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62ヶ国がパリ・オリンピックへ出場、アジアは「12ヶ国85選手」

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 AIN(中立)に関係する代替選手が出そろい、2024年パリ・オリンピックは62ヶ国(AIN=中立、難民選手団を含む)が参加することになった。男子フリースタイル65kg級のシャミル・マメドフ(AIN=ロシア)の出場辞退による代替国が発表されていないが、現段階で男子フリースタイル96選手、女子96選手、男子グレコローマン97選手の289選手がパリのマットに立つ。

 大陸別では、欧州が28ヶ国109選手(国44.5%・選手37.9%)で、アジアは12ヶ国85選手(国19%・選手29.5%)。レスリングの世界的普及のため振興が望まれるアフリカは7ヶ国33選手(国11.1%・選手11.4%)、オセアニアは4ヶ国6選手(国6.4%・選手2.1%)だった。

 国別では、AIN(ロシア)の16選手が出場しないことになり、繰り上がって1選手増えた米国の16選手(男子フリースタイル6・女子6・男子グレコローマン5)がトップ。日本が13選手(男子フリースタイル4・女子6・男子グレコローマン3)で続いた。

 3スタイルに選手を出すのは16ヶ国。リトアニア、アルジェリア、ニュージーランド、ウズベキスタンの4ヶ国が女子に初出場する。

 各国の出場選手数は下記の通り。


2024年パリ・オリンピック国別出場選手数

※FS=男子フリースタイル、WW=女子、GR=男子グレコローマン

国 名 合計 FS WW GR
米  国 16 6 6 4
日  本 13 4 6 3
アゼルバイジャン 12 6 1 5
中  国 12 4 5 3
エジプト 11 4 1 6
イラン 11 5  – 6
トルコ 11 2 5 4
キューバ 10 3 2 5
キルギス 10 3 3 4
モンゴル 9 3 6  –
ウクライナ 9 3 4 2
アルジェリア 8 1 2 5
カザフスタン 8 4  – 4
ジョージア 7 4  – 3
ドイツ 7 1 4 2
ウズベキスタン 7 3 1 3
ブルガリア 6 1 2 3
カナダ 6 2 4  –
インド 6 1 5  –
モルドバ 6 1 3 2
ナイジェリア 6 1 5  –
アルメニア 5 2 3
ハンガリー 5 2 1 2
ポーランド 5 2 2 1
北朝鮮 5  – 4 1
ルーマニア 5  – 3 2
セルビア 5 2  – 3
コロンビア 4  – 2 2
エクアドル 4  – 3 1
プエルトリコ 4 4  –  –
チュニジア 4  – 2 2
ベネズエラ 4 1 2 1
アルバニア 3 3  –  –
フランス 3  – 2 1
ギリシャ 3 2 1  –
オーストラリア 2 2  –  –
チ  リ 2  –  – 2
フィンランド 2  –  – 2
ギニアビサオ 2 2  –  –
グアム 2  – 2  –
イタリア 2 1 1  –
韓  国 2  –  – 2
リトアニア 2  – 1 1
メキシコ 2 2  –  –
スウェーデン 2  – 2  –
ブラジル 1  – 1  –
バーレーン 1 1  –  –
チェコ 1  –  – 1
デンマーク 1  –  – 1
ドミニカ共和国 1 1    
エストニア 1  –  – 1
ホンジュラス 1  –  – 1
モロッコ 1  –  – 1
マケドニア 1 1  –  –
ノルウェー 1  – 1  –
南アフリカ 1 1  –  –
サモア 1 1  –  –
サンマリノ 1 1  –  –
スロバキア 1 1  –  –
タジキスタン 1 1  –   –
AIN 1  –  – 1
難民選手団 2 1  – 1
合 計 289 96 96 97

2028年ロサンゼルス・オリンピックのレスリング競技は市の中心部で実施

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▲2028年オリンピックの開催地、米国・ロサンゼルス

 

 2028年ロサンゼルス・オリンピックの組織委員会は7月12日、一部の実施競技の会場を発表し、レスリングはロサンゼルス中心部のコンベンションセンターで開催されることになった。

 同会場では、フェンシング、柔道、卓球、テコンドーも並行して開催される予定。オリンピックの期間は7月14日~30日。競技別の日程、レスリングの実施種目(階級)はまだ発表されていない。

 1984年に同所で開催されたオリンピックのレスリング会場は、ロサンゼルス市から車で30分のアナハイム市だった。

▲レスリングが実施されるコンベンションセンター=同ホームページより

《組み合わせ・大会サイト》2024年U15アジア選手権・第2日(女子)

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(2024年7月17日、タイ・シラチャ)

《大会サイト》 《ネット中継》=有料


女子(試合開始=日本時間正午・午後6時30分)

 【33kg級】佐藤莉桜(神奈川・東海ジュニア)   5選手出場《トーナメント表》
リーグ5回戦 Solikha NURMATOVA(ウズベキスタン)
リーグ4回戦 Arailym UBAIDULLA(カザフスタン)
リーグ3回戦 Arai MAMYRKHAN(モンゴル)
リーグ2回戦 BYE
リーグ1回戦 Rohini Khanu DEVBA(インド)

 【36kg級】杉林羅夢(兵庫・芦屋学園中)   7選手出場《トーナメント表》
予選リーグ3回戦 Purevdulam BOLDBAATAR(モンゴル)
予選リーグ2回戦 Asema ASANGARYEVA(キルギス)
予選リーグ1回戦 Sasiphon THONGSAI(タイ)

 【39kg級】古市せら(千葉・野田クラブ)   7選手出場《トーナメント表》
予選リーグ3回戦 Yi Tong LIN(台湾)
予選リーグ2回戦 BYE
予選リーグ1回戦 Kamila ABATBAYEVA(ウズベキスタン)

 【42kg級】佐々木未桜(神奈川・NEXUS YOKOSUKA)  8選手出場《トーナメント表》
1回戦 Karina DYACHENKO(カザフスタン)

 【46kg級】荒川笑舞(北海道・帯広北高)   8選手出場《トーナメント表》
1回戦 Mukhlisa JOBBOROVA(ウズベキスタン)

 【50kg級】寳嶋栞那(神奈川・NEXUS YOKOSUKA)   8選手出場《トーナメント表》
1回戦 Nazerke URAZBEKOVA(カザフスタン)

 【54kg級】小川璃苑(岐阜・中京高)   8選手出場《トーナメント表》
1回戦 Adinai BAIZKULOVA(キルギス)

 【58kg級】粟野和夏(千葉・市川コシティ)   7選手出場《トーナメント表》
予選リーグ3回戦 Yu Ting LIU(台湾)
予選リーグ2回戦 Dilnura AVEZOVA(ウズベキスタン)
予選リーグ1回戦 Ayushka Pandurang GADEKAR(インド)

 【62kg級】飯田響(埼玉・埼玉栄高)   7選手出場《トーナメント表》
予選リーグ3回戦 Ziyoda SHOMURODOVA U(ウズベキスタン)
予選リーグ2回戦 BYE
予選リーグ1回戦 Ruveen RUVEEN(インド)

 【66kg級】石井優奈(三重・白山ガールズ)   7選手出場《トーナメント表》
予選リーグ3回戦 Sidra JAXYBAY(カザフスタン)
予選リーグ2回戦 BYE
予選リーグ1回戦 Milana ULANOVA(キルギス)

 

《速報》4階級で優勝…2024年U15アジア選手権・第2日(女子)

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(2024年7月17日、タイ・シラチャ)


女子

 【33kg級】佐藤莉桜(神奈川・東海ジュニア)   2位=5選手出場《トーナメント表》
リーグ5回戦 ○[VSU、1:07=10-0]Arailym UBAIDULLA(カザフスタン)
リーグ4回戦 ○[VSU、3:29=11-0]Solikha NURMATOVA(ウズベキスタン)
リーグ3回戦 ○[VSU、1:53=10-0]Arai MAMYRKHAN(モンゴル)
リーグ2回戦  BYE
リーグ1回戦 ●[0-2]Rohini Khanu DEVBA(インド)

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 【36kg級】杉林羅夢(兵庫・芦屋学園中)   3位=7選手出場《トーナメント表》
3位決定戦 ○[VSU、2:28=13-2]Asema ASANGARYEVA(キルギス)
準 決 勝 ●[1-1]Vinakshi FNU(インド)
予選リーグ3回戦 ○[VSU、0:45=10-0]Purevdulam BOLDBAATAR(モンゴル)
予選リーグ2回戦 ○[6-3]Asema ASANGARYEVA(キルギス)
予選リーグ1回戦 ○[フォール、0:38=10-0]Sasiphon THONGSAI(タイ)

----------------------------------

 【39kg級】古市せら(千葉・野田クラブ)   優勝=7選手出場《トーナメント表》
決   勝 ○[フォール、0:39=2-0]Kasturi S. KADAM(インド)
準 決 勝 ○[VSU、1:16=10-0]Rayan ZHAMSAPKYZY(カザフスタン)
予選リーグ3回戦 ○[フォール、0:56=10-0]Yi Tong LIN(台湾)
予選リーグ2回戦  BYE
予選リーグ1回戦 ○[VSU、0:40=10-0]Kamila ABATBAYEVA(ウズベキスタン)

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 【42kg級】佐々木未桜(神奈川・NEXUS YOKOSUKA)   2位=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[負傷棄権、0:52=0-0]Asel TOKTOSUN KYZY(キルギス)
準決勝 ○[4-1]Megha MEGHA(インド)
1回戦 ○[VSU、2:00=10-0]Karina DYACHENKO(カザフスタン)

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 【46kg級】荒川笑舞(北海道・帯広北高)   優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[7-0]Rutuja S. GURAV(インド)
準決勝 ○[5-2]Aidemi ASANGAZIEVA(キルギス)
1回戦 ○[VSU、1:29=10-0]Mukhlisa JOBBOROVA(ウズベキスタン)

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 【50kg級】寳嶋栞那(神奈川・NEXUS YOKOSUKA)   優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[フォール、3:02=8-0]Kanishka FNU(インド)
準決勝 ○[VSU、10-0]Namuun OKTYABRI(モンゴル)
1回戦 ○[VSU、10-0]Nazerke URAZBEKOVA(カザフスタン)

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 【54kg級】小川璃苑(岐阜・中京高)   優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[VSU、2:38=10-0] MONI(インド)
準決勝 ○[フォール、0:35=10-0]I J. ANG(台湾)
1回戦 ○[フォール、0:35=2-0]Adinai BAIZKULOVA(キルギス)

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 【58kg級】粟野和夏(千葉・市川コシティ)   3位=7選手出場《トーナメント表》
3位決定戦 ○[フォール、2:08=12-0]Ariunzul OLDBAATAR(モンゴル)
準 決 勝 ●[1-3]Arina KUANYSHOVA(カザフスタン)
予選リーグ3回戦 ○[VSU、1:37=10-0]Yu Ting LIU(台湾)
予選リーグ2回戦 ○[10-2]Dilnura AVEZOVA(ウズベキスタン)
予選リーグ1回戦 ○[7-2]Ayushka Pandurang GADEKAR(インド)

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 【62kg級】飯田響(埼玉・埼玉栄高)   2位=7選手出場《トーナメント表》
決   勝 ●[1-2]Ruveen RUVEEN(インド)
準 決 勝 ○[VSU、1:39=11-0]Miya MIKAILOVA(カザフスタン)
予選リーグ3回戦 ○[VSU、3:25=18-8]Ziyoda SHOMURODOVA U(ウズベキスタン)
予選リーグ2回戦  BYE
予選リーグ1回戦 ○[1-0]Ruveen RUVEEN(インド)

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 【66kg級】石井優奈(三重・白山ガールズ)   2位=7選手出場《トーナメント表》
決   勝 ●[VSU、2:50=0-11]Garima GARIMA(インド)
準 決 勝 〇[3-0]Namuundulam BATPUREV(モンゴル)
予選リーグ3回戦  BYE
予選リーグ2回戦 ○[6-2]Sidra JAXYBAY(カザフスタン)
予選リーグ1回戦 ○[8-6]Milana ULANOVA(キルギス)

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 《国別対抗得点》
[1]インド 215点、[2]日本 210点、[3]カザフスタン 121点、[4]キルギス 119点、[5]ウズベキスタン 112点、[6]モンゴル 104点、[7]台湾 90点、[8]タイ 28点

《お知らせ》令和6年度公認レスリングコーチ1講習会開催

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公益財団法人日本レスリング協会
指導者育成委員会

 本事業について以下の日程で開催いたします。

第1回目:令和6年9月7日(土):オンラインによる理論科目
第2回目:令和6年9月14日(土)15日(日):集合形式による実技科目
  会場:味の素ナショナルトレーニングセンター

上記の3日間で全カリキュラム履修となるため、全日程を受講すること。

募集案内は、令和6年7月20日(土)に当協会公式サイトに掲載いたします。
申込はgoogleフォームによる先着80名となりますので、予めご承知おきください。

以上

【写真集】2024年東日本学生選手権(春季)/個人賞

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(2024年7月8~10日、東京・駒沢屋内球技場)


【ゴールデンホイッスル賞】
八木凜太郎(育英大)


【女子選手権・最優秀選手賞】
大野真子(日体大=53kg級)


【女子・敢闘賞】
伊藤渚(日体大=62kg級)


【新人戦・男子グレコローマン最優秀選手賞】
德原誠馬(専大=60kg級)、


【新人戦・男子グレコローマン敢闘賞】
長谷川虎次郎(育英大=72kg級)


【新人戦・男子フリースタイル・最優秀選手賞】
上村律心(専大=65kg級)


【新人戦・男子フリースタイル・敢闘賞】
高田勇(日体大=57kg級)


【選手権・男子フリースタイル・最優秀選手賞】
日比野晴斗(神奈川大)


【選手権・男子フリースタイル・敢闘賞】
森田魁人(山梨学院大)  
※移動のため不在


【選手権・男子グレコローマン・最優秀選手賞】
吉澤英(育英大)


【選手権・男子グレコローマン・敢闘賞】
三谷剛大(育英大)

2024年パリ・オリンピック/女子68kg級展望(8月5・6日実施)

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【日本代表】
尾﨑野乃香(慶大)

《略歴》 
《JWFデータベース》

《UWWデータベース》
《国際大会成績》
2023年世界女王 エントリー選手

3人の現役世界チャンピオンがそろう階級

 昨年、初の世界一に輝いたブセ・トスン(トルコ)、72kg級で2022・23年に世界一になったアミート・エロル(米国)、62・65kg級で2年連続世界一の尾﨑野乃香(慶大)と、3人の現役世界チャンピオンがそろった階級。昨年の世界選手権の2~3位の3選手もいる。最後に手が上がるのは、だれか。

 72kg級と68kg級を行ったり来たりしていたトスンは、さほど目立った選手ではなかったが、2023年欧州選手権72kg級2位を経て、同年の世界選手権で優勝。前年世界2位の石井亜海をテクニカルスペリオリティで破って波に乗った。この優勝が自信となったのか、今年2月の欧州選手権と6月のUWWランキング大会で連続優勝と好調。

 同国の76kg級に2022年世界チャンピオンのヤセミン・アダーがいて、競い合えるのも強みだ。

▲昨年、初めて世界を制したブセ・トスン(トルコ)。今年の欧州選手権も制して好調

グランドスラム(主要5大会制覇)を目指す尾﨑野乃香とアミート・エロル

 エロルと尾﨑は、68kg級での国際大会の経験が少ないので、未知数の部分が多い。尾﨑は今年4月のアジア選手権で、世界選手権2位のデルゲルマン・エンフサイハン(モンゴル)にテクニカルスペリオリティで勝っている。エロルは国内予選で世界5位のエンマ・ブルンティルに2連勝し、パンアメリカン予選も勝ち抜いての代表権獲得。

 ともに、この階級でも世界トップレベルにいるのは間違いないが、欧州の選手との試合がどうか。やってみなければ分からないのが現状だ。エロルは2022年世界選手権72kg級の2回戦でトスンと闘い、フォール勝ちしている。一方、シニア68kg級での初の大会となった今年4月のパンアメリカン予選では、ブラジルの選手に開始30秒、四つ組みからのそり投げを受けて4点を先制されている。つけいる隙はあるはずだ。

 2人に共通するのが、オリンピックで勝てば須﨑優衣に続く「世界のグランドスラム」(4世代の世界チャンピオン+オリンピック優勝)を達成すること(関連記事)。お互いにノーシードなので、闘うとしたら、どのラウンドになるか分からないが、意地と意地がぶつかりあう闘いとなることは必至だ。

 エロルが優勝すれば、「20歳7ヶ月」での優勝となり、2016年リオデジャネイロ大会でカイル・スナイダー(男子フリースタイル97kg級)が記録した「20歳9ヶ月」の米国最年少のオリンピック・チャンピオンを更新する。

▲米国レスリング界の記録を塗り替え続けるアミート・エロル。パリで尾﨑野乃香と世界のグランドスラムをかけて激突するか

 世界2位のエンフサイハン(前述)、同3位のクンバ・ラロック(フランス)イリナ・リンガシ(モルドバ)、2021年世界選手権優勝のメーリム・ジュマナザロワ(キルギス)も、優勝候補の一角を占めるだろう。ラロックは2021年U23世界選手権で優勝しており、女子レスリング発祥国フランスの意地をかけて挑んでくるはず。リンガシも2021年に20歳で65kg級世界チャンピオンとなり、昨年もU23世界選手権65kg級を制している。

実力未知数のパク・ソルグム(北朝鮮)

 だが、よりマークするとしたら、アジア予選を勝ち抜いたパク・ソルグム(北朝鮮)であり、世界最終予選を勝ち抜いたキャリアのあるゾウ・フェン(中国=周鳳)だ。

 パク・ソルグムは予選の初戦でニシャ・ダヒヤ(インド)に不覚を喫しながら、ノルディック方式に助けられ、2021年世界チャンピオンのジュマナザロワ(キルギス=前述)とアジア大会優勝のゾウ・フェン(中国=前述)を破っての代表権獲得。

 昨年のアジア大会・女子で北朝鮮の旋風が吹き荒れたのは記憶に新しく、62kg級に出場した尾﨑もムン・ヒョンギョンに敗れた。パク・ソルグムはアジア予選以外の情報が全くないだけに、試合展開が読みづらい。2005年11月2日生まれの18歳。若いゆえに、ここ数ヶ月で大きく成長している可能性もある。

▲アジア予選で、オリンピック3大会連続出場を目指したゾウ・フェン(赤、中国=周鳳)を破った18歳のパク・ソルグム(北朝鮮)。パリで台風の目となることは必至だ=UWWサイトより

 ゾウ・フェン(中国=前述)はパク・ソルグムに敗れてアジア予選を勝ち抜けなかったが、世界予選をしっかり勝って3度目のオリンピック出場。今年1月の「ザグレブ・オープン」(クロアチア)では世界チャンピオンのトスン(前述)にテクニカルスペリオリティ勝ちしての優勝。あなどれない存在となる。

 アジア予選でパク・ソルグム(前述)を破ったニシャ・ダヒヤ(インド=前述)は、くじ運に恵まれての世界予選通過の面もあるが、躍進しているインドの選手として注意が必要。

 2021年東京オリンピックの決勝で敗れたブレッシング・オボルデュデュ(ナイジェリア)は、アフリカ女子初のオリンピック・チャンピオンを目指す。ただ、2021年からの世界選手権は8位、15位、13位で、ピークは過ぎているか。


尾﨑野乃香とエントリー選手の対戦成績

Enkhsaikhan, Delgermann(モンゴル)
2024年 アジア選手権 VSU、1:27=10-0 Enkhsaikhan, Delgermann

米国レスリングの歴史を塗り替えたアミート・エロルの記録

・2022年世界選手権72kg級を「18歳9ヶ月」で制覇=男女を通じた米国の最年少世界チャンピオン(従来は2014年に男子フリースタイル97kg級を制したカイル・スナイダーの「19歳9ヶ月」)=米国協会調べ、以下同じ
・10代で2度のシニア世界チャンピオン=男女を通じて米国初
・2022年にU20・U23・シニアの世界選手権制覇=男女を通じて米国初
・2023年も3世代の世界選手権を制し、2年連続で同一年の世界3代タイトル獲得=男女を通じて米国初
・10代にして4世代の世界選手権制覇=男女を通じて米国初
 (2021年カデット・ジュニア/2022年シニア・U23)
・4世代で8度の世界一=男女を通じて米国初
 (2021年カデット・ジュニア/2022年ジュニア・シニア・U23/2023年U20・シニア・U23)
(注)「カデット」「ジュニア」は、2022年から「U17」「U20」に変更されています

※国際大会の成績は40勝1敗(2019年世界カデット選手権準決勝で中井ほのかに1-3で黒星)
※最も僅差だった試合は、2022年世界選手権での古市雅子戦で3-2
※最もポイントを取られたのが、今年2月のパンアメリカン大会予選のタミレス・マルチンズ(ブラジル)戦。4点を先制された(最後は10-4の勝利)。

《アミート・エロルの国際大会40勝1敗》

 【2024年パリ・オリンピック・パンアメリカン予選】=優勝(9選手出場)
準決勝 ○[10-4]Martins Machado, Thamires(ブラジル) ※決勝は実施せず
2回戦 ○[VSU、3:52=12-1]Sterling Martinez, Brenda Elizabeth(キューバ)
1回戦  BYE

 【2023年U23世界選手権(72 kg級)】=優勝(14選手出場)
決 勝 ○[VSU、0:21=10-0]Jyoti Berwal(インド)
準決勝 ○[5-0]Wiktoria Choluj(ポーランド)
2回戦 ○[フォール、0:18=4-0]Viktoryia Radzkova(AIN)
1回戦 ○[フォール、0:18=4-0]Zaineb Sghaier(チュニジア)

 【2023年シニア世界選手権(72 kg級)】=優勝(18選手出場)
決 勝 ○[8-2]Davaanasan Ankh Amar(モンゴル)
準決勝 ○[VSU、5:24=12-2]Kendra Dacher(フランス)
3回戦 ○[6-0]森川美和(日本)
2回戦 ○[7-0]Nesrin Bas(トルコ)
1回戦  BYE

 【2023年U20世界選手権(72 kg級)】=優勝(18選手出場)
決 勝 ○[VSU、1:46=11-0]Bukrenaz Sert(トルコ)
準決勝 ○[VSU、4:30=10-0]藤倉優花(日本)
2回戦 ○[フォール、1:40=5-0]Patrycja Cuber(ポーランド)
1回戦 ○[VSU、0:18=10-0]Tastanbek Shamshiyabanu(カザフスタン)

 【2023年パンアメリカン選手権(72kg級)】=優勝(5選手出場)
リーグ戦5回戦  BYE 
リーグ戦4回戦 ○[VSU、1:31=10-0] Diaz Martinez, Isidora Romina Manuela(チリ) 
リーグ戦3回戦 ○[VSU、2:26=10-0]Mosquera Parra, Luisa Fernanda(コロンビア)
リーグ戦2回戦 ○[VSU、2:19=10-0]Charamba Santos Hora, Meiriele(ブラジル)
リーグ戦1回戦 ○[フォール、1:49=6-0] Mulkay, Katie Nichole(カナダ)

 【2022年ワールドカップ(団体戦=72kg級)】
予選1回戦 ○[5-0]Qiandegenchagan(中国)

 【2022年U23世界選手権(72 kg級)】=優勝(11選手出場)
決 勝 ○[VSU、4:12=11-0]Wiktoria Chołuj(ポーランド)
準決勝 ○[フォール、0:34=4-0]Larisa Nițu(ルーマニア)
1回戦 ○[フォール、5:30=13-2]Kendra Dacher(フランス)

 【2022年シニア世界選手権(72 kg級)】=優勝(15選手出場)
決 勝 ○[VSU、1:12=10-0]Zhamila Bakbergenova(カザフスタン)
準決勝 ○[3-2]古市雅子(日本)
2回戦 ○[フォール、0:39=4-0]Buse Tosun(トルコ)
1回戦 ○[VSU、1:45=10-0]Anastasiya Alpyeyeva(ウクライナ)

 【2022年U20世界選手権(72 kg級)】=優勝(12選手出場)
決 勝 ○[VSU、2:07=10-0]Anastassiya Panassovich(カザフスタン)
準決勝 ○[VSU、2:22=12-1]Reetika Reetika(インド)
2回戦 ○[VSU、1:45=10-0]Zsofia Virag(ハンガリー)
1回戦 ○[フォール、1:34=9-0]Zaineb Sghaier(チュニジア)

 【2021年ジュニア(現U20)世界選手権(68 kg級)】=優勝(8選手出場)
決 勝 ○[VSU、1:50=10-0]Elizaveta Petliakova(ロシア)
準決勝 ○[VSU、1:24=11-0]Molnar Zsuzsanna(スロバキア)
1回戦 ○[VSU、2:11=10-0]Arju Arju(インド)

 【2021年カデット(現U17)世界選手権(69 kg級)】=優勝(14選手出場)
決 勝 ○[フォール、1:55=10-0]Yevhenii Siedykh(ウクライナ)
準決勝 ○[フォール、0:54=12-0]Viktoryia Radzkova(ベラルーシ)
2回戦 ○[VSU、0:50=10-0]Barbara Sere(ルーマニア)
1回戦  BYE

 【2019年カデット(現U17)世界選手権(69kg級)】=3位(18選手出場)
3決戦 ○[VSU、1:43=10-0]Sghaier, Zaineb(チュニジア)
準決勝 ●[1-3]中井ほのか(日本)
3回戦 ○[VSU、1:31=10-0]Ujfalvi, Lili(ハンガリー)
2回戦 ○[VSU、2:00=12-0]Pok, Karolina(ウクライナ)
1回戦  BYE

 【2018年U15パンアメリカン選手権(66kg級)】.=優勝(2選手出場)
決 勝 ○[ ? ]Ortega Munoz, Jezabel(メキシコ)

 

 

 

2024年パリ・オリンピック/男子グレコローマン60kg級展望(8月5・6日実施)

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【日本代表】
文田健一郎(ミキハウス)

《略歴》
《JWFデータベース》

《UWWデータベース》
《国際大会成績》
2023年世界王者 エントリー選手

2年連続世界王者シャルシェンベコフ(キルギス)へ挑む文田健一郎(ミキハウス)

 文田健一郎(ミキハウス)が2021年東京オリンピック銀メダルの雪辱を目指す。リベンジすべき相手(ルイス・オルタ・サンチェス=キューバ)は階級を上げた。代わって、昨年の世界選手権決勝で、6-11で敗れたジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)へのリベンジに挑む。

 2022年にも世界一に輝いているシャルシェンベコフは、この階級の第一人者と言える存在。2022年7月の「ピトラシンスキ国際大会」(ポーランド)の決勝を負傷棄権したあと(相手は文田健一郎)、2度の世界選手権を含めて国際大会で10大会連続優勝を継続中。

▲米国メディアが「レスリング界のマイク・タイソン(歴代最強とも言われるヘビー級ボクサー)」と称したジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)。キルギスの全競技を通じた初のオリンピック王者を目指す

 今年4月のアジア選手権(キルギス)でも、全日本王者の稲葉海人(滋賀県スポーツ協会)を含めた全4試合を無失点のテクニカルスペリオリティ(VSU)で圧勝。本番前の最後の実戦として参加した6月の「ピトラシンスキ国際大会」(ポーランド)は、さほどハイレベルの大会ではなかったが、3試合をVSUで勝ち抜いた。

 2年連続の世界王者は男子で4人いるが(非オリンピック階級1選手を含む)、白星街道でオリンピックを迎える選手はシャルシェンベコフだけ。全競技を通じてキルギス初のオリンピック王者への準備は万全。

コロナ前の強さを取り戻しているか、リ・セウン(北朝鮮)

 文田が2022年世界選手権で敗れたエドモンド・ナザリアン(ブルガリア)は負傷で今春のオリンピック予選に出場できず、出場枠を取れなかった。文田にはリベンジすべき相手が、もう一人いる。2019年アジア選手権(中国)で敗れたリ・セウン(北朝鮮)

 北朝鮮の方針で2021年東京オリンピックには参加せず、国際オリンピック委員会(IOC)の処分で国際舞台から離れた同国は、昨年のアジア大会で復帰。リ・セウンは鈴木絢大(レスター)に敗れたあと、世界3位のアイドス・スルタンガリ(カザフスタン)を破って銅メダル獲得。今年4月のアジア予選を勝ち抜いた。国際舞台に復帰して試合勘が戻っていれば、優勝候補の一角と考えられる。

▲文田健一郎に土をつけたことがあるリ・セウン。北朝鮮レスリングのパワーを見せつけるか=UWWサイトより

アゼルバイジャン、トルコ、イランも要注意

 逆に、文田へのリベンジを目指してくる選手も多い。その中の一番手と考えられるのは、2022年世界選手権3位決定戦で文田に敗れたムラド・マンマドフ(アゼルバイジャン)。昨年の世界選手権は63kg級で2位となり、今年の欧州選手権も同級で優勝。60kg級欧州王者のニハド・ママドリとの激しい国内予選を勝ち抜いての出場権獲得だ。60kg級の選手ながら63kg級でも世界2位になった実力者の存在は要注意。

 昨年の世界選手権63kg級3位のエネス・バサール(トルコ)は、2023年の「ドイツ・グランプリ」(63kg級での試合)で文田が勝っているものの、5-5のスコアだったことを考えれば強敵の一人と考えられよう。元々67kg級の選手で欧州3位の実績がある。階級ダウンを乗り越えて実力を発揮してくるか。

 文田が2回戦で対戦することが予想される第5シードのメフディ・ネヤド(イラン)は、2018年U23世界選手権(ポーランド)で文田が7-0で勝っている相手。だが勝負の世界、6年前の成績が当てはまるものではない。昨年の世界選手権では、準決勝でシャルシェンベコフに3-4の惜敗。実力は世界トップ級だ。

 2021年世界王者のビクトル・シオバヌ(モルドバ)は、コンスタントに国際大会で上位を獲得しており、2023・24年の欧州選手権を連覇するなど実力は十分。文田は2019・23年世界選手権を含めて2戦2勝だが、シードの関係で、今大会で文田が闘うとしたら決勝での試合となる。

 シオバヌに限らないが、第2・3シードのいるブロックを勝ち上がった選手は、文田とシャルシェンベコフという昨年の1・2位選手が準決勝で大激闘を展開し、心身とも消耗した勝者と決勝を闘える利がある。シャルシェンベコフ同様、シオバヌも全競技を通じてモルドバ初のオリンピック王者となる期待をエネルギーにして栄冠を勝ち取るか。

▲モルドバ・スポーツ界の悲願をかけてパリのマットに立つ2年連続欧州王者のビクトル・シオバヌ(モルドバ)


文田健一郎とエントリー選手の対戦成績

Sharshenbekov, Zholaman(キルギス)
2023年 世界選手権 6-11 Sharshenbekov, Zholaman
2023年 ピトラシンスキ国際大会 不戦勝=負傷 Sharshenbekov, Zholaman
2020年 アジア選手権 4ー0 Sharshenbekov, Zholaman
Ri, Se-Ung(北朝鮮)
2019年 アジア選手権 3-5 Ri, Se-Ung
Mammadov, Murad(アゼルバイジャン)
2022年 世界選手権 5-1 Mammadov, Murad
2018年 U23世界選手権 フォール、4:36=10-1 Mammadov, Murad
2016年 ゴールデンGP決勝大会 7-4 Mammadov, Murad
Basar, Enes(トルコ)
2023年 ドイツGP(63kg級) 5-5 Basar, Enes
Ciobanu, Victor(モルドバ)
2023年 世界選手権 3-1 Ciobanu, Victor
2019年 世界選手権 12-5 Ciobanu, Victor
Cao, Liguo(中国)
2023年 世界選手権 3-1 Cao, Liguo
Mohsen Nejad, Mehdi Seifollah(イラン)
2018年 U23世界選手権 7-0 Mohsen Nejad, Mehdi Seifollah
Bakhramov, Islomjon(ウズベキスタン)
2020年 アジア選手権 VSU、3:23=9-0 Bakhramov, Islomjon
Fergat, Abdelkarim(アルジェリア)
2021年 東京オリンピック VSU、2:58=8-0 Fergat, Abdelkarim

4階級で優勝、国別対抗得点はインドに5点差で2位…U15アジア選手権・第2日(女子)

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 2024年U15アジア選手権は7月16日にタイ・シラチャで開幕。17日に女子が行われ、39kg級の古市せら(千葉・野田クラブ)、46kg級の荒川笑舞(北海道・帯広北高)、50kg級の寳嶋栞那(神奈川・NEXUS YOKOSUKA)、54kg級の小川璃苑(岐阜・中京高)の4選手が優勝した。小川は昨年に続いての優勝。

 他に、「銀4・銅2」を取って全選手がメダルを手にした。国別対抗得点はインドに5点及ばない210点で2位。昨年、インドから奪還した王座を守れなかった。インドは、優勝は日本と同じ4階級だったが「銀5・銅1」を取った。

 ただ、日本とインドの直接対戦は日本が6勝4敗(ノルディック方式によって2度闘った選手が1人)と勝ち越した。

 各選手の成績は下記の通り。(写真はチーム提供)

▲4階級を制覇し、国別対抗得点2位の日本女子チーム

▲2位のトロフィーを受け取った坂本涼子監督(兵庫・芦屋学園高教)


女子

 【33kg級】佐藤莉桜(神奈川・東海ジュニア)   2位=5選手出場《トーナメント表》
リーグ5回戦 ○[VSU、1:07=10-0]Arailym UBAIDULLA(カザフスタン)
リーグ4回戦 ○[VSU、3:29=11-0]Solikha NURMATOVA(ウズベキスタン)
リーグ3回戦 ○[VSU、1:53=10-0]Arai MAMYRKHAN(モンゴル)
リーグ2回戦  BYE
リーグ1回戦 ●[0-2]Rohini Khanu DEVBA(インド)

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 【36kg級】杉林羅夢(兵庫・芦屋学園中)   3位=7選手出場《トーナメント表》
3位決定戦 ○[VSU、2:28=13-2]Asema ASANGARYEVA(キルギス)
準 決 勝 ●[1-1]Vinakshi FNU(インド)
予選リーグ3回戦 ○[VSU、0:45=10-0]Purevdulam BOLDBAATAR(モンゴル)
予選リーグ2回戦 ○[6-3]Asema ASANGARYEVA(キルギス)
予選リーグ1回戦 ○[フォール、0:38=10-0]Sasiphon THONGSAI(タイ)

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 【39kg級】古市せら(千葉・野田クラブ)   優勝=7選手出場《トーナメント表》
決   勝 ○[フォール、0:39=2-0]Kasturi S. KADAM(インド)
準 決 勝 ○[VSU、1:16=10-0]Rayan ZHAMSAPKYZY(カザフスタン)
予選リーグ3回戦 ○[フォール、0:56=10-0]Yi Tong LIN(台湾)
予選リーグ2回戦  BYE
予選リーグ1回戦 ○[VSU、0:40=10-0]Kamila ABATBAYEVA(ウズベキスタン)

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 【42kg級】佐々木未桜(神奈川・NEXUS YOKOSUKA)   2位=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[負傷棄権、0:52=0-0]Asel TOKTOSUN KYZY(キルギス)
準決勝 ○[4-1]Megha MEGHA(インド)
1回戦 ○[VSU、2:00=10-0]Karina DYACHENKO(カザフスタン)

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 【46kg級】荒川笑舞(北海道・帯広北高)   優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[7-0]Rutuja S. GURAV(インド)
準決勝 ○[5-2]Aidemi ASANGAZIEVA(キルギス)
1回戦 ○[VSU、1:29=10-0]Mukhlisa JOBBOROVA(ウズベキスタン)

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 【50kg級】寳嶋栞那(神奈川・NEXUS YOKOSUKA)   優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[フォール、3:02=8-0]Kanishka FNU(インド)
準決勝 ○[VSU、10-0]Namuun OKTYABRI(モンゴル)
1回戦 ○[VSU、10-0]Nazerke URAZBEKOVA(カザフスタン)

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 【54kg級】小川璃苑(岐阜・中京高)   優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[VSU、2:38=10-0] MONI(インド)
準決勝 ○[フォール、0:35=10-0]I J. ANG(台湾)
1回戦 ○[フォール、0:35=2-0]Adinai BAIZKULOVA(キルギス)

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 【58kg級】粟野和夏(千葉・市川コシティ)   3位=7選手出場《トーナメント表》
3位決定戦 ○[フォール、2:08=12-0]Ariunzul OLDBAATAR(モンゴル)
準 決 勝 ●[1-3]Arina KUANYSHOVA(カザフスタン)
予選リーグ3回戦 ○[VSU、1:37=10-0]Yu Ting LIU(台湾)
予選リーグ2回戦 ○[10-2]Dilnura AVEZOVA(ウズベキスタン)
予選リーグ1回戦 ○[7-2]Ayushka Pandurang GADEKAR(インド)

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 【62kg級】飯田響(埼玉・埼玉栄高)   2位=7選手出場《トーナメント表》
決   勝 ●[1-2]Ruveen RUVEEN(インド)
準 決 勝 ○[VSU、1:39=11-0]Miya MIKAILOVA(カザフスタン)
予選リーグ3回戦 ○[VSU、3:25=18-8]Ziyoda SHOMURODOVA U(ウズベキスタン)
予選リーグ2回戦  BYE
予選リーグ1回戦 ○[1-0]Ruveen RUVEEN(インド)

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 【66kg級】石井優奈(三重・白山ガールズ)   2位=7選手出場《トーナメント表》
決   勝 ●[VSU、2:50=0-11]Garima GARIMA(インド)
準 決 勝 〇[3-0]Namuundulam BATPUREV(モンゴル)
予選リーグ3回戦  BYE
予選リーグ2回戦 ○[6-2]Sidra JAXYBAY(カザフスタン)
予選リーグ1回戦 ○[8-6]Milana ULANOVA(キルギス)

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 《国別対抗得点》
[1]インド 215点、[2]日本 210点、[3]カザフスタン 121点、[4]キルギス 119点、[5]ウズベキスタン 112点、[6]モンゴル 104点、[7]台湾 90点、[8]タイ 28点

《組み合わせ・大会サイト》2024年U15アジア選手権・最終日(男子フリースタイル)

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(2024年7月18日、タイ・シラチャ)

《大会サイト》 《ネット中継》=有料


男子フリースタイル(試合開始=日本時間正午・午後6時30分)

 【38kg級】古澤陸(大阪・大体大浪商中)   9選手出場《トーナメント表》
2回戦 Sahil SAHIL(インド)
1回戦 BYE

 【41kg級】江間大登(東京・ロータス世田谷)   8選手出場《トーナメント表》
1回戦  Mohammadtaha J. AKBARZADH(イラン)

 【44kg級】森藤平蔵(神奈川・KURIMORI FILM)   11選手出場《トーナメント表》
2回戦 Omar Ishaq Yacoub MUSLEH(ヨルダン)
1回戦 BYE

 【48kg級】神河勇吹(千葉・パラエストラ)   9選手出場《トーナメント表》
2回戦 Thiraphat CHAICHAROEN(タイ)
1回戦 BYE

 【52kg級】薬野柑太(東京・ロータス世田谷)   9選手出場《トーナメント表》
2回戦 Umar RAKHIMOV(タジキスタン)
1回戦 BYE

 【57kg級】鸙野大河(京都・京都八幡高)   10選手出場《トーナメント表》
2回戦 Kuanysh ZHAKSYLYK(カザフスタン)
1回戦 BYE

 【62kg級】齊藤巧将(東京・日大ジュニア)   9選手出場《トーナメント表》
1回戦 Elbegsaikhan GANBOLD(モンゴル)

 【68kg級】永井琥一朗(東京・MTX ACADEMY)   9選手出場《トーナメント表》
2回戦 Wei H. LEE(台湾)
1回戦 BYE

 【75kg級】永田裕生(東京・MTX ACADEMY)   9選手出場《トーナメント表》
2回戦 Adilbek YERBOLATOV(カザフスタン)
1回戦 BYE

 【85kg級】金澤永和(千葉・柏クラブ)   9選手出場《トーナメント表》
2回戦 Nurislam AITUGAN(カザフスタン)とIslam KYLYCHBEKOV(キルギス)の勝者
1回戦 BYE

 

日本協会公認審判員/令和6年度第2回A級昇級試験実施要項

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《pdfファイル》

公益財団法人日本レスリング協会公認審判員
令和6年度第2回A級昇級試験実施要項

審判委員会

 令和6年度の第2回A級昇級試験を次のとおり実施致しますので、受験希望者は所定の日時を厳守の上、ご参集ください。
 令和6年8月2日(金)までに受験申請書をメールにて申込みください。
 送り先 motodahara123@yahoo.co.jp

1 大会名  令和6年度全日本学生レスリング選手権大会
 
2 期 間  令和6年8月24日(土)

3 日 程 8月24日(土)
        [受 付] 07:45~08:00(多目的室)1階役員入口から入場
        [試 験] 08:00~08:45(多目的室)
        [講 義] 09:00~09:45(多目的室)
        [実 技] 10:00~試合終了まで(指定されたマット)
4 会 場  駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
        [所在地] 〒154-0013 世田谷区駒沢公園1-1

5 資 格  公認審判員B級取得者 
       令和6年度公認審判員eラーニングクリニック受講済みの者

6 受験料  1,500円
(認定料4,000円、登録料3,000円は合格後支払い)

7 持参品  (1)筆記用具
       (2)審判用具一式(審判着、リストバンド、ホイッスル、黒靴等)
       (3)B級公認審判手帳(必ずご持参ください)
       (4)証明写真2枚(縦4cm・横3cm)
       (5)印鑑(シャチハタ可)
       (6)申請書は申込時にExcelデータで添付してください。

8 備 考  (1)受験に伴う交通費・宿泊費等は受験者の負担となります。
       (2)宿泊を伴う場合は宿舎の手配も各自でお願い致します。
       (3)合格後5段申請手続きがあります。

9 問合せ  審判委員会 本田原 明(motodahara123@yahoo.co.jp
  【A級試験に関して、日本レスリング協会及び駒沢体育館への問合せはしないようお願い致します。】

 

2024年パリ・オリンピック/女子50kg級展望(8月6・7日実施)

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【日本代表】
須﨑 優衣(キッツ)

《略歴》 
《JWFデータベース》

《UWWデータベース》
《国際大会成績》
2023年世界女王 エントリー選手

須﨑優衣(キッツ)の白星街道が続くか

 無敵の白星街道を突き進む須﨑優衣(キッツ)を阻止する選手が出てくるか。今年4月のアジア選手権を終えた段階で、国際大会で24大会連続優勝、外国選手との対戦成績は94戦無敗。

 だが、勝負の世界に「絶対に勝てる」はない。アジア選手権では、1回戦でフアン・ヨンオク(北朝鮮=オリンピックは別の選手が出場とフルタイム闘っての勝利(4-1)。フォール勝ちかテクニカルスペリオリティ勝ちが“定番”となっている須﨑が6分間闘ったのは、2019年11月のワールドカップ以来で、30試合ぶりのこと。

 決勝でも、フェン・ジキ(馮紫琪=中国)にいずれもカウンター技ながら2点を2度取られた。一時は2-4とリードされて、やはり6分間闘っている(最後は8-4の勝利)。オリンピックに出る選手ともなれば、だれが相手でも勝つために研究し、必死に食らいついてくる。

▲カウンターで須﨑優衣から2点を先制したフェン・ジキ(青=中国)。パリでの闘うとしたら、どんな展開となるか=2024年アジア選手権(撮影・保高幸子)

 第2シードのオトゴンジャルガル・ドルゴルジャフ(モンゴル)は、2年連続で世界選手権の決勝を須﨑と争った選手。その試合内容からすると、決勝に上がってくる選手は第3シードのフェン・ジキ(馮紫琪=中国、前述)の可能性の方が高いのではないか。2023年から今年の6月までに9度の国際大会を経験。中国内でも層の厚い階級で、熾烈な闘いを経験して培った実力で須﨑に挑む。

5個目のオリンピック・メダルを目指すマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)

 昨年のアジア大会で旋風を巻き起こした北朝鮮は、これまで、初顔が信じられない強さを発揮したことが何度もある。だが、今回エントリーしたキム・ソンヒャンは、2013年から国際舞台に出ていた選手。須﨑は2017年のアジア選手権と世界選手権で対戦し、ともに勝っている相手。7年のうちに闘い方が変わっている可能性もあるが、対戦経験があるのは強みだ。ただ、ブランク明けにもかかわらず昨年のアジア大会で2位に入った実力はあなどれまい。

▲2017年世界選手権でキム・スンヒャ(北朝鮮)と闘った須﨑。7年の時を経て、大きく変わっているか=撮影・保高幸子

 女子初のオリンピック5度出場を果たし、5個目のメダル獲得を目指すマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)は、オリンピックの出場権は世界最終予選の最後の闘いに勝ってやっと取った薄氷を踏む思いでの出場だったが、欧州選手権を2年連続で制する実力はあなどれまい。ベテランの巧みさで優勝戦線へ加わる可能性は十分(関連記事)。

 2021年東京オリンピック銅メダルのサラ・ヒルデブラント(米国)は、2021年以降の世界選手権で2位、3位、3位とコンスタントに上位を獲得している。53kg級時代にも世界選手権のメダルを手にしていた。50kg級に落としたのが2020年。須﨑と対戦はない。どんな戦法で挑むか。

 53kg級で東京オリンピックに出場し、アジア選手権優勝の経験もあるビネシュ・フォガト(インド)が、インド女子初の優勝となった2018年アジア大会以来の50kg級に落としてきた。アジア予選は勝ち抜いたものの、6月の「イムレ・ポリヤク&ヤノス・バルガ国際大会」(ハンガリー)では中国の2番手選手に敗れるなど、往年の実力は影をひそめているか。

▲2021年東京オリンピックでは須﨑に完敗だったマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)。5度目のオリンピックで悲願を達成するか


須﨑優衣とエントリー選手の対戦成績

Feng, Ziqi(馮紫琪=中国)
2024年 アジア選手権 8-4 Feng, Ziqi
2024年 ザグレブ・オープン VSU、3:38=10-0 Feng, Ziqi
2023年 世界選手権 8-2 Feng, Ziqi
Stadnik, Mariya(アゼルバイジャン)
2023年 ザグレブ・オープン 不戦勝=負傷 Stadnik, Mariya
2021年 東京オリンピック VSU、3:47=11-0 Stadnik, Mariya
2018年 世界選手権 VSU、4:50=10-0 Stadnik, Mariya
2018年 クリッパン女子国際大会 2L-2 Stadnik, Mariya
Kim, Son-Hyang(北朝鮮)
2017年 世界選手権 5-2 Kim, Son-Hyang
2017年 アジア選手権 VSU、5:32=10-0 Kim, Son-Hyang
Dolgorjav, Otgonjargal(モンゴル)
2023年 世界選手権 VSU、1:29=10-0 Dolgorjav, Otgonjargal
2022年 世界選手権 フォール、1:23=4-0 Dolgorjav, Otgonjargal
Cardozo Rey, Alisson Camila(コロンビア)
2023年 世界選手権 VSU、1:36=12-1 Cardozo Rey, Alisson Camila

2024年パリ・オリンピック/男子グレコローマン77kg級展望(8月6・7日実施)

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【日本代表】
日下 尚(三恵海運)

《略歴》 
《JWFデータベース》

《UWWデータベース》
《国際大会成績》
2023年世界王者 エントリー選手

今年に入って世界一経験者3人を破った日下尚(三恵海運)

 昨年の世界選手権銅メダルの日下尚(三恵海運)が、今年に入ってアジア選手権を制し、2度のランキング大会で好成績を残して第1シードへ浮上した。この間、世界王者のアクジョル・マフムドフ(キルギス)、72kg級世界王者のマフモウド・ガネム(フランス=今大会には出場せず)、2022年82kg級世界王者のブルハン・アクブダク(トルコ)の世界一経験者3人のほか、世界2位のサナン・スレイマノフ(アゼルバイジャン)も破っており、勢いは十分。

 だが、まだ“つぶしていない”選手もいる。負けた選手はリベンジに炎を燃やすはず。先頭グループの実力差は紙一重で、組み合わせやコンディションによって順位が変わる状況と言える。

▲パリでも激闘を展開するか、日下尚(青=三恵海運)とアクジョル・マフムドフ(キルギス)=2024年アジア選手権(撮影・保高幸子)

 2年連続世界王者のアクジョル・マフムドフ(キルギス)は、2021年東京オリンピック2位の返上と、キルギスの全競技の中で初のオリンピック優勝の期待を背負っての闘い。4月の地元でのアジア選手権で日下に敗れる屈辱を味わったが、6月の「ピトラシンスキ国際大会」(ポーランド)は圧勝続きで優勝。再起の道を歩んでいる。

 世界選手権2位のサナン・スレイマノフ(アゼルバイジャン)は、2019年にも世界選手権で2位になっているが、下位に低迷した大会もあって、成績的には波のある選手。いかに波に乗るかが鍵となる選手だ。

叔父の思いをパリへぶつけるマルハス・アモヤン(アルメニア)

 世界選手権3位のマルハス・アモヤン(アルメニア)は、2021年に72kg級で世界一になり、階級をアップして2022~24年に欧州選手権を3連覇している選手。2022年U23世界選手権では日下を破っており、対戦するとしたら自信をもって挑んでくるか。叔父のロマン・アモヤンは2008年北京オリンピック・男子グレコローマン55kg級銅メダリスト。叔父が達成できなかったオリンピック王者を目指す。

▲72kg級で世界一の経験があるマルハス・アモヤン(アルメニア)。3年連続欧州王者に輝き、パリでオリンピック王者を目指す=UWWサイトより

 日下への精神的優位を持っているとしたら、2022年世界選手権2位のゾルタン・レバイ(ハンガリー)も、そうだろう。今年1月の「ザグレブ・オープン」(クロアチア)で日下をテクニカルスペリオリティで下している。世界最終予選3位と、もたついての出場枠獲得だったが、2021年東京オリンピック優勝のタマス・ロエリンツ(ハンガリー)の築いた同国の栄光を引き継げるか。

 アジア予選を勝ち抜いたアミン・カビヤニネヤド(イラン)は、昨年のアジア大会決勝で世界王者のマフムドフ(前述)と1-1のスコアで惜敗する実力者。2021年に67kg級でモハマド・ガラエイが優勝し、復活したイラン・グレコローマンの強さを確固たるものとできるか。

 2022年世界選手権2位のブルハン・アクブダク(トルコ=前述)は、初めての77kg級での国際舞台。欧州予選はきっちり勝ち抜いたが、2度のランキング大会はメダルを逃している。体重調整が課題となるだろう。

▲東京オリンピックで復活したイラン・グレコローマンの伝統を引き継げるか、アミン・カビヤニネヤド=UWWサイトより

日下尚とエントリー選手の対戦成績

Makhmudov, Akzhol(キルギス)
2024年 アジア選手権 4-2 Makhmudov, Akzhol
2023年 世界選手権 5-7 Makhmudov, Akzhol
Suleymanov, Sanan(アゼルバイジャン)
2024年 I・ポリヤク&J・バルガ大会 2-1 Suleymanov, Sanan
2019年 U23世界選手権(72kg級) VSU、3:45=0-10 Suleymanov, Sanan
Amoyan, Malkhas(アルメニア)
2022年 U23世界選手権 5-9 Amoyan, Malkhas
Levai, Zoltan(ハンガリー)
2024年 ザグレブ・オープン VSU、1:52=1-9 Levai, Zoltan
Kaviyaninejad, Amin Yavar(イラン)
2018年 アジア・ジュニア選手権(72kg級) VSU、1:00=0-9 Kaviyaninejad, Amin Yavar
Zhadrayev, Demeu(カザフスタン)
2023年 ドイツGP 8-6 Zhadrayev, Demeu
Vardanyan, Aram(ウズベキスタン)
2023年 世界選手権 VSU、3:20=8-0 Vardanyan, Aram
Sarkkinen, Jonni Kunnari (フィンランド)
2024年 ザグレブ・オープン VSU、4:13=11-0 Sarkkinen, Jonni Kunnar
Akbudak, Burhan(トルコ)
2024年 ザグレブ・オープン 8-7 Akbudak, Burhan
Mnatsakanian, Aik(ブルガリア)
2024年 I・ポリヤク&J・バルガ大会 負傷棄権、0:25=0-0 Mnatsakanian, Aik
Ouakali, Abdelkrim(アルジェリア)
2024年 I・ポリヤク&J・バルガ大会 11-3 Ouakali, Abdelkrim

7.20~24U20アジア選手権(タイ)出場の男子グレコローマン・チームが出発

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 7月20日(土)~24日(水)にタイ・にタイ・シラチャで行われるU20アジア選手権に出場する男子グレコローマン・チームが7月18日、羽田空港から出発した。

 昨年は3選手が5位になったのが最高で、2014年大会(モンゴル)以来のメダルなしだった。今年は、昨年のU20世界選手権に出場した国体&大学王者の五味虹登(60kg級=育英大)らの布陣で昨年の成績の返上を目指す。

 大会スケジュールと日本選手団は下記の通り。女子は20日、男子フリースタイルは21日に出発する。

▲タイへ向けて出発した男子フリースタイル・チーム=チーム提供


大会スケジュール

7月20日(土)男子グレコローマン55・63・77・87・130 kg級(1回戦~決勝)
   21日(日)男子グレコローマン60・67・72・82・97 kg級(1回戦~決勝)
   22日(月)女子全階級(1回戦~決勝)
   23日(火)男子フリースタイル57・65・70・79・97 kg級(1回戦~決勝)
   24日(水)男子フリースタイル61・74・86・92・125 kg級(1回戦~決勝)


日本選手団・役員

【チームリーダー】豊田雅俊(警視庁)

【男子両スタイル監督】馬渕賢司(岐阜・恵峰学園職)

【女子監督/男子フリースタイル・コーチ】正田絢子(京都・丹後緑風高教)

【女子コーチ】工藤佳代子(自衛隊=U15アジア選手権から継続で参加)

【男子グレコローマン・コーチ】藤村義(自衛隊)

【ドクター】飯塚哲斎(茨城県立中央病院)、【トレーナー】森田大樹(あみ鍼灸整骨院)

【帯同審判】藪中(和歌山・新宮高教)、横山悠香(大阪・大阪キリスト教短大教)

※ドクター、トレーナー、帯同審判はU15アジア選手権から継続で参加


日本代表選手

 【男子グレコローマン】
▼55kg級 二宮健輝(日本文理大)
▼60kg級 五味虹登(育英大)
▼63kg級 屶網剣勝(拓 大)
▼67kg級 鈴木飛来(育英大)
▼72kg級 曽我部凜大郎(日体大)
▼77kg級 デンジャフィールド・ルーシアス・アポロ(神奈川大)
▼82kg級 矢作元貴(法 大)
▼87kg級 磯江大成(日体大)
▼97kg級 佐野龍虎(周南公立大)
▼130kg級 春風飛翼(周南公立大)

 【女子】
▼50kg級 小川凜佳(岐阜・中京高)
▼53kg級 本原理紗(千葉・日体大柏高)
▼55kg級 澤谷ゆな(育英大)
▼57kg級 太田早也香(東洋大)
▼59kg級 山下叶夢(東洋大)
▼62kg級 竹元紫凛(京都・丹後緑風高)
▼65kg級 北出桃子(至学館大)
▼68kg級 持永聖愛(南九州大)
▼72kg級 中村 旭(日体大)
▼76kg級 中野咲羅(鳥取・鳥取東高)

 【男子フリースタイル】
▼57kg級 勝目大翔(山梨学院大)
▼61kg級 西内悠人(日体大)
▼65kg級 松原拓郎(佐賀・鳥栖工高)
▼70kg級 荻野大河(山梨学院大)
▼74kg級 飯塚康太(神奈川大)
▼79kg級 水崎竣介(京都・丹後緑風高)
▼86kg級 岡澤ナツラ(神奈川・慶應義塾高)
▼92kg級 植木優斗(東洋大)
▼97kg級 丸山政陽(日体大)
▼125kg級  織山昭成(中 大)

6階級で優勝、国別対抗得点で初優勝…2024年U15アジア選手権・最終日(男子フリースタイル)

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 2024年U15アジア選手権最終日は7月18日、タイ・シラチャで男子フリースタイルが行われ、38kg級・古澤陸(大阪・大体大浪商中)、41kg級・江間大登(東京・ロータス世田谷)、44kg級・森藤平蔵(神奈川・KURIMORI FILM)、52kg級・薬野柑太(東京・ロータス世田谷)、57kg級・鸙野大河(京都・京都八幡高)永井琥一朗(東京・MTX ACADEMY)の6選手が優勝した。江間は昨年の38kg級に続く優勝。鸙野は昨年の52kg級2位だった雪辱を果たした。

 6階級制覇は、2018年大会(第1回)の4階級を上回って初。あらゆる世代の世界選手権とアジア選手権を通じ、男子で国別対抗得点の優勝を飾ったのは、2008年のシニア・アジア選手権・男子フリースタイル以来、16年ぶり。

 他に、48kg級の神河勇吹(千葉・パラエストラ)が銀メダル、75kg級の永田裕生(東京・MTX ACADEMY)が銅メダルを取り、国別対抗得点は197点をマーク。インドの163点に34点の大差をつけて初優勝を飾った。3位はイラン。

 各選手の成績は下記の通り。(写真は、いずれもチーム提供)

▲6階級を制して国別対抗得点優勝の男子フリースタイル・チーム

▲男子チームの監督として16年ぶりに表彰台の一番高い場所へ立った伊東克佳監督


男子フリースタイル

 【38kg級】古澤陸(大阪・大体大浪商中)   優勝=9選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[5-3]Bakdaulet AGABEK(カザフスタン)
準決勝 ○[VSU、0:29=10-0]Phakkaphon PHONGCHUE(タイ)
2回戦 ○[12-10]Sahil SAHIL(インド)
1回戦  BYE

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 【41kg級】江間大登(東京・ロータス世田谷)   優勝=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[8-2]Tamerlan ASHENOV(カザフスタン)
準決勝 ○[4-2]Jakhongir TULKUNOV(ウズベキスタン)
1回戦 ○[VSU、3:16=12-0]Mohammadtaha J. AKBARZADH(イラン)

----------------------------------

 【44kg級】森藤平蔵(神奈川・KURIMORI FILM)   優勝=11選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[7-3]Prathmesh S. PATIL(インド)
準決勝 ○[10-3]Komronbek NURULLAEV(ウズベキスタン)
2回戦 ○[VSU、3:29=11-0]Omar Ishaq Yacoub MUSLEH(ヨルダン)
1回戦  BYE

----------------------------------

 【48kg級】神河勇吹(千葉・パラエストラ)   2位=9選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[3-6]Arman E. ELAHICHORAN(イラン)
準決勝 ○[VSU、1:54=11-0]Munkhtuvshin BOLOR ERDENE(モンゴル)
2回戦 ○[VSU、1:20=10-0]Thiraphat CHAICHAROEN(タイ)
1回戦 BYE

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 【52kg級】薬野柑太(東京・ロータス世田谷)   優勝=9選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[5-3]Sahil SAHIL(インド)
準決勝 ○[フォール、2:00=12-0]Abdullokh ALIJONOV(ウズベキスタン)
2回戦 ○[VSU、4:00=13-2]Umar RAKHIMOV(タジキスタン)
1回戦  BYE

----------------------------------

 【57kg級】鸙野大河(京都・京都八幡高)   優勝=10選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[6-3]Shokhiddin ALIEV(ウズベキスタン)
準決勝 ○[5-0]Amirhossein A. KHOSRAVILARGANI(イラン)
2回戦 ○[11-5]Kuanysh ZHAKSYLYK(カザフスタン)
1回戦  BYE

----------------------------------

 【62kg級】齊藤巧将(東京・日大ジュニア)   7位=9選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[2-8]Jaloliddin DJALALOV(ウズベキスタン)
1回戦 ○[VSU、2:29=12-0]Elbegsaikhan GANBOLD(モンゴル)

※敗者復活戦に回れず

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 【68kg級】永井琥一朗(東京・MTX ACADEMY)   優勝=9選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[8-0]Mandeep MANDEEP(インド)
準決勝 ○[7-7]Amirali M. FERASATI(イラン)
2回戦 ○[フォール、0:42=2-0]Wei H. LEE(台湾)
1回戦  BYE

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 【75kg級】永田裕生(東京・MTX ACADEMY)   3位=9選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[VSU、2:00=11-0]Erkhes ENKHAMGALAN(モンゴル)
2回戦 ●[1-7]Adilbek YERBOLATOV(カザフスタン)
1回戦  BYE

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 【85kg級】金澤永和(千葉・柏クラブ)   9位=9選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[フォール、1:19=0-8]Nurislam AITUGAN(カザフスタン)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

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 《国別対抗得点》
[1]日本 197点、[2]インド 163点、[3]イラン 161点、[4]カザフスタン 159点、[5]ウズベキスタン 111点、[6]モンゴル 95点、[7]キルギス 74点、[8]タジキスタン 62点


2024年パリ・オリンピック/女子53kg級展望(8月7・8日実施)

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【日本代表】
藤波 朱理(日本)

《略歴》
《JWFデータベース》

《UWWデータベース》
《国際大会成績》
2023年世界女王
エントリー選手

シニアの国際試合はいずれもフォールかテクニカルスペリオリティの藤波朱理

 昨年の世界選手権優勝のあとの国際大会出場の関係で、第1・2シードを奪われた藤波朱理(日体大)だが、実質的な第1シードであることは衆目の一致するところ。2021年からのシニアの国際大会7大会(世界選手権2・アジア大会1・アジア選手権2を含む)で、6分間闘ったことがない強さを、だれが崩せるだろうか。

 ちなみに、7大会29試合の平均タイムは2分31秒、得失点は290-7(フォール勝ち4試合)。唯一の失点は、昨年の世界選手権3回戦で、今大会第1シードとなったルシア・イェペス(エクアドル)に取られたポイント。開始11秒でタックルで2点を失うなど、7点ともカウンターではなく技を仕掛けられての失点。最後は16-7からフォールで仕留めたが、イェペスに自信をつけさせたことは確かだろう。

 パリで最も注意すべき選手ではある。世界選手権のあと、昨年11月のパンアメリカン大会と今年2月のパンアメリカン選手権で優勝して勢いを持っている。

▲無敵の白星街道を走る藤波朱理(日体大)を追い詰めたルシア・イェペス(エクアドル)。パリでは、どんな闘いで挑むか=2023年世界選手権

 第4シードにいて、イェペスと決勝進出を争いそうな選手が、世界選手権3位のアンティム・パンガル(インド)。アジア大会で藤波朱理にフォール負けを喫しているが、19歳と若く、伸びしろは十分。2022・23年と2年連続でU20世界選手権を制し、躍進するインド女子の波に乗って藤波へ再挑戦となる可能性はある。

東京オリンピック銀の雪辱を期すパン・キアンユ(龐倩玉=中国)

 2021年東京オリンピック決勝で向田真優と激戦を展開したパン・キアンユ(龐倩玉=中国)は、アジア大会で藤波と闘い、テクニカルスペリオリティで敗れている。最近、復調の勢いが出ている中国代表だけに注意は必要。順当に勝ち上がれば、藤波とは準決勝で闘う組み合わせだ。

 アジア大会で3位となり、アジア予選を勝ち抜いたチェ・フンギョン(北朝鮮)が、どんな闘いを見せるか。アジア大会ではパン・キアンユ(中国=前述)に敗れているが、その他の試合は東南アジアなど途上国との選手の試合が多く、実力はつかみ切れないのが実情。北朝鮮再興の波に乗って、藤波の牙城に迫れるか。

▲北朝鮮女子が唯一世界一に輝いたのが53kg級(2019年)。その伝統を受け継ぐか、チェ・フンギョン=UWWサイトより

 藤波が負傷欠場した2022年世界選手権を制したドミニク・パリッシュ(米国)、2023年欧州選手権優勝で第2シードにランクされているヨナ・マルムグレン(スウェーデン)、2022年世界選手権2位のバトフヤグ・フーラン(モンゴル)らも上位進出の可能性を持つ。


藤波朱理(日体大)とエントリー選手の対戦成績

Yepez Guzman, Lucia Yamileth(エクアドル)
2023年 世界選手権 フォール、4:51=16-7 Yepez Guzman, Lucia
2023年 ザグレブ・オープン VSU、2:49=10-0 Yepez Guzman, Lucia
2018年 世界カデット選手権 3-1 Yepez Guzman, Lucia
Malmgren, Emma Jonna Denise(スウェーデン)
2018年 世界カデット選手権 VSU、2:56=14-4 Malmgren, Emma
Panghal, Antim(インド)
2023年 アジア大会 フォール、1:55=6-0 Panghal, Antim
2023年 アジア選手権 VSU、2:48=11-0 Panghal, Antim
Prevolaraki, Maria(ギリシャ)
2023年 世界選手権 VSU、0:42=10-0 Prevolaraki, Maria
Pang, Qianyu(龐倩玉=中国)
2023年 アジア大会 VSU、4:03=10-0 Pang, Qianyu
Batkhuyag, Khulan(モンゴル)
2022年 アジア選手権
(ノルディック方式)
VSU、1:17=11-0 Batkhuyag, Khulan
VSU、3:23=10-0 Batkhuyag, Khulan

2024年パリ・オリンピック/男子グレコローマン67kg級展望(8月7・8日実施)

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【日本代表】
曽我部 京太郎(ALSOK)

《略歴》 
《JWFデータベース》

《UWWデータベース》
《国際大会成績》
2023年世界王者
エントリー選手

7kg差の2階級制覇に挑むルイス・オルタ・サンチェス(キューバ)

 2021年東京オリンピック60kg級を制し、昨年の世界選手権でこの階級を制したルイス・オルタ・サンチェス(キューバ)が2階級制覇を目指す。今年はパンアメリカン選手権で勝ち、6月のランキング大会(ハンガリー)でも優勝と強さを見せている。67kg級に上げた直後の試合だったが、2連敗しているフシユエツ(中国)の不出場は追い風だ。

 これまで、1996年アトランタ大会48kg級優勝のシム・クォンホ(沈灌虎=韓国)が2000年シドニー大会の54kg級を制し、アトランタ大会52kg級優勝のアルメン・ナザリアン(アルメニア~ブルガリア)がシドニー大会58kg級で勝った例はあるが、いずれも6kgの体重差。サンチェスは7kgの体重差を乗り越えられるか。

▲階級を上げて世界一に輝き、雄叫びを上げるルイス・オルタ・サンチェス(キューバ)=2023年世界選手権

 昨年の世界選手権決勝で、3-4の1点差で敗れたハスラト・ジャファロフ(アゼルバイジャン)は今年の欧州選手権で優勝し、6月のランキング大会(ハンガリー)は72kg級へ出場して優勝と絶好調。サンチェスを破る候補の一番手と言えよう。

 2022年世界選手権で優勝したマテ・ネメス(セルビア)も、昨年の世界選手権ではサンチェスに2-3で敗れての3位。ジャファロフが第1シードで、ネメスが第4シードなので、サンチェスとは反対ブロック。サンチェスが勝ち上がってきた場合、挑むのはどちらか。

サエイド・エスマエイリ(イラン)は東京オリンピック王者を破っての出場

 第7シードにいるサエイド・エスマエイリ(イラン)は、2021年の東京オリンピックと世界選手権を制した選手(モハマド・アブドルハム・ゲラエイ)との代表争いを勝ち抜いてパリのマットに立つ。2022年U20世界選手権優勝、今年4月のアジア選手権優勝など実績は申し分なく、6月のランキング大会(ハンガリー)では、サンチェスに敗れながらも7-9の激戦。サンチェスと同じブロックなので、サンチェスの決勝進出を阻止する可能性のある一番手であろう。

 国内の熾烈な代表争いを勝ち抜いてパリのマットに立つ曽我部京太郎(ALSOK)は、6月のランキング大会(ハンガリー)でサンチェスとエスマエイリに敗れた経験を、パリにどう結びつけるかが課題。昨年の世界選手権は不幸な出来事(ペットボトル投げ入れ事件=関連記事)もあって上位入賞ならなかったが、国際大会ではコンスタントに上位へ進んでいる。優勝戦線に浮上する可能性は十分。

▲6月のランキング大会で大激闘を展開した曽我部京太郎(赤)とサエイド・エスマエイリ(イラン)。打倒サンチェスは、どちらが果たすか=撮影・布施鋼治

 他に、曽我部とともにアジア予選を通過したアマンツル・イスマイロフ(キルギス)は世界選手権で2022年3位・昨年5位の実力者。2021年東京オリンピック3位のイブラヒム・エルサイード(エジプト)とともに上位入賞の可能性はある。


曽我部京太郎とエントリー選手の対戦成績

Orta Sanchez, Luis Alberto(キューバ)
2024年 I・ポリヤク&J・バルガ大会 1-7 Orta Sanchez, Luis Alberto
Galstyan, Slavik(アルメニア)
2023年 D・コロフ&N・ペトロフ大会 6-9 Galstyan, Slavik
2022年 ピトラシンスキ大会 フォール、1-8 Galstyan, Slavik
Ismailov, Amantur(キルギス)
2022年 ピトラシンスキ大会 フォール、14-10 Ismailov, Amantur
Esmaeili Leivesi, Saeid Morad Goli(イラン)
2024年 I・ポリヤク&J・バルガ大会 5-6 Esmaeili Leivesi, Saeid

男子フリースタイル65kg級にマキシム・サクルタン(モルドバ)

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 世界レスリング連盟(UWW)は、男子フリースタイル65kg級で負傷を理由にパリ・オリンピック出場を辞退したシャミル・マメドフ(AIN=ロシア)に代わり、昨年の世界選手権5位のマキシム・サクルタン(モルドバ)の繰り上げ出場を発表した。第5シードに入る。

 2021年欧州選手権3位の実績も持つ選手。欧州予選、世界最終予選とも3回戦で敗れていた。

▲パリ・オリンピックに急きょ出場することになったマキシム・サクルタン(モルドバ)=UWWサイトより

 

《お知らせ》令和6年度 公認レスリングコーチ1 専門科目講習会のご案内

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《pdfファイル》

令和6年7月20日

関 係 各 位

令和6年度 公認レスリングコーチ1 専門科目講習会のご案内

公益財団法人日本レスリング協会
指導者育成委員会

掲題について下記の通り、ご案内いたします。

【資格取得方法】
公認レスリングコーチ1の資格取得のためには、次の要件を満たすことが必須条件となります。
1.公益財団法人日本スポーツ協会公認の共通科目Ⅰ履修*
2.公益財団法人日本レスリング協会主催の専門科目全履修及び全科目の試験合格
*共通科目Ⅰについては、日本スポーツ協会の下記URLを確認し各自で手続きをすること。

https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/ikusei/doc/shidoin/2024/01_coach1_tebiki.pdf
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/ikusei/doc/shidoin/2024/02_coach1_manual.pdf

【申込方法・募集定員】
〇受講者本人が、後述のGoogleフォームから申し込む。先着80名とする。
 *申込多数の場合は、受講理由(国体の監督、全日本のセコンド)を考慮する可能性があります。

〇令和6年度日本レスリング協会登録者であることとする。

〇国体の監督として受講する場合は、事前に都道府県協会の了承を得ておくこと。

【専門科目講習会】
〇日程:
第1回目:2024年9月7日(土)午前9時~午後6時 オンラインによる理論科目
    *各自のPCで受講(携帯電話での受講は不可)
第2回目:2024年9月14日(土)15日(日)集合形式による実技科目(一部理論科目あり)
    *実施会場:味の素ナショナルトレーニングセンター
*9月14日(土)午前9時集合、午後8時終了予定
*9月15日(日)午前8時半集合、午後5時終了予定
*上記の3日間で全カリキュラム履修となるため、全日程を受講すること。
*カリキュラムは別紙参照。《クリック》

【受講料】
¥15,400.-(税込み・別途教材費等の経費あり)

【申込先・申込期間】
googleフォーム:https://forms.gle/qGJtHmnDBs1i3suQ9

7月20日(土) 10:00 から7月28日(日) 17:00まで

*講習会の詳細は、9月上旬に受講対象者に直接配信いたします。

《問い合わせ先》
公益財団法人日本レスリング協会 事務局:指導員育成担当
Tel: 03-5843-0358 E-mail:shidoin.jwf@gmail.com

《大会サイト・組み合わせ》2024年U20アジア選手権・第1日(男子グレコローマン)

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(2024年7月20~21日、タイ・シラチャ)

《大会サイト》 《ネット中継》=有料


20日実施階級(試合開始=日本時間正午・午後6時半)

 【55kg級】二宮健輝(日本文理大)   10選手出場《トーナメント表》
2回戦 Kaka CHARYYEVトルクメニスタン)
1回戦 BYE

 【63kg級】屶網剣勝(拓大)   12選手出場《トーナメント表》
2回戦 Byeonggi SEO(韓国)とAytjan KHALMAKHANOV(ウズベキスタン)の勝者
1回戦 BYE

 【77kg級】デンジャフィールド・ルーシアス・アポロ(神奈川大)   10選手出場《トーナメント表》
1回戦 Dias SEITKALIYEV(カザフスタン)

 【87kg級】磯江大成(日体大)   9選手出場《トーナメント表》
2回戦 Mohammad Hadi Akbar SEYDI AVENDI(イラン)
1回戦 BYE

 【130kg級】春風飛翼(周南公立大)   10選手出場《トーナメント表》
2回戦 Jokhar UZAROV(カザフスタン)
1回戦 BYE


21日実施階級(試合開始=日本時間正午・午後6時半)

 【60kg級】五味虹登(育英大)   12選手出場《トーナメント表》
2回戦 Aibek AITBEKOV(カザフスタン)とMohit NARWAL(インド)の勝者
1回戦 BYE

 【67kg級】鈴木飛来(育英大)   12選手出場《トーナメント表》
1回戦 Duc T. DAM(ベトナム)

 【72kg級】曽我部凜大郎(日体大)   12選手出場《トーナメント表》
2回戦 Aleksandr NAZAROV(ウズベキスタン)とAnvarjon JURAEV(タジキスタン)の勝者
1回戦 BYE

 【82kg級】矢作元貴(法大)   9選手出場《トーナメント表》
1回戦 Yerassyl ZHENGIS(カザフスタン)

 【97kg級】佐野龍虎(周南公立大)   10選手出場《トーナメント表》
1回戦 Naman NAMAN(インド)

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