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《ネット中継》世界選手権代表選考プレーオフ

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(2018年7月7日、埼玉・和光市総合体育館)


■7月7日(土) 午後3時半~

《スケジュール》

男子フリースタイル65、70、74、92、97、125kg級、男子グレコローマン63、82kg級、女子50、65kg級の順

https://freshlive.tv/zennihonsenbatsuAmatto/220871


元木咲良(埼玉・埼玉栄高)と大野真子(熊本・北稜高)が優勝…世界カデット選手権・第5日(1)

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46kg級優勝の元木咲良(埼玉・埼玉栄高)

 2018年世界カデット選手権第5日は7月6日、クロアチア・ザグレブで女子5階級の決勝が行われ、46kg級の元木咲良(埼玉・埼玉栄高)と53kg級の大野真子(熊本・北稜高)が優勝、40kg級の植松夏鈴(東京・安部学院高)が2位、61kg級の高山凛子(愛知・至学館高)と69kg級の寺本鈴(岐阜・中京学院大附中京高)が3位に入った。

 元木はアジア選手権49kg級3位のオトゴンジャルガル・ドルゴルジャフ(モンゴル)と対戦し、6-2で勝利。初の国際大会で優勝を遂げた。大野は決勝はアジア・カデット選手権4位のミーナクシ・ミーナクシ(インド)を2-1で破り、同じく国際大会の初出場初優勝を飾った。

53kg級優勝の大野真子(熊本・北稜高)

 植松は昨年38kg級3位のルチャナ・ベクバウロワ(ロシア)に2-5で敗れ、銀メダルに終わった。国際大会で初のメダル獲得。3位決定戦に回った高山はベラルーシ選手を5-4で破り、寺本はエストニア選手にフォール勝ちして銅メダルを手にした。

 女子はこの日で全試合を終了。日本は6階級を制し、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得。国別対抗得点は210点をマーク。2位のインド(111点)に大差をつけ、5年連続優勝を達成した。3位は中国で、アジア勢が上位3ヶ国を占めた。

 各階級の成績は下記の通り。(写真=チーム提供)

40kg級銀メダルの植松夏鈴(東京・安部学院高)

61kg級銅メダルの高山凛子(愛知・至学館高)

69kg級銅メダルの寺本鈴(岐阜・中京学院大附中京高)

団体優勝の女子チーム


女子

 【40kg級】植松夏鈴(東京・安部学院高)   2位=11選手出場
決 勝 ●[2-5]Bekbaulova, Luchana(ロシア)

----------------------------

 【46kg級】元木咲良(埼玉・埼玉栄高)   優勝=18選手出場
決 勝 ○[6-2]Dolgorjav, Otgonjargal(モンゴル)

----------------------------

 【53kg級】大野真子(熊本・北稜高)   優勝=24選手出場
決 勝 ○[2-1]Meenakshi, Meenakshi(インド)

----------------------------

 【61kg級】高山凛子(愛知・至学館高)   3位=23選手出場
3決戦 ○[5-4]Maksiwava, Alina(ベラルーシ)

----------------------------

 【69kg級】寺本 鈴(岐阜・中京学院大附中京高)   3位=16選手出場
3決戦 ○[フォール、10-0]Pajula, Marta(エストニア)

----------------------------

 《国別対抗得点》

[1]日本 210点、[2]インド 111点、[3]中国 110点、[4]ロシア 109点、[5]米国 108点、[6]ウクライナ 99点

曽我部京太郎(愛媛・今治西高)が敗者復活戦へ…世界カデット選手権・第5日(2)

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 2018年世界カデット選手権第5日は7月6日、クロアチア・ザグレブで男子グレコローマンがスタート。5階級が行われ、日本は5階級とも初戦黒星。65kg級の曽我部京太郎(愛媛・今治西高)のみが敗者復活戦に回ることになった。

 各選手の成績は下記の通り。


男子グレコローマン

 【48kg級】尾西大河(佐賀・鳥栖中)   19選手出場
2回戦 ●[Tフォール、3:25=0-8]Arshad ARSHAD(インド)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

----------------------------

 【55kg級】谷口虎徹(和歌山・和歌山北高)   24選手出場
2回戦 ●[Tフォール、1:55=0-9]Ilia Dimitrov MUSTAKOV(ブルガリア)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

----------------------------

 【65kg級】曽我部京太郎(愛媛・今治西高)   30選手出場
敗復戦 Konstantinas KESANIDI(リトアニア)
1回戦 ●[6-12]Muslim IMADAEV(ロシア)

----------------------------

 【80kg級】谷崎大造(岐阜・岐南工高)   33選手出場
2回戦 ●[4-9]Adam Mateusz GARDZIOLA(ポーランド)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

----------------------------

 【110kg級】渡邉荘陽(宮崎・日向学院高)   19選手出場
1回戦 ●[Tフォール、0:34=0-8]David IVANJKO(クロアチア)

※敗者復活戦に回れず

【写真集】世界カデット選手権・第5日/表彰式ほか

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(2018年7月6日、クロアチア・ザグレブ / チーム提供)


優勝:元木咲良

優勝:大野真子

2位:植松夏鈴

3位:高山凛子

3位:寺本鈴


 【46kg級優勝】元木咲良(埼玉・埼玉栄高)


 【53kg級優勝】大野真子(熊本・北稜高)


 【40kg級2位】植松夏鈴(東京・安部学院高)


 【61kg級3位】高山凛子(愛知・至学館高)


 【69kg級3位】寺本鈴(岐阜・中京学院大附中京高)


【団体表彰】

須崎優衣(早大)藤波勇飛(山梨学院大)らが勝ち抜く…世界選手権代表選考プレーオフ

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世界選手権の代表を手中にし、満面の笑みを浮かべた須崎優衣(早大)

 世界選手代表決定プレーオフは7月7日、埼玉・和光市総合体育館で男女10階級が行われ、いずれも昨年12月の全日本選手権と先月の全日本選抜選手権の優勝者が激突。女子50kg級は、昨年の48kg級世界チャンピオンの須崎優衣(早大)が全日本チャンピオンの入江ゆき(自衛隊)に終了間際に逆転勝ち。2年連続の出場を決めた。

 男子フリースタイル74kg級は負傷で全日本選抜選手権を欠場した藤波勇飛(山梨学院大)が勝ち、銅メダルを取った昨年の70kg級に続いて出場する。同65kg級は乙黒拓斗(山梨学院大)、同70kg級は乙黒圭祐(山梨学院大)の兄弟(圭祐が兄)が出場を決めた。

 同97kg級は昨年復帰した山口剛(ブシロード)が勝ち、3年ぶりの世界のマットへ。同125kg級は山本泰輝(拓大)が昨年に続いての出場を引き寄せた。

 男子グレコローマン63g級は全日本選抜選手権覇者の遠藤功章(日体大)が勝って初出場。同82kg級は前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)が勝ち、3大会連続の出場を決めた。女子65kg級はアジア大会68kg級の代表に内定している源平彩南(至学館大)が勝った。

 各階級の結果は下記の通り。他の20階級とともに、日本協会理事会の承認を受けて正式に決まる。

《pdfファイル》


男子フリースタイル

 ▼65kg級
乙黒拓斗(山梨学院大)○[Tフォール、1:55=11-0]●高谷大地(自衛隊)

 ▼70kg級
乙黒圭祐(山梨学院大)○[5-3]●基山仁太郎(日体大)

 ▼74kg級
藤波勇飛(山梨学院大)○[Tフォール、5:09=14-2]●保坂健(自衛隊)

 ▼92kg級
松本篤史(警視庁)○[8-2]●石黒峻士(日大)

 ▼97kg級
山口剛(ブシロード)○[14-8]●赤熊猶弥(自衛隊)

 ▼125kg級
山本泰輝(拓大)○[4-1]●荒木田進謙(Wrestle Academy)


男子グレコローマン

 ▼63kg級
遠藤功章(日体大)○[2-1]●井ノ口崇之(自衛隊)

 ▼82kg級
前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)○[3-2]●鶴田峻大(自衛隊)


女子

 ▼50kg級
須崎優衣(早大)○[6-4]●入江ゆき(自衛隊)

 ▼65kg級
源平彩南(至学館大)○[4-2]●伊藤彩香(東新住建)

【写真集】2018年世界選手権代表選考プレーオフ

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(2018年7月7日、埼玉・和光市総合体育館 / 撮影=矢吹建夫)


【男子フリースタイル65kg級】
乙黒拓斗(青=山梨学院大)○[Tフォール、1:55=11-0]●高谷大地(自衛隊)


【男子フリースタイル70kg級】
乙黒圭祐(赤=山梨学院大)○[5-3]●基山仁太郎(日体大)


【男子フリースタイル74kg級】
藤波勇飛(赤=山梨学院大)○[Tフォール、5:09=14-2]●保坂健(自衛隊)


【男子フリースタイル92kg級】
松本篤史(青=警視庁)○[8-2]●石黒峻士(日大)


【男子フリースタイル97kg級】
山口剛(赤=ブシロード)○[14-8]●赤熊猶弥(自衛隊)


【男子フリースタイル125kg級】
山本泰輝(青=拓大)○[4-1]●荒木田進謙(Wrestle Academy)


【男子グレコローマン63kg級】
遠藤功章(青=日体大)○[2-1]●井ノ口崇之(自衛隊)


【男子グレコローマン82kg級】
前田祐也(赤=鳥取・鳥取中央育英高職)○[3-2]●鶴田峻大(自衛隊)


【女子50kg級】
須崎優衣(青=早大)○[6-4]●入江ゆき(自衛隊)


【女子65kg級】
源平彩南(赤=至学館大)○[4-2]●伊藤彩香(東新住建)

元世界代表の鴨居正和(自衛隊)らが勝ち上がる…全日本社会人選手権・第1日

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 全日本社会人選手権は7月7日、埼玉・和光市総合体育館で開幕。一部を除いて各階級の準決勝までが行われ、決勝の対戦カードが出そろった。世界レスリング連盟(UWW)のルール変更に伴い、この大会も1回戦~決勝を2日かけて実施し、当日計量を取り入れた。2020年東京オリンピックへ向けての強化の大会とし、生涯レスリングとして好評だった団体戦を秋の全国社会人オープン選手権に移動するなど、強化に重きを置くことになった。

 昨年の世界選手権の男子フリースタイル65kg級代表の鴨居正和(自衛隊)が70kg級に出場して決勝進出を果たすなど、全日本のトップレベルの選手も多数出場し、盛り上がりを見せた。

 各階級の成績は下記の通り。


《男子フリースタイル》

57kg 61kg 65kg 70kg 74kg 79kg 86kg 92kg 97kg 125kg

《男子グレコローマン》

55kg・60kg 63kg 67kg 72kg 77kg 82kg~97kg 130kg

《女子・マスターズ》

50kg 53kg 55kg 57・59kg 62kg 65~76kg マスターズ

 

世界カデット選手権(クロアチア)出場の男子フリースタイル・チームが帰国

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ザグレブから帰国した日本チーム

 クロアチア・ザグレブで行われてる世界カデット選手権に出場した男子フリースタイル・チームが7月7日早朝、航空会社のトラブルにより、予定より17時間遅れて羽田空港に帰国した。

 優勝はなかったが、2選手が銀メダルを取り、1選手が銅メダル、国別対抗得点は昨年と同じく5位。文田敏郎監督(山梨・韮崎工高教)は「わずかな差です。ビックポイントやラストポイントの差という惜しい負けがあった。そこを勝ち抜くことが、今後学ぶべきことです」と選手の健闘を評価。タックルに入るのはうまいが、「入ったあとの処理がうまくできなくてポイントにつなげられない」と、課題を掲げた。

羽田空港での解団式

 また、外国選手は最後まで粘って、そこから反撃してくるなど日本人では考えられないような闘いをしてくるという。「ラスト20秒を切って、もう勝ったかな、と思った時点で、日本選手があまりやらないようなガツンと組んで腕を決め、捨て身の技で勝負してくるんです。で、それにかかってしまって」と外国選手の勝利への執念を評価し、それらへの対応の必要性も口にした。

 帰途は、ザグレブからのフライトで航空会社にオーバーブッキング(過剰予約)があり、全員が乗れなくなるアクシデントが発生した。言葉がうまく通じない中、帯同していた現地語の堪能な協会職員が駆けつけてくれ、別便で出発。フランクフルトからの乗り継ぎには間に合わず、予定通りの帰国とはならなかったが、「(通訳のいる)この体制にしていただいたことに感謝したい」と振り返った。


メダル獲得選手。左から藤田、高橋、諏訪間

 ■51 kg級銀メダル・高橋海大(JOCエリートアカデミー/東京・稲付中)「中学3年生で初めての国際大会。緊張したところもあったんですけど、自分の得意技であるタックルを活かした試合ができたのはうれしい。決勝のアメリカ戦では、そのタックルを返されてフォールで負けてしまったった。タックルの処理とかをもっとうまくして、来年の世界カデット選手権では優勝できるようにしていきたいです」

 ■55kg級銀メダル・藤田颯 (埼玉・花咲徳栄高)「2位という結果でうれしいけれど、 やっぱり1位になれなくて悔しいし。今回はヨーロッパ・チャンピオンもパンアメリカン・チャンピオンもいなくて、 いつもよりはレベルは高くないと思った。この悔しさを忘れずに、ユース・オリンピックに出られることになれば)、優勝できるように頑張りたいです」

 ■71 kg 級銅メダル・諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工高)「初めての国際大会でメダル取れたことはうれしいですけど、勝てる試合で自分の戦略ミスで負けたことが悔やまれます。その相手が優勝して、本当に悔しかったです。反省点と課題とか見つかったので、次につなげらたい。このあとインターハイと国体とかあります、あと1ヶ月もないんですけど、いかに変われるかで優勝できるかどうかがかかってくると思いますので、そこに向けて頑張っていきたいと思います」


曽我部京太郎(愛媛・今治西高)は上位進出ならず…世界カデット選手権・第6日(1)

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 2018年世界カデット選手権第6日は7月7日、クロアチア・ザグレブで男子グレコローマン5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、日本選手でただ一人敗者復活戦に回った65kg級の曽我部京太郎(愛媛・今治西高)は、同1回戦を勝ったものの、同2回戦でホセイン・アフラシヤブ・ガセミ(イラン)に敗れ、3位決定戦進出はならなかった。


男子グレコローマン

 【65kg級】曽我部京太郎(愛媛・今治西高)   11位=30選手出場
敗復2 ●[2-3]Ghasemi, Hossein Afrasiyab(イラン)
敗復1 ○[10-6]Kesanidi, Konstantinas(リトアニア)

山田脩(千葉・日体大柏高)が決勝進出…世界カデット選手権・第6日(2)

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 2018年世界カデット選手権第6日は7月7日、クロアチア・ザグレブで新たに男子グレコローマン5階級がスタート。71kg級の山田脩(千葉・日体大柏高)が3試合を勝ち抜いて決勝へ進み、45kg級の荒木瑞生(佐賀・鳥栖工高)が銅メダル獲得に望みをつないだ。

 山田は5月のアジア・カデット選手権(ウズベキスタン)で勝っているカザフスタン選手のほか、欧州2選手を破った。決勝は欧州カデット選手権2位のアレクサンドリン・グツ(モルドバ)と対戦する。

 45kg級の荒木瑞生(佐賀・鳥栖工高)は初戦の2回戦を勝ったあと、3回戦で昨年42kg級2位のウクライナ選手に敗れたが、敗者復活戦に回ることになった。

 92kg級の三浦哲史(京都・網野高)は3回戦で、60kg級の竹下航生(香川・高松北高)は2回戦で、51kg級の佐々木航(静岡・飛龍高)は初戦でそれぞれ敗れ、敗者復活戦に回ることができなかった。

 各選手の成績は下記の通り。

準決勝で闘う山田脩

アジア選手権に続いての決勝進出を果たした


男子グレコローマン

 【45kg級】荒木瑞生(佐賀・鳥栖工高)   18選手出場
敗復戦 Abuladze, Khvicha(ジョージア)
3回戦 ●[Tフォール、2-12]Zavertailo, Hennadii(ウクライナ)
2回戦 ○[9-4]Kamelov, Yeldos(カザフスタン)
1回戦  BYE

----------------------------

 【51kg級】佐々木航(静岡・飛龍高)   22選手出場
2回戦 ●[10-12]Akberdiev, Baktiiar(キルギス)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

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 【60kg級】竹下航生(香川・高松北高)   28選手出場
2回戦 ●[5-6]Hajizada, Adam(アゼルバイジャン)
1回戦 ○[6-0]Haroyan, Vladimir(アルメニア)

※敗者復活戦に回れず

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 【71kg級】山田脩(千葉・日体大柏高)   29選手出場
決 勝 Gutu, Alexandrin(モルドバ)
準決勝 ○[7-1]Gornyashki, Stefanov(ブルガリア) 
3回戦 ○[2-0]Ahola, Jimi Juhani(フィンランド)
2回戦 ○[9-0]Eyubov, Veisal(カザフスタン)
1回戦  BYE

----------------------------

 【92kg級】三浦哲史(京都・網野高)   21選手出場
3回戦 ●[0-3]Karelson, Richard(エストニア)
2回戦 ○[2-0]Yang, Tianbin(中国)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

Susaki, Fujinami earn tickets to world championships

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By Ken Marantz

Yui Susaki

WAKO, Saitama (July 7)—Teen star Yui SUSAKI earned a chance to win a second straight world title, rallying to beat rival Yuki IRIE 6-4 in a playoff for the women’s 50kg berth as the final 10 spots on Japan’s national team were decided.

Susaki, the 2017 world champion at 48kg, trailed 4-0 going into the second period when she launched her comeback, capped with a takedown in the final 15 seconds to earn a place on team to the world championships in Budapest in October.

Irie had beaten Susaki in the semifinals en route to winning the title at the Emperor’s Cup in December, but Susaki, now a freshman at Waseda University, avenged the loss with a victory in the final of the Meiji Cup, thus setting up the playoff.

Meanwhile in the other action at Wako Municipal Gym, Yuhi FUJINAMI, a freestyle world bronze medalist at 70kg in 2017, earned a ticket to Budapest at 74kg by storming to a 14-2 technical fall victory in 5:09 over Ken HOSAKA.

Yuhi Fujinami

Fujinami had missed last month’s Meiji Cup to recover from a fractured cheek bone suffered during practice in May.

The brother tandam of Takuto and Keisuke OTOGURO will join Yamanashi Gakuin University teammate Fujinami on the plane to Budapest after both emerged victorious in their respective playoffs in freestyle.

Takuto Otoguro overwhelmed Emperor’s Cup champion Daichi TAKATANI in the 65kg division, rolling to an 11-0 technical fall victory in just 1:55, and older brother Keisuke followed in the next match by defeating Jintaro MOTOYAMA, 5-3, at 70kg.

Their victories gives Japan two sets of siblings on the team to Budapest along with sisters Risako and Yukako KAWAI, who had already secured their places.

In other freestyle playoffs, Atsushi MATSUMOTO capped his return to freestyle after a year in Greco-Roman by beating Takashi ISHIGURO 8-2 at 92kg; Takeshi YAMAGUCHI rallied from a 6-2 deficit to defeat Naoya AKAGUMA, 14-8, at 97kg; and Taiki YAMAMOTO topped Nobuyoshi ARAKIDA, 4-1, at 125kg.

In Greco-Roman, 63kg: Takayuki INOGUCHI filled the 63kg slot by edging Katsuaki ENDO, 2-1, while Yuya MAETA scored a late takedown to defeat Takahiro TSURUDA, 3-2, at 82kg.

In the other women’s berth up for grabs, world U23 champion Ayana GEMPEI earned her first trip to the senior worlds by topping Ayaka ITO, 4-2, at 65kg.

The playoffs were held between the respective winners of the Emperor’s Cup in December and Meiji Cup in June. Wrestlers who won both tournaments automatically filled berths to the world championships.


Playoff results
Freestyle
65kg: Takuto OTOGURO df. Daichi TAKATANI by TF, 11-0, 1:55
70kg : Keisuke OTOGURO df. Jintaro MOTOYAMA , 5-3
74kg : Yuhi FUJINAMI df. Ken HOSAKA by TF, 14-2, 5:09
92kg: Atsushi MATSUMOTO df. Takashi ISHIGURO, 8-2
97kg: Takeshi YAMAGUCHI df. Naoya AKAGUMA, 14-8
125kg: Taiki YAMAMOTO df. Nobuyoshi ARAKIDA, 4-1

Greco-Roman
63kg: Takayuki INOGUCHI df. Katsuaki ENDO, 2-1
82kg: Yuya MAETA df. Takahiro TSURUDA, 3-2

Women’s Wrestling
50kg: Yui SUSAKI df. Yuki IRIE, 6-4
65kg: Ayana GEMPEI df. Ayaka ITO, 4-2

【世界選手権代表決定プレーオフ・特集】健闘選手の声

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(2018年7月7日、埼玉・和光市総合体育館、
取材=増渕由気子、布施鋼修、斉藤葵、曽祢真衣)


 ■男子フリースタイル65kg級・高谷大地(自衛隊=新進気鋭の乙黒拓斗に敗れる)「(乙黒のような)瞬発力があって勢いのあるレスリングが苦手だったので、課題を見つけられた。グラウンドを守れたのは収穫。6分間できたら、自分が後半どこまで闘えたかっていうのが分かったと思うので、もったいなかった。体が小さくなって力負けした部分もあったので、もう一度、1から土台を作って、このマットに上がれるようにしたい。アジア大会出場は決まっているので、ふがいない結果にならないようにしたい。65kg級は誰が出ても日本が勝てることを、世界では拓斗選手が見せてくれると思うので、アジアで僕が見せたい。そうやって日本のレスリングの強さを見せたい」


 ■男子フリースタイル70㎏級・基山仁太郎(日体大=全日本選抜選手権で勝った乙黒圭祐にリベンジされる)「あまり攻められなかった。技のレパートリーや攻め方をもっと増やしたい」


 ■男子フリースタイル74kg級・保坂健(自衛隊=負傷明けの藤波勇飛に敗れる)「組み手が全部押さえられて、自分の左手が使えなかった。組み手の差が出た。藤波選手のスピードと離れたところからのタックルは警戒していたが、近づいたところの決めが全部藤波選手の決めだった。攻めにいったけれど、いいところを押さえられているので、思うようにできなかった。集中力は切れなかったが、もっとしっかり組み立てていきたかった。前回(全日本選手権)の決勝は何もできずに終わって課題も見つけられなかったが、今回は5分くらいやって、自分の中でも左が使えてないなっていうのがあった。前回も今回も10点差だったが、内容的には課題が見えた。そこの課題を克服して、6ヶ月後にまた挑みたい」


 ■男子フリースタイル92kg級・石黒峻士(日大=松本篤史に連敗し、世界選手権初出場ならず)「実力不足。負けてしまったので、勝てるように練習をもっと考えてやりたい」


 ■男子フリースタイル97㎏級・赤熊猶弥(自衛隊=前半の優勢を生かせず、第2ピリオドに逆転負け)「自分の気持ちの弱さが出てしまった。勝てた試合だったと思うけど、(第2ピリオドになって)守ろうと思ってしまって、(バック投げで)4点を奪われてしまった。あれがなければまた違っていたと思う。第1ピリオドはずっと練習してきたことが出せたと思う」


 ■男子フリースタイル125kg級・荒木田進謙(Wrestle Academy=全日本選抜選手権に続いて山本泰輝に敗れる)「第1ピリオドでもっと攻められなかった自分が悪かった。この日の最初の試合ということもあって、体が固くなっていて、入って疲れるのも怖かった。組み手で先手をとっていた山本選手の方が上だった。大事な勝負の場面で勝てないことが2試合続いてしまった。キャッチできてからの早い処理を心がけていきたい。けがも治って体も思うように動かせるようになってきたので、(出場が内定している)アジア大会では前回(3位)以上の結果を残せるよう、体力も技術も精神力も全部つけて臨みたい。メダルの色を更新すべく、決勝まで勝ち進みたい」


 ■男子グレコローマン63kg級・井ノ口崇之(自衛隊=勢いづく遠藤功章に世界選手権出場を譲る)「悔しい。相手のリーチがあって、そこのところを攻略するのが難しかった。攻めが得意ではないので、そこを徹底し切れなかったのが良くなかった。(第2ピリオドは)取りに行かないと勝てないと思ったのに、悪いくせで相手を見てしまった。日本人でもあれだけ背丈が高い相手は未経験だったので難しかった。自分の得意のところを磨いて、苦手なところを克服できるようにしていきたい」


 ■男子グレコローマン82kg級・鶴田峻大(自衛隊=全日本選抜選手権で負傷からの復活優勝を果たすも、プレーオフ突破ならず)「全日本選抜から時間があったけど、肩など、あちこちけがが多くて、練習をやり切れないところがいっぱいあった。練習にも入ったり入れなかったりと、不安になるところが多かった。メンタルも弱気なところがでてきてしまった。敗因は、気持ちも押し勝てなかったこと。いつもなら、ガツガツ押すレスリングで気持ちだけは負けないのに…。これで世界選手権はなくなった。U-23の世界選手権代表に選ばれるように努力していこうと思っています」


 ■女子50㎏級・入江ゆき(自衛隊=終了間際にスコアを逆転される)「緊張もあったけど、チャレンジャーの気持ちで闘おうと思っていました。(第1ピリオドが終わった時点で4-0とリード)集中していたとは思うけど、このまま点数をとりにいかなければいけないと、前に出ていくレスリングを貫こうと思いましたけど、もっと自分から攻めていけたら…。自分が弱かった。(勝負のポイントは)ラスト30秒になったところで攻め切れていなかったところだと思います。『失敗しないように』と思いながら闘ってしまった。(出場が決まっている)アジア大会は攻めて優勝するしかない」


 ■女子65kg級・伊藤彩香(東新住建=全日本選抜選手権はかがからの復活優勝を飾るもプレーオフは勝ち抜けず)「プレーオフで勝つためにやってきたけど、自分が弱かったから負けた。同級生らと一緒に世界選手権に去年も今年も行けなくて悔しい。(アキレス腱の)大けがから復活して、全日本選抜選手権は最高に調子がよく、勢いで勝てていたかもしれません。今回は、ただ弱かったから後輩に負けたんだと思います。全日本選抜選手権後の3週間は調子が悪くて、源平にも他の選手にも練習で負けていた。この3週間で合わせられなかったのは実力不足です。一番のチャンスを自分でつぶしてしまった。12月に向けて明日から体を作って勝てるように頑張りたい」

【世界選手権代表決定プレーオフ・特集】勝者の声

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(2018年7月7日、埼玉・和光市総合体育館、
取材=増渕由気子、布施鋼修、斉藤葵、曽祢真衣、撮影=矢吹建夫)


 ■男子フリースタイル65kg級・乙黒拓斗(山梨学院大=全日本王者・高谷大地を無失点に抑え初の世界選手権へ)「目標としていた結果を出せて一安心。でも、油断していられないという気持ち。今回はたまたま差が開いただけであって(高谷選手との)実力差はほとんどない。(世界選手権では同大学の高田裕司監督の20歳6ヶ月の最年少優勝記録更新の可能性があり)記録を抜きたい。世界はそんなに甘くないと思うので、10月まで頑張る。兄弟での世界選手権出場は、お互い頑張ってきたのでうれしい。協力してベストを尽くしたい」


兄弟での世界選手権出場を決めた乙黒。左が兄・圭祐、右が弟・拓斗

 ■男子フリースタイル70kg級・乙黒圭祐(山梨学院大=弟・拓斗と兄弟で世界選手権決める)「高田先生(監督)に先制点を意識して闘えと言われていたので、それができてよかった。(先に弟が世界選手権代表を決め)いい流れでくることは分かっていたので、(自分の次に試合をする同門の)藤波選手にもいい流れをつなげられるように頑張ろうと思いました。

 世界選手権は小さい頃から目標にしていた大会なので、本番では何としてでも勝ってやろうと思っています。藤波選手が昨年銅メダルをとった階級なので、僕はそれ以上の結果を残したいです」


 ■男子フリースタイル74㎏級 藤波勇飛(山梨学院大)「今年も世界選手権出場を狙っていたので、ホッとしています。(全日本選抜選手権欠場の要因となった負傷について)怖さはなかったですね。会心の勝利? いやぁ、動きは全然悪かったので、このままだと世界では闘えない。もっと体を引き締めたい。(74㎏級にはジョーダン・バローズ=米国=やフランク・チャミゾ=イタリア=など世界的に有名な選手がいることについて)そこで勝たないと、オリンピックでの優勝は絶対ない。74㎏級は、やっぱり70㎏級に比べたら力は強いと思った。とりあえず今年はそこの(第一線の)闘いに食い込めるようにやっていきたい。その前のアジア大会は普通に闘って、勝てればいいかなと思う」


スタイルを変えて昨年に続く世界選手権出場の松本篤史

 ■男子フリースタイル92kg級・松本篤史(警視庁=3年ぶりにフリースタイルでの世界選手権へ)「ホッとしている。全日本選抜選手権と違ったのは、最初の1分くらいに圧力を感じて、怖いな、という気持ちがあったこと。耐える時だとしのぎながら、プレッシャーをかけることを意識していた。

 (フリースタイルに再転向だが)グレコローマンのいいところを取り入れながら、フリースタイルも強化して世界選手権に臨みたい。グレコローマンでやってきたことが、また世界で試せるのが楽しみでもある。左ひじの炎症がなかなか引かなくて痛みも多少あるけど、ケアをしっかりして準備していきたい」


世界選手権出場を決め、敬礼ポーズの山口剛

 ■男子フリースタイル97kg級・山口剛(ブシロード=3年ぶりの世界選手権出場を決める)「6月の全日本選抜選手権では、後半になって守ってしまうことが多く、組手の指をつかみにいったりして後手に回っていた。自分なりに修正をして、それが結果につながった。今回は相手の脇に手をいれる差しの動作を多めにして、それによって相手の上体が浮かせて点数を取りに行った。

 逆転の決め手となったバック投げは永田監督が(プロレスで)繰り出す技のひとつ。それを見習ってやった。2015年以来の世界選手権で、久しぶりだが、(先に出場する)アジア大会で課題を見つけ、世界で試し、東京オリンピックにつなげていきたい。ブタペストは2013年に世界選手権ベスト8の縁起のいい場所なので、メダルを取れるように頑張っていきたい」


 ■男子フリースタイル125kg級・山本泰輝(拓大=2度目の世界選手権出場を勝ち取る)「勝つことができて素直にうれしい反面、ずっと練習してきたタックルで点を取ることができなかった悔しさがある。最初から、相手の『ハイクラッチに入ってこい』というスタンスで相手に来られて、そこで弱気になってしまった。それでタックルに入れず、攻めることができなかった。2回目の世界選手権ということで日本を代表して行くということを自覚し、去年よりも上位に行けるように日々練習したい。4月のワールドカップでは外国人選手にもハイクラッチのタックルで点を取れたことで、前より自信がついた。その自信を練習で深めたい。2回目なので、1試合勝っただけは喜ばず、どんどん取っていきたい」


 ■男子グレコローマン63㎏級・遠藤功章(日体大=世界選手権初出場を決める)「勝てて世界選手権にいけることになったのはうれしい。でも、今回の試合内容では世界では通用しない。スタンドで腰が浮いてしまい、得意なグラウンドでは対策を練られて2回とも立たれてしまった。まだまだだな、と思いました。(無名の存在から日本代表になったことについて)うれしいです。(母校の大先輩で同じ日本代表の)田野倉先輩は高校生の頃から憧れていた。先輩と同じ舞台に立てるのはうれしい。日体大は強い選手ばかりなので、代表合宿とそんなに変わらないレベル。1日1日を大切にして10月の世界選手権で優勝できるように頑張ります」


この日のパフォーマンス大賞? 全身で喜びを表した前田祐也

 ■男子グレコローマン82kg級・前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職=地方での練習環境のハンディに負けずプレーオフを制す)「全日本選抜選手権で負けて、その相手へのリベンジではなかったけれど、優勝者に勝つことができホッとしている。職場にもいい報告ができる。

 胴タックルをどこかで出さなければ、という思いがあったけど、最後まで展開を作ることができなかった。相手に合わせてしまっていたので、世界選手権までにはグラウンドで一つ返せるように、グラウンドの強化もしていきたい。鳥取県の高校生に対しても、勝つことによって重みのある指導もできるようになるので、よかった。世界選手権では自分から攻めてポイントを取って闘えるようにしたい」


つまずきを乗り越えて2年連続世界選手権出場の須崎優衣

 ■女子50kg級・須崎優衣(早大=2年連続世界選手権出場を決める)「世界選手権の代表を取れてよかったという気持ちと、世界2連覇するという気持ちです。プレーオフでは、初めに4点を取られて、全日本選手権と同じ展開。一瞬焦りました。でも、自分の強さはここからだ、世界選手権には自分が絶対自分が行くんだ、という強い気持ちになることができました。

 残り30秒のシチュエーション別の練習をたくさんしてきて、負けている時の練習を積んでいたことで、練習通りに逆転することができました。全日本選手権の時は、取らなきゃ、と焦ってしまった。今回は気持ちをすぐ切り替えることができた。世界選手権を連覇して、東京オリンピックへつなげたいです」


 ■女子65kg級・源平彩南(至学館大=U-23世界選手権63kg級女王の実力見せる)「勝ててうれしい。いろいろなことがあったが、正々堂々と闘って勝つことが自分の使命だと思っていたので、一生懸命闘った。世界選手権で勝つために、日々、スポーツマンシップにのっとって生活して努力したい。具体的な課題は、もっと精神力をつけて自分のタックルを絶対の技として完成させること。世界選手権前のアジア大会は一つ上の階級(68kg級)で出場します。(負傷治療中の)土性沙羅さんが守ってきた階級なので、絶対勝たなきゃ、という気持ちです。目標は金メダルを取ること」

世界カデット選手権出場の女子チームが帰国

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(取材・撮影=矢吹建夫)

5年連続団体優勝を遂げた女子チーム

 クロアチア・ザグレブで行われていた世界カデット選手権に出場した女子チームが7月8日、羽田空港着の日本航空で帰国した。6階級を制覇し、5年連続で国別対抗得点で優勝するという日本の強さ見せつけた遠征だった。

 吉村祥子コーチ(エステティックTBC)は「団体優勝をチームの目標として掲げました。そのためには個々がしっかり頑張り、当たりまえに金メダルを目指すというのが目標でした。全員金メダルとはならなかったし、一人だけメダルを取れなかったのも惜しかったですが、6階級で優勝して団体の得点もダントツだったので良かったなと思います」と結果を評価。

 ただ内容では、「この点数差ほど離れていない。日本はレスリングを始める時期が早いので、レスリングがうまいという感覚は今までもありましたが、今年は他の国も技も多彩で、タックルを仕掛ける選手もかなり多くて、いろんな国で低年齢からレスリングを始めているんだなって感じました」と言う。

羽田空港での解団式

 大接戦の末に勝った選手が多く、「一歩間違えば、どうなったか分からない。本当に他の国の選手も強かったです」と気を引き締めた。

 熊本で指導している矢山裕明コーチ(熊本・北陵高教)は「チーム力と意識の高さに驚きました。全体がまとまっていたので、この成績につながったと思っています。厳しい試合もいくつかありましたが、ひっくり返して勝つ場面が多くて、チームみんなのの意識がまとまってまして達成したものじゃないかなと思います」と振り返る。

 ただ、吉村コーチと同じく「他の国レベルが上がってきたことを感じました。しっかり分析して、これからの練習にいかしていかないといけないなと思います」とも話し、「九州に帰って、この頑張りの雰囲気を伝えて地方の女子レスリングを活発になるように頑張りたいと思います」と続けた。


 ■40kg級銀メダル・植松夏鈴(東京・安部学院高)「決勝戦で勝つことができなかったけれど、大会を通じて自分から攻めるレスリングができ、4点タックルに入ることができたのでいい経験になったと思います。もう一度この舞台に戻ってきて、絶対優勝できるように頑張りたいです」

メダル獲得選手

 ■46kg級優勝・元木咲良(埼玉・埼玉栄高)「この階級は先輩が2回連続で優勝していたので、自分も優勝することができてよかったです。自分の組むレスリングだと、世界ではあまり通用しないことが分かったので、脚を使った動きとタックルを使えるようにしたい。来年も参加できるように頑張りたいと思います」

 ■49kg級優勝・藤波朱理(三重・いなべクラブ)「外国選手にも自分のレスリングが思い切ってできたのはよかったと思います。課題も多く見つかったので、それを克服して、もっともっとレベルアップできるように頑張ります」

 ■53kg級優勝・大野真子(熊本・北陵高)「初めて世界大会に出場して、海外の選手とたくさん試合ができてよかったです。最終的目標の優勝することができて、本当に良かったです」

 ■57kg級優勝・尾﨑野乃香(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)「全試合テクニカルフォールで勝つことができて、すごく自信になりました。 自分から攻めていくことが全試合でできたので、その内容で勝つことができたと思います。これからも自分から攻めるレスリングをやり、来年もこの大会に出場できるように頑張りたいと思います」

 ■61kg級銅メダル・高山凛子(愛知・至学館高)「今回の目標は最初から最後まで攻めるレスリングをするということで、初戦から準決勝までは全然できなかったです。3位決定戦は最後の試合だったこともあり、最後まで自分から攻めることができました。見つかった課題をいかしてまた次につなげたいです」

 ■65kg級優勝・中井ほのか(愛知・至学館大)「アジア・カデット選手権で対戦した選手との再戦でしたけど、 前回より内容がよく、ポイントもしっかり取れたので、とてもよかったと思います。2連覇できたことが一番うれしかったです。これからも日々努力して、もっともっと上の大会でいい成績が残せるように頑張っていきたいです」

 ■69kg級銅メダル・寺本鈴(岐阜・中京学院大中京高)「初めての国際大会で、不安と緊張がありましたが、自分のレスリングができて、銅メダルを取れてホッとしています。ポイントを取り切れなかったところや、簡単な技で取られたところもあったので、それを直して来年こそは必ず優勝したいです」

 ■73kg級優勝・鏡優翔(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)「世界カデットは2回目ですが、いつもより不安とプレッシャーが大きく、うまくいかないところとかもありました。不安は試合前に解決をして、最終的には自分のレスリングをしっかりできたと思います。優勝することができて本当にうれしいし、キャプテンとして団体優勝を取れたことも本当にうれしかったです。これを通過点として、次のステップにつなげていきたいと思います」

入江ななみ(福井県協会)が初優勝で女子MVPへ…全日本社会人選手権・最終日

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各スタイルのMVP。左から高橋昭五、入江ななみ、鴨居正和

 全日本社会人選手権最終日は7月8日、埼玉・和光市総合体育館で3スタイルの敗者復活戦とファイナル(3位決定戦・決勝)が行われた。日本社会人連盟がこの大会を2020年の東京オリンピックに向けての強化大会と位置づけたこともあり、6月の全日本選抜選手権から約3週間しか間がなかったものの、全日本トップレベルの選手が例年以上に参加し、各階級で熱戦が繰り広げられた。

 男子フリースタイルでは、昨年65kg級の世界選手権代表の鴨居正和(自衛隊)が70kg級に出場し、元世界代表の意地を見せて優勝を果たし、同スタイルの最優秀選手賞を受賞した。同86kg級で昨年の世界選手権に出場している松坂誠應(自衛隊)も同級で優勝を果たし、優秀選手賞を受賞した。

 男子グレコローマンでは、2016年リオデジャネイロ・オリンピック66kg級5位で、今年の世界選手権72kg級代表に内定している井上智裕(富士工業)が77kg級に出場。昨年に続いての優勝を狙ったが、決勝で元71kg級世界選手権代表の花山和寛(自衛隊)に敗れて連覇はならなかった。同72kg級には、昨年の世界選手権67kg級代表の高橋昭五(警視庁クラブ)が出場して優勝し、グレコローマンの最優秀選手賞に輝いた。

12階級を制した自衛隊

 同67kg級では新生が誕生した。社会人3年目の上垣勇二(自衛隊)が、昨年のU-23世界選手権59kg級優勝の河名真寿斗(クリナップ)を準決勝で破る殊勲。決勝も勝って全国初タイトルを手に入れ、優秀選手賞に選出された。

 規定により現役の大学生も参加が可能な女子は、大学生の活躍が目立ったが、53kg級は、昨年1年間、けがで戦線離脱していた入江ななみ(福井県協会)が初優勝を飾り、女子の最優秀選手賞にも選ばれた。

 3スタイルで優勝が一番多かったのは12階級を制した自衛隊で、プロ集団の力を見せつける格好となった。

 各階級の成績は下記の通り。(文・撮影=増渕由気子)

個人賞受賞選手

花山和寛が井上智裕を破る!


《一覧表・個人賞》

男子フリースタイル 男子グレコローマン 女 子 マスターズ 個人賞

《男子フリースタイル》

57kg 61kg 65kg 70kg 74kg 79kg 86kg 92kg 97kg 125kg

《男子グレコローマン》

55kg・60kg 63kg 67kg 72kg 77kg 82kg~97kg 130kg

《女子・マスターズ》

50kg 53kg 55kg 57・59kg 62kg 65~76kg マスターズ

《個人賞》

【最優秀選手賞】▼男子フリースタイル 鴨居正和(70kg級=自衛隊)、▼男子グレコローマン 高橋昭五(72kg級=警視庁クラブ)、▼女子 入江ななみ(53kg級=福井県協会)

【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 松坂誠應(86kg級=自衛隊)、▼男子グレコローマン 上垣勇二(67kg級=自衛隊)、▼女子 矢後佑華(55kg級=警視庁クラブ)

【敢闘賞】▼男子フリースタイル 中田陽(61kg級=三重・朝明高教)、▼男子グレコローマン 花山和寛(77kg級=自衛隊)、▼女子 岩澤希羽(59kg級=至学館大)、▼マスターズ 五位塚悟(C70kg級=山梨県協会)


男子フリースタイル

 ▼57kg級 [1] 有延大輝(築上クラブ)、[2]伊藤優(長崎県協会)、[3]辻誠矢(和歌山県協会)

 ▼61kg級 [1] 中田陽(三重・朝明高教)、 [2] 高安直人(高安組クラブ)、 [3] 中野晶太(高知・高知東高教)、伊藤奨(早大大学院)

 ▼65kg級 [1] 船木拓也(自衛隊)、 [2] 伊藤和真(EH)、 [3] 三輪大珠(和歌山県協会)、川野陽介(自衛隊)

 ▼70kg級 [1] 鴨居正和(自衛隊)、 [2] 坂本栄裕(北杜クラブ)、 [3] 西村拓真(山口県協会)、松田健悟(青山学院大職)

 ▼74kg級 [1] 高橋翔平(自衛隊)、 [2] 中村百次郎(佐賀県協会)、 [3] 倉野真之介(横浜市消防局・都筑消防署)、近藤達矢(KDCRAFT)

 ▼79kg級 [1] 奥井眞生(自衛隊)、 [2] 坪井達紀(ワセダクラブ)、 [3] 須藤智将(SKアカデミー)、加賀谷庸一朗(和歌山県協会)

 ▼86kg級 [1] 松坂誠應(自衛隊)、 [2] 村山貴裕(自衛隊)、 [3] 奈良部嘉明(筑西広域消防本部)

 ▼92kg級 [1] 山中良一(愛知・名古屋工高教)、 [2] 竹内亮亘(ALSOK)、 [3] 秋本瞭(山口県協会)

 ▼97kg級 [1] 吉川裕介(自衛隊)、 [2] 大坂昂(三菱電機)、 [3] 安田翔(福井県協会)、福井裕士(自衛隊)

 ▼125kg級 [1] 金澤勝利(自衛隊)、 [2] 田中哲矢(自衛隊)、 [3] 樋口卓弥(ワールドプランニング)


男子グレコローマン

 ▼55kg級 [1] 小坂健太(国士舘クラブ)、 [2] 田口光成(東京・東京実高教)、 [3] 辻誠矢(和歌山県協会)

 ▼60kg級 [1] 鎌倉海斗(高知・高知南高教)、 [2] 佐藤翔太(警視庁クラブ)、 [3] 福本寿輝(鳥取クラブ)

 ▼63kg級 [1] 安中友茂(石川県協会)、 [2] 合田直記(法政クラブ)、 [3] 川村倫平(静岡クラブ)

 ▼67kg級 [1] 上垣勇二(自衛隊)、 [2] 森俊樹(森エンタープライズ)、 [3] 黒木純也(警視庁クラブ)、河名真寿斗(クリナップ)

 ▼72kg級 [1] 高橋昭五(警視庁クラブ)、 [2] 塩崎剛(尾鷲総合病院)、 [3] 富塚拓也(育英大教)、倉野真之介(横浜市都筑消防署)

 ▼77kg級 [1] 花山和寛(自衛隊)、 [2] 井上智裕(富士工業)、 [3] 小路直頌(自衛隊)、小室裕大(自衛隊)

 ▼82kg級 [1] 川村洋史(自衛隊)、 [2] 渡辺一輝(五十嵐建設)

 ▼87kg級 [1] 岡嶋勇也(警視庁クラブ)、 [2] 稲葉大瑛(松阪クラブ)、 [3] 山中憲一(高松クラブ)

 ▼97kg級 [1] 志喜屋正明(自衛隊)、 [2] 有薗拓真(ALSOK)、 [3] 星翔也(警視庁クラブ)

 ▼130kg級 [1] 河野隆太(あづまフーズ)、 [2] 樋口卓弥(ワールドプランニング)、 [3] 吉川晃司(大阪府警)


女子

※規定により女子は大学生も出場可能

 ▼50kg級 [1] 澤田千優(青山学院大)、 [2] 田口あい(日体大)、 [3] 山田海南江(自衛隊)

 ▼53kg級 [1] 入江ななみ(福井県協会)、 [2] 與那嶺優里(日本文理大)、 [3] 木井さくら(環太平洋大)、守田明日香(環太平洋大)

 ▼55kg級 [1] 矢後佑華(警視庁クラブ)、 [2] 内城朝葉(至学館大)、 [3] 輿水ゆめみ(神奈川大)

 ▼57kg級 [1] 田南部夢叶(日体大)、 [2] 今佑海(日大)

 ▼59kg級 [1] 岩澤希羽(至学館大)、 [2] 齋藤ほのか(東京・安部学院高教)、 [3] 金原香澄(日体大)

 ▼62kg級 [1] 今川朋乃伽(日体大)、 [2] 坂野結衣(警視庁クラブ)、 [3] 八木橋万葉(環太平洋大)

 ▼65kg級 [1] 榎本美鈴(環太平洋大)、 [2] 河内美樹(日体大)、 [3] 鈴木芽衣(東洋大)

 ▼68kg級 [1] 今井海優(自衛隊)、 [2] 関下由希(福岡大)、 [3] 井出ひかる(フィギュアフォークラブ)

 ▼72kg級 [1] 鈴木華恋(日体大)

 ▼76kg級 [1] 齋藤未来(日本文理大)


マスターズA《35歳以上40歳以下》

 ▼57kg級=出場者なし

 ▼61kg級=出場者なし

 ▼65kg級 [1] 森脇大(日亜化学工業)、 [2] 森本弘文(熊野路Jrクラブ)

 ▼70kg級 [1] 富田陽介(三島高校OB)、 [2] 橋本勇保(日進クラブ)

 ▼74kg級 [1] 山善太(関西学院大学クラブ)

 ▼86kg級=出場者なし

 ▼97kg級 [1] 幸野亨(三島高校OB)、 [2] 長谷川充(Vipers)

 ▼125kg級=出場者なし


マスターズB《41歳以上50歳以下》

 ▼57kg級 [1] 里見徹(大田区協会)、 [2] 佐藤史隆(大分クラブ)、 [3] 佐藤健司(豊島区協会)、谷口良太(高安組クラブ)

 ▼61kg級 [1] 小林洋祐(松阪クラブ)、 [2] 寺本了(PALAISTRA)、 [3] 小林賢太郎(ワセダクラブ)

 ▼65kg級 [1] 大泉祐(Vipers)、 [2] 山口純(松阪クラブ)、 [3] 大竹明宏(富岡市教室)、田場マサオ(クールチャンプクラブ)

 ▼70kg級 [1] 坂本栄裕(北杜クラブ)、 [2] 菅田裕二(大分クラブ)、 [3] 坂本弘樹(TAC)

 ▼74kg級 [1] 鈴木伸幸(豊島区協会)、 [2] 小林幸宏(栃木県協会)、 [3] 武田功(山形クラブ)

 ▼86kg級 [1] 山中憲一(高松)、 [2] 鈴木真哉(政宗道場)

 ▼97kg級 [1] 佐藤貴之(TAC)

 ▼125kg級 出場者なし


マスターズC《51歳以上60歳以下》

 ▼57kg級 [1] 小野寺基泰(SKアカデミー)

 ▼61kg級 [1] 黛義幸(富岡市教室)

 ▼65kg級 [1] 中村満良(豊島区協会)、 [2] 木村章(太田章クラブ)、 [3] 町田光(町田硝子店)、三井龍史(北杜クラブ)

 ▼70kg級 [1] 五位塚悟(山梨県協会)、 [2] 海老原寛一(政宗道場)、 [3] 有賀洋志(SKアカデミー)、尾藤広光(京都東山)

 ▼74kg級 [1] 赤間紀史(太田章クラブ)、 [2] 奥田剛(一心館神戸)、 [3] 永山明弘(太田章クラブ)、()

 ▼86kg級 [1] 糸川勝也(豊島区協会)、 [2] 神田孝(大阪市立大)

 ▼97kg級 [1] 遠藤隆(いわき市教室)

 ▼125kg級=出場者なし


マスターズD《61歳以上》

 ▼57kg級=出場者なし

 ▼61kg級=出場者なし

 ▼65kg級=出場者なし

 ▼70kg級=出場者なし

 ▼74kg級 [1] 鈴木英隆(慶大OB会)

 ▼86kg級 [1] 有冨龍太郎(福岡県協会)

 ▼97kg級=出場者なし

 ▼125kg級 出場者なし


山田脩(千葉・日体大柏高)は2位、荒木瑞生(佐賀・鳥栖工高)は5位…世界カデット選手権・最終日

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銀メダルの山田脩

 2018年世界カデット選手権最終日は7月8日、クロアチア・ザグレブで男子グレコローマン5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ71kg級の山田脩(千葉・日体大柏高)は、欧州カデット選手権2位のアレクサンドリン・グツ(モルドバ)にテクニカルフォールで敗れ、銀メダルに終わった。しかし、5月のアジア選手権(優勝)に続いてメダルを手にした。

 敗者復活戦を勝って3位決定戦に進んだ45kg級の荒木瑞生(佐賀・鳥栖工高)も昨年の世界カデット選手権42kg級優勝のグルバン・グルバノフ(アゼルバイジャン)に敗れ、メダルを逃した。

 男子グレコローマンは山田の銀メダル1個で終了。国別対抗得点は30点で12位だった。優勝は130点をマークしたイランで、ロシア(108点)が続いた。

 各選手の成績は下記の通り。(写真=チーム提供)

決勝で闘う山田

優勝ならず

表彰式

男子グレコローマン・チーム


男子グレコローマン

 【45kg級】荒木瑞生(佐賀・鳥栖工高)   5位=18選手出場
3決戦 ●[0-2]Gurbanov, Gurban(アゼルバイジャン)
敗復戦 ○[4-4]Abuladze, Khvicha(ジョージア)

----------------------------

 【71kg級】山田脩(千葉・日体大柏高)   2位=29選手出場
決 勝 ●[Tフォール、2:51=12-2]Gutu, Alexandrin(モルドバ)

【訃報】成富真由美さん(安部学院高・成富利弘監督の妻)

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 東京・安部学院高校の成富利弘監督の妻、真由美さんが7月7日、ご逝去されました。54歳。葬儀・告別式は下記の通り。喪主は利弘さん。

【通夜】7月13日(金)18時~、【告別式】7月14日(土)10時30分~12時

【場所】セレモニー浦和ホール 
    (JR浦和西口下車徒歩3分、さいたま市浦和区仲町1-12-1、電話048-823-3911)

    ※供花物等のご注文、お問い合わせは下記までお願いします。
    施行:(株)セレモニー浦和ホール
    電話: 048-823-3911
    FAX: 048-833-1811

 

世界王者ズラビ・イアコビシビリ(ジョージア)がオリンピック王者を破る…7.3~5トビリシ国際大会

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ロシアのオリンピック王者を破ったイアコビシビリ(ジョージア)=写真は昨年の世界選手権

 男子フリースタイルのランキング決定大会「トビリシ国際大会」は7月3~5日にジョージア・トビリシで行われ、70kg級で昨年の世界選手権65kg級優勝のズラビ・イアコビシビリ(ジョージア)が、2016年リオデジャネイロ・オリンピック65kg級優勝のソスラン・ラモノフ(ロシア)を破って優勝した。

 イアコビシビリは世界選手権のあと階級を上げ、ラモノフは休養のあと、昨年秋に70kg級で復帰。世界軍隊選手権を2年連続で制していた。

 ランキング大会ではないが、男子グレコローマンでは65kg級を柳漢壽(リュ・ハンス)、77kg級を金炫雨(キム・ヒョンウ)の韓国の元世界チャンピオン・コンビが制した。

 各階級の成績は下記の通り。

※大会の正式名称は「トビリシ・グランプリ・オブ・V・バラバーゼ&G・カルトジア大会」


男子フリースタイル

 【57kg級】
[1]Atli, Suleyman(トルコ)
[2]Yatsenko, Andrey(ウクライナ)
[3]Donduk-Ool, Khuresh-Ool(ロシア)
[3]Rezazadeh Gyandij, Mehran Zaman(イラン)

 【61kg級】
[1]Lomtadze, Beka(ジョージア)
[2]Rakhmonov, Abbos(ウズベキスタン)
[3]Barseghyan, Garik(アルメニア)
[3]Revazshvili, Georgi(ジョージア)

 【65kg級】
[1]Bajrang(インド)
[2]Nasirifranchali, Mehran Akbar(イラン)
[3]Emamichoughuei, Younes(イラン)
[3]Erdogan, Cengizhan(トルコ)

 【70kg級】
[1]Iakobishvili, Zurabi(ジョージア)
[2]Ramonov, Soslan(ロシア)
[3]Salkazanov, Taimuraz(スロバキア)
[3]Kaya, Mustafa(トルコ)

 【74kg級】
[1]Gor, Yakup(トルコ)
[2]Abdurakhmanov, Bekzod(ウズベキスタン)
[3]Arsanaliev, Rasul(ロシア)
[3]Budazhapov, Arslan(ロシア)

 【79kg級】
[1]Khubezhty, Kakhaber(ロシア)
[2]Ramazanov, Magomed(ロシア)
[3]Hassan Tabajeloudar, Omid(イラン)
[3]Grigoryan, Grigor(アルメニア)

 【86kg級】
[1]Erdin, Fatih(トルコ)
[2]Chikhradze, Saba(ジョージア)
[3]Punia, Deepak(インド)
[3]Valiev, Vladislav(ロシア)

 【92kg級】
[1]Urishev, Anzor(ロシア)
[2]Ebrahimizivlaei, Mahammasjavad(イラン)
[3]Mtsituri, Irakli(ジョージア)
[3]Karimimachiani, Alireza(イラン)

 【97kg級】
[1]Odikadze, Elizbar(ジョージア)
[2]Matcharashvili, Givi(ジョージア)
[3]Mchelidze, Murazi(ウクライナ)
[3]Musaev, Shamil Alievitch(ロシア)

 【125kg級】
[1]Petriashvili, Geno(ジョージア)
[2]Khotsianivski, Aleksander(ウクライナ)
[3]Mohebbi, Yadollah(イラン)
[3]Kartavyi, Danilo(ウクライナ)

男子グレコローマン

 【55kg級】
[1]Naderi Khadem, Moslem(イラン)
[2]Topoev, Vasily(ロシア)
[3]Mirakhmedov, Javokhir(ウズベキスタン)
[4]Bakhromov, Ilkhom(ウズベキスタン)

 【60kg級】
[1]Mardani, Mehrdad(イラン)
[2]Bakhramov, Islomjon(ウズベキスタン)
[3]Kim, Seung-Hak(韓国)
[3]Shavadze, Amiran(ジョージア)

 【63kg級】
[1]Maryanyan, Stepan(ロシア)
[2]Mariamidze, Lasha(ジョージア)
[3]Lee, Jung-Baek(韓国)
[3]Kavjaradze, Levani(ジョージア)

 【67kg級】
[1]Ryu, Hansu(韓国)
[2]Mirzoian, Alen(ロシア)
[3]Kim, Dohyeong(韓国)
[3]Davitaia, Sachino(ジョージア)

 【72kg級】
[1]Chuchua, Giorgi(ジョージア)
[2]Nikoghosyan, Evrik(フランス)
[3]Mikeladze, Murad(ジョージア)
[3]Tarzyan, Artem(ロシア)

 【77kg級】
[1]Kim, Hyeon-Woo(韓国)
[2]Geraei, Mohammadali Abdolhamid(イラン)
[3]Yunusov, Rafael(ロシア)
[3]Vardanyan, Ruslan(ロシア)

 【82kg級】
[1]Gobadze, Lasha(ジョージア)
[2]Sargsyan, Eduard(アルメニア)
[3]Datunashvili, Zurabi(ジョージア)
[3]Bolkvadze, Gela(ジョージア)

 【87kg級】
[1]Khalilov, Gazi(ロシア)
[2]Ostaev, Alan(ロシア)
[3]Abdelslam Sheble Mohamed, Tarek Mohamed(ブルガリア)
[3]Cengiz, Ali(トルコ)

 【97kg級】
[1]Evloev, Musa(ロシア)
[2]Nadareishvili, Revazi(ジョージア)
[3]Melia, Georgi(ジョージア)
[3]Lodia, Aleksi(ジョージア)

 【130kg級】
[1]Pataridze, Zviadi(ジョージア)
[2]Semenov, Sergey(ロシア)
[3]Nouri, Mahdi(イラン)
[3]Ghourehjili, Shahab(イラン)

全日本女子チームが東京・味の素トレーニングセンターで合宿スタート

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2大会の代表がすべて決まってから初めての全日本合宿をスタートした女子チーム

 8月のアジア大会(インドネシア)と10月の世界選手権(ハンガリー)の代表内定選手を含む全日本女子チームが7月8日、東京・味の素トレーニングセンターで合宿をスタートした。世界選手権の2階級のプレーオフを終え、ともに全階級で代表が内定した。

 笹山秀雄強化委員長(自衛隊)は「両大会とも全階級でメダルを目指すことを伝えた。アジア大会は初めて女子6階級が実施される。全階級で金メダルと言いたいが、そんなに甘くない。すべての階級でメダルは手にしたい」と話す。

 プレーオフを見て、「女子の場合、グラウンドでポイントが取れていない。今回はグラウンドの強化のメーンテーマにしたい」と言う。そのほか、大舞台になればなるほど接戦のケースが多くなり、ラスト30秒の攻防で決着がつく場合が多いので、「終了間際の激しい攻防を想定した練習をやりたい。今までもやってきたが、結果として出てきていない。『守ったら駄目』という気持ちを徹底させたい」と話した。

 アジア大会は約40日後に迫っているが、世界選手権は3ヶ月以上先。世界大会にだけ出る選手は国内で練習を積むことのなる。「モチベーションを切らすことなく、じっくりと強化に励んでほしい」と望んだ。

 14日までの合宿中には、日本フェンシング協会の太田雄資会長(2008年北京オリンピック銀メダリスト)による講義なども予定されている。

“吉田沙保里”を目指す川井梨紗子

 主将に指名されているわけではないそうだが、チームリーダー的な存在の59kg級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ=アジア大会は62kg級)は「1大会だけの選手もいれば、2大会の選手もいますが、どの選手も目標が明確に決まったと思います」と話し、今年の2大イベントへ向けて、今回の合宿からどの選手も気持ちが高まっていくと予想する。

当面の課題はグラウンド強化。笹山秀雄強化委員長がグラウンド練習を見守る

 自身は、アジア大会出場は初めて。62kg級には昨年の63kg級世界チャンピオンのオーコン・プレブドルジ(モンゴル)が出てくると予想している。最近は、内容的に接戦と感じる試合が多いそうで、「気は抜けません。しっかり勝ちにいきたい」と気を引き締めた。

 前のチームリーダーだった吉田沙保里・現コーチ(至学館大職)は、練習の最後の補強トレーニングの時には常に先頭に立ち、大声を出してチームを鼓舞した。川井も今は自分がそれをやらなければという意識を持っているが、「疲れている時とかは、できないんですよねえ…」と苦笑い。吉田コーチはどんな時でも率先してやっていたとのことで、「まだまだですね。頑張ります」と話した。

 76kg級の皆川博恵(クリナップ)は、この日は皮膚の疾患のためマットワークを休んだが、「けがもないし、6月下旬の十日町合宿からいい感じできていると思います」と、気持ちは上向いている。

 2013年と2015年のアジア選手権で優勝しているが、今年3月のアジア選手権(キルギス)では2015年75kg級世界2位の中国選手に敗れて銀メダルに終わっている。その選手には3月のワールドカップ(群馬・高崎)でも負けているが、その中から「課題がはっきり分かった。自分のやるべきことを強化しています」と、アジア大会でのリベンジと優勝を目指す。

 主将役は川井がやっているが、チーム最年長選手として「自分が一生懸命にやっているところを若い選手に見せないとなりませんね」と話し、アジア大会と世界選手権まで全力入魂-。


齋藤将士コーチに挑む川井梨紗子


2日前にプレーオフで激戦を展開した須崎優衣(左)と入江ゆきのスパーリング


練習の最後は補強トレーニング

【世界選手権代表決定プレーオフ・特集】プロレス技の炸裂で明治杯のリベンジ達成!…男子フリースタイル97kg級・山口剛(ブシロード)

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(文=布施鋼治、撮影=矢吹建夫)

プレーオフを制し、恒例の敬礼ポーズを決めて喜びをあらわにする山口剛(右)と永田裕志監督

 世界選手権代表決定プレーオフ・男子フリースタイル97㎏級は、全日本選手権を制している山口剛(ブシロード)が赤熊猶弥(自衛隊)を14-8で下し、3年ぶり通算3度目の世界選手権行きのキップを手にした。

 6月16日に行われた全日本選抜選手権の準決勝では、赤熊が山口を下している。ラスト1分というところで試合を逆転された山口は「自分の甘さが招いた結果」と唇を噛んだ。「気持ちの部分という一番大事なところが抜けていた。試合中に気持ちを切らしてしまったことを反省して、次につなげたい」

 有言実行。山口はわずか3週間という短いインターバルの間に、課題というべきところをしっかり埋めてきた。「前回は、後半になって相手の指をつかみにいったりするなど守ってしまう場面が多かった。今回は相手の脇に手を入れる差しの動作を多めにして、相手の上半身を浮かせて点数をとりにいくという動きをずっと練習してきました」

 それでも、第1ピリオドは闘志が空回り。2-6とリードを許した。しかし、山口が第2ピリオドになってから4点を奪うバック投げを決めると、試合の流れは大きく変わった。「(現役プロレスラーであるブシロードの)永田裕志監督の得意技のひとつ。それを見習ってかけました」

大技の炸裂で「レスリング人気が上がる!」(永田裕志監督)

 この時点ではまだ赤熊が7-6とリードしていたが、山口はバックを奪って8-7と逆転。その後もバックへ回り込み、ローリングで得点を重ね、粘る赤熊に雪辱を果たした。最後までシーソーゲームを演じながら勝利を手中にした山口に、セコンドに就いた永田監督も満足そうな笑みを浮かべた。

序盤はリードを許すも大技から一気に攻勢に出た山口(赤)

 「(途中まで)ポイントをとられてハラハラドキドキしたけど、観客の心を手のひらに乗せるような逆転勝利。レスリングの試合だったけど、プロレスのような試合を見せてくれた。僕の気持ちも山口の手のひらに乗せられましたよ。こういう試合をしてくれたら、レスリング人気はもっと上がりますよね」

 話題が世界選手権に及ぶと、永田監督は優勝しかないとハッパをかけた。「金メダルを目指したら、たとえ金を獲れなくてもそこそこの成績を残すことができる。山口にもでかいことを言ってほしい。そうしないと、世界に勝てない」

 永田監督に背中を押された山口は「わかりました。金メダルを獲りにいきます」と自らの胸を叩いた。ハンガリーでも永田監督直伝の敬礼ポーズを決められるか。

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