以外にも若手の重量級選手がアジアでどれくらいやれるのかを見てきたいという。

 4月のJOC杯では高校選手の活躍が目覚ましかったジュニアの男子フリースタイル。「その時の力が本物だったかどうか真価が問われる大会です」と期待した。

 男子フリースタイル選手団は下記の通り。


 ◎男子フリースタイル選手団

 【監督】藤波俊一(三重・いなべ総合学園高教)、【コーチ】松永共広(神奈川大職)

 【選手】
▼50kg級 谷口龍我(千葉・日体大柏高)
▼55kg級 荒木大貴(専大)
▼60kg級=派遣なし    
▼66kg級 安楽龍馬(山梨・韮崎工高)
▼74kg級 吉田隆起(拓大)
▼84kg級 石黒隼人(埼玉・花咲徳栄高)
▼96kg級 吉田ケイワン(埼玉・花咲徳栄高)
▼120kg級 藤本 歩(山梨学院大)



 

明治杯全日本選抜選手権/日程・各階級展望・テレビ中継

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《大会要項》《大会日程》


【期 日】6月16日(金)~6月18日(日)

【会 場】国立代々木競技場 第2体育館
      東京都渋谷区神南2-1-1
     (JR「原宿」駅または、東京メトロ「明治神宮前」駅下車 徒歩5分)
 
【大会日程】=各日とも試合開始は午前10時、決勝開始は2時半ころを予定
 
6月16日(金) 男子フリースタイル57・86・125kg級 
         男子グレコローマン66・80・98kg級
         女子58・75kg級
 
     17日(土) 男子フリースタイル65・74・97kg級
         男子グレコローマン71・75・130kg級
         女子53・55・63kg級
 
     18日(日) 男子フリースタイル61・70kg級
         男子グレコローマン59・85kg級
         女子48kg級・60・69kg級
 
※男は、本大会の優勝者が昨年12月の全日本選手権の優勝者と異なる場合には、当日実施する階級の決勝終了後にプレーオフを行う。
 
【組み合わせ】実施日の前日夕方に抽選。トーナメント方式で、3位決定戦は実施せず
 
【入場料】無料

【テレビ中継】6月18日(日)午後3~4時 日本テレビで生中継

【ネット中継】

1日目 Aマット
https://freshlive.tv/zennihonsenbatsuAmatto/125428

1日目 Bマット 
https://freshlive.tv/zennihonsenbatsuAmatto/125431

※本ホームページは、アクセス過多によってアクセスしづらくなることが予想されます。組み合わせや試合結果など一部の情報を、ブログ、フェイスブック、ツイッターなどで公開させていただきますので、事前にURLなどのブックマークへの登録をお願いいたします。

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《各階級出場選手・展望》=pdfファイル

男子グレコローマン 59kg 66kg 71kg 75kg 80kg 85kg 98kg 130kg
男子フリースタイル 57kg 61kg 65kg 70kg 74kg 86kg 97kg 125kg
 女  子  48kg 53kg 55kg 58kg 60kg 63kg 69kg 75kg

 

【全国中学生選手権・特集】上位入賞者だけがもらえる赤Tシャツが大人気

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(文=増渕由気子、撮影=矢吹建夫)

 今年も史上最高人数となった658選手が出場した沼尻直杯全国中学生選手権大会。例年どおり2日間の日程で行われたが、大会には年々増え続ける選手に対して滞りなく運営ができるよう、さまざまな工夫が見られた。

 まず開会式。2011年の東日本大震災や2013年のオリンピック除外問題、昨年の熊本地震など世間で起こったニュースに対して、沼尻久会長は全力で対応してきた。「大変なことを乗り越えてせっかく水戸まで来てくれたのだから、一生の思い出に」と、開会式は毎年盛大に行い、アニマル浜口さんや伊調馨選手などゲストを呼んで盛り上げることもしばしば。

 熊本地震の直後だった昨年は、九州地方の選手に義援金と特製のおみやげセットを贈呈するなど、一生の思い出づくりに一役かっていたのが開会式だった。

 だが、今回は開会式での特別な演出はなく終わった。大会を切り盛りする丹下一競技副委員長は「今回はあえて簡素化したんです」と、苦肉の策であったことを吐露した。「全中の開催県としてできるだけのおもてなしを心掛けています。今年の開会式は何をしようかと案は出しましたが、最終的に開会式や決勝などの演出をカットして試合時間にあてることに決めました。少しさみしいですが、仕方がないですね」。

 例年は、第1日はベスト8まで行った。今年はベスト16までとし、それ以降を翌日に回した。その分、最終日の試合数が増えるため、決勝戦では入場などの演出をカットし、例年より少し遅くなる程度で試合を終えた。「中学生は義務教育だから、翌日の学校に影響がないようにしたい」。600人を超えた運営と両立させるための工夫だった。

■最終日の試合数は増えたが、けがの防止に役立った

 初日の試合数を減らした相乗効果が意外なところにあった。長丁場の大会になると選手の集中力が切れ、夕方ごろからけがをする選手が多発する傾向があった。医務担当の梶尾安正医師によると、「今年はけが人が少ないです」と振り返る。初日を早く終わらせたことは、中学生にとって適切な対応だったようだ。

600人を超えるエントリーをさばくため、決勝戦のコールを省略した

 今年で43回を迎える歴史ある大会。40回記念大会の時、沼尻会長のアイデアで福田富昭日本協会会長の直筆「人生格闘」の文字が入った赤いTシャツを上位4名にプレゼント。今や、毎年の恒例となっている。

 これが選手に大好評。シニアでいうジャパンTシャツと同じで、赤いTシャツを着ることは強い選手の証なのだ。メダルは普段ぶらさげていられないが、このTシャツなら常に着用が可能だ。「合同合宿などでひときわ目を引く真っ赤なTシャツを見て、あの子は全中で3番以内に入ったんだなと分かりますね。販売してないものですから、もはやプレミア化しています」(丹下競技副委員長)。

 今回、初優勝を飾った男子53kg級の須田快晴(長崎・群3年)や男子59kg級の計良涼介(東京・成立学園3年)は、「赤いTシャツがもらえてうれしい。誰にもあげない」と、初めてもらえる副賞に喜びの声をあげた。

 すでに2枚持っている女子44kg級の伊藤海(大阪・関大中3年)も「またもらえてうれしい」と、メダル並みに選手は喜んでいるようだ。こうした声に対し、沼尻会長は「こうなることは狙い通り。今後もこの副賞は続けます。私が死んでもです」と、うれしそうに中学生を見つめていた。




 

山田義起(日体大)ら3選手が5位…アジア・ジュニア選手権・第1日

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 アジア・ジュニア選手権は6月15日、台湾・台中で開幕。男子グレコローマン6階級が行われ、60kg級の山田義起(日体大)、74kg級の前田明都(専大)、96kg級の出口滋文(日体大)の3選手が3位決定戦に進んだものの、いずれも敗れて5位に終わった。

 山田は初戦の2回戦でインドの選手に勝ったあと、昨年の世界ジュニア選手権3位のトルクメニスタンの選手に敗れ、3位決定戦でもキルギス選手に敗れた。

 前田は1回戦で勝ったあと、2回戦で昨年のゴールデンGP決勝大会5位のウズベキスタン選手に黒星。3位決定戦のインド選手との試合で逆転フォール負け。出口は準決勝のイラン戦、3位決定戦の韓国戦とも1点差で敗れる惜敗だった。

 他の選手は上位入賞ならなかった。

 各選手の成績は下記の通り。


 ◎男子グレコローマン

 【55kg級】片桐大夢(拓大)   8位=10選手出場
2回戦 ●[4-5]Cao, Liguo(中国)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

-------------------------

 【60kg級】山田義起(日体大)   5位=11選手出場
3決戦  ●[4-8]Sharshenbekovt, Tynar(キルギス)
準決勝 ●[Tフォール、2:10=0-9]Tazayev, Saidulla(トルクメニスタン)
2回戦  ○[2B-2]Manish, Manish(インド)
1回戦  BYE

-------------------------

 【66kg級】石川将樹(拓大)   10位=10選手出場
1回戦 ●[Tフォール、1:22=0-8]Bakhshilloev, Makhmud(ウズベキスタン)

※敗者復活戦に回れず

-------------------------

 【74kg級】前田明都(専大)   5位=11選手出場
3決戦 ●[フォール、5:02=5-6]Sajan, Sajan(インド)
2回戦 ●[0-2]Berdimuratov, Jalgasbay(ウズベキスタン)
1回戦 ○[Tフォール、0:44=8-0]M Aldossary, Abdullah Saad(サウジアラビア)

-------------------------

 【84kg級】奈須川良太(神奈川・磯子工高)   7位=12選手
2回戦 ●[0-3]Sun, Xiangpeng(中国)
1回戦 ○[フォール、0:53=4-4]Bunphet, Thirayut(タイ)

※敗者復活戦に回れず

-------------------------

 【96kg級】出口滋文(日体大)   5位=11選手出場
3決戦  ●[1-2]Lee, Dongjae(韓国)
準決勝 ●[2-3]Noroozipasand, Amirmohammad Hosseinreza(イラン)
2回戦  ○[4-1]Abykeev, Meder(キルギス)
1回戦  BYE


 


明治杯全日本選抜選手権・第1日/組み合わせ

《ネット中継》明治杯全日本選抜選手権・第1日

【2017年全日本選抜選手権/第2日・特集】健闘選手の声(男子フリースタイル)

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(文=増渕由気子、布施鋼治、岡野希春 / 撮影=矢吹建夫)


 ■男子フリースタイル65kg級2位・米澤圭(早大=決勝の終盤に猛ラッシュをかけるも届かず)「鴨居さんからは、やっぱり取り切れないですね…。しっかりとテークダウンを取れるように技を磨かないといけない。(鴨居は)反応も速いし、カウンターもうまい。無理やり飛び込んでカウンターを取られたのが敗因でした。飛び込む攻撃はあまり得意ではないので、もっと間合いを詰めて攻めなければならない。組み手を練習しないとなりません。今回も勉強になりました。全日本選手権に続いて決勝に出られて、その時より自分の攻めができた。その点に関してはよかったので、次につながる試合でした」


 ■男子フリースタイル74㎏級2位・山崎弥十朗(早大=全日本選手権決勝に続いて高谷惣亮に敗れる)「決勝はスタートを飛ばしすぎて力みすぎてしまった。そこでびびらずに前に出ていればよかったのですけど、息が上がってしまいました。前半勝負だと思っていました。後半は向こうもばてると予想していたけど、それ以上に自分がばててしまった。練習量の少なさや力不足が出てしまったかなと思いますね」


 ■男子フリースタイル74kg級・木下貴輪(山梨学院大=大学王者も2回戦で山崎弥十朗に敗れる)「相手に引っ掛けさせないことに気をつけなければいけなかったのですが、一回のミスでも勝敗が決まってしまうことを感じました。技術や体力よりも、勝負強さが第一に必要です。東京オリンピックの階級区分がまだ分からないので、(12月の)全日本選手権の階級はまだ決めていませんが、海外で挑戦できるよに力を付けたいと思います」


 ■男子フリースタイル97kg級優勝~プレーオフ敗北・山本康稀(GENスポーツアカデミー=5年ぶりの優勝もプレーオフで敗れ、世界選手権出場ならず)「負けたのは体力不足ではなく判断ミス。がぶって普通に取りに行けばよかったのに、内掛けにいって、倒れた時に自分の体勢を悪くして失点した。無駄な4点が相手に入って0-6と大差がついてしまった。6点差になったら、相手はもう攻めてこない。自分から強引に取りにいかないといけなくなってしまった。前回も似たような負け方をしている。大技にいかず、しっかり取れる技で勝負したい」


 ■男子フリースタイル97kg級2位・園田平(拓大=決勝で悔しいフォール負け)「チャンスをつかみ切れなかった。去年の国体で山本選手に勝ったことで、今回も気持ちは十分に作ってきたはずだが、何とかなるだろう、と思ってしまった面もある。相手が先に先にと仕掛けてきて、焦ってしまった。世界選手権出場は逃したので、学生の残りの大会すべてに優勝して、12月の全日本選手権につなげたい」



 

【2017年全日本選抜選手権/第2日・特集】優勝選手の声(3スタイル)

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(文=増渕由気子、布施鋼治、岡野希春 / 撮影=矢吹建夫)


 ■男子フリースタイル65kg級・鴨居正和(自衛隊=65kg級として昨年に続く優勝)「調子が悪く、大会直前までスランプでした。だれにも勝てず、けがもあったので、大会に出るのが怖いと思っていました。それでも、世界選手権の代表権がかかっていたので、最後まで競り勝つことができ、出場枠が取れてうれしかったです。決勝は、相手の後頭部が当たった(バッティング)影響で一瞬記憶がとび、そのあと逃げてしまったところがありましたが、相手に合わせなかった点はよかったです。自分のレスリングを見つめ直し、世界選手権に向けてヨーロッパの選手に対応できる身体作りをします」


 ■男子フリースタイル74kg級・高谷惣亮(ALSOK=若手成長株を破って4度目の優勝)「結婚後初の全日本レベルの大会だったので、特別な思いで臨みました。二人三脚で優勝できたことを証明できてよかったです。今回はタックルがメーンではなく、崩しをテーマに闘いました。決勝では開始早々、右腕が浮いたところを相手に入られ点を許しましたが、ひと呼吸おき、リラックスして進められました。試行錯誤しながら日々進化できればと思っています。若手がいるから自分も頑張れているので、自分に勝ってオリンピックに出るという意識を持った選手が増えれば、と期待しています」


 ■男子フリースタイル97kg級3位~プレーオフ勝利・赤熊猶弥(自衛隊=準決勝で不覚を喫するも、最後は世界選手権出場権獲得)「ホッとしています。準決勝で負けて気持ちを切り替えるのは大変でしたが、次の日の試合だと思い(気持ちを切り替えて)臨みました。敗因はビックポイントを取って最後に守りに入ったことです。(アジア選手権で5位入賞と確実に力をつけていると思うが)まだまだです。世界選手権のメダル獲得に向けて今日のような試合をしないように練習をします」


 ■男子グレコローマン71kg級・泉武志(一宮グループ=66kg級オリンピック代表を破って優勝)「勝たないといけないという気持ちから、国外での試合よりも緊張しました。ルールに準じた攻め方をシュミレーションして臨みました。今年の冬の海外遠征での結果は(3月のザグレブ・オープン2位、ハンガリー・グランプリ3位、アジア選手権優勝)自信になりました。世界選手権でメダルを獲る準備をしたいと思います。(そのために必要なことは)気合と根性です」


 ■男子グレコローマン75kg級・屋比久翔平(ALSOK=大学時代からのライバルを破って優勝)「入社後最初の大会でいいスタートが切れました。(出血しながらの決勝だったが)テーピングをしてもらった後、相手を追い込むことができてよかったです。(5月のアジア選手権直前の負傷で)足首の痛みが残っていますが、調子が上がってきたので、けがの影響はなかったと思います。国際大会ではコンスタントに成績が出ていない。まだまだ鍛えるところがあります。シニアの世界選手権には初めて出るので、1から形をつくって勝ちにいきます」


 ■男子グレコローマン130kg級・園田新(ALSOK=順当勝ちだが、決勝は圧勝できす)「決勝は得点(テクニカルポイント)を取っていないので、審判に勝たせていただいた試合でした。『投げられたらどうしよう』と考えてしまったのが反省点です。アジア選手権では5位という結果でしたが、きょうの試合で、今までやってきたことを台なしにしてしまった内容でした。世界選手権では、ひとつでも多く勝つのは大前提で、練習でやっていることを試合で出せるように、夏の海外遠征で力を付けていきたいと思います」


 ■女子53kg級・向田真優(至学館大=55kg級世界女王の実力見せて優勝)「絶対優勝したいという思いで試合に出たので、結果はうれしいです。ただ、最後守ってしまうところが課題で、今回も同じ失敗をしてしまいました。メンタル面が弱いので、ラスト30秒の攻めを試合でできるよう、強い気持ちで攻め続けるレスリングをしたいです。(55kg級の世界チャンピオンとして53kg級の世界選手権に出場することになるだろうが)今回はリオデジャネイロ・オリンピックの代表選手も出場すると思う。日本は強いというイメージを与えられるよう、課題をつぶし、最高の自分を出せるようにしたいです」


 ■女子55kg級・奥野春菜(至学館大=元世界チャンピオンを破って優勝)「目標が達成できてうれしい。誰と闘っても優勝できるように対策を練ってきたので(元世界女王の浜田千穂に対しても)名前負けすることはありませんでした。(1回戦で当たった全日本王者の南條早映も)全日本選手権もアジア選手権も優勝して素直にすごいと思うけど、自分は今年のクイーンズカップで対戦して勝っている。自分の方が1歳年上なので負けるわけにはいかなかった。プライドを持って闘いました。カデットからジュニアを飛び越えてシニアで優勝することができましたが、すごいとは思わない。年下にもっとすごい選手もいる。明日からは私も王者ではないので頑張っていきたい」


 ■女子63kg級・伊藤彩香(東新住建=2013年に続く世界選手権出場を濃厚に)「去年の全日本選手権で優勝し、今回も勝ててホッとしています。自分から点を取りにいけたことが勝因だと思います。初戦(準決勝)は一緒に練習をしている後輩。足の調子が悪かったので、気持ちだけは負けないように臨みました。(まだ確定ではないが)世界選手権には2013年から行けていないので、メダルを取ってリベンジしたいです。今年、新たに東新住建に入った後輩(土性沙羅)に負けないように頑張ります」



 

澤田千優(青山学院大)ら3選手が2位…アジア・ジュニア選手権・第3日

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 アジア・ジュニア選手権第3日は6月17日、台湾・台中で男女6階級が行われ、女子48kg級の澤田千優(青山学院大)、55kg級の内城朝葉(至学館大)、63kg級の榎本美鈴(環太平洋大)の3選手が決勝に進んだものの、いずれも敗れて2位に終わった。

 澤田と内城は、いずれも中国の選手に敗れ、榎本はカザフスタン選手に敗れた。72kg級の早川まい(至学館大)は3位。

 女子はこの日で終了。日本は「銀4・銅2」で、国別対抗得点は中国に次いで2位。この大会は2000年に第1回大会が行われ、ブランクのあと2004年から毎年行われているが、女子で優勝なしに終わったのは初めてのこと。

 男子フリースタイルは2階級が行われたが、50kg級の谷口龍我(千葉・日体大柏高)は棄権し、120kg級の藤本歩(山梨学院大)は初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 各階級の成績は下記の通り。(写真=チーム提供)

この日メダルを獲得した4選手

団体2位だった女子チーム


 ◎女子

 【48kg級】澤田千優(青山学院大)   2位=11選手出場
決  勝 ●[2-4]Jiang ZHU(中国)
準決勝 ○[Tフォール、3:38=10-0]Aktenge KEUNIMJAEVA(ウズベキスタン)
2回戦  ○[フォール、1:02=10-0]Paweena PALAKAN(タイ)
1回戦   BYE

-------------------------

 【55kg級】内城朝葉(至学館大)   2位=11選手出場
決  勝 ●[5-6]Jing LIANG(中国)
準決勝 ○[8-2]Nazira MARSBEK KYZY(キルギス)
2回戦  ○[5-4]Khaliunaa BAYARAA(モンゴル)
1回戦  ○[Tフォール、4:13=12-2]Shakhodat DJULLIBAEVA(ウズベキスタン)

-------------------------

 【63kg級】榎本美鈴(環太平洋大)   2位=8選手出場
決  勝 ●[3-5]Aina TEMIRTASSOVA(カザフスタン)
準決勝 ○[フォール、5:33=8-2]Ying ZHANG(中国)
1回戦  ○[3-0]Nabira ESENBAEVA(ウズベキスタン)

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 【72kg級】早川まい(至学館大)   3位=8選手出場
3決戦 ○[フォール、2:22=5-0]Lalakhan ORINBAEVA(ウズベキスタン)
準決勝 ●[Tフォール、2:11=0-10]Chuchu YAN(中国)
1回戦 ○[Tフォール、5:10=11-0]Ainagul ABIROVA(カザフスタン)

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 《国別対抗得点》

[1]中国 73点、[2]日本 56点、[3]インド 52点(金1)、[4]ウズベキスタン 52点(金0)、[5]モンゴル 47点、[6]台湾 42点


 ◎男子フリースタイル

 【50kg級】谷口龍我(千葉・日体大柏高)

※体調不良のため棄権

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 【120kg級】藤本歩(山梨学院大)   9位=9選手出場
1回戦 ●[0-6]Ki Bum KIM(韓国)

※敗者復活戦へ回れず



 

アジア・ジュニア選手権(台湾)出場の男子グレコローマン・チームが帰国

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 台湾・台中で行われているアジア・ジュニア選手権に参加した男子グレコローマン・チームが6月17日、成田空港着の日本航空で帰国した。

 同チームは4選手が3位決定戦に進んだものの、いずれも敗れてメダル獲得はならなかった。古里光司監督(神奈川・磯子工高教)は「点を取りにいく姿勢はあり、技術的には差はなかった。差があったのは勝利への執念。パッシブ勝負になった時、外国選手は前に出る気持ちが強かった」と振り返った。

 リードしながら終盤に逆転フォール負けを喫する試合もあった。スタミナがないことで気持ちの差が出てしまう面もあるようだが、「外国選手は、根本は先に前に出ていた」と、攻める気持ちちがもっと必要だったようだ、

 ただ、8人の中で大学へ進んでからレスリングを始めた選手が2人いたチーム。若手選手の経験の場と考えれば得るものはあったはず。「この経験を生かし、インカレなどを経て、世界大学選手権などの場で雪辱してほしい」と望んだ。



 

6・18~18全九州高校大会 成績

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(6月17~18日、宮崎・宮崎県体育館)


学校対抗戦トーナメント表

《個人戦/一覧表・トーナメント表》

男  子 一覧表 50kg 55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg
女  子 一覧表 46kg 49kg 52kg 56kg 60kg 65kg・70kg --

 ◎学校対抗戦

 ▼決勝
日本文理大附(大分)○[5-2]●北部農林(沖縄)

※日本文理大附は9年ぶり3度目の優勝

 ▼準決勝
日本文理大附(大分)○[4-3]●鳥栖工(佐賀)
北部農林(沖縄)○[4-3]●鹿屋中央(鹿児島)

 ▼2回戦
日本文理大附(大分)○[4-3]●玉名工(熊本)
鳥栖工(佐賀)○[5-2]●島原(長崎)
北部農林(沖縄)○[6-1]●宮崎日大(宮崎)
鹿屋中央(鹿児島)○[5-2]●三 井(福岡)

 ▼1回戦
玉名工(熊本)○[7-0]●浦添工(沖縄)
日本文理大附(大分)○[5-2]●樟南(鹿児島)
島 原(長崎)○[4-3]●福島(宮崎)
鳥栖工(佐賀)○[6-1]●小倉商(福岡)
北部農林(沖縄)○[5-2]●小川工(熊本)
宮崎日大(宮崎)○[6-1]●津久見(大分)
三 井(福岡)○[7-0]●島原工(長崎)
鹿屋中央(鹿児島)○[6-1]●鹿島実(佐賀)


 ◎個人戦

 【男子】

 ▼50kg級 [1]瀬ノ口巧(宮崎・福島)、[2]與那嶺琉馬(沖縄・北部農林)、[3]鈴木翔也(大分・日本文理大附)、川口涼(福岡・三井)

 ▼55kg級 [1]徳比嘉二仁(沖縄・南風原)、[2]新垣将吾(沖縄・北部農林)、[3]上田尋也(熊本・玉名工)、北村元気(佐賀・鹿島実)

 ▼60kg級 [1]田縁真大(福岡・小倉商)、[2]小柴亮太(佐賀・鳥栖工)、[3]橋本海斗(大分・日本文理大附)、橋本琉雅(大分・日本文理大附)

 ▼66kg級 [1]大野恵太郎(熊本・玉名工)、[2]諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工)、[3]坂元怜太(宮崎・宮崎工)、田中春輝(熊本・玉名工)

 ▼74kg級 [1]坂野秀尭(鹿児島・鹿屋中央)、[2]金子将大(長崎・島原)、[3]青木竜也(佐賀・鹿島実)、荒木和希(熊本・玉名工)

 ▼84kg級 [1]大津拓馬(長崎・島原)、[2]河津佑季(熊本・玉名工)、[3]小田桐豊(鹿児島・鹿屋中央)、中村亜靖(佐賀・鳥栖工)

 ▼96kg級 [1]本木臣代士(福岡・小倉商)、[2]吉村海里(鹿児島・鹿屋中央)、[3]西大悟(鹿児島・樟南)、下地智也(沖縄・浦添工)

 ▼120kg級 [1]武藤翔吾(大分・日本文理大附)、[2]福田翔冴(鹿児島・鹿屋中央)、[3]仲里優力(沖縄・北部農林)、境晟道(宮崎・宮崎工)

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 【女子】

 ▼46kg級 [1]井上実奈梨(熊本・北稜)、[2]亀川優佳(沖縄・南風原)、[3]平田彩夏(福岡・三井)、椎葉祐己(宮崎・佐土原)

 ▼49kg級 [1]篠原七海(福岡・三井)、[2]伊藤希(長崎・島原)、[3]高木愛美(鹿児島・樟南)、真栄田美梨(沖縄・北部農林)

 ▼52kg級 [1]諸江里紗(福岡・三井)、[2]平川未夢(福岡・三井)、[3]森瀬詩乃(長崎・島原)、村上寧音(長崎・島原工)

 ▼56kg級 [1]吉武まひろ(長崎・島原)、[2]堀北千愛(沖縄・南風原)、[3]櫻井菜々(佐賀・鳥栖工)、永井美凪(鹿児島・樟南)

 ▼60kg級 [1]永沼尚子(福岡・小倉商)、[2]川崎日和子(鹿児島・樟南)、[3]山路さくら(鹿児島・樟南)、吉川かりん(熊本・北稜)

 ▼65kg級 [1]上野麻桜(鹿児島・樟南)、[2]川島実奈(鹿児島・樟南)、[3]谷川浩代(大分・佐伯豊南)

 ▼70kg級 [1]友口怜奈(熊本・玉名工)、[2]山口亜優実(鹿児島・樟南)        


                
 


東日本学生選手権 成績(男子両スタイル)

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(2017年6月23日、東京・駒沢体育館)


《一覧表・トーナメント表》

男子フリースタイル 一覧表 57kg 61kg 65kg 70kg 74kg 86kg 97kg 125kg
男子グレコローマン 一覧表 59kg 66kg 71kg 75kg 80kg 85kg 98kg 130kg

 ◎フリースタイル

▼57kg級 [1]伊藤奨(早大)、[2]山北渓人(専大)、[3]石谷公希(法大)、齋藤僚太(法大)

▼61kg級 [1]寺田光輝(日体大)、[2]矢野富三家(早大)、[3]岡迫優馬(東洋大)、橋本星良(早大)

▼65kg級 [1]清水洸希(拓大)、[2]前田頼夢(日大)、[3]笠川良太(拓大)、木村優太(専大)

▼70kg級 [1]中村優太(専大)、[2]大越幸之介(日体大)、[3]曽根川侑(中大)、吉井誠(専大)

▼74kg級 [1]時田直人(中大)、[2]藤松卓矢(大東大)、[3]宮川賢志(立大)、[3]鈴木悠之(神奈川大)

▼86kg級 [1]川畑光(東洋大)、[2]古城涼真(拓大)、[3]伊藤翔大(東洋大)、[3]永井基生(明大)

▼97kg級 [1]加藤耀汰(国士舘大)、[2]山下拓也(拓大)、[3]坂田龍星(日大)、[3]恒石昌輝(専大)

▼125kg級 [1]宮原将裕(大東大)、[2]米川優人(明大)

 《個人賞》▼最優秀選手賞 伊藤奨(早大)、▼敢闘賞 川畑光(東洋大)


 ◎男子グレコローマン

▼59kg級 [1]山口翔(神奈川大)、[2]小坂健太(国士舘大)、[3]安中友茂(日体大)、島倉毅(東海大)

▼66kg級 [1]神田航也(大東大)、[2]勝野亮希(神奈川大)、[3]小林克也(国士舘大)、仲田滉(明大)

▼71kg級 [1]村上翔(日体大)、[2]下地恵永(専大)、[3]山岸光(神奈川大)、二尾優真(大東大)

▼75kg級 [1]葛谷拳龍(神奈川大)、[2]奥田海人(明大)、[3]中岡賢祐(国士舘大)、加藤穂高(国士舘大)

▼80kg級 [1]小林拓真(日大)、[2]小林康介(神奈川大)

▼85kg級 [1]堤卓哉(中大)、[2]丹野匠(大東大)、[3]福岡達博(中大)、永井雄基(日大)

▼98kg級 [1]菅野雅之(日体大)、[2]山田幸仁(神奈川大)、[3]中村隆太(東洋大)、井上翔太(法大)

▼130kg級 [1]間島辰徳(東洋大)

 《個人賞》▼最優秀選手賞 神田航也(66kg級=大東大)、▼敢闘賞 村上翔(71kg級=日体大)  




 

【全日本選抜選手権・特集】オリンピック銀メダリストを連破して世界へ…男子フリースタイル61kg級・中村倫也(博報堂DYスポーツ)

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(文=布施鋼治、撮影=矢吹建夫)

 全日本選抜選手権の男子フリースタイル61㎏級は、リオデジャネイロ・オリンピック57㎏級銀メダリストの樋口黎(日体大)が決勝で中村倫也(博報堂DYスポーツ)に黒星。世界選手権代表を決定するために行なわれたプレーオフでも中村が樋口を返り討ちにし、世界へのキップをもぎとった。

 「去年のこの大会でも優勝しましたけど、話題は(オリンピックの出場を決めていた)樋口選手だったので、複雑な思いがありました。周囲から『優勝してもオリンピックには出ないんじゃないか』という指摘もあった。今回は堂々と『自分が日本一だ』と言えます。すがすがしさが全然違いますね」

 リオデジャネイロで樋口がマットに上がり、メダルを手にした時、中村は病床にいた。右肩にできた良性の腫瘍、ガングリオンを除去する手術をしたためだ。

 「2年くらい前からできていて、それが神経を圧迫していた。そのせいで筋肉が張って腕が上がらないこともあった。でも、専大レスリング部の主将に推されたので、途中で抜けるわけにはいかず、だまし、だましやっていました。手術が終わった日の深夜、右をつるした状態でテレビをつけたら(オリンピックの)レスリングをやっていたので、そのまま見ていました」

 病院のベッドで樋口の快進撃を見て、中村は自信を膨らませた。「樋口選手がここまでできるんだったら、オレもオリンピックで行けるかも」。オリンピックの約3ヶ月前に行なわれた東日本学生リーグで、中村は樋口を下していたからだ。

プレーオフを制し、」応援席に実力をアピール

 だが、個人戦での勝利は中学の時以来なかった。今回連勝することができた要因を挙げるとしたら? 「ブランクをあまり気にしないで、いつも通りの自分を出してやろうと思っていました。それで負けたら負けたで、全然構わないし、その反省を糧に勉強することもいっぱいあると思いましたから。負けも受け入れる広い心を持ってマットに上がりました」

 ガングリオンのせいで普通のマット練習ができない時期にも、工夫してふだんはできない練習をやるように努力した。それも、勝因のひとつと捉えている。「僕はタックルが強いけど、その身体の使い方や重心の位置なと、けがをしている時にしかできないことを専門のトレーナーの方からいろいろ学びました」

 具体的には? 「手は動いているけど、実は肩甲骨は動いていない、といったところの機能改善をはかっていました。力が入っている時にはスピードを出せないのではなく、うまく両方出していけるような練習をしていました。そうしたら復帰後の練習では相手からポイントをとられることが減ってきたんですよ」

 今年4月には博報堂DYスポーツに入社し、同社の契約選手として競技活動に専念できる環境を整えた。世界選手権には専大の佐藤満ヘッドコーチの「心は熱く、頭は冷静に」という教えを胸に挑むつもりだ。

 「今のままだと、樋口選手の方が世界で通じる技があるように思う。得意だったアンクルホールドも読まれるようになってきたので、もうひとつ得意技がほしいですね」-。



 

【VTR】明治杯全日本選抜選手権/勝利者インタビュー(男子グレコローマン)

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(6月16~17日、東京・代々木競技場第2体育館)


 ◎男子グレコローマン

【59kg級優勝】文田健一郎(日体大)


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【66kg級優勝】髙橋昭五(警視庁警察学校)


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【71kg級優勝】泉武志(一宮グループ)


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【75kg級優勝】屋比久翔平(ALSOK)


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【80kg級優勝】前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)


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【85kg級プレーオフ勝者】松本篤史(警視庁警察学校)


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【98kg級優勝】奈良勇太(日体大)


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【130kg級】園田新(ALSOK)


 

【全日本選抜選手権・特集】一志育ちの“吉田沙保里二世”、世界へ飛び立つ…女子55kg級・奥野春菜(至学館大)

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(文=布施鋼治、撮影=矢吹建夫)

 いくつかの階級で全日本チャンピオンが敗れた全日本選抜選手権。女子55㎏級は、全日本選手権のみならず、今年1月のヤリギン国際大会(ロシア)と5月のアジア選手権(インド)を制した南條早映(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)が1回戦で敗れる大波乱。南條を下した奥野春菜(至学館大)が決勝で2014年世界チャンピオンの浜田千恵(キッコーマン)を破って初優勝を遂げた。

 今年4月のジュニアクイーンズカップでも奥野は南條を破っている。彼女の優勝は「フロック」ではない。奥野は「絶対優勝するという気持ちでやってきた。目標が達成できてうれしい」と振り返る。

 「クイーンズカップの時は、南條選手は手の甲をけがしていたので本調子ではなかったと思います。自分の方が南條選手よりひとつ年上なので、負けるわけにはいかなかった。プライドを持って闘いました」

 吉田沙保里の父、故吉田栄勝さんが主宰する三重・一志ジュニア教室に2歳半で入門。以降、レスリングの道を突き進んできた。地元の久居高校から至学館大というコースは吉田そっくり。「レスリング経験者はひとりという県立高校の小さなクラブでやっていたので、こんな大きな大会に出られる部員なんていませんでした」と言う。

 基本はタックルというレスリングは、栄勝さんに骨の髄まで叩き込まれた。「栄勝さんのことはよく覚えています。攻めるレスリングは一志のスタイル。あいさつなど私生活も結構厳しい方でした。『靴の踵(かかと)を踏んで歩くような人は、いま強くても将来強くなれない』ということも言っていました」

■負けず嫌いの18歳、可能性は無限大

 奥野の特徴は大の負けず嫌いということか。至学館大の練習では世界女王や世界選手権出場組が多い。世界クラスの選手とスパーリングをやって負けたり、押さえられたはずなのに押さえられなかった時には、人知れず悔し涙を流す。「結構泣き虫です。すぐ泣いちゃう」

決勝で闘う奥野春菜

 大会前にはリオデジャネイロ・オリンピックの金メダリストである川井梨紗子や今大会では58㎏級で優勝した坂上嘉津季にスパーをお願いしたという。「坂上さんとのスパーリングでは、1ピリオド目には私がフォールすることができたけど、2ピリオド目はフォールし返された。詰めの甘さが出たと思いました。それだったら意味がない。全体の練習が終わったら、やっぱり泣いていました」

 憧れの吉田沙保里選手には、試合前に「頑張れよ。絶対優勝しろよ」と声をかけられた。  「神様です。人間としても競技者としても尊敬できる。吉田さんは妬(ねた)まれる要素を持っていない。吉田さんみたいな人は、強くて当たり前だと思いますね」

 適正階級は53㎏級がベストだと感じている。周囲は「シニアの55㎏級でどこまでやれるのか」という声もあったが、栄和人監督から「東京オリンピックは(階級区分が変わって)54㎏級になるかもしれない。南條選手に勝っているので、今回は55㎏級に挑戦してみないか。それで優勝できて世界選手権に出られたら一番いい」という助言を受け、55㎏級でのエントリーを決めた。

 「新しい階級が何㎏級になっても合わせる自信はあります。合わせられないとダメだと思う」
 
 今大会の優勝で、8月にパリで行われる世界選手権への出場が濃厚になった(正式には全日本合宿で決定)。世界カデット選手権52㎏級で優勝した実績を持つが、シニアの世界選手権出場経験はない。「出たいという気持ちが強いので、合宿でもアピールできるように努力します」-。

 課題は身体作りと体重増と感じている。「今は朝練習についていくのもやっと。体重は最大でも57㎏。筋量を増やしたい」。負けず嫌いの18歳の可能性は無限大に広がっている。



 

【VTR】明治杯全日本選抜選手権/勝利者インタビュー(男子フリースタイル)

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(6月16~18日、東京・代々木競技場第2体育館)


 ◎男子フリースタイル

【57kg級優勝】高橋侑希(ALSOK)


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【61kg級優勝・プレーオフ勝者】中村倫也(博報堂DYスポーツ)


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【65kg級優勝】鴨居正和(自衛隊)


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【70kg級優勝・プレーオフ勝者】藤波勇飛(山梨学院大)


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【74kg級優勝】高谷惣亮(ALSOK)


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【86kg級優勝】松坂誠應(自衛隊)


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【97kg級プレーオフ勝者】赤熊猶弥(自衛隊)


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【125kg級プレーオフ勝者】山本泰輝(拓大)


 

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